JPH0621000B2 - 荷卸し搬送方法 - Google Patents

荷卸し搬送方法

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JPH0621000B2
JPH0621000B2 JP61310500A JP31050086A JPH0621000B2 JP H0621000 B2 JPH0621000 B2 JP H0621000B2 JP 61310500 A JP61310500 A JP 61310500A JP 31050086 A JP31050086 A JP 31050086A JP H0621000 B2 JPH0621000 B2 JP H0621000B2
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frame
unloading
elevating
traveling
control device
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正夫 安田
弘尚 竹森
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、例えば海上コンテナ等より荷物である小型
コンテナを、自動的に降ろす荷卸し搬送方法に関する。
<従来の技術> 従来、例えば海上コンテナ等の大型コンテナ内より、小
型コンテナを降ろす荷卸し搬送装置として次のようなも
のがある。この荷卸し搬送装置は走行装置を有する台車
と、上記台車上に設けられると共に荷物を昇降させる昇
降装置とを備えて、荷卸し搬送作業を行う場合は操作者
が直接レバー等を操作して昇降,搬送等の荷卸し動作を
行うようにしている。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記従来の荷卸し搬送装置においては、
例えば大型コンテナ内より小型コンテナの荷卸し作業を
行う場合、操作者が直接上記レバー等を操作して行うた
め、操作者は上記荷卸し搬送装置や荷物である小型コン
テナ等で狭くなっている大型コンテナ内で操作しなけれ
ばならず、作業がやりにくく能率が下がるという問題が
あり、また、荷卸し搬送装置の暴走や荷崩れ等によって
操作者が怪我をしたり、荷物が損傷するという問題があ
る。
そこで、この発明の目的は、自動的に荷卸し搬送作業を
行うことができ、作業者が直接操作する必要がなく、高
能率で安全に荷卸し搬送作業ができる荷卸し搬送方法を
提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明の荷卸し搬送方法
は、長手方向に複数の走行装置が設けられて水平方向に
延在するフレームと、このフレームの上方にフレームに
沿って延在する昇降フレームと、上記フレームと昇降フ
レームとの間に上記昇降フレームに沿って配置されたエ
アチューブと、このエアチューブに対して空気を給排し
て上記昇降フレームを昇降させる昇降装置と、上記走行
装置および昇降装置をシーケンス制御する制御装置と、
上記フレームの停止位置を検出するセンサーを備えた荷
卸し搬送装置を用いて、上記制御装置の指令で上記走行
装置を自動的に駆動して上記昇降装置によって昇降フレ
ームが下降された状態の荷卸し搬送装置を前進させて荷
物の下に昇降フレームおよびフレームを挿入し、次に、
上記センサーでフレームの停止位置を検知して検知信号
を制御装置に入力し、制御装置からの停止信号によって
上記走行装置を自動的に停止させることによって昇降フ
レームおよびフレームを上記荷物の下に挿入した状態で
上記荷卸し搬送装置を停止させた後、上記昇降装置によ
って昇降フレームを上昇させて上記荷物を持ち上げ、次
に、上記荷物が持ち上げられると走行装置を自動的に駆
動して荷卸し搬送装置を後退させ、荷物を持ち上げた状
態で後方に搬送し、次に、上記センサーでフレームの停
