JPH06208814A - ゼロクロスac電圧源をac負荷線に対し接続および非接続とするためのスイッチ装置 - Google Patents

ゼロクロスac電圧源をac負荷線に対し接続および非接続とするためのスイッチ装置

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JPH06208814A
JPH06208814A JP5246739A JP24673993A JPH06208814A JP H06208814 A JPH06208814 A JP H06208814A JP 5246739 A JP5246739 A JP 5246739A JP 24673993 A JP24673993 A JP 24673993A JP H06208814 A JPH06208814 A JP H06208814A
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command signal
zero
switch
signal
voltage
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JP5246739A
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Lee A Finch
エー.フィンチ リー
Richard Judson Backus
ジャドソン バッカス リチャード
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/13Modifications for switching at zero crossing
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゼロクロスAC電圧源をAC負荷線に対し接
続および非接続とするためのスイッチ装置に関し、電磁
妨害雑音の発生を防止することを目的とする。 【構成】 AC電圧源をAC負荷線に対し接続および非
接続としたいときに外部制御コマンド信号を発生する手
段があり、また少なくともAC電圧のゼロクロス点を含
みこれより前の時間から始まるような性能窓が設定され
ていて、内部制御コマンド信号はAC電圧と外部制御コ
マンド信号とに応答して、オンおよびオフコマンド信号
の双方ではなくこれら信号のいずれかが完全に性能窓内
に存在するように生成されるようにし、その窓内ではオ
ン状態およびオフ状態間の切換えが生じないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には電気スイッチ
技術に関し、さらに具体的には、スイッチ出力における
電流サージを低減するように電源のゼロクロスAC(交
流)電圧をAC負荷に対して接続および非接続とするた
めのゼロクロススイッチ制御技術に関し、これにより電
磁妨害雑音(EMI:Electromagnetic Interference)
を低減させるものである。
【0002】
【従来の技術】ゼロクロススイッチ、特にゼロクロス半
導体リレー(ZCSSRs:Zero Crossing Solid Stat
e Relays) は、これまで、低電流DC(直流)制御回路
とAC電力との間のインタフェースを安価に、かつ、効
率よく実現するものとして用いられてきた。ACのゼロ
クロスにおいてターンオンしまたターンオフすることは
電流サージを最小にするものであり、これによりEMI
の発生を低減できる。EMIはいずれにせよ問題ではあ
るが、“マシン動作”に影響された場合あるいは“マシ
ン”より発生したEMIがFCC規格を超えるような場
合には、その問題は一層深刻なものとなる。従来の技術
によれば、ZCSSRsターンオン/オフ信号仕様を全
く考慮することなく、このZCSSRsをターンオンし
またターンオフできた。なお、このターンオン/オフ信
号仕様については後に図5および図6を参照して説明す
る。
【0003】これまでは、もし、第1ゼロクロス点にお
いて上記ターンオン/オフ信号仕様が満足されないなら
ば、ZCSSRは、ターンオン/オフするための次のゼ
ロクロス点を、何の問題も生じさせることなく、ただ単
に待つだけでよいものと思われてきた。しかしながら、
次に詳しく述べるように、本出願人は、AC線周波数に
対してZCSSRターンオン/オフコマンド信号をラン
ダムに与えると、過度にEMIが生ずる傾向がある、と
いう事実を発見した。後で詳しく説明するが、本発明に
基づいて、上記のターンオン/オフ信号仕様に決して反
することのないように、AC線周波数に対してZCSS
Rターンオン/オフコマンド信号を同期させると、その
結果、生ずるEMIレベルはかなり低減せしめられるの
である。
【0004】具体的に図5を参照すると、ゼロクロスス
イッチ(ZCS:Zero Crossing Switch)10,例えば
ゼロクロス半導体リレーが、ゼロクロスAC電圧源11
とAC駆動負荷との間のAC負荷線を開閉し、AC電圧
を該AC駆動負荷に対し接続および非接続とするために
