JPH06209218A - 高周波電力増幅器ひずみ減少回路 - Google Patents

高周波電力増幅器ひずみ減少回路

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JPH06209218A
JPH06209218A JP3015317A JP1531791A JPH06209218A JP H06209218 A JPH06209218 A JP H06209218A JP 3015317 A JP3015317 A JP 3015317A JP 1531791 A JP1531791 A JP 1531791A JP H06209218 A JPH06209218 A JP H06209218A
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amplitude
circuit
signal
power amplifier
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Melvyn Mcgann
マッガン メルヴィン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 SSB専用でない高周波電力増幅器をSSB
に使用した場合に発生する歪みを減少させる。 【構成】 高周波SSB無線送信機は、入出力波形の包
絡線を検出する包絡線検出器5、6からの誤差信号に基
づいて高周波信号源の包絡線を変更するための包絡線振
幅変調器3を有し、さらに、誤差信号のその瞬間の位相
に基づいて入力波形の位相を変更するための位相変調器
4を有する。誤差信号から取り出した信号は、差動増幅
器7を効果的に作動させるために、検出器5、6で検出
される包絡線の大きさを同じぐらいに保ちつづけて、補
助帰還ループ内の振幅変調器10を制御する。包絡線検
出器5、6で検出される包絡線間の急激に変動する差
は、1つの包絡線を形成し、このあと、振幅変調器3に
より補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波電力増幅器により
生じるひずみを減少させる回路に関するものであり、さ
らに詳しくは、SSB(片側帯)送信機専用でない高周
波電力増幅器により生じるひずみを減少させる回路に関
するものである。
【0002】
【従来技術】高周波信号を送信機等内で増幅する時、増
幅器の非線形性は、高周波信号源(駆動波形)と比較し
た場合、出力において包絡線の波形や位相のひずみの原
因となる。これが、増幅された高周波信号に相互変調ひ
ずみをもたらす。高周波増幅器により生じるひずみを補
正する方法としては、すでに出願済みのGB−A−12
46209がある。これは、電力増幅器の出力の駆動波
形入力に対する包絡線の振幅のひずみと高周波位相のひ
ずみとを、それぞれ独立に補正するものである。
【0003】包絡線の振幅のひずみを補正する方法とし
ては、GB−A−1246209とGB−A−1474
952がある。これは、包絡線検出装置を有する帰還ル
ープを用い、電力増幅器の出力からの信号と高周波信号
源からの信号との包絡線間の振幅の差に依存する誤差信
号生成する方法である。この誤差信号が電力増幅器の入
力の包絡線の振幅を調整する。この調整は電力増幅器の
利得を効果的に変更するものであり、包絡線のひずみを
減少させるような方法で調整する。このひずみ成分は2
つの包絡線の振幅の差を評価して得るものなので、2つ
の振幅を同じぐらいに保ちつづけて、2つの包絡線間の
急激に変動する差に相当する信号をすぐに取り出せるよ
うに、そしてその結果、ひずみを補正できるようにしな
ければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電力増幅器の出力の包
絡線の振幅を検出するには、プローブ(probe) を必要と
するが、このプローブは、異なる高周波数で異なる振幅
応答をしてしまう。同様に、補正装置から送信機出力の
プローブまでのケーブルによる損失も、周波数に応じて
変化することが考えられる。従って、異なる高周波数で
使用するには、各周波数ごとに調整をして、包絡線の振
幅を同じものと比較できるようにする必要がある。
【0005】
【発明を解決する手段】本発明は、高周波信号源からの
信号の包絡線の振幅に対応している電力増幅器の出力か
らの信号の包絡線の振幅と、電力増幅器の入力の包絡線
の振幅を変調するために使用されている誤差信号から取
り出した信号の包絡線の振幅と、誤差信号から取り出し
た信号を包絡線検出器の入力の包絡線の振幅を変調する
