JPH06208504A - メモリコントローラ,メモリ読み出し方法及びメモリ書き込み方法 - Google Patents

メモリコントローラ,メモリ読み出し方法及びメモリ書き込み方法

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JPH06208504A
JPH06208504A JP5195794A JP19579493A JPH06208504A JP H06208504 A JPH06208504 A JP H06208504A JP 5195794 A JP5195794 A JP 5195794A JP 19579493 A JP19579493 A JP 19579493A JP H06208504 A JPH06208504 A JP H06208504A
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晃洋 桂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メモリ素子の使用個数を少なくして装置全体の
小型化を図るためのメモリコントローラを提供するこ
と。 【構成】メモリに接続され順次時分割でmビット(mは
整数)データを転送するためのmビット端子と、プロセ
ッサに接続され並列にnビット(nは整数n>m)デー
タを転送するためのnビット端子と、mビット端子を経
由する複数のmビットデータとnビット端子を経由する
nビットデータ間の変換を行う変換手段と有するメモリ
コントローラ。 【効果】メモリのデータバス幅を小さくできる結果、デ
ータ処理装置の小型化ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリとプロセッサ間
のデータの転送を制御するメモリコントローラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】表示用メモリ(フレームバッファ)に文
字や図形データを発生し、表示装置やプリンタ等の出力
装置に出力せしめる図形処理装置としては、例えば、特
開昭60−136793号公報に開示がある。この従来例におい
ては、画素を構成するデータを同一ワード内にパックし
て記憶する手法により、図形描画の高速化を達成してい
る。以前の手法では画素情報が複数ワードにまたがった
のに対して、メモリには1ワード(16ビット)単位で
アクセスするため、画素の情報を同一ワード内にパック
すれば、1回のアクセスで1画素を更新でき高速にな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、16
ビットのデータバスにメモリを接続しているが、通常フ
レームバッファに用いられるDRAM(Dynamic Random
Access Memory)は1ビットあるいは4ビットのデータ
バスを有するものが一般的であり、最低でも4〜16個
のメモリ素子が必要とされた。この点が装置の小型化を
阻む問題となっていた。
【0004】本発明の目的は、少ないビット幅のデータ
バスを介しての転送を可能にすることにより、メモリ素
子の使用個数を少なくして装置全体の小型化を図るため
のメモリコントローラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、メモリ
とプロセッサ間のデータ転送を制御するメモリコントロ
ーラは、メモリとメモリコントローラ間で順次時分割で
mビット(mは整数)データを転送するためのmビット
端子と、プロセッサとメモリコントローラ間で並列にn
ビット(nは整数n>m)を転送するためのnビット端
子と、mビット端子を経由する複数のmビットデータと
nビット端子を経由するnビットデータ間の変換を行う
変換手段を有する。
【0006】この変換手段の好ましい実施態様によれ
ば、読み出しデータを一時記憶するラッチと、書き込み
データのマルチプレクサを内蔵する。
【0007】
【作用】本発明によるメモリコントローラによれば、メ
モリに対しては時分割にアクセスし、上記変換手段にて
並列データに変換するものである。すなわち、データの