止位置を検知して、制御装置からの停止信号によって上
記走行装置を自動的に停止させ、次に、上記制御装置の
指令によって昇降フレームを下降させて上記荷物を下ろ
すことを特徴としている。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図はこの発明の荷卸し搬送装置1を用いて、荷物で
ある小型コンテナ2を大型コンテナ3内より矢印方向に
荷卸し搬送作業を行っている図である。
上記荷卸し搬送装置1は、第2図の側面図、第3図の平
面図に示すように、横フレーム5の両端に基端部を位置
し、上記横フレーム5の中心線に対して垂直かつ互いに
平行に設置した一対のインナーフレーム6,6と、上記
インナーフレーム6,6に複数の連結部材7,7,…によ
って平行に連結され、下部に複数の走行装置9,9,…を
有するアウターフレーム10,10と、上記アウターフ
レーム10の上部に位置して、荷物を昇降させる昇降フ
レーム11,11と、上記アウターフレーム10,10と
昇降フレーム11,11との間に介設したエアチューブ
13,13と、上記アウターフレーム10,10の後端部
上面に設けた上記走行装置9の駆動装置12,12と、
上記横フレーム5およびインナーフレーム6,6上に設
置したコンプレッサー25と、エアタンク27とで概略
構成している。
また、上記横フレーム5とインナーフレーム6,6とア
ウターフレーム10,10と走行装置9とで台車を形成
し、上記昇降フレーム11,11とエアチューブ13,1
3とコンプレッサー25とエアタンク27等で昇降装置
を形成している。
上記インナーフレーム6,アウターフレーム10,昇降
フレーム11,エアチューブ13,走行装置9および駆
動装置12は、第3図に示すように左右に平行に配置さ
れ、左右同一構造であるので、一方のみについて以下に
説明する。
上記アウターフレーム10の断面形状は下側に開口した
コ字状をなし、第4,5図に示すように、その上面10
aは基端部から先端部近傍まで水平であり、その先端部
10bは下方に向って傾斜している。また、上記上面1
0aの基端部には、前方に向けて傾斜した傾斜面14を
有する略箱状の部材8を上方に突出して設けて室15を
形成し、室15の中心線とアウターフレーム10の中心
線とを一致させている(第3図参照)。上記箱状の部材8
の傾斜面14に開口部17を設ける一方、部材8の背面
18には円孔19を設けている。
第3図に示すように、断面形状が下側に開口したコ字状
であるインナーフレーム6の外側面とアウターフレーム
10の内側面とを長手方向に互いに間隔をあけて配置し
た複数の連結部材7,7,…で連結している。また、左右
一対のインナーフレーム6,6の各内側面の後端部を横
フレーム5で連結している。そして、第1図に示すよう
に小型コンテナ2を積んだ状態の荷卸し搬送装置1を、
フォークリフト4で持ち上げて大型コンテナ3に乗せる
場合は、上記フォークリフト4のフォークは上記インナ
ーフレーム6,6の断面形状が下側に開口したコ字状の
部分に挿入されて持ち上げられる。
さらに、第3図に示すように上記アウターフレーム1
0,10の前方には、前方の壁やすでに置かれた荷物等
の存在を検知して、走行装置9,9,…や昇降装置をシー
ケンス制御する制御装置に検出信号を出力するセンサー
43,44を設置し、また、後方には後方の床面端部等
の存在を検知して、制御装置に検出信号を出力するセン
サー45,46を設置している。そして、上記制御装置
は上記センサー43,44,45,46からの検出信号に
より、上記走行装置9の駆動モータ16a,16bに停止
信号を出力すると共に、走行装置9および昇降装置の動
作をシーケンス制御する。
上記昇降フレーム11はアウターフレーム10を上から
覆うように下側に開口したコ字状の断面形状をなし、第
4図に示すように、その上面11aの基端部の一部をア
ウターフレーム10の部材8の開口部17を覆うように
