JP2008146330A - メモリコントローラ - Google Patents

メモリコントローラ Download PDF

Info

Publication number
JP2008146330A
JP2008146330A JP2006332429A JP2006332429A JP2008146330A JP 2008146330 A JP2008146330 A JP 2008146330A JP 2006332429 A JP2006332429 A JP 2006332429A JP 2006332429 A JP2006332429 A JP 2006332429A JP 2008146330 A JP2008146330 A JP 2008146330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
dram
data
access
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006332429A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5055989B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Yamazaki
恭啓 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006332429A priority Critical patent/JP5055989B2/ja
Publication of JP2008146330A publication Critical patent/JP2008146330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5055989B2 publication Critical patent/JP5055989B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Memory System (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、効率的にメモリ装置のバンクを使用可能なメモリコントローラを提供することを目的とする。
【解決手段】メモリコントローラは、バスマスタに接続されkビットのデータを伝送するバスへの接続部と、複数m個のメモリにそれぞれ接続され、各々がk/mビットの信号を伝送するm個の第2のバスへの接続部と、バスマスタから供給される1アクセスに対応するアドレス及びコマンドに応じてm個のメモリのうちの1つのメモリに対してk/mビットのデータを伝送する動作をm回実行するよう構成される制御回路と、少なくともm回の伝送動作に対応する各k/mビットのm個のデータを格納するバッファを含むことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般にメモリコントローラに関し、詳しくは、複数のメモリ装置を制御するメモリコントローラに関する。
例えば32ビット幅のデータを記憶させるDRAMとしては、入出力8ビット構成のDRAMを4個使用する構成、入出力16ビット構成のDRAMを2個使用する構成、入出力32ビット構成のDRAMを1個使用する構成等が考えられる。一般には、ビット数が少ない品種のDRAMの方が安価なために、記憶データのビット幅よりも小さな入出力ビット数のDRAMを複数個用いる構成が用いられる。
図1は、記憶データのビット幅よりも小さな入出力ビット数のDRAMを複数個用いるシステム構成の一例である。
図1のシステムは、複数(n個)のバスマスタ10−1乃至10−n、2つのDRAM11−1及び11−2、DRAMコントローラ12、アドレス/コントロールバス13、32ビット幅のデータバス14、アドレス/コントロールバス15、及び16ビット幅のデータバス16−1及び16−2を含む。アドレス/コントロールバス13及びデータバス14は、バスマスタ10−1乃至10−nとDRAMコントローラ12とを接続する。アドレス/コントロールバス13は、バスマスタ10−1乃至10−nからアドレス信号及びコマンド等の制御信号をDRAMコントローラ12に供給する。データバス14は32ビット幅のデータを、バスマスタ10−1乃至10−n及びDRAMコントローラ12間で伝送する。
