JPH06213187A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JPH06213187A
JPH06213187A JP5340626A JP34062693A JPH06213187A JP H06213187 A JPH06213187 A JP H06213187A JP 5340626 A JP5340626 A JP 5340626A JP 34062693 A JP34062693 A JP 34062693A JP H06213187 A JPH06213187 A JP H06213187A
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JP
Japan
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lubricating oil
compressor
blade
drive shaft
housing
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JP5340626A
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English (en)
Inventor
Kenneth J Monnier
ジョセフ モニィア ケネス
Francis M Simpson
エム. シンプソン フランシス
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Copeland Corp LLC
Original Assignee
Copeland Corp LLC
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Publication date
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    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04C28/28Safety arrangements; Monitoring
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    • F04C2270/72Safety, emergency conditions or requirements preventing reverse rotation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2270/00Control
    • F05B2270/10Purpose of the control system
    • F05B2270/109Purpose of the control system to prolong engine life
    • F05B2270/1097Purpose of the control system to prolong engine life by preventing reverse rotation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮装置の逆転を防止する流体ブレーキ機構
を備えた圧縮機を提供する。 【構成】 外殻12の油溜まり中に翼604を回転可能
に設けて、圧縮装置の駆動軸30に対し該翼を、一方向
クラッチ機構94を介して接続した。また外殻に固定し
た静止ハウジング602を、翼の下方に設けた。これら
のハウジングと翼はそれぞれ、環状凹溝632,682
を含み、該各凹溝内に、翼及びハウジングとそれぞれ一
体の複数個宛の羽根を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は回転圧縮機、特にスク
ロール型圧縮機に関し、旋回スクロール部材の逆転に抵
抗し同逆転を阻止する流体ブレーキ機構を組込んである
圧縮機を提供するものである。
【0002】
【発明の背景】スクロール型機械は冷凍用及び空気調和
用の圧縮機として、高効率で稼働する能力を有する点を
主な理由としますます多く使用されるようになって来て
いる。これらの機械は一般に互に噛合された1対の螺旋
翼を有し、そのうちの一方の螺旋翼は他方の螺旋翼に対
し相対的に、外側の吸入ポートから中心の吐出ポートに
かけて移動する間に次第に容積を減少して行く可動の流
体ポケットを形成するように旋回せしめられる。モータ
回転子に取付けられている適当した駆動軸を介し旋回ス
クロール部材を駆動する電動モータが設けられている。
密閉型の圧縮機では普通、密閉外殻の底部が潤滑及び冷
却用の油を貯溜する油溜まりに形成されている。
【0003】スクロール型圧縮機は圧縮用の順次的な流
体ポケットを形成する1対の螺旋翼の相対向する翼側面
間で流体密封を得るものであることからして、一般に吸
入弁及び吐出弁を必要としない。しかしながら指令によ
