JPH08304063A - 板材の選別搬送方法及び装置 - Google Patents

板材の選別搬送方法及び装置

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JPH08304063A
JPH08304063A JP7138887A JP13888795A JPH08304063A JP H08304063 A JPH08304063 A JP H08304063A JP 7138887 A JP7138887 A JP 7138887A JP 13888795 A JP13888795 A JP 13888795A JP H08304063 A JPH08304063 A JP H08304063A
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JP
Japan
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plate material
plate
thickness
clamp device
mast
Prior art date
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Pending
Application number
JP7138887A
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English (en)
Inventor
Masashi Tawatari
正史 田渡
Yasuhiro Horikawa
泰弘 堀川
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空吸着、磁力吸着に不適当な板材でも安全
に搬送可能で、積載された板材の中に規格外の厚みのも
のが混入されていた場合にはこれを事前に検知できる板
材の選別搬送装置を提供する。 【構成】 積載された板材を上から順に取出す搬送作業
に際し、板材上面位置検出センサ15により板厚を測定
して、規格外の板厚の板材を検出したときは自動的に搬
送作業を中止し、規格内の場合はクランプ装置の左右の
爪20、20´で挟持し、板材を上方に凸状にバックリ
ングさせて左右の爪とクランプ装置の下面に設けたスト
ッパ18で3点支持し板材を安全に搬送することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレット上に積載され
た板材を上から1枚ずつ安全に取り出す搬送方法及び装
置に関する。さらには、積載された板材の厚さが規定の
厚さより薄かったり、或いは厚かったり規定外の厚さを
検出した場合は自動的に搬送作業を中止する板材の選別
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】板材の搬送手段として真空吸盤を使用し
て板材を真空吸着して搬送する手段があるが、この場合
は、板材が多孔板であるときは板材を吸着できないので
使用できない。次に、リフティングマグネットを使用し
て磁力で板材を吸着して搬送する手段があるが、この場
合は板材が鉄板のように磁性材料であればよいが非鉄材
料のように非磁性材料の場合は不適当である。また、爪
を有するするクランプ装置を使用して板材の幅方向の両
側を挟持し搬送するする手段もあるが、この場合は板材
の剛性が低いと板材をクランプし吊り上げたとき、板材
が下方に湾曲して爪から滑落する危険がある。さらに、
積載された板材中に規格外の薄い板厚のものが混入して
いると上記同様クランプミスを起こし、板材がクランプ
爪から滑落し、下方に積載されている板材の荷崩れの原
因となる。また、規格外の厚い板厚のものが混入してい
た場合も板材重量がクランプ能力を越えるため上記同様
のクランプミスが発生し、荷崩れの発生要因となってい
たが光電管や、近接スイッチではパレット上に積載され
た状態の板厚を自動的に計測することはできず、板材の
自動搬送作業の障壁になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
従来技術の問題点を解決し、どのような種類の板材でも
安全に搬送することができ、さらには積載された板材の
中に規格外のものが混入されていた場合はこれを事前に
検知することのできる板材の選別搬送方法及び装置を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】積載された板材を上から
順に取出す搬送作業に際し、板材上面位置検出センサに
よって板厚を測定して、規格外の板厚の板材を検出した
ときは自動的に搬送作業を中止すること。及び積載され
た板材をクランプ装置の左右の爪で挟持し、板材を上か
ら順に搬送する際、板材を上方に凸状にバックリングさ
せて、左右の爪とクランプ装置の下面に設けたストッパ
