JPH06209150A - 配線板の製造方法 - Google Patents
配線板の製造方法Info
- Publication number
- JPH06209150A JPH06209150A JP150793A JP150793A JPH06209150A JP H06209150 A JPH06209150 A JP H06209150A JP 150793 A JP150793 A JP 150793A JP 150793 A JP150793 A JP 150793A JP H06209150 A JPH06209150 A JP H06209150A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- boards
- wiring
- sheet
- wiring board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】そりの抑制に優れ、かつ作業効率のよい配線板
の製造方法を提供すること。 【構成】配線板を背合わせにして1枚の基板とし、両面
に基板のそりが発生しない程度のほぼ同じ配線密度を形
成した後分離してそれぞれ独立した配線板として製造す
ること。
の製造方法を提供すること。 【構成】配線板を背合わせにして1枚の基板とし、両面
に基板のそりが発生しない程度のほぼ同じ配線密度を形
成した後分離してそれぞれ独立した配線板として製造す
ること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線板の製造方法に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、配線板の製造方法は、例えば片面
配線板においては配線密度が基板両面で非対称となり、
場合によっては製造工程中に大きなそりが発生し、最終
製品においてもそりが残留することがあった。これを改
善するために、基板裏側に補強板を設ける等の対策を施
していた。
配線板においては配線密度が基板両面で非対称となり、
場合によっては製造工程中に大きなそりが発生し、最終
製品においてもそりが残留することがあった。これを改
善するために、基板裏側に補強板を設ける等の対策を施
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板裏側に
補強板を設ける等の対策には余分な材料が必要であり、
また基板の非対称性は解決しないため、そりは低減する
ものの、残留するという課題は解決されず、作業効率の
悪化を招いていた。
補強板を設ける等の対策には余分な材料が必要であり、
また基板の非対称性は解決しないため、そりは低減する
ものの、残留するという課題は解決されず、作業効率の
悪化を招いていた。
【0004】本発明は、そりの抑制に優れ、かつ作業効
率のよい配線板の製造方法を提供することを目的とす
る。
率のよい配線板の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の配線板の製造方
法は、配線板を背合わせにして1枚の基板とし、両面に
基板のそりが発生しない程度のほぼ同じ配線密度を形成
した後分離してそれぞれ独立した配線板として製造する
ことを特徴とするものである。本発明の製造方法によっ
て清掃する配線板は、絶縁基板、接着シート、絶縁被覆
ワイヤからなるマルチワイヤ配線板、銅箔と絶縁材から
なる片面、両面、多層配線板であっても良い。更にフレ
キシブル配線板であっても良い。ここで背合わせにする
ということは、基板のそりが発生しない程度のほぼ同じ
配線密度を外側にして重ねるということである。このと
き基板端を粘着テープ等で仮固定しても良く、プリプレ
グまたはエッチングレジストに用いるドライフィルム等
を用いてラミネートしても良い。このような配線板を、
背合わせにして1枚の基板とし、基板のそりが発生しな
い程度のほぼ同じ配線密度を形成した後分離してそれぞ
れ独立した配線板として製造することを特徴とする。
法は、配線板を背合わせにして1枚の基板とし、両面に
基板のそりが発生しない程度のほぼ同じ配線密度を形成
した後分離してそれぞれ独立した配線板として製造する
ことを特徴とするものである。本発明の製造方法によっ
て清掃する配線板は、絶縁基板、接着シート、絶縁被覆
ワイヤからなるマルチワイヤ配線板、銅箔と絶縁材から
なる片面、両面、多層配線板であっても良い。更にフレ
キシブル配線板であっても良い。ここで背合わせにする
ということは、基板のそりが発生しない程度のほぼ同じ
配線密度を外側にして重ねるということである。このと
き基板端を粘着テープ等で仮固定しても良く、プリプレ
グまたはエッチングレジストに用いるドライフィルム等
を用いてラミネートしても良い。このような配線板を、
背合わせにして1枚の基板とし、基板のそりが発生しな
い程度のほぼ同じ配線密度を形成した後分離してそれぞ
れ独立した配線板として製造することを特徴とする。
【0006】
実施例1 絶縁基板2、接着シート31、絶縁被覆ワイヤ5からな
るマルチワイヤ配線板を製造するにあたって、2枚の銅