って意図的に、或は電力の供給が断たれて非意図的に圧
縮機の運転が中断されたとき、加圧された流体ポケット
により、また吐出チャンバーからの圧縮ガスの逆流によ
り、旋回スクロール部材の逆旋回及び駆動軸の逆回転が
生ぜしめられる可能性が大である。このような逆転によ
っては不愉快な騒音が発生することが多い。また単相の
駆動モータを用いる機械では、瞬時的な電力供給の遮断
が起きると圧縮機が逆方向に回転し始める可能性があ
る。この逆転によって圧縮機の加熱、もしくは装置の損
傷が起りうる。さらに凝縮器のファンが停止したような
場合には吐出圧力が、駆動モータを失速させるか逆回転
させる程度にまで高まることがある。その場合、旋回ス
クロールが逆旋回するにつれて吐出圧力が減少して行
き、モータが再び圧力頭に打克ってスクロール部材を
「正」転方向に旋回駆動する状態が得られる。しかし吐
出圧力は再び、正逆転サイクルを繰返させるような圧力
点まで上昇する。このような正逆転サイクルによって
は、圧縮機もしくは関連する装置に損傷が生じうる。
【0004】
【発明の要約】この発明は圧縮機の逆転によって生じる
上述の諸問題点を、駆動軸と圧縮機油溜まり中に配置の
翼(パドル)との間を連動連結するための一方向クラッ
チのような一方向駆動手段を設けることによって、解消
するものである。駆動軸が所期の方向に回転している時
は一方向駆動手段が作動せずして翼が駆動されないが、
回転方向の逆転が起きると駆動軸が翼を油溜まり中で回
転させ、そのため翼は一種の流体ブレーキとして作用し
旋回スクロール部材の逆転方向への運動に対し抵抗し同
運動を阻止し、圧縮機の運転中断時に不愉快な騒音を発
生させないこととする。この流体ブレーキはまた単相モ
ータの逆転に起因するモータもしくは圧縮機の損傷、及
び凝縮器ファンの停止又は損傷に起因する正逆転サイク
ル発生を防止する。本流体ブレーキは、圧縮機の正常稼
働中は何らの負荷も産み出さないといった点で、受動的
なものである。
【0005】この発明は米国特許No.4,998,8
64に開示されている概念の改良に係り、同特許のもの
では逆転を阻止するため駆動軸が一方向クラッチを介し
て剛性構造体に接続されている。この発明に従った制動
は上記米国特許のものと対比してずっと穏やかであり、
これからして一方向クラッチ機構の寿命が大幅に向上す
る。
【0006】本明細書と添付図面には新規な逆転防止機
構に係る数実施例が記載されており、それには2個の羽
根ないし翼板を有する翼に係る実施例、3個の羽根ない
し翼板を有する翼に係る実施例、及び2部分構造の翼に
係る2つの実施例が含まれる。2個又は3個の羽根ない
し翼板を有する翼は潤滑油に対し、羽根ないし翼板が潤
滑油を押し除けようとする時に角運動量を附与する。2
部分構造の翼では回転する翼が潤滑油に対し角運動量を
与え、静止ハウジングが潤滑油の運動ないし移動に対し
抵抗する。静止ハウジングによって与えられる抵抗から
して、より高度の逆転阻止制動作用が与えられる。逆転
防止機構に加えて同機構を利用し、本願出願人を譲受人
とする米国特許No.5,046,356に開示されて
いるタイプの一体的な円形のモータ回転子被いを設けて
ある実施例が、記載されている。同モータ回転子被いは
圧縮機の稼働中に、回転しているモータ回転子を取囲む
領域の油面レベルを低くするのに有用である。ハウジン
グの全体としての高さを減らしつつ可動部分の適切な潤
滑及び/又は冷却を得るように油溜まり内に十分な量の
潤滑油を収容するため、油面をモータ回転子の下端より
上方に位置させることが必要とされる場合がある。しか
し冷媒ガスと比較して油が高粘性のものであるから回転
子の回転による引きずりが生じ、粘性抗力による動力消
費量の増大を招く。この問題は、回転子の下端に釣合い
重りを取付けて設けるスクロール型圧縮機では一層甚だ
しくなる。上述した被いはモータ回転子の下端に密に近
接させて配置した略平らな円板ないしフランジによって
形成され、回転する回転子及び/又は釣合い重りの領域
に対する油の戻り流れを減少ないし制限するように働く
のと同時になおかつ、同領域への或る程度の油流れを可
能として固定子端部巻線付近を横切る向きの油流れを増
すこととする。実際に本被いは、圧縮機の全体としての
運転効率に対し実質上何ら影響を及ぼすことなしに固定
子端部巻線の冷却効果を高めるものであることを、見出
している。同被いは、流体ブレーキの前記翼に支持させ
るか一体形成する簡単な構造で設けられる。
【0007】この発明の他の特徴と効果は、添付図面を
参照して行う以下の説明から明瞭に理解される。
【0008】
【実施例】図1には円筒状の外殻12を有する圧縮機1
0を示してあり、外殻12は上端にキャップ14を、下
端に基台部16を、それぞれ溶着してあるものとされ、
基台部16には複数の据付け脚(図示せず)を一体形成
してある。キャップ14には通例の吐出弁(図示せず)
を内部に有する冷媒吐出管接手18を設けてある。外殻
12に取付けられている他の主な構成要素としてはキャ