挿入される。ここに図示するゼロクロススイッチは、従
来であると、外部から与えられるコマンド信号12に基
づいて制御される。これについては後に図6の(B)〜
(E)を参照しながら説明する。
【0005】一方、図5に示す負荷を駆動するのに用い
られるゼロクロスAC電圧は、図6の(A)に14とし
て表されている。この図6(A)に示すAC電圧14
は、連続して現れるゼロクロス点ZCと一定のピーク−
ピーク振幅を有している。上述したゼロクロス半導体リ
レーでは、リレーのオン/オフ仕様について述べたが、
そこで述べたように、もしターンオン/オフ信号仕様が
1つのゼロクロス点において満足されなかったとした
ら、ZCSSRは、ターンオン/オフするための次のゼ
ロクロス点を、何の障害も起こすことなく、ただ単に待
つだけでよいものと思われてきた。そのリレーの信号も
しくは性能の仕様によれば、そのリレーをターンオンす
るために、AC電圧のゼロクロス点ZCよりも先に予め
定めた期間、例えば0.4msの間、オン信号が存在
し、かつ、ZCを経由して存在し続けることを要求して
いる。
【0006】その仕様はまた具体的に、そのリレーをタ
ーンオフするために、ZCよりも先に、予め定めた期
間、例えば0.35msの間、オフ信号が存在し、か
つ、ZCを経由して存在し続けることを要求している。
大半のリレーの性能仕様では、ZCの後に引き続オンま
たオフ信号が所要の期間中存在し続けるべきことについ
ては触れていないけれども、出願人はそのような所要の
期間が存在することを経験的事実として発見した。これ
は性能窓(PW:Performance Window)であり、図6の
(A)に点線で示した範囲のPWとして示している。簡
単のために、ただ1つの窓、例えばオン窓を描いてい
る。
【0007】かくして、従来の技術によれば、図5に示
すゼロクロススイッチ10をそのゼロクロス点ZCにお
いてターンオンするために、オンコマンド信号12が性
能窓PWの始めにおいて存在し、かつ、その窓の継続期
間に亘って存在し続けなければならない。図6の(B)
〜(E)を参照すると、一連の外部からのコマンド信号
12A〜12Dが描かれている。それぞれの場合におい
て、負パルスはオンコマンド信号に対応し、正パルスは
オフコマンド信号に対応する。これらの一連のコマンド
信号は、AC電圧14に同期(時間的に)している様子
が示されている。考察のために、図6(B)〜(E)に
表す一連のコマンド信号は、ゼロクロススイッチ10を
ターンオンしAC電圧をAC負荷に与えることを意図す
るものである場合を想定してみよう。特に、図6の
(B)を参照すると、性能窓PW内に落ち込む、パルス
列12Aのうちのオンパルスのみをハッチングを付した
負パルスで示すことに注意すべきである。さらにまた、
この負パルスは窓の始まりより後に生じ始めるので、そ
の性能仕様に鑑みればスイッチ10をターンオンしない
であろうことに注意すべきである。
【0008】したがって、従来の技術によれば、スイッ
チ10は次のオンパルスを、そして、もし必要ならば、
さらに次のオンパルスを、該オンパルスが窓PW内に完
全に落ち込むまで、待つことになる。一方、さらに注意
すべきなのは、パルス列12Aの場合、オフパルスか
ら、ハッチング付きのオンパルスへの遷移が性能窓内で
生じていることである。これは、性能仕様を満足するよ
りも前に何度でも起こり得ることであり、かくしてスイ
ッチはターンオンせしめられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来は実用上、明らか
にこのような遷移は余り重大なことではないものとして
無視してきた。他方、出願人は、このような性能窓内で
の該遷移が重大な電流サージを引き起こし得るものであ
りまたしばしば引き起こしていることを発見した。かか
る電流サージは重大な電磁妨害雑音をもたらすものであ
る。
【0010】図6の(E)に示す信号パルス列12Dも
また上記パルス列12Aと同様の問題を引き起こす。図
6の(C)において、ハッチングを付した負のオンパル
スは、性能窓PWが始まるよりも前に始まるが、しか
し、その窓内にてオフ状態へ遷移する。図6の(D)に
示すパルス列12Cのみが有効なオンパルスを含むもの
である(ハッチングを付した負パルス)。
【0011】したがって本発明の目的は、上述したパル
スの遷移によりもたらされる重大な電流サージひいては
重大なEMIの発生を防止することである。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】後にさらに詳
述するように、本発明は上記の問題点について認識しそ
してこれを解決するものであって、外部からのコマンド
信号およびゼロクロスAC電圧に応答して、内部的に制
御された信号を生成するものである。後に明らかにする
とおり、これらの内部制御コマンド信号は、外部からの
コマンド信号に代えて、AC電圧源をAC負荷に対し接
続および非接続とするための制御をゼロクロススイッチ
に加えるものである。
【0013】本発明によれば、これらの内部制御コマン