アドレス/コントロールバス15はDRAM11−1及び11−2で共通であり、DRAMコントローラ12から出力される同一のアドレス及び制御信号をDRAM11−1及び11−2に供給する。データバス16−1及び16−2はそれぞれDRAM11−1及び11−2に対して別個に設けられており、各々が16ビット幅のデータをDRAMとDRAMコントローラ12との間で伝送する。
バスマスタ10−1乃至10−nのうちの1つがアドレス空間のあるアドレスにアクセスする場合、DRAM11−1及び11−2の両方の同一アドレスにアクセスして、DRAM11−1のアクセス先の16ビットのデータとDRAM11−2のアクセス先の16ビットのデータとを合わせて32ビットのデータとして扱う。
DRAM11−1及び11−2は、それぞれ4つのバンクを有する。説明の便宜上、DRAM11−1の4つのバンクをバンク#1、#3、#5、及びバンク#7とし、DRAM11−2の4つのバンクをバンク#2、#4、#6、及びバンク#8とする。各バンク毎に活性ローアドレスを記憶する手段等を設けることにより、一端各バンク毎にローアドレスを指定すると、各バンクの指定されたローアドレス上のデータについてはビット線のプリチャージ動作等を行うことなく随時コラムアドレスを選択するだけで高速にアクセスすることができる構成となっている。
具体的には、各バンクには複数のワード線(各ローアドレス)にそれぞれ対応した複数のページが設けられている。前回のアクセスと同一のページに存在するデータは、同一のワード線を活性化しておけばよいので、プリチャージ動作を実行することなく高速に読み出すことができる。このように同一のページにアクセスする場合をページヒットと呼ぶ。それに対して別のページにアクセスする場合には、ビット線をプリチャージし、イコライズし、更にアクセス先のページに対応したワード線を活性化するという一連の動作が必要になり、あるアクセスから次のアクセスまでに時間がかかる。このように別のページにアクセスする場合をページミスと呼ぶ。
一般にバスマスタからのアクセスにはアドレス参照の局所性がある。アドレス参照の局所性とは、前回のアクセスと今回のアクセスとが比較的近いアドレスを対象としたものである場合が多いということである。このアドレス参照の局所性のために、図1に示すような構成においては、最善の場合、4つのバスマスタまでは、ページミスすることなく高速にDRAMのメモリ空間を利用することができる。即ち、DRAM11−1のバンク#1とDRAM11−2のバンク#2とで構成する32ビット幅のデータ記憶領域は例えばバスマスタ10−1が利用し、DRAM11−1のバンク#3とDRAM11−2のバンク#4とで構成する32ビット幅のデータ記憶領域は例えばバスマスタ10−2が利用し、DRAM11−1のバンク#5とDRAM11−2のバンク#6とで構成する32ビット幅のデータ記憶領域は例えばバスマスタ10−3が利用し、DRAM11−1のバンク#7とDRAM11−2のバンク#8とで構成する32ビット幅のデータ記憶領域は例えばバスマスタ10−4が利用する。この場合、各バスマスタ10−1乃至10−4のアクセスには十分なアドレス参照の局所性があれば、各バンクにおいてページミスを起こすことなく、高速にデータアクセスを続けることができる。なおこの際、DRAMコントローラ12においてメモリアクセスリクエストを調停しながら、各バスマスタ10−1乃至10−4のアクセス動作を順次実行することになる。
しかし5つめのバスマスタがDRAMへのアクセスを実行すると、何れかのバンクにおいて活性ローアドレスが変えられてしまい、ページミスが発生しアクセスにかかる時間が長くなる。例えばバスマスタ10−5が、バスマスタ10−1により前回アクセスされたDRAM11−1のバンク#1とDRAM11−2のバンク#2とで構成する32ビット幅のデータ記憶領域にアクセスする場合を考える。この場合、バンク#1及び#2の活性ローアドレスは、バスマスタ10−1のアクセスのローアドレスから、バスマスタ10−5のアクセスのローアドレスに変更される。バスマスタ10−1のアクセス自体には十分なアドレス参照の局所性があったとしても、バスマスタ10−1のアクセスとバスマスタ10−5のアクセスとにはアドレス参照の局所性は無いと考えられる。従って、バンク#1及び#2のアクセス元がバスマスタ10−1とバスマスタ10−5との間で切り替わる度に、ページミスが発生することになる。
特開2005−332125号公報 特開2000−99398号公報
以上を鑑みて、本発明は、効率的にメモリ装置のバンクを使用可能なメモリコントローラを提供することを目的とする。