ップ14と同一の点で外殻12に外周端を溶着してある
横向きの仕切り壁22、外殻12に対し適宜の方法で固
定してある主軸受箱24、及び放射方向の外向きに張出
す複数の脚部のそれぞれを外殻12に対し適宜の方法で
固定してある下部軸受箱26がある。横断面形状がほぼ
正方形状であるが角部を円弧状に面取りしてあるモータ
固定子28を、外殻12中に圧嵌めして設けてある。こ
の固定子28の面取り角部間の平坦面は該固定子28と
外殻12間に、外殻12内の頂部から底部への潤滑油の
流れを促進する通路を附与する。
【0009】上端に偏心するクランクピン32を有する
駆動軸ないしクランク軸30を、主軸受箱24中の軸受
34及び下部軸受箱26中の第2の軸受36に回転可能
に支承させてある。クランク軸30はその下端部中に比
較的大径の同心の穴38を有し、この穴38は、放射方
向の外向きに傾斜させてクランク軸上端にまでかけて穿
設されているより小径の穴ないし通路40に対し連通さ
せてある。穴38内には攪拌器42を配設してある。外
殻12内の下部は、回転子46の下端より若干高いレベ
ルにまで潤滑油を満たしてある油溜まり43に形成され
ており、穴38は、クランク軸30内で通路40中へ潤
滑油を汲上げ最終的には潤滑を必要とする圧縮機の種々
の部分の全てに潤滑油を供給することとするポンプとし
て働く。
【0010】クランク軸30は前記固定子28、この固
定子28中を貫通している巻線44、及びクランク軸3
0上に圧嵌めされていると共に上下の釣合い重り48,
50を有する前記回転子46を含む電動モータによっ
て、回転駆動される。
【0011】主軸受箱24の上面には平坦なスラスト受
け面53を形成してあり、このスラスト受け面53上
に、上面側に通常の螺旋翼56を有する旋回スクロール
部材54が配置されている。このスクロール部材54の
下面から平軸受58を内部に有する円筒状のハブを下方
向きに突出させてあり、このハブ中に穴62を有する駆
動ブッシュ60を回転可能に配設して、穴62中にクラ
ンクピン32を嵌合してある。クランクピン32は穴6
2の内周面の一部に形成してある平坦面と係合する平坦
面(以上、図示せず)を外面上に有し、これによって本
願出願人の所有に係る米国特許No.4,877,38
2に示されているような放射方向で融通性を有する駆動
機構が提供されている。オルダム接手63も、旋回スク
ロール部材54の回転運動を阻止するために該スクロー
ル部材54と軸受箱24間に配置し、これらのスクロー
ル部材54と軸受箱24に取付けて設けられている。オ
ルダム接手63は、本願出願人を譲受人とする1990
年10月1日付の米国特許出願No.591,443に
開示されているタイプのものであるのが好ましい。
【0012】螺旋翼66を有する非旋回スクロール部材
64を、翼66を旋回スクロール部材54の翼56と噛
合せるように配置して設けてある。この非旋回スクロー
ル部材64は中心に配置の吐出通路75を有し、この吐
出通路75は上端開放の凹溝77と連通させてあって、
凹溝77が、キャップ14と仕切り壁22とにより区画
形成された吐出消音室79と連通している。非旋回スク
ロール部材64には環状凹溝81も形成してあり、この
環状凹溝81内にはシール機構83を配設してある。凹
溝77,81とシール機構83は翼56,66により圧
縮された加圧流体を受入れる軸線方向附勢用の2つの室
を形成し、同室内の加圧流体によって非旋回スクロール
部材64に対し軸線方向下方向きの附勢力が及ぼされる
こととして、それぞれの翼56,66の翼先を対向する
端板面に対し密封係合させるように附勢している。本シ
ール機構83は、本願出願人を譲受人とする米国特許N
o.5,156,539に開示されているタイプのもの
であるのが好ましい。非旋回スクロール部材64は軸受
箱24に例えば前述の米国特許No.4,877,38
2、又は本願出願人を譲受人とする米国特許No.5,
102,316に開示されているような適当した方式
で、支持させるものとされている。
【0013】この発明に係る流体ブレーキは、アルミニ
ウム鋳造品から成るものとしてよい翼(パドル)84を
備えている。この翼84はハブ88と一体に形成して直
径方向で対向配置してある比較的平らな2枚の羽根8
6、及びハブ88中に埋込まれ中心穴92(図5)を形
成している硬化インサート90を有し、穴92中に一方
向クラッチ機構94を圧嵌めしてある。クランク軸30
は穴92内に配置されており、翼84はクランク軸30
上で、該軸30の環状溝100に嵌込まれた止輪98に
より位置保持されているワッシャ96によって、支持さ
れている。クランク軸30上での翼84の上方向き移動
は、軸30上の肩部99によって規制されている。羽根
86は符号102で指す、巻線44の下端と下部軸受箱
26間に位置するところの油溜まり43内の通常の油面
レベルよりも、下方に配置してある。図5に示すように
ハブ88はその上端部周面から放射方向の外向きに張出
す、比較的小幅の一体的な水平フランジ103を備えて
おり、このフランジ103が前述した米国特許NO.