斜めに上方に屈曲させている。また、昇降フレーム11
の先端部の上面と板部材21とアウターフレーム10の
先端部に設けた上側に開口したコ字状の断面形状の部材
20とで室22を形成している。また、上記アウターフ
レーム10と昇降フレーム11との間にチューブ状のゴ
ム製のエアチューブ13を介在し、上記エアチューブ1
3の両端に円柱状の金具23,23を取り付けている。
両金具23,23は上記各室15,22に自由支持の状態
で収納されている。このように、エアチューブ13の先
端部の金具23をアウターフレーム10の上面aより下
方の室22に納めることによって、下降時の昇降フレー
ム11の先端部を水平にして、小型コンテナ2の下に上
記昇降フレーム11を挿入する場合の操作性を良くして
いる。
上記エアチューブ13には第6図に示すように、コンプ
レッサー25からのエアがエアタンク27を有する主管
26、シンボル位置V1の切換弁28および分岐管29,
29を通って、上記アウターフレーム10の基端部に設
けた略箱状の部材8の円孔19より外部に突出している
上記エアチューブ13の後端から供給されるようになっ
ている。
上記エアチューブ13にエアが供給されるとエアチュー
ブ13は膨張して、第5図に示すように昇降フレーム1
1が押し上げられて上昇する。また、上記切換弁28が
シンボル位置V2に切換わるとエアチューブ13のエア
が放出されて、昇降フレーム11は自重により第4図に
示すように下降する。その際に、上記アウターフレーム
10の先端部の室22には、上記エアチューブ13の金
具23がおさまる。
上記走行装置9は、第2図に示すように、アウターフレ
ーム10の下側に設けられ、ローラ32,32,…と歯付
きベルト30と駆動ローラ37と従動ローラ41とから
なり、ローラ32,32,…を間に挾んで駆動ローラ37
と最前の従動ローラ41とに歯付ベルト30を張架して
いる。ローラ32,32,…は長手方向に沿って互いに間
隔をあけて配置されている。そして、その軸はアウター
フレーム10の側面の内側から外側へ突出させ、取付板
31,31,…によりアウターフレーム10の両側面に回
転自在に取り付けている。また、上記アウターフレーム
10の基端部に垂直に設けた板部33には、上から順に
駆動モータ16b、この駆動モータ16bのプーリ34、
中間プーリ35、アイドラー36、駆動ローラ37を取
り付けて走行装置9の駆動部12を形成する。そして、
駆動モータ16bからの回転をベルト38,39によって
上記駆動ローラ37に伝える。駆動ローラ37の回転は
上記歯付きベルト30によって最前のローラ32に設け
た従動ローラ41に伝えられ、上記荷卸し搬送装置1は
前進または後退する。
上記構成の荷卸し搬送装置1は、上記制御装置のシーケ
ンス制御により次のように動作する。
まず、上記荷卸し搬送装置1のエアチューブ13,13
内のエアが切換弁28をシンボル位置V2に切換えるこ
とにより大気に放出されて、上記昇降フレーム11が下
降する。次に、フォークリフト4のフォークをインナー
フレーム6,6内に挿入して上記荷卸し搬送装置1を大
型コンテナ3の床面まで上昇し、荷卸し搬送装置1を大
型コンテナ3内に収納する。
次に、第7図に示す上記制御装置のシーケンス回路図に
おいて、61,62は電源ラインである。操作者がメイ
ンスイッチP1を“ON"にすると、リレーコイルR1
が励磁され、上記リレーコイルR1の常開リレー接点R
1a1が“ON"となり自己保持されると共に、常開リレ
ー接点R1a2が“ON"となりシーケンス制御系が動作
可能の状態になる。同様に常開リレー接点R1a3が“O
N"となり、上記走行装置9の駆動系が動作可能の状態
になる。次に操作者がセレクトスイッチSEを“ON"
にしてリレーコイルR21を励磁すると、常開リレー接
点R21a1,R21a2,R21a3,R21a4,R21a5,R
21a6が“ON"となり、常閉リレー接点R21b1,R2