読み出し時には、時分割に順次読み出されたデータをラ
ッチに一時記憶したのち、並列データとしてプロセッサ
に与える。また、データの書き込み時には、プロセッサ
から与えられる並列データをマルチプレクサを介して順
次時分割にメモリに書き込む。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0009】図1は本発明を用いた図形処理装置の構成
を示したものである。図形処理装置は、図形処理プロセ
ッサACRTC(Addvanced CRT Controller)10,MIVA
C(Memory Interface and Video Attribute Controlle
r)20,フレームバッファ30,CPLT(カラーパレ
ット内蔵DAC)40、およびCRT50から構成され
ている。MIVAC20は、ACRTC10がフレーム
バッファ30をアクセスするのに必要な各種制御信号、
およびアドレスを生成する。また、ACRTC10の基準信号
である2CLKを生成する。さらに、フレームバッファ
30からのパラレルデータを、ビデオ信号用のシリアル
データに変換する機能を有している。MIVAC20
は、ACRTC10からの制御信号(AS,MCYC,D
RAW,MRDなど)を受け、フレームバッファ30の
読み出し,書き込みを行う。その際フレームバッファ3
0に用いるDRAM(Dynamic RAM)用の制御信号(RA
S,CS,OE,WE)を生成し、またACRTC10
から受けた、フレームバッファ30用のアドレスをロウ
/カラムアドレスにマルチプレクスし、出力する。フレ
ームバッファ30には、スタティックカラムモードを用
いて、1回のロウアドレスに続けて複数回のカラムアド
レスを出力している。本実施例ではスタティックカラム
モードを用いているが、他の連続読み出し方式(例え
ば、ページモード,ニブルモード等)と組合わせても良
い。
【0010】読み出し,書き込みデータは、MIVAC
20を介して、ACRTC10とフレームバッファ30
間で、データ転送される。
【0011】表示動作では、フレームバッファ30から
読み出されたパラレルデータは、MIVAC20に取り
込まれ、内蔵されているパラレル/シリアル変換機でシ
リアルデータに変換され、デジタルビデオ信号として出
力される。このデジタルビデオ信号は、CPLT40で
アナログビデオ信号に変換され、CRT50に表示す
る。本実施例では出力装置としてCRT50を用いてい
るが、プリンタ等の他の出力装置とすることもできる。
【0012】図2は、MIVAC20のピン配置を示し
たものである。本実施例のMIVAC20には、高速のバイポ
ーラ技術と低消費電力のCMOS技術を複合した、Hi
−BiCMOS(High performance Bipoler CMOS)技術を用い
ており、高速,高駆動能力の論理回路を比較的低消費電
力で実現している。MIVAC20はPLCC (Plas
tic Leaded Chip Carrier)68ピンパッケージを使用し
ているため、面実装が可能であり、図形処理装置の実装
基板の小型化が図れる。
【0013】図3,図4は、MIVACの各種インタフ
ェース信号を示したものである。
【0014】MIVACの入出力信号を大きく分ける
と、MIVACの動作を制御する動作制御信号,ACR
TCとのインタフェース信号,フレームバッファとのイ
ンタフェース信号,ディスプレイとのインタフェース信
号などである。
【0015】動作制御信号の内INCLKは、MIVA
Cの基準となるクロックを入力する。ACRTCとのイ
ンタフェース信号には、ACRTCの基準クロックとな
る2CLK,読み出し,書き込み動作を制御するMR
D,DRAWなどの制御信号、さらにMAD0〜MAD
15のアドレス/データバス,MA16〜MA19のア
ドレスバスなどが含まれる。フレームバッファとのイン
タフェース信号には、DRAM用の制御信号であるRA
S,CS,OE,WEと、FA0〜FA9のロウ/カラ
ムアドレスが含まれる。ディスプレイとのインタフェー
ス信号には、表示用データをパラレル/シリアル変換し
て得られるデジタルビデオ信号や、INCLKを分周し
