JP2834623B2 - 交互作動型ダブルスタックリフタ - Google Patents

交互作動型ダブルスタックリフタ

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JP2834623B2
JP2834623B2 JP4230680A JP23068092A JP2834623B2 JP 2834623 B2 JP2834623 B2 JP 2834623B2 JP 4230680 A JP4230680 A JP 4230680A JP 23068092 A JP23068092 A JP 23068092A JP 2834623 B2 JP2834623 B2 JP 2834623B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交互作動型ダブルスタッ
クリフタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4(A)及び(B)に示すように、鋼
板などの板状体を複数枚積層してスタック(1)とした
ものを、マグネットコンベア4及びバキュームカップ5
で構成される板状体搬送装置(8)の下方のリフト位置
に搬入するため、自走式の無人搬送車(以下AGVとい
う。)7が使用さている。AGV(7)上に積載された
スタック(1)がAGV(7)の自走によってリフト位
置に送り込まれると、パレットリフタ(3)による移し
替え動作が始まる。すなわち、AGV(7)がリフト位
置に停止すると、パレットリフタ(3)の爪(3A)が
上面にスタック(1)を積載したパレット(2)の側端
に食い込み、その後パレットリフタ(3)の起動によっ
てスタック(1)はパレット(2)と共に板状体搬送装
置(8)に向って上昇する。スタック(1)が上昇端ま
で移動するとバキュームカップ(5)が下降し、その負
圧吸引力によってパレット(2)上に積載されたスタッ
ク(1)から一番上側の板状体を吸引保持する。次いで
バキュームカップ(5)が上昇して上記板状体をマグネ
ットコンベア(4)に移し替え、その後マグネットコン
ベア(4)が回動し、板状体を次工程へ送り出す。次に
パレットリフタ(3)が再起動し、パレット(2)及び
スタック(1)を板状体の厚み1枚分だけ上昇させ、上
側から2枚目の板状体を同様の動作によってマグネット
コンベア(4)へ移し替え、以上の動作を繰り返すこと
によりパレット(2)が空になると、パレットリフタ
(3)の下降ストロークによって空になったパレット
(2)がAGV(7)の上に座着し、AGV(7)は爪
(3A)とパレット(2)との係止状が解除された後、
空のパレット(2)を積載して自走し、リフト位置から
出ていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では空にな
ったパレット(2)をリフト位置から搬出するまでは次
のスタックをリフト位置に入れることができず、その間
はマグネットコンベア(4)に板状体を供給することが
できない。また空のパレット(2)を受け取るまでは空
のAGV(7)をリフト位置に待機させておかなければ
ならないので、AGV(7)の使用台数が多く、従って
一台当たりの稼動率が低いという課題がある。
【0004】本発明の目的は、リフト位置でのAGVの
入れ替え時でも板状体搬送装置に対し板状体を連続的に
供給することのできるスタックリフタを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、リフト位置に停止した搬送車の上に積層され
た複数枚の板状体のスタックを、前記搬送車から、前記
リフト位置の上方に配設された板状体搬送装置の近傍ま
で持ち上げるスタックリフタにおいて、前記搬送車の上
に配設され、表面に互いに平行な複数本の溝を有する、
前記スタックを載置するための水平な支持台と、リフト
位置の両側に配設され、交互に上下動する一対のリフタ
と、前記リフタにそれぞれ取付けられ、水平移動により
前記溝に対して挿脱自在な一対のフォーク部材であっ
て、前記フォーク部材は、他方のフォーク部材が前記ス
タックを載せて上昇する間、該他方のフォーク部材及び
スタックと干渉しない位置に後退している前記フォーク
部材とを具備してなる交互作動型ダブルスタックリフタ
を提供するものである。
【0006】
【作用】スタックを積載した搬送車がリフト位置に停止
すると、リフト位置の両側に配設された一対のリフタの