ために使用して包絡線検出装置の入力を同じように保つ
よう働く補助帰還ループとに依存する誤差信号を生成す
る包絡線検出装置を含んで、電力増幅器の使用と高周波
信号源との包絡線の振幅誤差を減少させる主帰還ループ
を有し、高周波信号源用の高周波電力増幅器により生じ
る包絡線の振幅のひずみを減少させる回路である。
【0006】補助帰還ループは、ケーブルとプローブの
損失の周波数による変動を補正して、ひずみ減少回路が
広範囲の高周波数域で無調整で使用できるようにし、ま
た、環境条件の変化に伴なう損失をも補正する。補助帰
還ループは包絡線検出装置の入力を同じに保つので、包
絡線間の振幅の急激に変動する差を主帰還ループにより
補正することができる。入力の包絡線の差は、補助ルー
プのループ・ゲイン反比例した大変小さな量なので、包
絡線検出装置によるひずみはどれも相殺される。
【0007】誤差信号が入力する舵取り用(steering)
回路網を設けてもよい。この回路は、一定の振幅以内の
交流成分を送信機入力の包絡線振幅調整用の主帰還ルー
プに進ませるためと、直流成分を包絡線検出器の入力の
包絡線振幅調整用の補助帰還ループに進ませるためとの
舵取り用回路網である。舵取り用回路網に、1組のダイ
オードを向かい合わせて配列してもよい。典型的な誤差
信号の交流成分は、順方向電流が流れはじめる順方向電
圧 (turn-on voltage)未満に抑えることができる。
【0008】本発明は300KHzから300MHzま
での、中周波、高周波、VHFで十分使用でき、特に3
00KHzから30MHzまでの、中周波、高周波に適
する。 実施例 本発明により構成された高周波のSSB無線送信機を、
実施例として説明する。無線送信機は高周波信号源を、
例えば図2や図3のテスト信号のような、SSB駆動波
形の形で生成する。これは、1組の等振幅の低周波を搬
送波で振幅変調し、その後、一方の側帯と搬送波(破線
で示す)を信号からろ波して作ったものである。電力増
幅は、電力増幅器1で行ない、アンテナ2に供給する。
【0009】送信機は比較的高出力であり、電力増幅器
は線形増幅器を直列接続しているが、非線形性を示した
り駆動波形を歪ませたりしがちである。これは、搬送波
で変調した等振幅の1KHzと2KHzの2つの純粋な
低周波の可聴音のテスト信号の場合に、相互変調の結果
として種々の線が電力増幅器の周波数スペクトラムに付
加して、送信機の出力が2つの低周波の可聴音に対応す
るものからずれてきていることからも、明らかである。
隣接する高周波の周波数に混信をきたさないためにも、
すでに補正された (recovered)低周波信号のひずみを減
少させるためにも、この付加的な線は決められた程度以
下に抑制すべきである。本発明の目的は、誤差信号の包
絡線の振幅を振幅変調器3に、誤差信号の位相を位相変
調器4にそれぞれ別々に適用させることにより、ひずみ
を減少または削減させることである。
【0010】位相変調器4の制御用回路として適してい
る回路は、英国特許庁に出願中の出願番号900278
9.7であり、公開されている。この回路の他の部品は、
英国特許庁に出願中の出願番号9002786.3と90
02787.1である。包絡線振幅のひずみ減少用回路
は、振幅変調器3に帰還する主帰還ループ8bを有す
る。主帰還ループ8bは、駆動波形復調用の包絡線検出
器5と、電力増幅器の出力から取り出した信号復調用の
包絡線検出器6と、この包絡線間の差を増幅して誤差信
号を生成する作動増幅器7とで構成する包絡線検出装置
を有する。誤差信号から取り出した信号は、動的な包絡
線振幅誤差を減少させるような方法で、振幅変調器3を
制御する。
【0011】検出器5に図2(A)の駆動波形を入力し
たときの出力を、図2(B)に示す。検出器6に電力増
幅器の出力から取り出した信号を入力したときの出力も
同じ形をしているが、図2(B)の包絡線に比べてひず
みがかっている。ひずみには、2種類ある。まず信号は
電力増幅器の出力から、ピック・アップ (pick-up)であ
る取りだし口により取り出される。増幅器8aを通った
後、全体の信号レベルは入力前と異なってくる。また増
幅器8aの応答も周波数に応じて変動するので、全体の
信号レベルは周波数ごとに異なる。第2のひずみは、各
々の包絡線が交差しているあたりの包絡線振幅の動的変
動であり、電力増幅器1の非線形性に起因する。
【0012】第1のひずみは、第2のひずみを補正しよ
うとするときにも問題となるのは明らかである。そこ
で、包絡線間の差を取り、包絡線1周期にわたる信号の
振幅特性を得られるように、検出器6の出力を検出器5
の出力と同じレベルにする必要がある。本発明によれ