て生成するDOTCKなどが含まれる。
【0016】図4は、MIVACの内部構成を示したも
のである。MIVACは、ACRTC の内部に記憶されたユ
ーザー定義可能なアトリビュートコードをアトリビュー
トコードラッチ2011でラッチし、これをVCFデコ
ーダ2012でデコードした信号を用いて、各種の動作
モードが可能となっている。
【0017】MIVACの動作の基準となるINCLK
は、INCLK2006およびINCLK分周回路20
09により2,4,8,16,32分周される。ステイ
トデコーダ2007でこれらを組合わせることで、動作
のタイミング信号を生成する。このタイミング信号は、
各ロジックで使用される。
【0018】ACRTCの基準となる2CLKは、2C
LKジェネレータ2008で生成される。2CLKは、
1メモリサイクルで複数回のリード/ライトを行うた
め、前半のサイクルを短くし、後半のサイクルを長くし
た非対称形である。
【0019】DOTCLKは、INCLKの1,2,4
分周信号をマルチプレクサ2010でマルチプレクスし
出力する。どの分周信号を出力するかは、MIVACの
動作モードにより自動的に選択される。
【0020】ACRTCから入力されたMAD0〜MA
D15,MAD16〜MAD19のフレームバッファ用
アドレスは、ラッチ2001により一旦ラッチされ、マ
ルチプレクサ2003で、ロウ/カラムアドレスにマル
チプレクスし、フレームバッファ用アドレスFA0〜F
A9の10ビットアドレスを生成する。またカラムアド
レスカウンタ2002を内蔵し、このカウンタの値をラ
ッチしたアドレスとマルチプレクサ2003でマルチプ
レクスしてカラムアドレスの一部として使用すること
で、1メモリサイクルに数回のリード/ライトを行うこ
とが可能となる。ACRTCからの制御信号は、ラッチ
2004で一旦ラッチされる。DRAW,MRDによ
り、描画リードサイクル,描画ライトサイクル、又は、
表示サイクルかを判定する。DRAWがロウレベル,M
RDがハイレベルの描画リードサイクルでは、メモリコ
ントロール2005により生成された、RAS,CS,
OEを出力し、メモリから描画データを読み出す。1サ
イクル中に数回読み出されたデータは、入力データラッ
チ2015で一旦ラッチされ、リードデータラッチ20
16に転送され、再度ラッチされる。このデータは、M
A出力コントロール2000により、ACRTCのデー
タ取り込みタイミングに合わせて、MAD0〜MAD1
5のデータバスに出力される。
【0021】またDRAWがロウレベル,MRDがロウ
レベルの描画ライトサイクルでは、メモリコントロール
2005により生成された、RAS,CS,WEを出力
し、メモリへ描画データを書き込む。書き込み用の描画
データは、カラムアドレスカウンタ2002によりカウ
ントアップされたアドレスに同期して、FD0〜FD7
の出力段のマルチプレクサ2014でマルチプレクスさ
れ、FD出力コントロール2013で作られたタイミン
グで数回にわたり、メモリに分割して書き込まれる。
【0022】DRAWがハイレベル,MRDがハイレベ
ルの時、表示リードサイクルと判断する。1サイクル中
で数回にわたり読みだされたデータは、描画リードサイ
クルで使用した入力データラッチ2015で一旦ラッチ
される。その後、表示用データラッチ2019に転送さ
れラッチされる。4チップメモリ構成の場合は、MAD8〜
MAD15からもデータが入力されるため、マルチプレ
クサ2017によりマルチプレクスされ、表示用データ
ラッチ2019に転送される。このデータは、シフタ2
020に転送され、ラッチコントロール20201によ
りシフタ内のラッチ20202でラッチされる。このラ
ッチされたデータを、シフタクロック生成部20203
で生成されたクロックを用いて、マルチプレクサ202
04でマルチプレクスすることで、シリアルデータから
パラレルデータに変換して、4ビットのビデオ信号を生
成する。
【0023】このビデオ信号をスキュー回路2022で
スキューさせ、ACRTCからの制御信号と同期させ
る。このビデオ信号に対し、カーソルブリンク2023
でカーソルの重ね合わせや、VSYNCを2分周した信