一方からフォーク部材が延出してスタックを支える支持
台の溝に挿入され、次いで該一方のリフタが上昇し、板
状体搬送装置がフォーク部材に支えられたスタックから
一枚一枚板状体を搬送する間、空の搬送車がリフト位置
から出て行き、新たなスタックを積載した搬送車がリフ
ト位置に送り込まれる。上昇位置にあるフォーク部材か
らスタックがなくなると該フォーク部材が後退した後リ
フタが下降し、同時に下降位置にある別のリフタからフ
ォーク部材が延出し、リフト位置にある搬送車の支持台
の溝に挿入され、次いで当該リフタが上昇してスタック
を持ち上げる。このようにフォーク部材に支持されたス
タックから板状体を搬送する間にリフト位置で搬送車の
入れ替えがなされ、板状体搬送装置に対して板状体が連
続的に供給される。
【0007】
【実施例】以下、図1、図2、及び図3を参照して本発
明装置の一具体例を説明する。尚、以下の説明におい
て、従来技術を示す図4と同一の構成部材は同一の参照
番号で表示し、重複する事項に関しては記述を省略す
る。
【0008】本発明に係る交互作動型スタックリフタ
(20)は、積層された複数枚の板状体からなるスタッ
ク(1)を、マグネットコンベア(4)、バキュームカ
ップ(5)及びエアシリンダ装置(6)からなる板状体
搬送装置(21)の下方のリフト位置へ搬入するAGV
(7)と、このAGV(7)の上に配設されスタック
(1)を載置するための溝(12B)付きの水平な支持
台(12)と、AGV(7)の走行方向(図1では紙面
に対して垂直方向)に沿って後記フォーク部材(15A)
(15B)の整列間隔と等しい間隔で連設された複数のサ
ポートリフタ(14A)(14B)と、前進突出時にこのサ
ポートリフタ(14A)(14B)の上に先端部分を座着さ
せ得るように後記リフタ装置(13A)(13B)の内側に
左右食違いで出没可能に対向配置されたフォーク部材
(15A)(15B)と、このフォーク部材(15A)(15
B)の上下方向及び横方向(水平方向)移動手段として
上記サポートリフタ(14A)(14B)の外側に左右一対
をなして対設されたリフタ(13A)(13B)とによって
構成されている。
【0009】サポートリフタ(14A)(14B)の上端に
は、前進した上記フォーク部材(15A)(15B)の先端
部分を支持するための座着面(16)が設けられており、
またサポートリフタ(14A)(14B)の本体は、図1に
示すようにその下半分部分がガイド溝(14A')(14B')
内に嵌め込まれ、反対側のリフタ(13B)(13A)と共
に上下動するように構成されている。
【0010】リフタ(13A)(13B)には、フォーク部
材(15A)(15B)が横方向(水平方向)に移動する際
の支持兼ガイド手段として横向きの貫通穴(13C)が設
けられている。これに対応して、支持台(12)の上面
には、上記フォーク部材(15A)(15B)の整列ピッチ
と合わせて当該フォーク部材(15A)(15B)が嵌まり
込む複数の溝(12B)が互いに平行に設けられている。
隣合う溝(12B)(12B)の間には、スタック(1)の
支持部となるリブ(12A)が設けられている。
【0011】以下、本発明装置(20)の作動順序を説
明する。支持台(12)を介してスタック(1)を積載
したAGV(7)を発車、マグネットコンベア(4)、
複数組のエアシリンダ装置(6)及びバキュームカップ
(5)からなる板状体搬送装置(21)の下方のリフト
位置にスタック(1)を搬入する。この状態で左右から
一本置きの交互食違い状態で反対方向に延びる一方のフ
ォーク部材、例えば(15A)と、及びそのリフタ(13
A)を起動し、フォーク部材(15A)を図1で番号で
示すように前進方向に突出させ、その先端部分を対応す
るサポートリフタ(14B)に設けられた座着面(16)
上に座着させる。この後、上記フォーク部材(15A)を
対応するサポートリフタ(14B)及びリフタ(13A)と
共に上昇させ、フォーク部材(15A)の上に積載されて
いるスタック(1)をマグネットコンベア(4)の直下
迄上昇させる。次いで、上記フォーク部材(15)、サ
ポートリフタ(14B)及びリフタ(13A)の寸動並びに
バキュームカップ(5)による吸着を利用してスタック
(1)からマグネットコンベア(4)への板状体の移し
替え作業を開始する。スタック(1)を形成している所
定枚数の板状体の全てがマグネットコンベア(4)に移
し替えられた後、他方のフォーク部材(15B)による後
続のスタック(1)の持ち上げ及び移し替え動作の邪魔