ド信号は、オンコマンド信号とオフコマンド信号の双方
ではなく、このオンコマンド信号またはオフコマンド信
号のいずれかが、完全に特定の窓の時間PW中に存在す
るように生成され、これにより、該窓の存するいかなる
時間においても、コマンド信号がオン状態およびオフ状
態の間を遷移するのを防止するものである。
【0014】また後に明らかにするように、本発明は、
ゼロクロスAC電圧源をAC負荷線に対して接続および
非接続とするためのDC制御スイッチ構成体を提供す
る。この構成体は、AC電圧源をAC負荷線に対し接続
および非接続とするために該AC電圧源およびAC負荷
線に接続可能なゼロクロススイッチを含み、この接続可
能ゼロクロススイッチは、少なくともAC電圧のあるゼ
ロクロス点を含みかつこのゼロクロス点よりも前にある
特定の時間より開始し完全に性能窓を通過する時間まで
に適切なコマンド信号があるときにのみ接続可能とな
る。
【0015】この構成体は、ゼロクロススイッチに接続
すると共に少なくともAC電圧に応答する信号供給手段
を含み、この手段は、そのスイッチに対し、内部制御オ
ン/オフコマンド信号を供給するものであって、この信
号は、オンコマンド信号とオフコマンド信号の双方では
なく、このオンコマンド信号またはオフコマンド信号の
いずれかが、完全に特定の窓の時間中に存在するように
生成され、これにより該窓内のいかなる時間において
も、コマンド信号のオン状態およびオフ状態間の切換え
が生ずることを防止する。
【0016】
【実施例】まず発明の概要を知るため、図1の(D)お
よび(E)(図6の(D)および(E)に同じ)と関連
づけて図1の(F)および(G)について見てみる。図
1の(F)は、内部生成コマンド信号をなすパルス16
Aを示し、また同様のパルスは図1の(G)に16Bと
して示される。これら内部生成コマンド信号のそれぞれ
は時間的に、外部制御コマンド信号12およびAC電圧
14に同期している。特に注目したいのは、ハッチング
を付したパルス16Aのオン信号が窓PWの範囲を完全
に超えて伸びていることであり、これによりゼロクロス
スイッチ10は、AC電圧14がそのゼロクロス点ZC
を通過するときに確実にターンオンすることができる。
【0017】後でさらに詳しく述べるように、好ましい
実施例としては、上記のオンパルスは、初めに、外部制
御コマンド信号およびAC電圧14上の所定のトリガー
点を形成するためのオンパルスと協同して生成される。
例えば、図1(E)(図6(E)と同じ)に示すパルス
列12Dの左端にあるハッチングを付したオンパルス
は、AC電圧波形14上に現れる予め設定されたトリガ
ー点において存在している。このトリガー点T1は前記
の性能窓PWよりもかなり前に位置しているから、図1
(F)に示すハッチングを付した内部生成のオンパルス
16Aは、該性能窓の始まりよりもかなり前に起動され
る。
【0018】外部制御された外部コマンド信号が、パル
ス列12Dに例示されるようにオン状態およびオフ状態
の間を遷移したとしても、性能窓中を間断なく、ハッチ
ングを付した内部制御オンパルスを出力し続けさせるた
めの回路について次に述べる。同様の状況は、内部制御
コマンド信号16Bにおけるハッチングを付したオフパ
ルスとして表されるように、前記のスイッチをオフ状態
からオン状態にする場合にも存在する。なお、このハッ
チングを付したオフパルスは、例えば外部制御コマンド
信号12A、12Bまたは12Cにおいてハッチングを
付したオフパルスのいずれによっても起動される。特
に、内部制御オンコマンド信号またはオフコマンド信号
が一度生成されると、その信号は1サイクル分持続せし
められる。そしてその終了のときに、第2のトリガー点
T1が、ゼロクロススイッチ10を図1の(F)および
(G)中の点線で示すように、オフ状態からオン状態へ
またはオン状態からオフ状態への切り換えをすべきがど
うかを決めるために使われる。
【0019】さて次に図2および図3を考察する。既に
述べたように図2は、本発明に基づいて設計された、ゼ
ロクロスAC電圧源をAC負荷線に対して接続および非
接続とするための、DC制御スイッチ構成体を表す。こ
の構成体は全体として参照番号18で示される。この構
成体は、適当なAC電圧源20からの既述したゼロクロ
スAC電圧14を受けて動作し、図1の(B)〜(E)
(図6の(B)〜(E)と同じ)に示す既述の外部コマ
ンド信号12によって外側から制御される。この構成体
の具体的一例を挙げるならば温度制御装置であり、上記
の負荷は1またはそれ以上のヒータ素子からなる。そし
て上記の外部制御コマンド信号12はサーモスタットあ
るいはこれに類するセンシングデバイスによって生成さ
れる。
【0020】さらに詳細に図2を参照すると、DC制御
スイッチ構成体18は、図示するように、ステップダウ
ン分離トランス24を含んでおり、このトランス24は
一方の側でAC負荷線に、他方の側で抵抗分圧ネットワ
ーク28を介してコンパレータ回路26の入力に、それ
ぞれ接続される。コンパレータの出力は図示するよう
に、フリップフロップラッチ回路30のクロック入力