号を用いて、マルチプレクサ2024で各ビデオ信号の
マルチプレクスを行うことが可能である。これらの処理
を施されたビデオ信号は最後に、ACRTCからのDI
SP信号によりマスク回路2025でマスクされ、4ビ
ットのデジタルビデオ信号として出力される。ビデオマ
スクに使用した信号をSHFTENとして出力する。ま
た、ビデオ信号のマルチプレクスに使用したVSYNC
の2分周信号をVSYNC/2として出力する。
【0024】アトリビュートコード内のBLINK2を
使い、BL2IRQ出力部2021でBL2IRQを生
成する。
【0025】図6は、使用メモリ個数の違いによるフレ
ームバッファの接続方法を示したものである。図6
(a)の1チップメモリ構成の場合は、MIVAC20
のFD0〜FD3の4本のデータ端子と、フレームバッ
ファ300のデータ端子を接続して使用する。FD4〜
FD7の端子を使用しない。この場合、MIVAC20
とフレームバッファ300間では、一度に4ビットのデ
ータを転送する。描画リードサイクルでは、MIVAC
20は4ビットのデータを4回読み出し、16ビットに
そろえてACRTC10へ転送する。描画ライトサイク
ルでは、ACRTC10からの16ビットのデータを、
時分割に4回に分けてフレームバッファ300へ転送す
る。表示リードサイクルでは、4ビットのデータを1メ
モリサイクルで4回、あるいは2メモリサイクルで16
回読み出し、それぞれ16ビット,64ビットの表示デ
ータとして取り込む。
【0026】図6(b)の2チップメモリ構成の場合
は、MIVAC20のFD0〜FD7の8本のデータ端
子を使用する。フレームバッファ300のデータ端子と
FD0〜FD3を接続し、フレームバッファ301のデ
ータ端子とFD4〜FD7を接続して使用する。MIV
AC20とフレームバッファ300,フレームバッファ
301間では、一度に8ビットのデータを転送する。描
画リードサイクルでは、MIVAC20は8ビットのデ
ータを2回読み出し、16ビットにそろえてACRTC
10へ転送する。描画ライトサイクルでは、ACRTC
10からの16ビットのデータを、時分割に2回に分け
てフレームバッファ300,フレームバッファ301へ
転送する。表示リードサイクルでは、8ビットのデータ
を1メモリサイクルで4回、あるいは2メモリサイクル
で16回読み出し、それぞれ32ビット,128ビット
の表示データとして取り込むことができる。したがっ
て、図6(a)の場合よりもより高速なCRTへの適用が
可能になる。
【0027】図6(c)の4チップメモリ構成の場合は、
フレームバッファ300,フレームバッファ301の接
続は、図6(b)の2チップの場合と同様であるが、残り
の2チップのフレームバッファ302,フレームバッフ
ァ303は、ACRTC10とMIVAC20間のデー
タバスであるMAD0〜MAD15のうち、MAD8〜
MAD15の上位8ビットに接続する。描画リードサイ
クルでは、MIVAC20は16ビットのデータを1回
で読み出す。フレームバッファ300,フレームバッフ
ァ301から読み出された8ビットのデータは、MIV
AC20を経由してMAD0〜MAD7に出力される。
フレームバッファ302,フレームバッファ303から
読み出された上位8ビットのデータは、MIVAC20
を経由せずに、直接MAD8〜MAD15のバスを通し
てACRTC10に転送される。描画ライトサイクルで
は、ACRTC10からの下位8ビットのデータは、MA
D0〜MAD7を通してMIVAC20を経由し、FD0
〜FD7に出力される。上位8ビットのデータは、MI
VAC20を経由せずに、直接フレームバッファ30
2,フレームバッファ303へ転送される。表示リード
サイクルでは、下位8ビットのデータは、FD0〜FD
7を通して、また上位8ビットのデータは、MAD8〜
MAD15を通して1メモリサイクルで4回読み出し、
64ビットの表示データとしてMIVAC20に取り込
まれる。
【0028】このモードでは、データバスを表示用デー
タの入力に使用するため、2メモリサイクルで16回の
読み出し機能は行えないが、1メモリサイクルで4回の