で3点支持したことを特徴とする。
【0005】
【作用】台車の昇降用モータを駆動してマストを降下さ
せクランプ装置全体を予め設定された位置まで降下させ
停止させる。次に、油圧シリンダを作動させて、シリン
ダロッドの先端部のストッパが板材の上面に接触した距
離を板材上面位置検出用センサで検出し(板厚が基準値
より薄いときはストッパの移動距離が基準値よりも大と
なり、反対に板厚が厚いときは基準値よりも小とな
る。)その検出信号を制御器へ送って板厚を基準値と比
較演算し、板厚が基準値から外れたときはアラーム信号
を出すとともにクランプ作業停止信号を出して作業を中
断させる。板厚が基準値の範囲内であるときは、アクチ
ュエータを作動させて挟持板の爪が板材を挟持する方向
に移動し板材をクランプする。そこで、さらにアクチュ
エーターのシリンダに圧をかけて挟持板の爪の挟持力を
上昇させると板材は下面側が他の板材に拘束されている
ために上側が凸にバックリング変形し、適正なバックリ
ング量(板厚の2倍)になったところで挟持力の上昇を
停止させてその状態で保持し、油圧シリンダのストッパ
で板材の上面凸部を押え、板材を左右の爪とストッパの
3点で支持しマストを上昇させてクランプ装置を上昇さ
せ台車を移動して所定の場所へ安全に板材を移送するも
のである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。1は軌条2上を走行する台車、3は台車に
搭載された台車走行用モータ、4は走行車輪5への動力
伝導装置である。6はマスト8の案内筒で頂部のフラン
ジ部7を台車1の天板にボルト付して台車1から垂下し
ている。9は台車1に搭載されたマスト8の昇降用モー
タ、10は該モータ9の減速機軸に装着されたピニオ
ン、11はマスト8の上部に装着されたラックで、前記
ピニオン10と噛合している。12は案内筒6内の上部
と下部にそれぞれ設けた案内ロールである。13は前記
マスト8の下端に設置された板材の厚み検出クランプ装
置である。14は基体で、該基体14の上面部でマスト
8の下端内位置に板材上面位置検出用センサ15が設置
されている。16は前記センサ15の検出ロッドでその
下端部は基体14の下面に設置された油圧シリンダ17
のシリンダロッドと一体的に接続されており、その先端
部はストッパ18となっている。19、19´はクラン
プ装置の挟持板で挟持板19、19´の下端部には爪2
0、20´が装着されている。21は基体14内に設置
された挟持板開閉用アクチュエータで21´は図示しな
い空圧源に接続されているシリンダ室、22はピスト
ン、23はピストンロッドで、一方の挟持板19を連結
している。24はシリンダ室21と平行に穿設されたガ
イド孔で、該ガイド孔24にはガイドロッド25が挿通
され、ガイドロッド25の一端部は他方の挟持板19´
に連結されている。26は左右の爪同期機構で、該機構
は基体14に埋設されているピニオン27、該ピニオン
27を挟んでそれと両側から噛合するラック28、28
´を刻設した連動ロッド29、29´の基部を夫々の挟
持板19、19´に連結した構造となっている。30、
30´はクランプ装置13を昇降させたときの自重の影
響を解消させるためのバランスシリンダであって、各シ
リンダの基部は台車の下面に連結されており、各ピスト
ンロッドの先端は案内筒6の窓孔31、31´からマス
ト8の両側壁面にブラケットを介して連結されている。
【0007】本発明は上記の構造からなっており、次に
動作について説明する。先ずパレット上に積載された板
材の中から規格外の板厚のものを検出する手段について
図7、図8を参照して説明する。板材Pの上方位置に停
止せる台車1の昇降用モータ9を駆動してマスト8を降
下させクランプ装置13全体を予め設定された位置まで
降下させ停止させる。次に、油圧シリンダ17を作動さ
せて、シリンダロッドの先端部のストッパ18が板材P
の上面に接触した距離を板材上面位置検出用センサ15
で検出し(板厚が基準値より薄いときはストッパ18の
移動距離が基準値よりも大となり、反対に板厚が厚いと
きは基準値よりも小となる。)その検出信号を制御器3
2へ送って板厚を基準値と比較演算し、板厚が基準値か
ら外れたときはアラーム信号を出すとともにクランプ作
業停止信号を出して作業を中断させる。
【0008】板厚が基準値の範囲内であるときは、アク
チュエータ21を作動させピストン22を図6において
右方向に移動させるとロッド23に連結されている挟持
板19の爪20が板材Pを挟持する方向に移動し、同時
に挟持板19に連結されている連動ロッド29、ラック
28、ピニオン27、ラック28´を介して他方の挟持
板19´の爪20´が板材Pを挟持する方向に連動し爪
20、20´で板材Pを挟持し、次いで昇降用モータ9
を逆転させて所定量上昇させ、走行用モータ3を駆動し
て台車1を移動させて所定の場所へ板材を搬送する。積