5,064,356に記載されているタイプのモータ回
転子被いとして機能しうる。
【0014】図1,3,4に示すようにクラッチ機構9
4は鋼等から形成された外側ハウジング104を備えて
おり、このハウジング104内に周方向で間隔をあけて
複数個のローラピン106を、ハウジング104により
形成され、横断面形状が溝穴状である軸線方向に沿う凹
所中で回転可能に支持して配置してある。ハウジング1
04内にはまたプラスチック製の保持具108も配置し
てあり、この保持具108は、互に間隔をあけた上下の
環状端部110と軸線方向に沿わせて一体形成され各ロ
ーラピン106間に臨ませてある部分112とを有す
る。上記した凹所の各々は実質的に同一形状のもので各
ローラピン106の全長にまたがらせてあり、ハウジン
グ104の内面に形成されている背壁面114を含む。
この背壁面114は、クランク軸30の回転中心から放
射方向で最離隔した位置にある一端から最近接した位置
にある他端にかけて、周方向で傾斜させてあるものに、
形成されている。クランク軸30と背壁面114間の間
隔は、壁面114が最離隔している位置では各ピン10
6の直径と等しいかそれより僅かに大きく、壁面114
が最近接している位置では各ピン106の直径より小さ
く、設定されている。各凹所内には略C字形の板ばね1
16も配置してあり、この板ばね116は各ピン106
を周方向で、凹所の浅い側の端に向けて附勢する。各ば
ね116は、保持具108の各部分112上に設けてあ
る放射方向内向きの突起118によって支持されてい
る。
【0015】したがって図4から明瞭に理解できるよう
に、クランク軸30の下向きでみて時計方向の回転によ
っては各ピン106がばね116に抗して移動せしめら
れ各凹所の深部領域へと移されてクランク軸30の回転
により自由に回転し得、クランク軸30から翼84に対
し駆動力が伝えられることはない。これに対しクランク
軸30の回転方向が逆転したときは、ばね116とクラ
ンク軸30の作用により各ピン106が凹所の浅い方の
領域へと移されて壁面114とクランク軸30外面との
間にくさび作用が生じ、これによってクランク軸30が
翼84を駆動することになる。そして羽根86と油溜ま
り43中の油との間の極めて高い粘性摩擦によりクラン
ク軸30に対し大きな抗力(トルク)が加わり、これに
よりクランク軸30の逆転が迅速に停止せしめられて、
旋回スクロール部材54の逆方向への運動が迅速に阻止
される。本実施例構造ではTorrington Mo
del RC−162110−FS(商品名)クラッチ
又はその均等品が満足すべき結果を与えることを、見出
した。
【0016】翼の変形例を、図6,図7及び図8にそれ
ぞれ示してある。図6に図示の翼は前記翼84と、2枚
の羽根86ではなく該羽根同様の比較的平らな羽根20
0を3枚設けている点を除いては、等しい構造のものと
されている。図7に示す翼も図6のもの同様に3枚羽根
のものとされているが、各羽根300を図示の面内で僅
かに湾曲させてブレーキ特性を変更してある。図8に示
す翼も任意の枚数の羽根を備えているが、各羽根350
は横断面形状が平らではなく図示のように湾曲するもの
とされている。
【0017】図9,10には翼についての別の2つの実
施例を示してあり、これらの各実施例では翼がグラスフ
ァイバ充填ナイロンのような高分子材から作製されてお
り、また翼が一体的なフィンガーによってクランク軸に
支持されている。具体的に説明すると図9に示す翼40
0は、ハブ404と一体形成してある2枚又はそれより
多い比較的平らな羽根402を備えている。ハブ404
の上端部周面から延出する略環状のフランジ406も設
けてあり、このフランジ406も前述のモータ回転子被
いとして機能しうる。翼400には前述の実施例同様
に、鋼製インサート90及び一方向クラッチ機構94を
設けてある。図9は180度の範囲にまたがる切断面で
の断面ではなく、右半分は翼を縦断する切断面での断面
を、また左半分は翼の羽根非設置部を縦断する切断面で
の断面を、それぞれ示している点に留意されたい。ハブ
