JPH0620876B2 - 低速時制御の改善された自動車用ブレ−キ装置 - Google Patents

低速時制御の改善された自動車用ブレ−キ装置

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JPH0620876B2
JPH0620876B2 JP60130411A JP13041185A JPH0620876B2 JP H0620876 B2 JPH0620876 B2 JP H0620876B2 JP 60130411 A JP60130411 A JP 60130411A JP 13041185 A JP13041185 A JP 13041185A JP H0620876 B2 JPH0620876 B2 JP H0620876B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車用ブレーキ操作に関するものであり、特
に、低速時における制御が改善されたブレーキ装置に関
するものである。
従来の技術 自動車用のブレーキ装置は、車輪の回転を抑制するブレ
ーキと、そのブレーキを作用させるために操作されるブ
レーキ操作部材と、そのブレーキ操作部材の操作に応じ
てブレーキを作用させるブレーキ駆動装置とを含むよう
に構成されるのが普通である。そして、従来のブレーキ
装置においては、ブレーキの作用力がブレーキ操作部材
の操作力に比例(この比例定数をブレーキサーボ比とい
う)するようにされていたのであるが、自動車において
は制動効果、すなわち自動車の減速度や車軸に生ずる制
動トルクの大きさはブレーキの作用力によって一義的に
決まるものではなく、積載荷重,路面の勾配,ブレーキ
の摩擦材の摩擦係数等各種条件の影響を受ける。したが
って、運転者はこれらの条件を考慮してブレーキ操作部
材を操作しなければならなかった。
そこで特開昭58−188746号公報等において、ブ
レーキの作用力ではなく車両の減速度がブレーキ操作部
材の操作力に対して一義的に定まるようにすることが提
案された。前記ブレーキ駆動装置を電気信号に基づいて
ブレーキサーボ比が変わるものとするとともに、自動車
の減速度を検出する減速度検出手段を設け、減速度検出
手段によって検出される減速度がブレーキ操作部材の操
作力に対応して予め定められている値となるようにブレ
ーキ駆動装置を減速度制御手段によって制御するのであ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のこの種のブレーキ装置において
は、自動車が極く低い速度で走行する状態においてブレ
ーキ操作が行われた場合の制御精度を向上させることが
困難である問題があった。減速度検出手段が車輪または
それと一対一に対応する速度で回転する部材の回転速度
を検出する回転センサの出力信号に基づいて減速度を演
算するものとされるのが普通であるが、そのような減速
度検出手段によっては極く低速の領域における減速度を
正確に検出することが困難であるからである。例えば、
車輪が取り付けられるハブのフランジ外周面に60個程
度の歯を形成し、この歯が回転センサの近傍を通過する
毎に1個のパルス状信号が得られるようにすることが一
般的に行われているが、このような場合に車輪の回転速
度が極く低くなれば減速度制御手段の1制御サイクル内
に得られるパルス状信号の数が1個ないし数個と著しく
低くなり、車速と正確に対応しなくなってしまうのであ
る。そして、極く低速の領域においては、減速度の検出
値が真の値より大きく外れる場合があり、さらに、時間
と共に変動する場合もある。
回転センサによって検出されるべき歯やスリット等被検
出部の数を多くすればこの問題は解決し得るのである
が、反面、そのように多数の被検出部を備えた回転体は
錆が発生したり異物が付着したりしないように完全に保
護することが必要であり、装置コストが高くなるという
別の問題が発生する。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記の問題を解決するために、第1図に示す
ように、前述のようにブレーキ,ブレーキ操作部材,ブ
レーキ駆動装置,車速検出手段,車輪の回転速度に基づ
いて自動車の減速度を検出する減速度検出手段および減
速度制御手段を含む自動車用ブレーキ装置に、ブレーキ
の液圧を検出する液圧検出手段と、車速検出手段により
検出された車速が設定値以下の状態においては液圧検出
