JP2530832Y2 - 車両用計器 - Google Patents

車両用計器

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JP2530832Y2
JP2530832Y2 JP1991054624U JP5462491U JP2530832Y2 JP 2530832 Y2 JP2530832 Y2 JP 2530832Y2 JP 1991054624 U JP1991054624 U JP 1991054624U JP 5462491 U JP5462491 U JP 5462491U JP 2530832 Y2 JP2530832 Y2 JP 2530832Y2
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JP
Japan
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dial
light
vehicle
wiring board
light source
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JP1991054624U
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Inventor
徹也 小林
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用計器に関し、例え
ばトラック、タクシー等の営業車に搭載される運行記録
計に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の運行記録計を図2乃至図
5を用いて説明する。図2において、蓋体11がケース
12に対して開閉自在に取り付けられている。なお、ケ
ース12は、図示しない記録機構部,速度機構部等を収
容し、この記録機構部は記録針121aを有し、ケース
12の上方に形成されたスリット孔12a内を往復運動
する。
【0003】図3に示すように、蓋体11には、時計機
構部11aが収容され、背面には時計機構部11aと連
動する円盤状のチャート紙11bが装着され、このチャ
ート紙11b上に上記記録針121aによって、時刻に
伴う自動車の速度変化等が記録される。
【0004】また、蓋体11には、導電パターン114
cが施された材色がうす茶色のプリント配線基板11c
が底面に取り付けられ、このプリント配線基板11c上
には、時計機構部11aを動かすための電子部品111
c,後述する文字板11dを照射するための複数の光源
としてのバルブ112cの他に、点灯ランプ数によって
車速を表示する車外車速表示器に連動して点滅する複数
のランプ113c等が載置されている。
【0005】更に、上記蓋体11の前面には、速度を示
す数字,目盛り、時刻を示す目盛り等の表示部111d
が印刷された文字板11dが固着されており、図4に示
すように、指針111e,112eと協動して速度,時
刻を表示する。この文字板11dは、図5に示すよう
に、例えば、透光性のある薄緑色の基板112dの表面
全体を表示部111dの透光性を有する例えば橙色で印
刷し、その上からこの表示部111d以外の部分を非透
光性の黒色で印刷して黒色塗料113dを施すことによ
り形成されている。指針111e,112eは、速度機
構部,時計機構部11aによりそれぞれ駆動される指針
軸111g,112gにそれぞれ圧入固着されている。
【0006】文字板11dの背後には、夜間等に光源と
してのバルブ112cからの光を導いて文字板11dの
裏面に照射する透明な樹脂材料からなる光導板11fが
設置されている。この光導板11fの裏面外周部には、
バルブ112cからの光を拡散して文字板11dの表示
部111dに照射する凹レンズ状の複数の入光面111
fが形成されている。文字板11dの前面には、見返し
11gが取り付けられている。
【0007】なお、上記ケース12内の文字板13の下
方には、図示しない積算計が取り付けられている。
【0008】そして、バルブ112cから照射される光
が、光導板11fの各入光面111f等から入射され、
文字板11dを背面から照射して、表示部111dを橙
色と薄緑色の混ざった色で光輝させる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の運行記
録計は、図5に示すように、文字板11dを光輝させる
ためのバルブ112cからの光は直接光導板11fに入
射するものと、材色がうす茶色であるプリント配線基板
11cに一旦反射してから光導板11fに入射するもの
とにわかれる。このうち一旦プリント配線基板11cを
反射してきた光は、全体として赤色をおびているので表
示部111dが光輝する色に影響を及ぼしてしまう。こ
のため従来の運行記録計においては、表示部111dの
色を橙色で印刷し、基板112dの色を薄緑色にして赤
色系の色を抑えなければならず、希望通りの色で表示部
111dを光輝させることができなくなってしまうとい
う問題があった。
【0010】よって本考案は、上述した従来の問題点に
鑑み、配線板表面の色によって、文字板の照明光が悪影
響を受けることがなく、文字板のデザインの自由度が制
限されない車両用計器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案により成された車両用計器は、車両の速度に応じ
て駆動される指針と、該指針と協動して車両の速度を表
示する文字板と、該文字板の背面側に配設され、該文字
板を背面照射する光源及び該光源を駆動する回路が載置
された配線基板と、光源からの光が文字板に均一に照射
されるように文字板の背面に配設された光導板とを備え