404の内周端から下向き及び内向きに延びる複数個
(例えば8個又はそれ以上)の一体的に形成された弾性
フィンガー408を設けて、これらのフィンガー408
をクランク軸30外面の環状の溝410に突入させてあ
る。フィンガー408と溝410との協働作用により、
クランク軸30上で翼400が軸線方向で位置決めされ
る。
【0018】図10の実施例は図9のものと類似してい
るが、翼500は上方向きに延びる複数個のフィンガー
502を有し、これらのフィンガー502が翼500の
軸線方向位置を保持する目的でクランク軸30の溝50
4内に突入されている。本実施例でも図9のものと若干
形状を異にする、モータ回転子被いとしてのフランジ4
06が設けられており、本フランジも前述した米国特許
No.5,064,356に記載された通りに機能させ
る狙いのものである。
【0019】図11−13は翼についての他の実施例を
示してあり、本実施例では流体ブレーキが、静止した部
分とクランク軸30と一緒に回転する部分とから成る2
部分構造のものとされている。上方側の回転翼と下方側
の静止したハウジングとを備える構造について述べる
が、上方側の回転翼のみを備えた構造も本発明範囲に含
まれる。
【0020】本実施例の流体ブレーキは下方側の静止ハ
ウジング602と上方側の回転翼604とを備え、これ
らの部材は共にアルミニウム鋳造品であってよい。下方
側のハウジング602は、中心穴610を有する一体的
なハブ606を備えている。環状ボデー616を、ハブ
606から延出させてある。この環状ボデー616はハ
ブ606から放射方向の外向きに延出する平坦なディス
ク状部分618、及びハブ606とディスク状部分61
8の内端縁との間に位置しディスク状部分618に対し
ほぼ垂直である第1の円形リング620を、備えてい
る。ディスク状部分618及び第1の円形リング620
を貫通する複数個(図例では図12に示すように3個)
の透孔628が設けられている。
【0021】ディスク状部分618の外端縁に沿う第2
の円形リング630を設けてあり、この第2の円形リン
グ630も第1の円形リング620と同じ向きでディス
ク状部分618からほぼ垂直に延出させてある。ほぼ環
状の凹溝632が第1の円形リング620、ディスク状
部分618及び第2のリング630によって区画形成さ
れている。環状凹溝632は、放射方向に沿う複数個の
翼板ないし羽根636によって複数のより小さな溝穴6
34に分割されている。羽根636は符号102で指し
た、油溜まり中の油の通常の油面レベルよりも下方に配
置されている。第2の円形リング630の外端縁から上
方向きに第4の円形リング640を延出させてあり、本
リング640は後述するように上方側の翼604に対し
係合させるものとされている。第2の円形リング630
から放射方向外向きに複数個(図例では図12に示すよ
うに3個)のボス642を延出させてあり、これらのボ
ス642は下方側のハウジング602を密閉外殻12に
対し周知の手段によって位置決め及び固定するために用
いられている。
【0022】上方側の翼604には中心穴660を有す
る一体的なハブ656を形成してあり、中心穴660中
には一方向クラッチ機構94を圧嵌めしてある。クラン
ク軸30が中心穴660中に配置され、上方側の翼60
4は該軸30上で、軸30外周面の環状溝666に嵌込
まれた止輪664によって支持されている。軸30上で
の翼604の上方向き移動は、軸30上の肩部99によ
って規制される。
【0023】環状ボデー670を、ハブ656から延出
させてある。この環状ボデー670はハブ656から放
射方向の外向きに延出する平坦なディスク状部分67
2、及びハブ656とディスク状部分672の内端縁と
の間に位置しディスク状部分672に対しほぼ垂直であ
る第1の円形リング674を、備えている。ほぼ環状の
第1の凹溝676がハブ656、ディスク状部分672
及び第1の円形リング674によって区画形成されてい
る。ディスク状部分672の外端縁に沿って第2の円形
リング680が設けられ、この第2の円形リング680
も第1の円形リング674と同じ向きでディスク状部分