手段によって検出されるブレーキ液圧をブレーキ操作部
材の操作力に応じた高さに制御する液圧制御手段とを設
けたものである。
作用 上記のように構成された自動車用ブレーキ装置において
は、自動車が設定値以上の速度で走行している状態にお
いてブレーキ操作が行われた場合には、減速度検出手段
によって検出される減速度がブレーキ操作部材の操作力
に対応するように制御され、設定値以下の極く低速で走
行している状態においてブレーキ操作が行われた場合に
は、ブレーキ液圧がブレーキ操作部材の操作力に応じた
高さに制御される。すなわち、通常の操作状態において
はブレーキ駆動装置が減速度に着目して制御され、極く
低速で走行している状態においてはブレーキ液圧に着目
して制御されるのである。
発明の効果 このように自動車が極く低速で走行している状態におい
ては、減速度の検出値に基づくのではなくブレーキ操作
力自体に基づいてブレーキ液圧が制御されるから、例え
ば、減速度検出手段による減速度の検出値に変動が生じ
ても、その影響がブレーキ液圧に及ばずに済み、ブレー
キ液圧がみだりに変動することがなくなって低速時制御
が改善され、その結果、低速時制御によって車体がみだ
りに揺れることが防止されるという効果が得られる。
また、減速度検出手段の構造要素である回転体および回
転センサを、自動車が極く低速で走行している状態にお
いても車輪の回転速度を正確に検出し得るものとする必
要がなくなるため、従来から一般的に用いられている安
価な回転体および回転センサを使用することが可能であ
り、コスト上昇の問題も解消できる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図において符号10はブレーキ操作部材としてのブ
レーキペダルを示している。ブレーキペダル10は液圧
式ブースタ12を介してマスタシリンダ14を作動させ
るようになっている。マスタシリンダ14の上部にはリ
ザーバ16が取り付けられ、このリザーバ16からポン
プ18がブレーキ液を汲み上げてアキュムレータ20に
高圧で蓄えるようにされており、そのアキュムレータ2
0に前記ブースタ12が液通路22により接続されてい
る。
上記ブースタ1とマスタイリンダ14とは、第3図に示
すようにハウジング30を共有している。ハウジング3
0内にはピストン32および34が液密かつ摺動可能に
嵌合され、その結果、加圧室36および38が形成され
ている。これら加圧室36および38は、ピストン32
および34がスプリング40および42によってそれぞ
れストッパ44および46に当接する後退端位置まで後
退させられた状態において前記リザーバ16と連通する
ようにされている。
ブースタ12の出力ピストンたるピストン52はマスタ
シリンダ14のピストン34と一体となっている。ハウ
ジング30のマスタシリンダ側とは反対側の端部に円筒
状の補助部材54が固定されて、ハウジング30の一部
として機能するようにされている。この補助部材54に
はブースタ12の入力ピストンたるピストン56が液密
かつ摺動可能に嵌合されており、ピストン52と56と
の間には液圧室58が形成されている。ピストン56の
ピストン52側の端部には弁子62が螺合によって固定
されており、この弁子62の大径部64とピストン52
との間にはスプリング66が配設されてピストン52と
56とを互に離間する方向へ付勢しているが、両者の離
間限度は止め輪68によって規定されている。
弁子62はピストン52の中心に形成された弁孔に摺動
可能にかつ実質的に液密に嵌合され、常には第3図に示
す状態にあって液圧室58を弁子62に形成された液通
路70,ピストン52に形成された液通路72,環状室
74を経て前記リザーバ16と連通させているが、ピス
トン52に対して一定距離前進(第3図において左方へ
移動)した状態においては液通路70と72との連通を
遮断し、更に一定距離前進した状態においては液通路7
0をピストン52に形成された液通路76および環状室
78を経てポート79に連通させるようになっている。
このポート79には前記液通路22によりアキュムレー
タ20が接続される。すなわち、弁子62はピストン5
2と共に、液圧室58をリザーバ16と連通させる状態
と、液圧源たるアキュムレータ20と連通させる状態
と、リザーバ16にもアキュムレータ20にも連通させ
ない状態とに切換えが可能な切換弁80を構成している
のである。
マスタシリンダ14の加圧室36は、第2図から明らか