(CLK)を駆動する。この回路30はその制御入力
に、外部制御コマンド信号12を受け入れるべく、外部
コマンド信号源22に接続する。
【0021】既述した内部制御コマンド信号16は、図
2に示すとおり、フリップフロップラッチ回路30の出
力より生成され、その出力は協働するゼロクロススイッ
チ32の入力に接続する。このゼロクロススイッチはス
イッチ構成体の一部をなす。本図の例によればゼロクロ
ススイッチとして、ゼロクロス半導体リレー32を用い
ている。ただし、これに限るものではない。
【0022】以上、スイッチ構成体18を構造的な観点
より考察したが、AC電圧源20を負荷に対して接続お
よび非接続とするために、ゼロクロス半導体リレー32
を構成体内部で制御するための手法について説明を行
う。初めに、内部制御オン/オフコマンド信号16を起
動するときの前記トリガー点T1を設定すべく、コンパ
レータ回路26に基準スレッショルドを与えるための抵
抗R3およびR4を適当に選定する。また抵抗R5およ
びR6は、誤ったトリガーを生じさせないためのヒステ
リシスを与えるべく、適当に選定される。
【0023】実際の具体例としては、抵抗R1およびR
2は、スイッチ構成体が110ボルトから20ボルトま
でのAC電圧を容易に開閉できるように、相互に等しい
値に設定される。説明の都合上、トリガー点T1は、A
C電圧波形の正のピーク点側に上昇する途上で、かつ、
そのピーク点よりわずかに低いところに設定する。すぐ
後で述べるように、コンパレータ回路26およびフリッ
プフロップラッチ回路30は、内部生成オン/オフコマ
ンド信号16を上記トリガー点から丁度1サイクルの間
維持し続けるように作動する。
【0024】リレー32をターンオンすなわち閉成すべ
く、すなわち電圧源20をその負荷に対し非接続状態か
ら接続状態にするためには、外部制御オンコマンド信号
12はトリガー点T1において存在していなければなら
ない。この条件が一旦満足されれば、構成体18は即座
に内部制御オンコマンド信号16Aを1サイクル中生成
開始し、これにより、AC電圧波形にゼロクロス点を含
む既述の性能窓PWの全期間中にわたり該信号16Aを
維持可能とする。これはまた、他方、リレー32がター
ンオンすることを確実にし、AC電圧を負荷に対し接続
することができる。
【0025】同様にして、リレー32はAC電圧源を負
荷に対して非接続とするために、オン状態からオフ状態
へ切り換えられるが、この場合、トリガー点T1におい
て外部制御オフコマンド信号が生成されると、内部生成
オフコマンド信号16Bを1サイクルの期間中にわたっ
て生成する。DC制御スイッチ構成体18について構造
的な説明と共に、その構成体が外部コマンド12により
1サイクルにわたり内部制御コマンド信号16を生成す
るように動作することについて説明したが、ここで、構
成体のさらに詳細な動作について検討してみる。これに
ついては図3を参照する。図3に示すように、ステップ
ダウン分離トランス24は、コンパレータ回路26にと
ってAC電圧14をもっと処理し易いレベルに降圧する
(図中の14’参照)。なお、トリガー点T1は、その
降圧された波形(14’)上にも描かれており、またそ
の波形(14’)には、後に説明する点P1およびP2
も含んで描かれている。
【0026】AC電圧波形14’がその0電圧レベルよ
りその第1トリガー点T1に向って上昇しているとき、
コンパレータ回路26の出力は“H”(high) に保持さ
れている。この上昇する電圧がT1に到達すると、コン
パレータ回路の反転入力(−)のレベルは、基準スレッ
ショルドの非反転入力(+)のレベルに到達し、これに
より、コンパレータ回路の出力は“L”(low)になる。
これは、他方において、基準の非反転入力を“L”へ引
き込むことになり、この結果、コンパレータ回路が点P
1で再びトリガーされることを防止する。しかしAC電
圧波形が点P2に至ると、コンパレータ回路の反転入力
レベルが“L”になっている基準非反転入力のスレッシ
ョルドと等しくなり、これによりコンパレータ回路はト
リガーされ、コンパレータ回路の出力を再び“H”と
し、次のトリガー点T1で再び“L”になるのに備え
る。
【0027】上述のとおり、コンパレータ回路26の出
力はフリップフロップラッチ回路30のクロック入力
(CLK)に接続されている。ゆえにこの回路30の出
力は、各トリガー点において“L”(オン)または
“H”(オフ)外部コマンド信号12のいずれが該回路
30のデータ入力(DATA IN)に与えられているか、に応
じて、“L”(オン)状態または“H”(オフ)状態の
いずれかにラッチされる。コンパレータ回路は、次のト
リガー点T1までは再び“H”状態から“L”状態へ変
化することはないので、図示の例によれば1サイクル期
間中の間ラッチ回路30の出力は固定されたままであ
る。かくして内部制御オン/オフコマンド信号16が1
サイクルにわたって出力される。
【0028】以上、構造的および動作的観点よりDC制
御スイッチ構成体18について詳細に説明したが、構成