672からほぼ垂直に延出させてある。ほぼ環状の第2
の凹溝682が第1の円形リング674、ディスク状部
分672及び第2の円形リング680によって区画形成
されている。環状凹溝682は放射方向に沿う複数個の
翼板ないし羽根686よってより小さな多数の溝穴68
4に分割されている。羽根686はモータ捲線44の下
端と下方側ハウジング602間で、符号102で指し
た、油溜まり中の油の通常の油面レベルよりも下方に配
置されている。翼604はクランク軸30上で止輪66
4により、第2の円形リング680が図11に示すよう
に下方側ハウジング602の第3の円形リング640内
に嵌合するよう、位置決めされている。図11から理解
できるように平坦なディスク状部分672は、前述した
米国特許No.5,064,356に開示のものに類似
したモータ回転子被いとして機能し得る。
【0024】一方向クラッチ機構94は、図1,3,4
について前述したものと等しい。したがって図1に示し
た第1の実施例におけるのと同様に軸30が下向きで見
て時計方向に回転すると、各ピン106がばね116に
抗して移動せしめられ各凹所の深部領域へと移されて軸
30の回転により自由に回転し得、軸30から翼604
に対し駆動力が伝えられることはない。これに対し軸3
0の回転方向が逆転したときは、ばね116と軸30の
作用により各ピン106が凹所の浅い方の領域に移され
て壁面114と軸30の外面との間にくさび作用が生
じ、これによって軸30が翼604を駆動することにな
る。そして羽根686と該羽根686が押し除けようと
する油溜まり中の油との間の極めて高い粘性摩擦により
軸30に対し大きな抗力(トルク)が加わり、これによ
り軸30の逆転が迅速に停止せしめられて、旋回スクロ
ール部材54の逆方向への運動が迅速に阻止される。上
記した抗力(トルク)は、羽根686が油溜まり中の油
を押し除けようとすることと下方側ハウジング602の
静止翼板ないし羽根636での油の反発によって高めら
れる。可動羽根686と静止羽根636間での油の反発
によって生ぜしめられる抗力は、上述したように下方側
のハウジング602と上方側の翼604とを嵌め合わす
構造によって増される。上方側の翼604の羽根686
は外殻12内の底部に収容された圧縮機潤滑油に対し角
運動量を附与する。油は遠心力によって上方側の翼60
4の外周方向に投げ出され、そこで方向を転じられて下
方側のハウジング602中に入る。下方側ハウジング6
02の羽根636は油の角運動量を取除き、油の方向を
転じさせて上方側の翼604中へと油を戻し、そこでさ
らに追加の仕事がなされ得る。軸30に加わる該抗力な
いしトルクによって軸30の逆転が迅速に停止せしめら
れ、これにより旋回スクロール部材54の逆方向への運
動が迅速に阻止される。下方側のハウジング602の羽
根636は上方側の翼604を横切る向きの角運動量に
変化を与えるよう、翼604の回転方向とは逆方向の角
運動量を油に対し付与する形状のものとすることもでき
る。
【0025】図14−16には流体ブレーキが2部分構
造のものとされた、翼についての別の実施例を示してあ
る。図11−13に示した翼に類似して図14−16の
実施例も、静止部分とクランク軸30と一緒に回転する
部分とを備えている。本実施例を上方側の回転翼と下方
側の静止ハウジングを備えたものとして説明して行く
が、上方側の回転翼のみを備えた構造も本発明範囲に含
まれる。
【0026】本実施例の流体ブレーキは、共にアルミニ
ウム鋳造品としてよい、下方側の静止ハウジング702
と上方側の回転翼704とを備えている。下方側のハウ
ジング702は、中心穴710を有する一体的なハブ7
06を備えている。軸30は中心穴710に回転可能に
支承されている。環状ボデー716をハブ706から延
出させてある。この環状ボデー716は、ハブ706か
ら放射方向の外向きに延出する湾曲部718を有する。
湾曲部718によってほぼ環状の凹溝726が形成され
ている。ハブ706から周方向で開隔をあけた複数個
(図例では図15に示すように3個)のリブ728を放