なように、液通路90と92とから成る主液通路によっ
て、前輪94を制動するブレーキのホイールシリンダ9
6に接続されている。一方、加圧室38は後輪を制動す
るブレーキのホイールシリンダに接続されているが、こ
の後輪系統の構成は前輪系統の構成と同一であるため図
示および説明を省略し、以下、前輪系統についてのみ説
明する。
液通路90は逆止弁98を経た後に二股に分岐してお
り、それぞれの分岐通路に急増減圧弁100および緩増
減圧弁102が設けられている。急増減圧弁100は常
に液通路90と92、すなわちマスタシリンダ14とホ
イールシリンダ96とを連通させる増圧許容状態にある
が、ソレノイド104に中間的な電流が供給されること
によりマスタシリンダ14とホイールシリンダ96との
連通を遮断する保圧状態に切り換えられ、さらにソレノ
イド104に大電流が供給されることによってホイール
シリンダ96をリザーバ16に連通させる減圧許容状態
に切り換えられる三位置電磁弁となっている。緩増減圧
弁102も急増減圧弁100と同一の構造を有する三位
置電磁弁であるが、ソレノイド106への供給電流の制
御が異なるものとされている。すなわち、ホイールシリ
ンダ96の液圧を緩やかに増圧する必要が生じた場合
に、緩増減圧弁102を増圧許容状態と保圧状態とに短
い周期で交互に切り換える電流がソレノイド106に供
給され、また、ホイールシリンダ96の液圧を緩やかに
減圧する必要が生じた場合には、緩増減圧弁102が減
圧許容状態と保圧状態とに短い周期で交互に切り換えら
れる電流がソレノイド106に供給されるのである。
上記給増減圧弁100および緩増減圧弁102をバイア
スするとともに逆止弁108を備えたバイパス通路11
0が設けられており、ホイールシリンダ96のブレーキ
液はこのバイパス通路110を経てマスタシリンダ14
へ還流し得るようにされている。
上記液通路90の逆止弁98を経た後の部分には、電磁
開閉弁112を介して前記アキュムレータ20が接続さ
れている。電磁開閉弁112は常にはアキュムレータ2
0と液通路90との連通を遮断する状態にあるが、上記
急増減圧弁100および緩増減圧弁102の動作開始と
同時に開状態とされ、アキュムレータ20から高圧のブ
レーキ液がこれら両弁100,102に供給されるよう
になっているのである。ただし、このアキュムレータ2
0から供給される高圧のブレーキ液がマスタシリンダ1
4に流入することは、逆止弁98によって阻止される。
以上の説明から明らかなように、ブースタ12,マスタ
シリンダ14,ポンプ18,アキュムレータ20,電磁
開閉弁112,急増減圧弁100,緩増減圧弁102等
によってブレーキ駆動装置が構成されている。
このブレーキ駆動装置は、制御装置120によって制御
される。制御装置120はコンピュータを主体とするも
のであり、この制御装置120に前輪94の回転速度を
検出する回転センサ122、ブレーキペダル10が踏み
込まれたことを検出するブレーキスイッチ124、ブレ
ーキペダル10の操作力を検出するロードセル126、
ホイールシリダ96の液圧を検出する液圧センサ(液圧
検出手段)128および制御装置120の制御特性を手
動で変更するための手動操作部130が接続されてい
る。制御装置120はこれらから供給される情報に基づ
いて前記急増減圧弁100,緩増減圧弁102および電
磁開閉弁112を制御して、自動車が低速設定値V
(例えば10km/h)を超える速度で走行している状
態では、前輪94の制動効果がブレーキペダル10の操
作力に対応して予め定められている大きさとなり、低速
制定値V以下の速度で走行している状態では、ホイー
ルシリンダ96の液圧がブレーキペダル10の操作力に
対応して予め定められている高さとなるようにする。制
御装置120が減速度制御手段および液圧制御手段を構
成しているのである。制御装置120また、回転センサ
122と共に車速検出手段および減速検出手段を構成し
ている。すなわち、制御装置120は、回転センサ12
2の出力信号に基づいて車速を遂次演算するとともに、
車速の今回の塩酸値と前回の演算値との差に基づいて自
動車の減速度を演算するようにされているのである。
制御装置120の主体を成すコンピュータのROMに
は、第4図に示す低速マップ、第5図に示す中速マップ
および第6図に示す高速マップが記憶されている。低速
マップは、自動車が低速設定値V以下の低速で走行し
ている状態においてブレーキペダル10が踏み込まれた