ば、誤差信号から取りだした信号は、後述の分離回路9
を通って振幅変調器10にかかる。これは、包絡線検出
装置5、6、7用の、補助的で局所的な振幅に関する閉
ループ10aとなる。閉ループ10aも利得を自動的に
制御する装置とみなすことができる。もし、検出器6の
出力の振幅が検出器5より小さければ、両方の出力が同
じになるまで、振幅変調器10の利得を上げる。振幅変
調器10は、包絡線検出器5と差同増幅器7の間に置く
こともできる。補助ループは、ケーブル及びプローブ
(probe)の損失の、周波数と周囲の条件すなわち温度と
による変動を補正する。増幅器の利得をゆるやかに変更
させた場合は、ケーブル等の変動と区別がつかないの
で、補正ができない。また、補助ループの帯域幅は主帰
還ループの帯域幅よりもかなり広く、そのため高い高周
波数でも大きいループ・ゲインを得られる。さらに、補
正の結果のうち、主帰還ループの高周波信号に加えられ
る方ではなく、補助ループの高周波信号に加えられる方
は、電力増幅器を通過させるべきではないし、調整回路
や物理的なケーブルの長さ等によって遅延及び帯域幅の
制限を受けるべきではない。以上の理由により、補助ル
ープは、検出器5、6の出力をいつも同じに保つ。この
ことは、包絡線検出器6に達する以前に行なわれる。
【0013】この配列の利点は、2つの検出器がいつも
ほとんど正確に同じ入力包絡線を送信機のひずみとは無
関係に検出することであり、また、2つの検出器自身に
よるいかなるひずみも等しくかつ逆向きなので打ち消さ
れることである。包絡線検出器は、一種の同期式復調器
として構成され、ダイオードは大きな一定の振幅の外部
からの搬送波により開閉する。
【0014】配列の構成図を図1(B)に示す。“搬送
波”は、SSBの入力信号を制限付 (limiting) 増幅器
で取り出したものであることは、明らかである。これ
は、ダイオードに入力する搬送波の位相が、SSB信号
中の搬送波の位相にどの瞬間も完全に一致することを意
味する。制限付増幅器は、位相のずれを最小に抑えるべ
く慎重に設計しなければならない。このことは非常に重
要である。どんな位相差も出力の振幅を変えてしまい、
ひずみをもたらすからである。制限付増幅器の伝播遅延
は、遅延線により相殺され、同じ振幅の出力が全周波数
域にわたって得られる。
【0015】搬送波が中断すると、制限付増幅器への入
力は当然無くなり、その結果出力は不明確になる。制限
値が大きくなればなるほど、不明確である期間は短かく
なる。実際、正確に60dBの利得の場合、出力波形の
ひずみとみせかけの信号を取り出したものとの間の値を
取ることがわかっている。回路の出力は、その瞬間の入
力高周波の包絡線の振幅値であり、その高周波信号のそ
の瞬間の位相に完全に依存している。ダイオードの次に
フィルタを繋いで、残りの高周波成分を除去する。この
フィルタの帯域幅はできるだけ広くして、搬送波の瞬間
的な停止時等に現われる包絡線波形の鋭い突出部に含ま
れる高周波を保護するようにする。
【0016】差動増幅器の入力は補助帰還ループ10a
によりほぼ同じになっているが、誤差信号は十分大き
く、振幅変調器3、10とを作動させられる。これは、
誤差信号が、入力の差と、作動増幅器7の大きな増幅率
との積であるためである。誤差信号を単純に変調器間で
分割できないことは明らかであるが、分割しなければ、
振幅変調器3の振幅補正はできない。このために、舵取
り用 (steering)回路網を設ける。
【0017】図4で、誤差信号は、直流を通さないコン
デンサC1 と電位差計RV1 とで構成するループ・ゲイ
ンの制御器と、スイッチ12と、調節 (clamping) 回路
11とを通って振幅変調器3に加えられる。コンデンサ
1 は、誤差信号の直流成分を振幅変調器3に伝えない
ようにする。電位差計RV1 を手動調整して、振幅変調
器3にかかる誤差信号の量を変えることができる。この
ようにして、ひずみの減少量を調整する。
【0018】ダイオードD1 とD2 とは逆向きの並列接
続(これに代えて、ツェナー・ダイオードを互いに向い
あわせて直列接続してもよい。)で、これに抵抗R1が
並列接続している。ダイオードD1 とD2 は順方向電圧
0.7Vぐらいから電流が流れ始めるので、この電圧以内
で変動する。誤差信号の交流成分はループ・ゲイン制御
器へと流れ、振幅変調器3にかかる。R1 とR2 の抵抗
値は、実際の交流成分が抵抗R1を通ってダイオードに
流れることのないような値を選ぶ。誤差信号の直流成分
は、ダイオードにもバッファ13にも阻止されず、振幅
変調器10の制御信号になる。
【0019】従って、通常運転においては、誤差信号の