射方向の外向きに延出させてあり、該リブ728によっ
て環状凹溝726はより小さな複数個の溝穴730に分
割されている。各リブ728には、周知の手段によって
下方側ハウジング702を密閉外殻12に対し位置決め
及び固定するのに用いられるボス742が、形成されて
いる。溝穴730はさらに、放射方向に沿う複数個の羽
根736によって複数個のさらに小さい溝穴734へと
分割されている。羽根736は符号102で指す、油溜
まり内の通常の油面レベルよりも下方に配置されてい
る。
【0027】上方側の翼704はハブ756を備え、こ
のハブ756はそれに埋込まれて中心穴92を形成して
いる硬化インサート90を有し、このインサート90中
に一方向クラッチ機構94を圧嵌めしてある。軸30は
中心穴92内に配置され、翼704は軸30上で、該軸
30の環状溝766に嵌込まれた止輪764によって支
持されている。軸30上での翼704の上方向き移動
は、軸30上の肩部99によって規制されている。
【0028】ハブ756から環状ボデー770を延出さ
せてある。この環状ボデー770はハブ756と一体の
部分であってもよいし、図14に示されているように別
部品として圧嵌めするものであってもよい。環状ボデー
770は、ハブ756から放射方向の外向きに延出する
湾曲部772を有する。湾曲部772によってほぼ環状
の凹溝776が形成されている。環状凹溝776は放射
方向に沿う複数個の羽根780によって複数個のより小
さな溝穴778に分割されている。羽根780はモータ
捲線44の下端と下方側ハウジング702間で、符号1
02で指した、油溜まり中の油の通常の油面レベルより
も下方に配置されている。図14から理解できるように
上方側の翼704は、前述した米国特許No.5,06
4,356に開示のタイプのものに類似したモータ回転
子被いとして機能し得る。
【0029】一方向クラッチ機構94は、図1,3,4
について前述したものと等しい。本実施例の作用は、図
11−13に示した実施例の作用に等しい。
【0030】以上に説明して来た好ましい実施例は前述
した長所及び特徴を与えるように配慮を施されたもので
あるが、当業者であれば容易に理解できるようにこの発
明は、特許請求の範囲の記載を適正に解釈した範囲を逸
脱することなしに数多くの修正及び変形を加えて実施で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従って流体ブレーキを組込んである
スクロール型冷媒圧縮機の、中心線を含む切断面での縦
断面図である。
【図2】図1の2−2線にほぼ沿った横断面図である。
【図3】図1に示されている一方向クラッチ機構を放射
方向外向きに見て画いた拡大縦断面図で、クラッチ機構
による駆動状態を示している。
【図4】図3の4−4線にほぼ沿った横断面図である。
【図5】図2の5−5線にほぼ沿った縦断面図である。
【図6】図2に類似の横断面図で、この発明に従った流
体ブレーキの3枚羽根翼に係る実施例を示している。
【図7】図6に類似の横断面図で、湾曲羽根を有する翼
に係る実施例を示している。
【図8】横断面形状に湾曲をもたせてある流体ブレーキ
羽根に係る実施例の一部を示す断面図である。
【図9】この発明に係る流体ブレーキの別の支持方式を
備えた実施例の一部分を示す縦断面図で、モータ回転子
被いを明確に示してある。
【図10】図9に類似の縦断面図で、流体ブレーキのさ
らに別の支持方式に係る実施例を示している。
【図11】図1の下半部に類似の縦断面図で、この発明
に従った流体ブレーキの別の実施例を組込んであるスク
ロール型冷媒圧縮機の一部を示している。
【図12】図11の12−12線にほぼ沿った横断面図
である。
【図13】図11の13−13線にほぼ沿った横断面図
である。
【図14】図11に類似の縦断面図で、この発明に従っ
たさらに別の実施例を組込んであるスクロール型冷媒圧
縮機の一部を示している。
【図15】図14の15−15線にほぼ沿った横断面図
である。
【図16】図14の16−16線にほぼ沿った横断面図
である。
【符号の説明】