際の操作力Fとホイールシリンダ96の液圧(ブレーキ
液圧という)Pとの望ましい関係、 P=γF を表す直線を中心として第7図に示すようにその上下両
側に広がる1A,1B,C,2B,2Aの各
領域を設定し、これをマップ化したものである。すなわ
ち、ブレーキペダル10の操作力Fの全範囲を複数の段
階に分割し、それぞれの段階に対して上記領域の幅を段
階的に設定したものである。領域Cはブレーキ液圧P
が適正であってそのままに保つべき領域であり、1B
はブレーキ液圧Pがやや高いため緩増減圧弁102を作
動させて緩やかに減圧すべき領域であり、1Aはブレ
ーキ液圧Pが高過ぎるため急増減圧弁100を作動させ
て急激に減圧すべき領域である。一方、領域2Bは、
ブレーキ液圧Pがやや低いため緩増減圧弁102は作動
させて緩やかに増圧すべき領域であり、領域2Aはブ
レーキ液圧Pが低過ぎるため急増減圧弁100を作動さ
せて急激に増圧すべき領域である。
第5図の中速マップは、自動車が低速設定値Vを超
え、高速設定値Vを超えない中速で走行している状態
においてブレーキペダル10が操作された場合の操作力
Fと減速度gとの適正な関係、 g=αF を表す直線を中心として第8図に示すように複数の領域
1A,1B,C,2B,2Aを設定し、これ
をマップ化したものである。また、第6図の高速マップ
は自動車が高速設定値Vを超える速度で高速走行して
いる状態においてブレーキペダル10が操作された場合
の操作力Fと減速度gとの適正な関係、 g=βF を表す直線を中心として第9図に示すように複数の領域
1A,1B,C,2B,2Aを設定し、これ
をマップ化したものである。本実施例においては、高速
次の直接g=βFは中速時の直接g=αFより勾配
が緩やかとされるとともに、各領域の幅が低速時のそれ
より狭くされている。また、定数α,β,γ、各領域の
幅および前記低速設定値V,高速設定値Vは手動操
作部130の操作により一定限度内で変更し得るように
されている。
ROMには更に第10図に示すような増減圧弁制御マッ
プが記憶されている。これは、前記低速マップ,中速マ
ップおよび高速マップにおいて液圧誤差ΔP(=P−
)および減速度誤差Δg(=g−g),Δg
(=g−g)が各領域にある場合に、急増減圧弁10
0および緩増減圧弁102を如何なる状態にすべきかを
指示するマップであって、図中xは増圧指示,yは減圧
指示,zは保圧指示を意味する。例えば、低速走行状態
において液圧誤差ΔPが領域Cにあれば、急増減圧
弁100および緩増減圧弁102には共に保圧指示が与
えられるのであるが、液圧誤差ΔPが領域Cの値か
ら領域2Bの値に変われば緩増減圧弁102には増圧
指示が与えられ、急増減圧弁100には保圧指示が与え
られる。そして、液圧誤差ΔPが領域2Aの値に変
わった場合には緩増減圧弁102に保圧指示が与えら
れ、急増減圧弁100に増圧指示が与えられる。また、
液圧誤差ΔPが領域2Bの値から領域Cの値に変
わった場合には、増圧指示が与えられていた緩増減圧弁
102に一旦減圧指示が与えられた後、保圧指示が与え
られ、保圧指示が与えられていた急増減圧弁100には
保圧指示が与え続けられる。液圧誤差ΔPが他の領域
間で変化した場合も、同様に第10図の矢印に従って急
増減圧弁100と緩増減圧弁102とに所定の指示が与
えられる。減速度誤差ΔgまたはΔgが変化した場
合も同様である。
ROMには更に第11図および第12図のフローチャー
トで表される制御プログラムを始め、種々の制御プログ
ラムが記憶されている。以下、フローチャートを参照し
つつ本ブレーキ装置の作動を説明する。
ブレーキペダル10が踏み込まれていない状態において
は、第3図の切換弁80が液圧室58をリザーバ16に
連通させる状態にある。この状態においては液圧室58
と第2図のアキュムレータ20との連通は遮断されてお
り、かつ、電磁開閉弁112も閉状態にあるため、リザ
ーバ16からポンプ18によって汲み上げられたブレー
キ液はアキュムレータ20に高圧で蓄えられる。そし
て、アキュムレータ20に一定量のブレーキ液が蓄えら
れた後は、アキュムレータ20に設けられている図示し
ない圧力スイッチからの信号に基づいてポンプ18が停
止させられる。また、制御装置120においては第11
図のステップS1が繰り返し実行されている。
ブレーキペダル10が踏み込まれるとピストン56が前
進するが、このピストン56がピストン52に当接する
以前に、ピストン56と共に前進する弁子62が液通路