1b2が“OFF"となる。
次に、操作者がスターとスイッチP6のボタンを押すこ
とによって荷卸し作業か開始される。
(A) 前進 スチートスイッチP6のボタンが押されて“ON"にな
ると、すでに常開リレー接点R21a2は“ON"となって
いるので、リレーコイルR22が励磁されて常開リレー
接点R22a1が“ON"となり自己保持すると共に、す
でに常開リレー接点R21a3は“ON"となっているの
でリレーコイルR7およびR8が励磁され、常閉のリレ
ー接点R7b1およびR8b1が“OFF"となり後進停止
の状態となると共に、常開リレー接点R7a1およびR8
a1が“ON"となり、駆動モータ16a,16bの正転用の
電磁開閉器のコイルX1およびX3が“ON"となり、第
3図における駆動モータ16a,16bが正転して上記荷
卸し搬送装置1は空の状態で前進する。
(B) 前進停止 ここで、上記駆動モータ16a,16bの回路は夫々別回
路になっており、上記前方のセンサー43または44か
らの信号により別々に停止するようになっている。すな
わち、例えば上記開閉器のコイルX1は駆動モータ16a
に対応し、X3は駆動モータ16bに対応しているとし、
空の状態の荷卸し搬送装置1はセンサー43をセンサー
44よりやや前方に位置して斜めになって前進している
とする。
この場合、荷卸し搬送装置1が停止位置までくると、壁
または小型コンテナをまずセンサー43が先に検知し、
常閉接点43b1が“OFF"となるため、上記リレーコ
イルR7が非励磁となり、上記リレー接点R7a1が“O
FF"となりX1が“OFF"となって駆動モータ16aが
停止すると共に、常閉リレー接点R7b1が“ON"とな
る。一方、駆動モータ16bは駆動され続けて第3図中
右側の走行装置9は前進し続ける。そして、上記壁また
は小型コンテナに対して左右のセンサー43,44が正
対したときに、上記センサー44が壁または小型コンテ
ナを検知し、常閉接点44b1が“OFF"となるため上
記リレーコイルR8が非励磁となり、上記常開リレー接
点R8a1が“OFF"となり駆動モータ16bが停止して
荷卸し搬送装置1は停止位置に停止すると共に、常閉リ
レー接点R8b1は“ON"となる。
また、センサー43,44が同時に検知した場合には、
上記駆動モータ16a,16bは同時に停止し、センサー
44が先に検知した場合には上記駆動モータ16bが先
に停止する。
上記センサー43と44とが壁等に当接すると常開接点
43a2と44a2とが“ON"となる。
(C) 荷揚げ 常開接点43a2と44a2とが“ON"となると、常開リ
レー接点R21a1はすでに“ON"となっているので、
リレーコイルR12が励磁され、常開リレー接点R12
a1が“ON"となり自己保持されると共に、常閉リレー
接点R12b1が“OFF"となりエアチューブ13,13
からのエア放出準備が解除状態(エア放出できない状態)
となる。さらに常閉リレー接点R12b2が“OFF"と
なりリレーコイルR22が非励磁となり常開リレー接点
R22a1が“OFF"となり自己保持を解除する。同時
に、タイマーT12(2秒)がセットされる。
上記タイマーT12が2秒経過すると常開限時リレー接
点T12a1が“ON"となりリレーコイルR13が励磁
され、常開リレー接点R13a1が“ON“となり自己保
持すると共に、常閉リレー接点R13b1が“OFF"と
なりリレーコイルR12が非励磁となり、上記常開リレ
ー接点R12a1が“OFF"となり自己保持を解除し、
上記常閉リレー接点R12b1が“ON"となり、上記常
閉リレー接点R12b2が“ON"となる。また、常閉リ
レー接点R13b2が“OFF"となりエア放出準備が解
除され、常閉リレー接点R13b3が“OFF"となりエ
ア放出停止が解除される。
さらに、常開リレー接点R13a2が“ON"となり、同
時にタイマーT13(20秒)がセットされ、20秒間ソ