交流成分はピーク・ツー・ピーク電圧で1V程度なの
で、振幅変調器10には流れず、振幅変調器3にかか
る。誤差信号の直流成分は、振幅変調器3を通ることは
できず、振幅変調器10にかかる。従って、検出器5、
6で検出された包絡線の振幅の差は振幅変調器10によ
り補正される。しかし、包絡線の形状ひずみは、振幅変
調器10では補正されず、振幅変調器3により補正され
る。送信機の場合、駆動波形に適用する補正をスイッチ
で切れるようにしておくと、一般に便利であり、スイッ
チ12をそのために設ける。振幅変調器10を通る振幅
に関する局所的閉ループの利点は、スイッチ12を切っ
たあとでも、差動増幅器が制限範囲内で作動しつづける
ことであり、この場合でも、検出器5、6の出力差に対
する補正は振幅変調器10により完了する。この場合、
検出器6は最初未補正の送信機出力を検出し、その結果
誤差信号の交流成分はダイオードのバイアス電圧より大
きくなり、振幅変調器10のみで包絡線の形状(交流成
分)と大きさ(直流成分)の両方を補正することにな
る。これは、スイッチ12を切っている間も、差動増幅
器7は制限を受けないことを意味し、スイッチ12を再
び入れたとき、補正作業を支障なく再開でき、ループ・
ゲイン制御も徐々に増加することを保証するものであ
る。
【0020】従って、スイッチ12を入れた時、電位差
計RV1 を調整して、ループ・ゲイン制御を徐々に増加
させ、振幅変調器3にかかる誤差信号の量を徐々にさせ
る。その結果、振幅の補正が徐々に行なわれ、それに応
じて誤差信号が減少する。最終的には誤差信号の交流成
分がダイオードD1 とD2 のバイアス電圧より小さくな
り、すべての振幅ひずみの補正は振幅変調器3と10と
により行われることになる。このときには、振幅変調器
10は誤差信号の交流成分のみを受け取り、包絡線検出
器の出力を同じレベルにするよう働く。
【0021】調節回路の目的は、誤差信号の交流成分中
の直流値を取り出すことである。これを行なう理由は、
送信機は包絡線の最大振幅時に最大幅率で増幅するから
であり、それ故、この包絡線の振幅を十分に制御された
ピークツーピークの最大値以内の値をとるように制限す
る必要がある。もし、直流値を交流補正信号の上にのせ
たままにしていたなら、増幅器はその最大出力より大き
い値に包絡線を増幅してしまい、ひずみが起きる。更に
出力の最大値もまるで補正したかのように変わってしま
いがちであり、これは不都合である。従って、調節回路
は、駆動波形の最大値に対応する出力の最大値を0Vに
とどめるよう調節する。0Vのかわりに他の電圧値を一
意に定めてもよい。以上をA1 からA4 の作動演算増幅
器を使用して行なう。
【0022】A1 は、C点の電圧をB点の電圧に追従さ
せ、電圧フォロアのごとく働く演算増幅器である。演算
増幅器A2の非反転入力はアースされているので、演算
増幅器A2 はB点の電圧を0V未満に保つ。もし、B点
の電圧が正に偏移しようとすると、正の偏移がCを通っ
て差動増幅器A2 の反転入力に現れるので、それに等し
い負の電圧がB点に差動増幅器A2 2の出力として生じ
て、その結果、B点の電圧は0V以上にはならない。従
って、A点に入力された検出済み波形は、コンデンサC
2 によりその直流成分を取りさられ、B点では0V以上
にならないように調節される。
【0023】演算増幅器A3 とA4 は、ダイオード
3 、D4 と反対向きに接続されているダイオード
5 、D6 を有する。もし、演算増幅器A4 の非反転入
力も同じようにアースされているなら、E点とF点の電
圧が0V未満に下がることはないだろう。A3 はA1
同様バッファである。しかし、本実施例では、非反転入
力はアースされていず、C点での出力の影響を受ける。
D点への入力は、誤差信号中の交流成分である。従っ
て、誤差信号は検出された包絡線信号未満に下がること
はない。検出された包絡線の最大値に相当する点が0V
なので、誤差信号は0V未満に下がることはない。ま
た、誤差信号はその最大値が0Vである。従って、誤差
信号は0Vに調節される。本実施例では0Vと定めた
が、0V以上の、0V未満の、どの値を一意に定めても
よい。
【0024】送信機は3.9MHzから28MHzのあい
だで運用でき、その出力は500KWである。しかしな
がら、本発明はどんな高周波用、中周波用送信機にも適
用できる。補正回路は送信機に組み込んでも、既存の送
信機に接続してもよいことは明らかである。また、本発
明の回路を、たとえば振幅変調、周波数変調、TV、レ
ーダの搬送波減少用等の、どんな送信機の部品として用
いてもよい。さらに、本発明の回路を、送信機の一部の
高周波用電力増幅器用としてだけでなく、他の機能を有