載された板材Pを順次挟持して搬送するが、次回の搬送
に当ってクランプ装置13の下降停止位置は制御器32
からの指令を受けて昇降モータ9によるマスト下降量が
1枚の板厚に相当する量ずつ増やされることになる。板
材積載台がラムシリンダで昇降するようになっている場
合には、板材積載台を上昇制御してもよい。この場合ラ
ムシリンダによる板材積載台の上昇量は1枚の板厚に相
当する量ずつ増やされることになる。
【0009】次に本発明による板材の挟持搬送手段につ
いて図9、図10を参照して説明する。シリンダ室21
´内への作動圧を高めて挟持板19、19´、爪20、
20´の挟持力を上昇させると板材Pは下面側が他の板
材又はパレットに拘束されているために上側が凸にバッ
クリング変形し、適正なバックリング量(板厚eの2
倍)2eになったところで挟持力の上昇を停止させてそ
の状態で保持し、油圧シリンダ17のストッパ18で板
材Pの上面凸部を押え、板材を爪20、20´、ストッ
パ18の3点で支持しマスト8を上昇させてクランプ装
置13を上昇させ台車1を移動して所定の場所へ安全に
板材を移送するものである。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、規格外の板材を容易に
検出しクランプすることがなく、また、クランプした板
材は上方にバックリングされて挟持されるので、板材を
安全に搬送することができるとともに、ひいては板材の
自動搬送作業を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例の側面図。
【図2】同上正面図で、クランプ装置の部分は図1にお
けるA線矢視断面図。
【図3】図1におけるB線矢視断面図。
【図4】図1におけるC線矢視平面図。
【図5】図2におけるD線矢視断面図。
【図6】図2におけるE線矢視断面図。
【図7】本発明装置による板材の厚み検出の動作説明
図。
【図8】同上動作説明図。
【図9】本発明装置による板材クランプの動作説明図。
【図10】同上動作説明図。
【符号の説明】
1 台車 3 走行用モータ 6 案内筒 8 マスト 9 昇降用モータ 10 ピニオン 11 ラ
ック 12 案内ロール 13 板材クランプ装置 15 板材上面位置検出センサ 16 検出ロッ
ド 17 油圧シリンダ 18 ストッパ 19、19´ 挟持板 20、20´ 爪 21 アクチュエータ 26 爪同期機構 30、30´ バランスシリンダ 32 制御器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積載された板材を上から順に取出す搬送作
    業に際し、板材上面位置検出センサによって板厚を測定
    して、規格外の板厚の板材を検出したときは自動的に搬
    送作業を中止することを特徴とする板材の選別搬送方
    法。
  2. 【請求項2】台車(1)に昇降自在に吊り下げられたマ
    スト(8)の下端に、板材上面位置検出センサ(15)
    と油圧シリンダ(17)で作動され下端にストッパ(1
    8)を有する検出ロッド(16)及び左右の挟持板(1
    9)、(19´)からなる板材の厚み検出クランプ装置
    (13)を装着したことを特徴とする板材の選別装置。
  3. 【請求項3】積載された板材をクランプ装置の左右の爪
    で挟持し、板材を上から順に搬送する方法において、板
    材を上方に凸状にバックリングさせて、左右の爪とクラ
    ンプ装置の下面に設けたストッパで3点支持したことを
    特徴とする板材の搬送方法。
  4. 【請求項4】台車(1)に昇降自在に吊り下げられたマ
    スト(8)の下端に、油圧シリンダで作動されるストッ
    パ(18)と、先端に爪(20)、(20´)を有する
    左右の挟持板(19)、(19´)及びこれらの挟持板
    駆動機構を内蔵せるクランプ装置(13)を装着したこ
    とを特徴とする板材の搬送装置。
  5. 【請求項5】マスト(8)は台車(1)から垂下せる案
    内筒(6)に案内ロール(12)を介してガイドされる
    とともに、バランスシリンダ(30)、(30´)を介
    して走行台車に吊り下げられていることを特徴とする請
    求項2または請求項3記載の板材の選別又は搬送装置。
JP7138887A 1995-05-15 1995-05-15 板材の選別搬送方法及び装置 Pending JPH08304063A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN106494996A (zh) * 2017-01-12 2017-03-15 山东阳光众泰机械工程有限公司 一种板材夹具
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