12 外殻 30 クランク軸(駆動軸) 39 通路 43 油溜まり 46 回転子 54 旋回スクロール部材 64 非旋回スクロール部材 94 一方向クラッチ機構 602 静止ハウジング 604 回転翼 632 環状凹溝 636 羽根 682 環状凹溝 686 羽根 702 静止ハウジング 704 回転翼 718 湾曲部 726 環状凹溝 736 羽根 772 湾曲部 776 環状凹溝 780 羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランシス エム. シンプソン アメリカ合衆国、45365オハイオ州、シド ニー、ポート ジェファソン ロード 1771

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑を必要とする圧縮機であって、 (a)潤滑油を収容された油溜まりを有する外殻、 (b)この外殻内に設置されている圧縮装置、 (c)この圧縮装置を駆動するために該圧縮装置に対し
    接続してある駆動軸を含むモータ手段、 (d)前記油溜まりから前記圧縮装置に対し潤滑油を供
    給するための潤滑油供給手段、 (e)潤滑油中に設置されている翼であって、 第1の環状凹溝を形成する第1のハウジング、 該第1の環状凹溝内に設置されている複数個の羽根であ
    って、潤滑油中での上記翼の回転に対し該複数個の羽根
    が、潤滑油に角運動量を与えつつ抵抗することとなるよ
    うに配置されている複数個の羽根、 前記外殻に対し固定されていて、第2の環状凹溝を形成
    する第2のハウジング、 該第2の環状凹溝内に配置されている複数個の羽根であ
    って、上記第1のハウジングが潤滑油中で回転するとき
    に該第1のハウジングの上記した複数個の羽根によって
    潤滑油に対し与えられる運動に抵抗するように配置され
    ている複数個の羽根、を有する翼、及び (f)前記駆動軸を前記翼に対し接続するための一方向
    駆動手段であって、駆動軸の一方向への回転によって該
    駆動軸により翼を回転駆動させ潤滑油に対し角運動量を
    与えて該一方向への駆動軸回転を阻止する一方、駆動軸
    の他方向への自由な回転を許容する一方向駆動手段、を
    備えた圧縮機。
  2. 【請求項2】 潤滑を必要とする圧縮機であって、 (a)潤滑油を収容された油溜まりを有する外殻、 (b)この外殻内に設置されている圧縮装置、 (c)この圧縮装置を駆動するために該圧縮装置に対し
    接続してある駆動軸を含むモータ手段、 (d)前記油溜まりから前記圧縮装置に対し潤滑油を供
    給するための潤滑油供給手段、 (e)潤滑油中に設置されている翼であって、 湾曲した内面を有する第1の環状凹溝を形成する第一の
    ハウジング、 該第1の環状凹溝内に配置されている複数個の羽根であ
    って、潤滑油中での上記翼の回転に対し該複数個の羽根
    が、潤滑油に角運動量を与えつつ抵抗することとなるよ
    うに配置されている複数個の羽根、 前記外殻に対し固定されていて、湾曲した内面を有する
    第2の環状凹溝を形成する第2のハウジング、 該第2の環状凹溝内に配置されている複数個の羽根であ
    って、上記第1のハウジングが潤滑油中で回転するとき
    に該第一のハウジングの上記した複数個の羽根によって
    潤滑油に対し与えられる運動に抵抗するように配置され
    ている複数個の羽根、を有する翼、及び (f)前記駆動軸を前記翼に対し接続するための一方向
    駆動手段であって、駆動軸の一方向への回転によって該
    駆動軸により翼を回転駆動させ潤滑油に対し角運動量を
    与えて該一方向への駆動軸回転を阻止する一方、駆動軸
    の他方向への自由な回転を許容する一方向駆動手段、を
    備えた圧縮機。
JP5340626A 1992-12-09 1993-12-07 圧縮機 Pending JPH06213187A (ja)

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