箔11を背合わせにし、両面から銅箔11より大きいプ
リプレグ21を積層圧着して1枚の基板を作製し(図1
(a)に示す。)、基板両面に接着シート31をラミネ
ートして接着層3を形成した後、絶縁被覆ワイヤ5を所
望の形状に固定する布線を行い(図1(b)に示
す。)、その表面に、プリプレグ22と銅箔12を積層
圧着した後(図1(c)に示す。)、銅箔11より小さ
い寸法で基板端部を切断し、2枚の基板に分離した(図
1(d)に示す。)。この基板の銅箔の不要な箇所をエ
ッチング除去し、回路の接続に必要な箇所のみを除去し
てシールド層を形成した後、さらに、プリプレグ23と
銅箔13を積層一体化し(図1(e)に示す。)、穴あ
け、めっき、エッチングの工程により独立した配線板を
製作した(図示せず。)。
るマルチワイヤ配線板を製造するにあたって、2枚の銅
箔11を背合わせにし、両面から銅箔11より大きいプ
リプレグ21を積層圧着して1枚の基板を作製し(図1
(a)に示す。)、基板両面に接着シート31をラミネ
ートして接着層3を形成した後、絶縁被覆ワイヤ5を所
望の形状に固定する布線を行い(図1(b)に示
す。)、その表面に、プリプレグ22と銅箔12を積層
圧着した後(図1(c)に示す。)、銅箔11より小さ
い寸法で基板端部を切断し、2枚の基板に分離した(図
1(d)に示す。)。この基板の銅箔の不要な箇所をエ
ッチング除去し、回路の接続に必要な箇所のみを除去し
てシールド層を形成した後、さらに、プリプレグ23と
銅箔13を積層一体化し(図1(e)に示す。)、穴あ
け、めっき、エッチングの工程により独立した配線板を
製作した(図示せず。)。
【0007】実施例2 絶縁基板2、接着シート3、絶縁被覆ワイヤ5からなる
マルチワイヤ配線板を製造するにあたって、2枚の銅箔
11を背合わせにし、両面から銅箔11より大きいプリ
プレグ21を積層圧着して1枚の基板を作製し(図2
(a)に示す。)、基板両面に接着シート3をラミネー
トして接着層3を形成した後、絶縁被覆ワイヤ5を所望
の形状に固定する布線を行い(図2(b)に示す。)、
その表面に、プリプレグ22と銅箔12を積層圧着した
後(図2(c)に示す。)、銅箔11より小さい寸法で
基板端部を切断し、2枚の基板に分離した(図示せ
ず。)。この基板の銅箔の不要な箇所をエッチング除去
し、回路を形成して、独立した配線板を製作した(図2
(d)に示す。)。
マルチワイヤ配線板を製造するにあたって、2枚の銅箔
11を背合わせにし、両面から銅箔11より大きいプリ
プレグ21を積層圧着して1枚の基板を作製し(図2
(a)に示す。)、基板両面に接着シート3をラミネー
トして接着層3を形成した後、絶縁被覆ワイヤ5を所望
の形状に固定する布線を行い(図2(b)に示す。)、
その表面に、プリプレグ22と銅箔12を積層圧着した
後(図2(c)に示す。)、銅箔11より小さい寸法で
基板端部を切断し、2枚の基板に分離した(図示せ
ず。)。この基板の銅箔の不要な箇所をエッチング除去
し、回路を形成して、独立した配線板を製作した(図2
(d)に示す。)。
【0008】このような方法により、製造中における基
板の構成が上下ほぼ対称となるための製造工程中でのそ
りが5%から0.1%と低減し、合わせて補強材等の材
料費低減と2枚の配線板を1枚の基板としてハンドリン
グ出来るため作業効率の向上と工程長の短縮等の効果を
得ることが出来た。
板の構成が上下ほぼ対称となるための製造工程中でのそ
りが5%から0.1%と低減し、合わせて補強材等の材
料費低減と2枚の配線板を1枚の基板としてハンドリン
グ出来るため作業効率の向上と工程長の短縮等の効果を
得ることが出来た。
【0009】
【発明の効果】本発明により、そりの抑制に優れ、かつ
作業効率のよい配線板の製造方法を提供することができ
る。
作業効率のよい配線板の製造方法を提供することができ
る。
【図1】(a)〜(e)は、本発明の一実施例を示す各
工程における断面図である。
工程における断面図である。
【図2】(a)〜(d)は、本発明の他の実施例を示す
各工程における断面図である。
各工程における断面図である。
11,12,13.銅箔 2.絶縁基板 21,22,23.プリプレグ 3.接着層 5.絶縁被覆ワイヤ5
Claims (2)
- 【請求項1】配線板を背合わせにして1枚の基板とし、
両面にほぼ同じ配線密度の配線板を形成した後分離して
それぞれ独立した配線板として製造することを特徴とす
る配線板の製造方法。 - 【請求項2】ほぼ同じ配線密度の配線が、2枚の配線板
を背合わせした状態で基板のそりを発生しない範囲にあ