レノイドSOL1が励磁されて、第6図における上記切
換弁28がシンボル位置V1に切換って、上記エアチュ
ーブ13,13にエアが供給される。そして、エアチュ
ーブ13,13が直線的に膨張することにより、上記昇
降フレーム11,11が後端から先端まで均一に押し上
げられて、上記小型コンテナ2が持ち上げられる。
その際に、上記台車は、アウターフレーム10の長手方
向に設けられた複数の走行装置9によってアウターフレ
ーム10の長手方向に均等な力で小型コンテナ2を安全
に支持する。
(D) 後退 上記タイマーT13が20秒経過すると常開限時リレー
接点T13a1が“ON"となり、リレーコイルR14が励
磁されて、常開リレー接点R14a1が“ON"となり自
己保持すると共に、常閉リレー接点R14b1が“OF
F"となり上記リレーコイルR13が非励磁となり、上
記常開リレー接点R13a1が“OFF"となり自己保持
が解除され、常開リレー接点R13a2が“OFF"とな
り上記ソレノイドSOL1が非励磁状態となり、切換弁
28がシンボル位置V0に切換って上記エアチューブ1
3,13へのエア供給は停止し、上記荷卸し搬送装置1
は小型コンテナ2を持ち上げた状態で停止する。そし
て、常閉リレー接点R13b1,R13b2,R13b2が再び
“ON"となる。同時に、常閉リレー接点R14b2
“OFF"となり荷卸し搬送装置1は後進停止の状態と
なり、さらに、常閉リレー接点R14b3が“OFF"と
なりエアチューブ13,13へのエア供給準備が解除さ
れる。同時に、常開リレー接点R14a2が“ON"とな
り、さらに常開リレー接点R14a3が“ON"となる。
ここで、上記センサー45,46は例えば近接スイッチ
のごとく床面を検知して“ON"となる接点を用いる。
したがって、荷卸し搬送装置1が大型コンテナ1内に収
納されているときは、センサー45,46は大型コンテ
ナ1の床面を検知して上記常開接点45a1,46a1
“ON"となり、常閉接点45b1,46b1は“OFF"と
なっており、また、すでに常開リレー接点R21a6
“ON"となっているのでリレーコイルR9,R10が励
磁される。そして、常閉リレー接点R9b1,R10b1
“OFF"となり前進停止の状態になり、同時に、常開
リレー接点R9a1,R10a1が“ON"となり、駆動モ
ータ16a,16bの逆転用電磁開閉器のコイルX2および
4が“ON"となり、第3図における駆動モータ16a,
16bが逆転して上記荷卸し搬送装置1は後退する。そ
の際、リレーコイルR23も励磁されることにより、常
開リレー接点R23a1が“ON"となり自己保持され、
一方、常閉リレー接点R23b1が“OFF"となりリレ
ーコイルR14が非励磁となる。
同時に、上記センサー43,44は壁または小型コンテ
ナから離れて常開接点43a1,44a1は再度“OFF"と
なり、常閉接点43b1,44b1は再度“ON"となる。し
たがって、荷卸し搬送装置1は所定の位置の小型コンテ
ナ2を持ち上げた状態で大型コンテナ3の入口へ戻って
くる。
その際に、上記小型コンテナ2がエアチューブ13およ
び複数の走行装置9によってアウターフレーム10の長
手方向に沿って均等な力で支持されるので、上記台車は
安定して走行できるのである。
(E) 後退停止 上記荷卸し搬送装置1が大型コンテナ3の入口に達し
て、上記センサー45,46が大型コンテナ3の床面よ
り外部に突出すると、上記近接スイッチすなわち常閉接
点45b1,46b1が再度“ON"となり常開接点45a1,
46a1が“OFF"となってリレーコイルR9,R10
が非励磁となり、電磁開閉器のコイルX2,X4が“OF
F"となり、駆動モータ16a,16bが停止する。また、
常閉リレー接点R9b1,R10b1が再度“ON"になる。
この場合も、前進停止の場合と同様に斜めに後退した場
合は、上記センサー45,46のうち先に停止位置を検
知したセンサー側の駆動モータ16aまたは16bが停止