する高周波用電力増幅器用として使用してもよい。本発
明は、A級、B級、AB級等のどんな線形電力増幅器の
ひずみの減少用、削除用にも応用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、高周波無線送信機の一部分の構成図
である。(B)は、図1の包絡線検出器の構成例であ
る。
【図2】(A)は、2トーン・テスト信号のSSB波形
である。(B)は、同じ信号の検出された包絡線であ
る。
【図3】同じ信号の周波数スペクトラムである。
【図4】図1の分割回路の一例である。
【図5】図1の調節回路の一例である。
【符号の説明】
1 電力増幅器 3 振幅変調器 5 包絡線検出器 9 分割回路 11 調節回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号源からの信号の包絡線の振幅
    に対応している電力増幅器の出力からの信号の包絡線の
    振幅と、電力増幅器の入力の包絡線の振幅を変調するた
    めに使用されている誤差信号から取り出した信号の包絡
    線の振幅と、誤差信号から取り出した信号を包絡線検出
    器の入力の包絡線の振幅を変調するために使用して包絡
    線検出装置の入力を同じように保つよう働く補助帰還ル
    ープとに依存する誤差信号を生成する包絡線検出装置を
    含んで、電力増幅器の出力と高周波信号源との包絡線の
    振幅誤差を減少させる主帰還ループを有し、高周波信号
    源用の高周波電力増幅器により生じる包絡線の振幅のひ
    ずみを減少させることを特徴とする回路。
  2. 【請求項2】 誤差信号が入力し、一定の振幅以内の交
    流成分を電力増幅器の包絡線振幅調整用の主帰還ループ
    に進ませるためと、直流成分を包絡線検出器の入力の包
    絡線調整用の補助帰還ループに進ませるためとの舵取り
    用回路網を有することを特徴とする請求項1記載の回
    路。
  3. 【請求項3】 前記一定の振幅より大きい交流成分を補
    助帰還ループに進ませるための舵取り回路網を有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の回路。
  4. 【請求項4】 互いに向き合って置かれたダイオード1
    組を含む舵取り回路網を有することを特徴とする請求項
    2または3記載の回路。
  5. 【請求項5】 主帰還ループに沿って供給するために使
    用する誤差信号から取り出す信号の量を変更するための
    手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か1つに記載の回路。
  6. 【請求項6】 電力増幅器の入力の包絡線の振幅を調整
    するために使用される信号を調節するための調節回路を
    有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1つ
    に記載の回路。
  7. 【請求項7】 高周波信号源が最大値に達する時に、信
    号を固定電圧に調節するために配列した調節回路を有す
    ることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記
    載の回路。
  8. 【請求項8】 高周波信号源から取り出した一定振幅の
    搬送波周波数の信号により開閉されるダイオードを有す
    る検出器1組を有する包絡線検出装置を有することを特
    徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の回路。
  9. 【請求項9】 送信機で使用するのに適した電力増幅器
    を有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1
    つに記載の回路。
  10. 【請求項10】 SSB送信機で使用するのに適した電
    力増幅器を有することを特徴とする請求項1から9のい
    ずれか1つに記載の回路。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれか1つに記
    載の包絡線の振幅ひずみを減少させる回路を含んでいる
    ことを特徴とする高周波送信機。
JP3015317A 1990-02-08 1991-02-06 高周波電力増幅器ひずみ減少回路 Pending JPH06209218A (ja)

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