読み出しモードで比較すると図6(a),図6(b)の
場合よりも高速なCRTへの適用が可能である。
【0029】図7は、各サイクルモードでのビデオ出力
タイミングを示したものである。
【0030】ACRTC10には、メモリアクセスモー
ドとして、表示サイクルが連続するシングルアクセスモ
ード,高速描画が可能なデュアルアクセスモードがあ
る。
【0031】MIVAC20では、これらのアクセスモ
ードの他に、シングルアクセスモードの表示サイクル2
サイクル分を1サイクルとして扱い、16回のメモリリ
ードを行う、2MCYCモードを設けている。シングル
アクセスモードでは、最初の表示サイクルで取り込んだ
データを次のサイクルで表示する。2回目のサイクルで
取り込んだデータは3回目のサイクルで表示する。以
後、これを繰り返す。最後の表示サイクルで読み込んだ
データは、次の描画サイクルで出力することになるが、
ACRTCのDISP信号が表示サイクル期間のみ出力
するため、MIVAC 内部で、DISPの後ろを1サイクル
伸ばしてマスク信号として使用する。デュアルアクセス
モードでは、最初の表示サイクルのデータを次の2サイ
クルに渡り出力する。そのため、DISPの後ろを2サ
イクル伸ばしてマスク信号として使用する。2MCYC
モードでは、16回のデータ読み出しを2サイクルで行
うため、ビデオ出力も2サイクルに渡り出力される。
【0032】図8は、ACRTCが出力するアトリビュ
ートコードの出力タイミングを示したものである。アト
リビュートコードは、ユーザーが自由に定義できる情報
である。アトリビュートコードは、最後のリフレッシュ
期間の2CLK,MCYCが共にハイレベルである間
に、ACRTCのMAD0〜MAD15,MAD16〜
MAD19に出力される。このアトリビュートコードを
取り込み、解読することで、MIVACの動作モードが
設定される。
【0033】図9は、MIVACにおけるアトリビュー
トコードの設定を示したものである。MIVACは、ユ
ーザーが自由に定義できるMAD0〜MAD7と、ACRT
C で使用方法が決まっているMAD18,MAD19を
使用する。MAD0〜MAD3の4ビットで、表示色,
シフトレジスタのシフト量,アクセスモード,メモリの
使用個数,DOTCLKの分周比を設定する。MAD
4,MAD5でカーソルの表示色を設定する。MAD6
は、使用するメモリの深さを設定する。MAD7は、ビ
デオ出力をマルチプレクスするかしないかを設定する。
MAD18は、カーソルのブリンクを設定する。MAD
19は、BL2IRQ出力を設定する。
【0034】図10は、図9で示したMAD0〜MAD
3の4ビットで定義される、16の動作モードを示した
ものである。表示色,シフトレジスタのシフト量,アク
セスモード,メモリの使用個数,DOTCLKの分周比
は、16の動作モードの設定により、自動的に決まる。
【0035】(1)表示色(カラー/階調)は、1ビツ
ト/画素で表されるモノクロ表示,2ビット/画素で表
される4色表示,4ビット/画素で表される16色表示
が可能である。1ビット/画素の場合は、メモリの1ワ
ードには水平方向に連続する16画素分の情報が記憶さ
れる。2ビット/画素の場合は、メモリの1ワードには
水平方向に連続する8画素分の情報が、4ビット/画素
の場合は、メモリの1ワードには水平方向に連続する4
画素分の情報がそれぞれ記憶される。
【0036】(2)シフトレジスタのシフト長は、4,
8,16,32ビットシフトが可能である。
【0037】(3)アクセスモードは、シングルアクセ
スモード,高速描画が可能なデュアルアクセスモード,
2メモリサイクルで16回の表示アクセスを行う2MCYC
モードをサポートしている。モード0〜モード5まで
は、シングルアクセスモードを使用し、モード6〜モー
ドCまでは、デュアルアクセスモードを使用する。ま
た、モードD〜モードFは、2MCYCモードを使用す
る。
【0038】(4)メモリの使用個数は、1,2,4個
を使用する。このメモリには、1サイクルで複数回のリ
ード/ライトが可能なスタテックカラムモードのような
メモリを使用する。
【0039】(5)DOTCLKは、INCLKを1,