7を閉塞し、液通路76を開く。そのためアキュムレー
タ20から高圧のブレーキ液がポート79,環状室7
8,液通路76および70を経て液圧室58へ流入し、
ピストン52を前進させる。この際、液圧室58の液圧
はピストン56にも作用するため、ブレーキペダル10
の操作力が増大する。ロードセル126はこの操作力を
電気信号に変えて制御装置120に供給する。
また、ブレーキペダル10に踏込みに伴ってブレーキス
イッチ124から制動開始検出信号が制御装置120に
供給される。したがって、第11図のフローチャートに
おけるステップS1の判定結果がYESとなり、ステッ
プS2において実車速Vが低速設定値Vを超えるか否
かの判定が行われる。回転センサ122の出力信号の平
均値に基づいて演算された実際の走行速度が予め設定さ
れている低速設定値Vを超えるか否かの判定が行われ
るのである。
判定の結果がYES、すなわち実車速Vが低速設定値V
以下であった場合にはステップS3が実行され、初期
液圧が初回の目標液圧Pとして取り込まれる。すなわ
ち、実車速Vが低速設定値V以下となった際の液圧セ
ンサ128からの信号が制御装置120のコンピュータ
の液圧レジスタに記憶されるのである。初期液圧を初回
の目標液圧Pとする理由については後述する。
続いて、ステップS4においてタイマが起動され、その
後、ステップS5において現在のブレーキ液圧Pおよび
ブレーキ操作力Fの取込みが行われる。続いてステップ
S6が実行され、液圧誤差ΔPが演算される。具体的
には、本ステップの、一連のブレーキ操作における初回
の実行時には、現在のブレーキ液圧Pの、前記液圧レジ
スタに記憶されている初回の目標液圧Pに対する誤差
が演算され、一方、二回目以後の各回の実行時には、各
回のブレーキ操作力Fに応じて目標液圧Pが演算さ
れ、現在のブレーキ液圧Pのその演算された目標液圧P
に対する誤差が演算される。
さらにステップS7においてその演算された液圧誤差Δ
とステップS5において取り込まれた現在のブレー
キ操作力Fとに基づいて第4図の低速マップにおける領
域の判断が行われるとともに、ステップS8においてそ
の液圧誤差ΔPがどの領域(前回の領域)からその領
域(今回の領域)に移行して来たかの判断が行われる。
ただし、このステップS8の、一連のブレーキ操作にお
ける初回の実行時には、領域移行判断は行われない。以
下その理由について説明する。
実車速Vが低速設定値Vより大きい高速走行時にブレ
ーキ操作が開始されて後述の減速度制御が実行され、そ
の後この低速時制御が開始される場合には、このステッ
プS8の初回の実行時に前回の領域が存在する。先行す
る減速度制御においてブレーキ液圧Pの電気的な制御が
行われているからである。しかし、今回のように、実車
速Vが低速設定値V以下である低速走行時にブレーキ
操作が開始されてこの低速時制御が開始される場合に
は、ブレーキ液圧Pの電気的な制御が一度も行われてい
ないから、前回の領域が存在しない。一方、第10図の
増減圧弁制御マップによれば、ブレーキ液圧Pに対する
今回の指示を一義的に定めるために常に前回の領域が存
在することは不可欠でなく、例えば、今回の領域がC
である場合には、前回の領域の存否を問わず、今回の指
示が保圧指示に一義的に定められる。そこで、それらの
事情に鑑み、本実施例においては、前記のように、初期
液圧が初回の目標液圧Pとされている。初期液圧はス
テップS3の初回の実行により取り込まれた現在のブレ
ーキ液圧Pと実質的に等しいから、結局は初回の液圧誤
差ΔPが実質的に0となるようにされているのであ
る。したがって、このステップS8の初回の実行時に
は、前回の領域が存在しない場合もあるため、領域移行
判断が行われず、また、領域移行判断が行われなくても
ブレーキ液圧Pに対する今回の指示が一義的に定められ
るのである。
以上の説明から明らかなように、今回のブレーキ操作の
開始が実車速Vが低速設定値Vより大きい高速走行時
に行われたか低速設定値V以下である低速走行時に行
われたかを問わず、すなわち、前回の領域の存否を問わ
ず、低速時制御の初回においてブレーキ液圧Pに対する
指示が一義的に定められるようにするために初期液圧が
便宜上、初回の目標液圧Pとされ、結局初回の液圧誤
差ΔPが実質的に0となるようにされているのであ
る。
これに対し、ステップS8の二回目以後の各回の実行時
には、原則通り、各回の液圧誤差ΔPがどの領域から
その領域に移行して来たかの判断が行われる。すなわ