し、荷卸し搬送装置1が大型コンテナ3の床面の端部に
正対したときに他方のセンサーが停止位置を検知して、
他方の駆動モータ16bまたは16aを停止させる。
(F) 荷降ろし 上記センサー45,46すなわち常閉接点45b1,46b1
上述のように再度“ON"となると、常開リレー接点R
21a4はすでに“ON"となっているために、リレーコ
イルR15が励磁されて常開リレー接点R15a1が“O
N"となり自己保持すると共に、常閉リレー接点R15b
1が“OFF"となる。同時に、タイマーT15(2秒)が
セットされてエア放出準備状態となる。上記タイマーT
15が2秒経過すると、常開限時リレー接点T15a1
“ON"となりリレーコイルR16が励磁され、常開リ
レー接点R16a1が閉となり自己保持すると共に、常閉
リレー接点R16b1が“OFF"となり、上記リレーコ
イルR15が非励磁となり自己保持が解除され、常閉リ
レー接点R15b1が“ON"となる。さらに、常閉リレ
ー接点R16b2が“OFF"となりエア供給準備が解除
状態となり、さらに常閉リレー接点R16b2が“OF
F"となり、上記リレーコイルR14が非励磁となり自
己保持が解除され、常開リレー接点R14a2が“OF
F"となり、常閉リレー接点R14b1,R14b2,R1
4b3が“ON"となる。
そして、常開リレー接点R16a2が“ON"となり、同
時にタイマーT16(40秒)がセットされて40秒間ソ
レノイドSOL2が励磁されて、第6図における切換弁
28がシンボル位置V2に切換わって、上記エアチュー
ブ13,13内のエアは放出される。そして、上記昇降
フレーム11,11と小型コンテナ2との重さにより、
昇降フレーム11,11は下降して小型コンテナ2は大
型コンテナ3入口の所定の位置に設置される。
上記タイマーT16が40秒経過すると常開限時リレー
接点T16a1が“ON"となり、常閉リレー接点R13b
3はすでに“ON"となっているのでリレーコイルR17
が励磁され、常開リレーコイルR17a1が“ON"とな
り自己保持される。そして、常閉リレー接点R17b1
“OFF"となりリレーコイルR16が非励磁となり自
己保持が解除され、常開リレー接点R16a2が“OF
F"となり上記ソレノイドSOL2が非励磁となり、さ
らに、常閉リレー接点R16b2,R16b1,R16b3
再び“ON"となる。また、常閉リレー接点R17b2
“OFF"となって前進停止状態となり、常閉リレー接
点R17b3が“OFF"となってエア放出準備が解除と
なり、さらに、常開リレー接点R17a2が“ON"とな
る。
したがって、荷卸し搬送装置1は昇降フレーム11,1
1を降ろし、荷卸し作業の1サイクルが完了する。
2サイクル目は操作者が再び上記スタートスイッチP6
のボタンを押すことによって自動的に動作する。
すなわち、この発明の荷卸し搬送装置1は、操作者がメ
インスイッチP1,セレクトスイッチSEおよびスター
トスイッチP6のみを操作することによって自動的に荷
卸し搬送作業を行うことができる。したがって、操作者
は大型コンテナ3等の狭い作業場所に入る必要がなく、
能率良く安全に荷卸し作業を行うことができる。
<発明の効果> 以上より明らかなように、この発明の荷卸し搬送方法
は、長手方向に複数の走行装置が設けられたフレーム
と、このフレームの上方にフレームに沿って延在する昇
降フレームと、上記フレームと昇降フレームとの間に上
記昇降フレームに沿って配置されたエアチューブと、こ
のエアチューブに対して空気を給排して上記昇降フレー
ムを昇降させる昇降装置と、上記走行装置および昇降装
置をシーケンス制御する制御装置と、上記フレームの停
止位置を検出するセンサーを備えた荷卸し搬送装置を用
いて、上記制御装置の指令で上記走行装置を駆動して荷
卸し搬送装置を前進させて荷物の下に昇降フレームおよ
びフレームを挿入し、上記センサーが停止位置を検知し