2,4分周して生成する。この分周比は、各動作モード
で決まっている。その周波数から、各動作モードで使用
できるCRTの画面構成が決定される。
【0040】図11は、各動作モードでの適用可能なD
OTCLKの周波数を示したものである。モード0,
3,5,8,B,D,Fは、分周比が1、すなわちIN
CLKと同じものがDOTCLKとして出力される。モ
ード1,4,6,9,C,Eは、分周比が2,モード
2,7,Aは、分周比が4のDOTCLKが出力され
る。図12は、MAD4(CUR0),MAD5(CU
R1)で設定するカーソルの表示色を示したものであ
る。
【0041】(1)CUR1,CUR0共に0の場合 4ビットのビテオ出力すなわちVIDEOA〜VIDE
ODが全て0となり、黒が表示される。
【0042】(2)CUR1が0,CUR0が1の場合 4ビットのビテオ出力すなわちVIDEOA〜VIDE
ODが全て1となり、白が表示される。
【0043】(3)CUR1が1,CUR0が0の場合 4ビットのビテオ出力すなわちVIDEOA〜VIDE
ODの各ビット毎の色反転表示となる。
【0044】(4)CUR1,CUR0共に1の場合 3ビットのビテオ出力VIDEOA〜VIDEOCの各
ビット毎の色反転表示となるが、VIDEODはそのま
ま表示される。
【0045】図13は、MAD6(VMD)で設定す
る、使用メモリ素子の深さを示したものである。VMD
が0の場合、256k×4bitのメモリを使用し、V
MDが1の場合、1M×4bitのメモリを使用する。
【0046】図14は、MAD7(MUXEN)で設定
する、ビデオ出力をマルチプレクスするかしないかを示
したものである。MUXENが0の場合は、マルチプレ
クスしない。MUXENが1でVSYNC/2が0の場
合は、マルチプレクスしない。MUXENが1でVSY
NC/2が1の場合は、VIDEOAにVIDEOCの
データが出力され、VIDEOBにVIDEODのデー
タが出力される。この機能は、主にカラーシャッターを
用いた表示装置に用いられる。
【0047】図15は、MA18(BLINK1)で設
定する、グラフィックカーソルの表示を示したものであ
る。BLINK1が0の場合は、カーソルを表示せず、
BLINK1が1の場合は、カーソルを表示する。
【0048】図16は、メモリを1個使用した場合の描
画リードサイクルのタイミングを、詳細に示したもので
ある。
【0049】図17は、メモリを2個使用した場合の描
画リードサイクルのタイミングを、詳細に示したもので
ある。
【0050】図18は、メモリを4個使用した場合の描
画リードサイクルのタイミングを、詳細に示したもので
ある。
【0051】図19は、メモリを1個使用した場合の描
画ライトサイクルのタイミングを、詳細に示したもので
ある。
【0052】図20は、メモリを2個使用した場合の描
画ライトサイクルのタイミングを、詳細に示したもので
ある。
【0053】図21は、メモリを4個使用した場合の描
画ライトサイクルのタイミングを、詳細に示したもので
ある。
【0054】図22は、メモリを1個あるいは2個使用
した場合の表示リードサイクルのタイミングを、詳細に
示したものである。
【0055】図23は、メモリを4個使用した場合の表
示リードサイクルのタイミングを、詳細に示したもので
ある。
【0056】図24は、メモリを1個あるいは2個使用
した場合の2MCYCモードでの表示リードサイクルの
タイミングを、詳細に示したものである。
【0057】図25は、DRAMのCSビフォアRAS
リフレッシュサイクルのタイミングを、詳細に示したも
のである。リフレッシュは水平同期信号HSYNCがロ
ウレベルの期間に実行される。
【0058】図26は、1,2,4分周でのDOTCL
Kの出力タイミング,VSYNC/2の出力タイミン
グ,VIDEOA〜VIDEODの出力タイミング,SH
FTENの出力タイミングを、それぞれ詳細に示したもので
ある。
【0059】図27は、BL2IRQの出力タイミング
を、詳細に示したものである。
【0060】図28は、ACRTC10,MIVAC2
0,DRAM300〜303を用いて構成した図形処理