体の組立品でここに開示したものは全て入手可能であ
り、またゼロクロススイッチとしては、開示したゼロク
ロス半導体リレーに限定するものではない。さらにトリ
ガー点T1は、使用されるゼロクロススイッチの性能窓
PWの期間中にわたり内部制御オン/オフコマンド信号
16が伸びている限り、その信号16の継続期間内の他
の点に移動させても構わない。継続期間についてみる
と、例えば内部制御オン/オフコマンド信号の継続期間
は、上記1サイクルの半分としても構わない。したがっ
て図4に示すDC制御スイッチ構成体18’であっても
構わない。なお、この構成体18’は既述した構成体1
8の全ての構成要素を含み、かつ、トランス24の出力
と抵抗電圧ネットワーク28の入力との間に配置される
ダイオード群40を備える。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
磁妨害雑音(EMI)を低減させた電気スイッチを実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】特に本発明に係る改良されたDC制御スイッチ
構成体による内部制御コマンド信号のパルス列を(F)
および(G)に示す波形図である。
【図2】図1(F)および(G)に示す内部制御コマン
ド信号を生成しかつこれを利用する、本発明に係るDC
制御スイッチ構成体を示す図である。
【図3】図2に示す構成体の本発明に基づく動作を表す
図である。
【図4】本発明に基づく第2の実施例を示す図である。
【図5】ゼロクロスAC電圧をAC負荷に対し接続およ
び非接続とするための従来のDC制御スイッチ構成体を
示す図である。
【図6】(A)は図5の構成体に与えられるゼロクロス
AC電圧の1サイクル半を示し(B)から(E)は図5
の構成体内のゼロクロススイッチを制御するための外部
制御コマンド信号の4つの異なるパルス列を示す波形図
である。
【符号の説明】
10…ゼロクロススイッチ 11…AC電圧源 18…スイッチ構成体 20…AC電圧源 26…コンパレータ回路 30…フリップフロップラッチ回路 32…ゼロクロス半導体リレー ZC…ゼロクロス点 T1…トリガー点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)オン/オフコマンド信号に応答し
    てAC電圧源をAC負荷線に対し接続および非接続とす
    るために該AC電圧源およびAC負荷線に接続可能なス
    イッチであって、少なくともAC電圧のあるゼロクロス
    点を含みかつこのゼロクロス点よりも前にある特定の時
    間より開始し完全に性能窓を通過する時間までに適切な
    該コマンド信号があるときにのみ接続可能となるゼロク
    ロススイッチと、 (b)前記ゼロクロススイッチに接続すると共に少なく
    とも前記AC電圧に応答する信号供給手段であって、該
    ゼロクロススイッチに対し内部制御オン/オフコマンド
    信号を供給するものであり、この内部制御オン/オフコ
    マンド信号を、オンコマンド信号とオフコマンド信号の
    双方ではなく、このオンコマンド信号またはオフコマン
    ド信号いずれかが、完全に前記の特定の窓の時間中に存
    在するように生成し、これにより該性能窓内のいかなる
    時間においても、該コマンド信号のオン状態およびオフ
    状態間の切換えが生ずることを防止するような内部制御
    信号を供給する信号供給手段とからなることを特徴とす
    る、ゼロクロスAC電圧源をAC負荷線に対して接続お
    よび非接続とするためのスイッチ装置。
JP5246739A 1992-10-02 1993-10-01 ゼロクロスac電圧源をac負荷線に対し接続および非接続とするためのスイッチ装置 Pending JPH06208814A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/956,921 US5410193A (en) 1992-10-02 1992-10-02 Apparatus and technique for connecting a source of zero crossing AC voltage to and disconnecting it from an AC load line
US956921 1992-10-02

Publications (1)

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JPH06208814A true JPH06208814A (ja) 1994-07-26

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ID=25498863

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US (1) US5410193A (ja)
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