た時点で上記走行装置を自動的に停止させた後、上記昇
降装置によって昇降フレームを上昇させて上記荷物を持
ち上げて自動的に走行装置を駆動し荷卸し搬送装置を後
退させ、上記センサーが停止位置を検知した時点で上記
走行装置を自動的に停止させ、上記制御装置の指令によ
って昇降フレームを下降させて上記荷物を下ろすように
したので、自動的に荷卸し搬送作業を行うことができ、
狭い場所に操作者が入る必要がなく高能率に荷卸し搬送
作業を実施できる。
また、その際に使用される荷卸し搬送装置は、長手方向
に均等な力によって昇降フレームを昇降させるエアチュ
ーブと上記昇降フレームに沿って配置されたフレームに
長手方向に設けられた複数の走行装置とによって、積載
された荷物の荷重を支持するので、荷物の荷重を昇降フ
レームの長手方向に均等な力で支持することができる。
したがって、荷卸し搬送装置の走行および荷物の昇降に
際しても安定して荷物を支持できる。
すなわち、この発明によれば、荷崩れによる操作者の怪
我な荷物の破損等がなく、安全に無人荷卸し搬送作業を
実施できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の荷卸し搬送装置を用いた荷卸し作業を
示す図、第2図は本発明の荷卸し搬送装置の実施例にお
ける側面図、第3図は上記実施例の平面図、第4図は昇
降フレームが下降した状態におけるアウターフレーム,
昇降フレームおよびエアチューブの前部と後部とを示す
縦断面図、第5図は第4図において昇降フレームが上昇
した場合の図、第6図は昇降装置を昇降させるための流
体回路図、第7図は上記実施例において荷卸し搬送作業
を行うためのシーケンス図である。 1……荷卸し搬送装置、5……横フレーム、 6……インナーフレーム、9……走行装置、 10……アウターフレーム、11……昇降フレーム、 12……駆動装置、13……エアチューブ、 16a,16b……駆動モータ、 25……コンプレッサー、27……エアタンク、 28……切換弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に複数の走行装置が設けられて水
    平方向に延在するフレームと、このフレームの上方にフ
    レームに沿って延在する昇降フレームと、上記フレーム
    と昇降フレームとの間に上記昇降フレームに沿って配置
    されたエアチューブと、このエアチューブに対して空気
    を給排して上記昇降フレームを昇降させる昇降装置と、
    上記走行装置および昇降装置をシーケンス制御する制御
    装置と、上記フレームの停止位置を検出するセンサーを
    備えた荷卸し搬送装置を用いて、 上記制御装置の指令で上記走行装置を自動的に駆動し
    て、上記昇降装置によって昇降フレームが下降された状
    態の荷卸し搬送装置を前進させて荷物の下に昇降フレー
    ムおよびフレームを挿入し、 次に、上記センサーでフレームの停止位置を検知して検
    知信号を制御装置に入力し、制御装置からの停止信号に
    よって上記走行装置を自動的に停止させることによって
    昇降フレームおよびフレームを上記荷物の下に挿入した
    状態で上記荷卸し搬送装置を停止させた後、上記昇降装
    置によって昇降フレームを上昇させて上記荷物を持ち上
    げ、 次に、上記荷物が持ち上げられると走行装置を自動的に
    駆動して荷卸し搬送装置を後退させ、荷物を持ち上げた
    状態で後方に搬送し、 次に、上記センサーでフレームの停止位置を検知して、
    制御装置からの停止信号によって上記走行装置を自動的
    に停止させ、 次に、上記制御装置の指令によって昇降フレームを下降
    させて上記荷物を下ろすことを特徴とする荷卸し搬送方
    法。
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