ち、ステップS7の領域判断の結果が2A,C,1
のいずれかであった場合には、第10図から明らか
なように、増圧指示x,減圧指示y,保圧指示zのいず
れかが一義的に定まるのであるが、領域判断の結果が2
または1Bであった場合には、どの領域からその
領域に移行して来たかによって指示が二通りに分かれる
ため、通過経路の判断が行われるのである。具体的に
は、RAMの領域レジスタに記憶されている領域とステ
ップS7において判断された領域とが比較され、同一で
あればプログラムの実行はステップS9に移るのである
が、同一でなければどの領域からその領域に変わったか
が通過経路レジスタに記憶されるとともに、領域レジス
タの内容が更新される。
続くステップS9においては、上記領域レジスタおよび
通過経路レジスタの内容から第10図の増減圧弁制御マ
ップにおける増圧指示x,減圧指示y,保圧指示zのい
ずれかが急増減圧弁100および緩増減圧弁102に対
してそれぞれ選択され、ステップS10においてその指
示に基づくソレノイド104,106の制御が行われ
る。
そして、ステップS11において制動が終了したか否
か、すなわちブレーキペダル10の踏込みが解除された
か否かが判定され、解除されていればステップS12に
おいて電磁開閉弁112が閉状態とされるとともに、急
増減圧弁100,緩増減圧弁102が共にノーマル状態
である増圧許容状態に復帰させられた上、プログラムの
実行はステップS1に戻るのであるが、解除されていな
ければステップS13においてタイマ計時時間Tが予め
設定されている時間T以上であるか否かの判定が行わ
れる。判定の結果がNOであれば再びステップS5ない
しS13が実行され、以下、その繰返しによって急増減
圧弁100および緩増減圧弁102が適宜切り換えられ
てブレーキ液圧が制御され、自動車は適正な減速度で制
動されることとなる。
なお、ステップS10におけるソレノイド104または
106に対する初めての電流供給が開始されると同時に
電磁開閉弁112が開かれるため、ブレーキ液圧つまり
ホイールシリンダ96の液圧の制御はマスタシリンダ1
4を液圧源としてではなく、アキュムレータ20を液圧
源として行われる。ただし、ブレーキクリアランスが消
滅するまでのブレーキ液の供給はマスタシリンダ14か
ら行われるため、ブレーキペダル10の踏込み量が著し
く小さく制限されることはなく、また、ブレーキ液圧は
ブレーキペダル10の操作力に対応した高さに制御され
るため、運転者によるブレーキペダル10の操作感覚は
従来と殆ど変わることがない。さらに付言すれば、設定
時間Tは、自動車が停止した後のブレーキ液圧を比較
的高い液圧に保持し続けることは無駄であるばかりでは
なく、シール部材等の寿命短縮を招いて望ましくないた
め、自動車が停止するに十分な時間が経過した後は自動
車を停止状態に保つために必要な比較的低い液圧まで低
下させるために設定されるものであり、この設定値は前
記手動操作部130の操作によって変更することが可能
である。
上記ブレーキ液圧を低下させる制御はステップS14な
いしステップS24によって行われる。
まずステップS14において、自動車を停止状態に保つ
のに十分な比較的低い停車液圧Pが取り込まれる。こ
の停車液圧Pは上記のように、運転者による手動操作
部130の操作によって予め設定されている。続いてス
テップS15においてタイマが起動され、その後、ステ
ップS16において現在のブレーキ液圧Pおよびブレー
キ操作力Fの取込みが行われる。続いてステップS17
が実行され、液圧誤差ΔP、すなわちステップS16
において取り込まれた現在のブレーキ液圧Pの前記停車
液圧Pに対する誤差が演算され、さらにステップS1
8においてその演算された液圧誤差ΔPとステップS
16において取り込まれた現在のブレーキ操作力Fとに
基づいて第4図の低速マップにおける領域の判断が行わ
れ、その結果が領域レジスタに記憶される。また、ステ
ップS19において現在の液圧誤差ΔPがどの領域か
らその領域に移行して来たかの判断が行われ、その結果
が通過経路レジスタに記憶される。続くステップS20
においては、領域レジスタおよび通過経路レジスタの内
容から第10図の増減圧制御マップにおいてブレーキ液
圧Pに対する今回の指示が選択され、ステップS21に
おいてその指示に基づくソレノイド104,106の制
御が行われる。
そして、ステップS22において制動が終了したか否
か、すなわちブレーキペダル10の踏込みが解除された