る車両用計器において、配線基板の文字板側の表面を白
色印刷するようにした。
【0012】
【作用】上記構成により、光源からの光が配線板に反射
してこの反射光が文字板の裏面に照射されても、配線板
の光が反射する面は、白色印刷されているために、文字
板の照明光が悪影響を受けることがなくなる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1を用いて説明す
る。この図において、図2乃至図5について上述した従
来のものと同一部分には同一の符号を付してその詳細な
説明を省略する。
【0014】図において、上記プリント配線基板21c
の光導板11f側の面212c(意匠面側)の全体に
は、白色で印刷して白色塗料213cが施され(例え
ば、白色シルク印刷)、また導電パターン214cは、
その逆側の面に全て施されている。
【0015】以上の構成により、文字板11dの表示部
111dを光輝させるためのバルブ112cからの光
は、プリント配線基板21cで反射されても、反射する
面212cの全体に白色塗料213cが施されているた
め、赤色系の光となることがなく、光導板11fへ取り
入れられるので、文字板11dの表示部111dを印刷
する色のデザインが制限されることがなくなり、また、
基板112dの赤色系の光を抑える色にする必要がなく
なる。
【0016】更に、プリント配線基板21cの反射光を
積極的に利用するため、文字板の均一照明が可能とな
り、照明全体としての輝度も向上する。なおこの実施例
では、本考案を、図2乃至図5について上述した従来の
運行記録計を基に説明したが、本考案は運行記録計に限
らず、要は、車両の速度に応じて駆動される指針と、該
指針と協動して車両の速度を表示する文字板と、該文字
板の背面側に配設され、該文字板を背面照射する光源及
び該光源を駆動する回路が載置された配線基板と、光源
からの光が前記文字板に均一に照射されるように文字板
の背面に配設された光導板とを備えるものにおいて、配
線基板の文字板側の表面を白色印刷すれば、上述の実施
例と同様の効果を得ることができるのであるから、車両
のスピードメータ、タコメータ、コンビネーションメー
タ等の車両用計器に広く適用できる。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように本考案に係る車両用計
では、光源からの光が配線板に反射してこの反射光が
文字板の裏面に照射されても、配線板の光が反射する面
は、白色印刷されているために、文字板の照明に悪影響
を与えることがなくなるので、文字板の印刷色のデザイ
ンの自由度が制限されることがなくなると共に、照明全
体としての輝度も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の運行記録計の文字板照明の説明図で
ある。
【図2】従来の運行記録計の全体図である。
【図3】図2中の運行記録計の蓋体の分解図である。
【図4】従来の運行記録計の正面図である。
【図5】従来の運行記録計の文字板照明の説明図であ
る。
【符号の説明】
11 蓋体 11a 時計機構部 11b チャート紙 11d 文字板 111e 指針 12 ケース 121a 記録針 21c 配線板 213c 白色塗料

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の速度に応じて駆動される指針と、 該指針と協動して車両の速度を表示する文字板と、 該文字板の背面側に配設され、該文字板を背面照射する
    光源及び該光源を駆動する回路が載置された配線基板
    と、 前記光源からの光が前記文字板に均一に照射されるよう
    に前記文字板の背面に配設された光導板と を備える車両
    用計器において、 前記配線基板の前記文字板側の表面を白色印刷したこと
    を特徴とする車両用計器
JP1991054624U 1991-07-15 1991-07-15 車両用計器 Expired - Lifetime JP2530832Y2 (ja)

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JPH058679U JPH058679U (ja) 1993-02-05
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ID=12975902

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919704U (ja) * 1972-05-22 1974-02-19
JPS6043581U (ja) * 1983-09-02 1985-03-27 株式会社 クラウン・パッケ−ジ 段ボ−ル製組立箱

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JPS5813298A (ja) * 1981-07-15 1983-01-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 低温タンク
JPH03115925A (ja) * 1989-09-29 1991-05-16 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置

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JPS6076270U (ja) * 1983-10-31 1985-05-28 日本精機株式会社 電気指示計器の照明構造

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