にならないように、フォーク部材(15A)を図1で番号
で示すように後退させ、次いでサポートリフタ(14
B)と共にリフタ(13A)を図1で番号で示すように
下降させる。
【0012】上記フォーク部材(15A)、サポートリフ
タ(14B)及びリフタ(13A)の共働によるスタック
(1)の移し替え作業が進行している間に、板状体搬送
装置(21)の下方のリフト位置から出て行った空のA
GV(7)の上には、図示しない積載ステーションにて
新たなスタック(1)が積載される。AGV(7)はこ
の後、スタック(1)の積載ステーションから板状体搬
送装置(21)の下方のリフト位置へと移動し、この後
前回の移し替え作業で使用されなかった他方のサポート
リフタ(14A)、フォーク部材(15B)及びリフタ(13
B)を使用することによって、スタック(1)の移し替
え作業が開始される。この移し替え作業では、フォーク
部材(15B)の前進突出方向が上記フォーク部材(15
A)と逆向きになっており、これに対応して反対側のサ
ポートリフタ(14A)の上端に形成された座着面(1
6)がフォーク部材(15B)の支持部位になっている。
【0013】尚、上記実施例では、フォーク部材(15
A)とリフタ(13A)、及びフォーク部材(15B)とリ
フタ(13B)とが別体構造をなし、横穴(13C)内を通
り、移動経路に沿って対応するリフタ(13A)(13
B)の外側に後退したフォーク部材(15A)(15B)が
移動経路に沿って垂直移動と水平移動を行なって当
初の位置に復帰する方式が説明されているが、変形例と
してフォーク部材(15A)とリフタ(13A)、及びフォ
ーク部材(15B)とリフタ(13B)とを、それぞれの移
動経路に沿って一体的に移動させる方式も実施可
能である。
【0014】また本発明はAGV(7)は最低一台あれ
ば板状体搬送装置(21)に対する板状体の連続供給が
可能であるが、スタックの枚数が少なくAGV(7)の
短サイクルでの入れ替えが必要な場合は二台以上使用し
てもよい。
【0015】また前記実施例ではフォーク部材(15
A)(15B)の先端をサポートリフタ(14A)(14
B)で支持したが、フォーク部材(15A)(15B)
が十分な剛性を具備すれば片持梁形式も可能であり、そ
の場合はサポートリフタ(14A)(14B)は不要とな
る。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、一対のリフタ及びフォ
ーク部材を交互に作動させるので、リフト位置での搬送
車の入れ替え時でもリフト位置上方の板状体搬送装置に
対する板状体の供給に切れ目がなく、板状体搬送装置の
後続設備の稼動率を向上することができる。また搬送車
は最低一台あれば板状体の連続供給が可能であるから、
搬送車のためのコストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体構造を例示する正面図
【図2】本発明装置要部の斜視図
【図3】本発明装置要部の上面図
【図4】(A)従来装置の正面図 (B)従来装置要部の平面図
【符号の説明】
1 スタック 4 マグネットコンベア 5 エアシリンダ装置 6 バキュームカップ 7 無人搬送車(AGV) 12 支持台 13A、13B リフタ 14A、14B サポートリフタ 15A、15B フォーク部材 20 交互作動型スタックリフタ 21 板状体搬送装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフト位置に停止した搬送車の上に積層
    された複数枚の板状体のスタックを、前記搬送車から、
    前記リフト位置の上方に配設された板状体搬送装置の近
    傍まで持ち上げるスタックリフタにおいて、 前記搬送車の上に配設され、表面に互いに平行な複数本
    の溝を有する、前記スタックを載置するための水平な支
    持台と、 リフト位置の両側に配設され、交互に上下動する一対の
    リフタと、 前記リフタにそれぞれ取付けられ、水平移動により前記
    溝に対して挿脱自在な一対のフォーク部材であって、前
    記フォーク部材は、他方のフォーク部材が前記スタック
    を載せて上昇する間、該他方のフォーク部材及びスタッ
    クと干渉しない位置に後退している前記フォーク部材と
    を具備してなる交互作動型ダブルスタックリフタ。
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