か否かが判定され、解除されていればステップS23に
おいて電磁開閉弁112が閉状態とされるとともに、急
増減圧弁100,緩増減圧弁102が共にノーマル状態
である増圧許容状態に復帰させられた上、プログラムの
実行はステップS1に戻るのであるが、解除されていな
ければステップS24においてタイマ計時時間Tが予め
設定されている時間T以上であるか否かの判定が行わ
れる。判定の結果がNOであれば再びステップS16な
いしS22およびS24が実行され、以下、その繰返し
によって急増減圧弁100および緩増減圧弁102が適
宜切り換えられてブレーキ液圧Pが制御され、結局ブレ
ーキ液圧Pは停車液圧Pに維持されることになる。
なお、制動が解除されることなく設定時間Tが経過し
た場合には、急増減圧弁100および緩増減圧弁102
のソレノイド104および106はいずれも保圧状態と
なっているはずであるから、この状態がブレーキペダル
10の踏込みが解除されるまで維持される。
このように自動車が低速設定値V以下の低速で走行し
ている状態においてブレーキ操作が行われた場合には、
ブレーキ液圧がブレーキペダル10の操作力に対応する
ように制御されるのであるが、自動車が低速設定値V
を超える速度で走行している状態においてブレーキ操作
が行われた場合には、自動車の減速度がブレーキペダル
10の操作力に対応する値となるように制御される。す
なわち、ステップS2の判定結果がNOであった場合に
は、減速度制御ルーチンが実行されるのである。
この減速度制御ルーチンを第12図に基づいて説明す
る。まず、ステップS25において実車速Vが高速設定
値Vを超えるか否かの判定が行われる。判定の結果が
NO、すなわち実車速Vが高速設定値V以下であった
場合にはステップS26が実行され、操作力Fの取込み
が行われる。ロードセル126からの信号が制御装置1
20のコンピュータの操作力レジスタに記憶されるので
ある。また、ステップS27において回転センサ122
の出力信号に基づき実減速度gの演算が行われ、ステッ
プS28において操作力レジスタに記憶されている操作
力Fと式G=αFとに基づく目標減速度gの演算
と、その目標減速度gに対する実減速度gの誤差(減
速度誤差)Δgの演算とが行われる。
続いてステップS29が実行され、操作力レジスタに記
憶されている操作力FとステップS28において演算さ
れた減速度誤差Δgとに基づいて第5図の中速マップ
における領域の判断が行われる。以下、ステップS30
ないしS32において通過経路の判断,増減圧指示の決
定およびソレノイドの制御が行われるが、これは先に低
速制御に関連して説明したのとほぼ同様であるため説明
を省略する。
ステップS32の実行後、第11図のステップS33に
おいて制動が終了したか否かの判定がおなわれ、終了し
ていればステップS34の制御解除処理が実行されるの
であるが、終了していなければプログラムの実行はステ
ップS2に戻り、再び減速度制御ルーチンが実行され
る。
一方、ステップS25の判定結果がYESであった場
合、すなわちブレーキ操作が行われた場合の自動車の実
車速Vが高速設定値Vより大きかった場合には、ステ
ップS26aないしS32aが繰り返し実行されること
となり、この場合には自動車が高速時に適した目標減速
度gで制動されることとなる。ブレーキペダル10の
操作力が同一であっても中速走行時と高速走行時とでは
異なる減速度が得られるのであり、各減速度はそれぞれ
の走行時に適したものとされているため、運転者は走行
速度を意識することなく常に一定の感覚でブレーキペダ
ル10を操作すればよいこととなり、ブレーキ操作が容
易となるとともに自動車の安定性が向上する効果が得ら
れる。
なお、以上の説明においては低速時制御,中速時制御お
よび高速時制御を別々に説明したが、高速時制御によっ
て自動車の車速が高速設定値Vまで低下すれば、それ
以後は中速時制御が行われ、さらに低下して低速設定値
となれば低速時制御が行われることは勿論である。
また、制御装置120は回転センサ122の出力信号に
基づいて急増減圧弁100および緩増減圧弁102を制
御し、前輪94がスキッド状態に陥ることを防止するア
ンチスキッド装置の機能も備えており、この制御が上記
制御に優先するようにされているのであるが、この場合
の制御はよく知られたものであるため説明は省略する。
なお、制御装置120を主体とする制御系やポンプ18
などに故障が発生した場合には、ブースタ12のピスト