装置の構成例を示したものである。クロック発振器80
で作りだしたロックを、MIVAC20のINCLKと
して使用する。マイクロプロセッサ(図28では図示せ
ず)とのインタフェースに外付け回路70を設け、ま
た、HSYNC,VSYNC用にCRTインタフェース
回路60を設けている。図29は、NANDゲートを例
に回路例を示す。バイポーラトランジスタとNチャネル
MOS,PチャネルMOSの各トランジスタを用いて構
成されている。前段の論理を反映する部分には、低消費
電力のCMOSを、後段の出力側にはバイポーラトラン
ジスタを用いている。
【0061】図30〜図32はMIVAC20がFA端
子に出力するアドレスの詳細を示したものである。図3
0は1チップメモリの場合を、図31は2チップメモリ
の場合を、図32は4チップメモリの場合を、それぞれ
示す。図29(a)〜図29(c)の破線で囲んだ信号
(NC0〜NC2及びWC0〜WC2)は、カラムアド
レスカウンタ2002で生成される。NC0〜NC2は
1ワード内のカウンタであり、各動作モードでこのうち
の1〜2ビットが用いられる。WC0〜WC2はワード
のカウンタであり、表示アドレスの生成に用いられる。
アドレスのビット番号が必ずしも連続していないのは、
各動作モードでのビットの共通化を図って、マルチプレ
クサ2003の回路構成をできるだけ簡単にするように
しているためである。
【0062】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、メモリのデータバス幅を小さくできる結果、デー
タ処理装置を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた図形処理装置の構成を示す図で
ある。
【図2】図1で示したMIVACのピン配置を示す図で
ある。
【図3】MIVACのインタフェース信号を示す図であ
る。
【図4】MIVACの他のインタフェース信号を示す図
である。
【図5】MIVACの内部構成を示す図である。
【図6】使用メモリ個数の違いによるフレームバッファ
の接続を示す。
【図7】各サイクルモードでのビデオ出力タイミングを
示す図である。
【図8】ACRTCが出力するアトリビュートコードの
出力タイミングを示す図である。
【図9】MIVACにおけるアトリビュートコードの設
定を示す図である。
【図10】図8で示したMAD0〜MAD3の4ビット
で定義される動作モードを示す図である。
【図11】各動作モードでの適用可能なDOTCLKの
周波数を示す図である。
【図12】MAD4,MAD5で設定するカーソルの表
示色を示す図である。
【図13】MAD6で設定する使用メモリ素子の深さを
示す図である。
【図14】MADで設定するビデオ出力をマルチプレク
スするか否かを示す図である。
【図15】MAD18で設定するグラフィックカーソル
の表示を示す図である。
【図16】メモリを1個使用した場合の描画リードサイ
クルのタイミングを示す図である。
【図17】メモリを2個使用した場合の描画リードサイ
クルのタイミングを示す図である。
【図18】メモリを4個使用した場合の描画リードサイ
クルのタイミングを示す図である。
【図19】メモリを1個使用した場合の描画ライトサイ
クルのタイミングを示す図である。
【図20】メモリを2個使用した場合の描画ライトサイ
クルのタイミングを示す図である。
【図21】メモリを4個使用した場合の描画ライトサイ
クルのタイミングを示す図である。
【図22】メモリを1個あるいは2個使用した場合の表
示リードサイクルのタイミングを示す図である。
【図23】メモリを4個使用した場合の表示リードサイ
クルのタイミングを示す図である。
【図24】メモリを1個あるいは2個使用した場合の2
MCYCモードでの表示リードサイクルのタイミングを
示す図である。
【図25】DRAMのCSビフォアRASリフレッシュ
サイクルのタイミングを示す図である。
【図26】1,2,4分周での各信号の出力タイミング
を示す図である。
【図27】BL2IRQの出力タイミングを示す図であ
る。
【図28】ACRTC10,MIVAC20,DRAM
300〜303を用いて構成した図形処理装置の構成例