ることを特徴とする請求項1に記載の配線板の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP150793A JPH06209150A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP150793A JPH06209150A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 配線板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209150A true JPH06209150A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11503399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP150793A Pending JPH06209150A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 配線板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06209150A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011029410A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 配線板の製造方法 |
WO2019030825A1 (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-14 | 日立化成株式会社 | マルチワイヤ配線板の製造方法、及びマルチワイヤ配線板 |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP150793A patent/JPH06209150A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011029410A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 配線板の製造方法 |
WO2019030825A1 (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-14 | 日立化成株式会社 | マルチワイヤ配線板の製造方法、及びマルチワイヤ配線板 |
KR20200033874A (ko) * | 2017-08-08 | 2020-03-30 | 히타치가세이가부시끼가이샤 | 멀티 와이어 배선판의 제조 방법, 및 멀티 와이어 배선판 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4646968B2 (ja) | 回路転写用キャリア部材の製造方法 | |
US20110274866A1 (en) | Inner substrate for manufacturing multilayer printed circuit boards | |
US5339217A (en) | Composite printed circuit board and manufacturing method thereof | |
JP2007096314A (ja) | ワイヤボンディングパッド面とボールパッド面の回路層の厚さが異なる半導体パッケージ基板およびその製造方法 | |
KR101044105B1 (ko) | 휨 발생 방지를 위한 기판의 제조방법 | |
JP2008042037A (ja) | フレキシブル配線板の製造方法 | |
KR100693140B1 (ko) | 인쇄회로기판의 제조방법 | |
JP2010225973A (ja) | 多層回路基板の製造方法 | |
JP4098183B2 (ja) | 構造層数が異なるフレキシブル多層プリント配線板の製造方法 | |
JPH06209150A (ja) | 配線板の製造方法 | |
KR101167422B1 (ko) | 캐리어 부재 및 이를 이용한 인쇄회로기판의 제조방법 | |
WO1988002978A1 (en) | Multi-layer printed circuit board and a method of fabricating the same | |
JP2005116811A (ja) | 多層配線回路基板およびその作製方法 | |
JPH01282892A (ja) | 多層印刷配線板の製造方法 | |
JPH05315758A (ja) | 多層フレキシブル回路基板およびその製法 | |
KR101119380B1 (ko) | 기판 제조용 캐리어 부재 및 이를 이용한 기판의 제조방법 | |
JP2010056373A (ja) | プリント配線板の製造方法およびプリント配線板 | |
JP3983466B2 (ja) | 多層プリント基板の製造方法 | |
CN114080089B (zh) | 传输线结构及其制作方法 | |
JP5129041B2 (ja) | 配線回路基板およびその製造方法 | |
JPH06318782A (ja) | 金属ベース多層プリント配線板とその製造方法 | |
JP2010205809A (ja) | 多層プリント配線板およびその製造方法 | |
JPH10313152A (ja) | 回路基板 | |
KR20230131084A (ko) | 패키지 구조 및 이의 제조 방법 | |
JP2007250698A (ja) | メタルコアプリント配線板の製造方法 |