ン56がピストン52に当接し、マスタシリンダ14の
ピストン34を直接作動させ、また、急増減圧弁100
および緩増減圧弁102はいずれもソレノイド104,
106が励磁されない状態においてマスタシリンダ14
とホイールシリンダ96とを連通状態に保っているた
め、ホイールシリンダ96の液圧はブレーキペダル10
の操作力に対応して上昇させられ、ブレーキは支障なく
作動させられる。
以上詳記した実施例においては、減速度制御が高速領域
と中速領域との2段階に分けられていたが、これを1段
階とすることも可能であり、逆に3段階以上に分けてそ
れぞれに適した減速度が得られるようにすることも可能
である。
また、上記実施例においては、アンチスキッド装置の構
成要素である制御装置120,急増減圧弁100および
緩増減圧弁102を利用して、スキッド状態に陥る恐れ
のない通常のブレーキ操作時において適正な制動効果が
得られるようにしたものであるが、ブースタ12を電気
信号によって倍力率の変更可能なものとすることによっ
ても本発明の目的を達成することができ、要するにブレ
ーキサーボ比が電気信号に基づいて変更可能なブレーキ
駆動装置を備えた自動車用ブレーキ装置であれば本発明
を適用することが可能である。
その他、制御プログラム,制御マップ等を適宜変更する
など当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を概念的に示す図である。第2図
は本発明の一実施例である自動車用ブレーキ装置を示す
系統図であり、第3図はそれに使用されるマスタシリン
ダおよびブースタを示す正面断面図である。第4図,第
5図および第6図は第2図の制御装置に記憶されている
低速マップ,中速マップおよび高速マップを示す図であ
り、第7図,第8図および第9図はそれぞれ低速マッ
プ,中速マップおよび高速マップの意味を説明するため
のグラフである。第10図は制御装置に記憶されている
増減圧弁制御マップを示す図である。第11図は制御装
置の制御プログラムのうち本発明に関連の深い部分のみ
を取り出して示すフローチャートである。第12図は第
11図のフローチャートにおける減速度制御ルーチンの
詳細を示すフローチャートである。 10:ブレーキペダル、12:ブースタ 14:マスタシリンダ、16:リザーバ 18:ポンプ、20:アキュムレータ 96:ホイールシリンダ、100:急増減圧弁 102:緩増減圧弁、112:電磁開閉弁 120:制御装置、122:回転センサ 124:ブレーキスイッチ、126:ロードセル 128:液圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 秀雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 内山 浩光 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の車輪の回転を抑制するブレーキ
    と、 そのブレーキを作用させるために操作されるブレーキ操
    作部材と、 そのブレーキ操作部材の操作に応じて前記ブレーキを作
    用させるとともに、そのブレーキの作用力と前記ブレー
    キ操作部材の操作力との比率が電気信号に基づいて変更
    可能であるブレーキ駆動装置と、 自動車の車速を検出する車速検出手段と、 車輪の回転速度に基づいて自動車の減速度を検出する減
    速度検出手段と、 その減速度検出手段によって検出される実際の減速度が
    前記ブレーキ操作部材の操作力に対応して予め定められ
    ている大きさとなるように前記ブレーキ駆動装置を制御
    する減速度制御手段と を含む自動車用ブレーキ装置において、 前記ブレーキの液圧を検出する液圧検出手段と、 前記車速検出手段により検出された車速が設定値以下の
    状態においては前記液圧検出手段によって検出されるブ
    レーキ液圧が前記ブレーキ操作部材の操作力に応じた高
    さとなるように前記ブレーキ駆動装置を制御する液圧制
    御手段と を設けたことを特徴とする低速時制御が改善された自動
    車用ブレーキ装置。
JP60130411A 1985-06-14 1985-06-14 低速時制御の改善された自動車用ブレ−キ装置 Expired - Lifetime JPH0620876B2 (ja)

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