を示す図である。
【図29】NANDゲートの回路例を示す図である。
【図30】1チップメモリの場合のMIVACがFA端
子に出力するアドレスの詳細を示す図である。
【図31】2チップメモリの場合のMIVACがFA端
子に出力するアドレスの詳細を示す図である。
【図32】4チップメモリの場合のMIVACがFA端
子に出力するアドレスの詳細を示す図である。
【符号の説明】
10…図形処理プロセッサ、20…MIVAC、30…
フレームバッファ、2014…マルチプレクサ、201
5…入力データラッチ、2016…リードデータラッ
チ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリとプロセッサ間のデータの転送を制
    御するメモリコントローラであって、該メモリコントロ
    ーラは、 上記メモリに接続され、該メモリと上記メモリコントロ
    ーラとの間で、順次時分割でmビット(mは自然数)デ
    ータを転送するためのmビット端子と、 上記プロセッサに接続され、該プロセッサと上記メモリ
    コントローラとの間で、並列にnビット(nは自然数n
    >m)データを転送するためのnビット端子と、 上記mビット端子を経由する複数のmビットデータと上
    記nビット端子を経由するnビットデータ間の変換を行
    う変換手段とを有することを特徴とするメモリコントロ
    ーラ。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記mビット端子を経
    由して送られ、上記変換手段で変換されるべきデータ
    は、上記プロセッサにより指定されたアドレスに基づ
    き、転送時間単位内に上記メモリから複数回順次時分割
    で読み出されることを特徴とするメモリコントローラ。
  3. 【請求項3】請求項2において、上記変換手段により変
    換されたデータは、上記転送時間単位の2倍以上の時間
    内に、上記nビット端子を経由して上記プロセッサに供
    給されることを特徴とするメモリコントローラ。
  4. 【請求項4】請求項1において、上記変換手段は上記m
    ビット端子を経由して送られる上記メモリからのデータ
    を、一時記憶する記憶手段を有することを特徴とするメ
    モリコントローラ。
  5. 【請求項5】プロセッサからの要求に応じてメモリから
    データを読み出す方法であって、 上記プロセッサにより指定されたアドレスに基づき、転
    送時間単位内に上記メモリから複数回順次時分割でデー
    タを読み出し、 上記順次時分割で読み出されたデータを並列データに変
    換し、 上記変換された並列データを上記転送時間単位の2倍以
    上の時間内に上記プロセッサに供給することを特徴とす
    るメモリ読み出し方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、上記メモリから順次読
    み出されるデータはmビットデータから成り、上記プロ
    セッサへ供給される並列データはnビットデータから成
    り、n>mであることを特徴とするメモリ読み出し方
    法。
  7. 【請求項7】プロセッサにより発生されたデータを該プ
    ロセッサの要求に応じてメモリに書き込む方法であっ
    て、 上記プロセッサからのデータを転送時間単位内に並列に
    受け取り、 上記並列に受け取ったデータを時分割データに変換し、 上記変換された時分割データを上記プロセッサにより指
    定されたアドレスに基づき、上記転送時間単位の1/2
    以下の時間に順次書き込むことを特徴とするメモリ書き
    込み方法。
  8. 【請求項8】請求項7において、上記プロセッサから並
    列に受け取られるデータはnビットデータから成り、上
    記メモリに順次書き込まれるデータmビットデータから
    成りn>mであることを特徴とするメモリ書き込み方
    法。
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