メモリコントローラは、バスマスタに接続されkビットのデータを伝送するバスへの接続部と、複数m個のメモリにそれぞれ接続され、各々がk/mビットの信号を伝送するm個の第2のバスへの接続部と、該バスマスタから供給される1アクセスに対応するアドレス及びコマンドに応じて該m個のメモリのうちの1つのメモリに対してk/mビットのデータを伝送する動作をm回実行するよう構成される制御回路と、少なくとも該m回の伝送動作に対応する各k/mビットのm個のデータを格納するバッファを含むことを特徴とする。
本発明の少なくとも1つの実施例によれば、複数のメモリのうち1つのメモリの連続した複数のアドレスに対応する複数個のデータを纏めて1つのデータとしてアクセスできる。従って、最善の場合、複数のメモリに存在するバンクの合計数に等しい数のバスマスタに対して、ページミスのないデータアクセス動作を提供することが可能になる。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明によるDRAMコントローラを用いたシステムの第1実施例を示す図である。図2において、図1と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は必要に応じて省略する。
図2のシステムは、複数(n個)のバスマスタ10−1乃至10−n、2つのDRAM11−1及び11−2、DRAMコントローラ20、アドレス/コントロールバス13、32ビット幅のデータバス14、アドレス/コントロールバス15−1及び15−2、及び16ビット幅のデータバス16−1及び16−2を含む。アドレス/コントロールバス13及びデータバス14は、バスマスタ10−1乃至10−nとDRAMコントローラ20とを接続する。アドレス/コントロールバス13は、バスマスタ10−1乃至10−nからアドレス信号及びコマンド等の制御信号をDRAMコントローラ20に供給する。データバス14は32ビット幅のデータを、バスマスタ10−1乃至10−n及びDRAMコントローラ20間で伝送する。
アドレス/コントロールバス15−1及び15−2はそれぞれDRAM11−1及び11−2に対して別個に設けられており、DRAMコントローラ20から出力されるそれぞれのアドレス及び制御信号をDRAM11−1及び11−2に供給する。データバス16−1及び16−2はそれぞれDRAM11−1及び11−2に対して別個に設けられており、各々が16ビット幅のデータをDRAMとDRAMコントローラ12との間で伝送する。
DRAM11−1及び11−2は、それぞれ4つのバンクを有する。説明の便宜上、DRAM11−1の4つのバンクをバンク#1、#3、#5、及びバンク#7とし、DRAM11−2の4つのバンクをバンク#2、#4、#6、及びバンク#8とする。なお図1の例では、32ビット幅のデータに対して2個の16ビット入出力構成のDRAMが設けられているが、これらの数は一例に過ぎず、他の適当な数を用いた構成でもよい。例えば、64ビット幅のデータに対して8個の8ビット入出力構成のDRAMが設けられていてもよい。また各DRAMのバンクの数も4に限られるものではなく、任意の数のバンクが設けられていてよい。
DRAMコントローラ20は、制御回路21と、バッファ22−1及び22−2とを含む。制御回路21は、アドレス/コントロールバス13及びアドレス/コントロールバス15−1及び15−2に接続され、アドレス/コントロールバス13から供給されるアドレス信号及び制御信号に応じて、各DRAM11−1及び11−2に対するアドレス信号及び制御信号をアドレス/コントロールバス15−1及び15−2に送出する。バッファ22−1及び22−2は、それぞれDRAM11−1及び11−2に対する読み出し/書き込みデータを格納する。後述するようにバッファ22−1及び22−2の各々は、データバス14のビット幅に等しい32ビットのデータを格納するよう構成される。
バスマスタ10−1乃至10−nのうちの1つがアドレス空間のあるアドレスにアクセスする場合、DRAM11−1及び11−2の何れか1つのバンクにアクセスして、DRAM11−1の当該アドレスの16ビットのデータと次のアドレス(次のコラムアドレス)の16ビットのデータとを合わせて32ビットのデータとして扱う。即ち、バスマスタから1アクセスに対応するアドレス(アドレス信号)及びコマンド(制御信号)がアドレス/コントロールバス13を介して供給されると、制御回路21は、このアドレス及びコマンドに応じてDRAM11−1及び11−2のうちの1つのDRAMに対して16ビットのデータを伝送するアクセスを2回実行する。この2回のアクセスは連続アドレスに対して実行される。
例えばDRAM11−1及び11−2のうちのDRAM11−1が読み出しアクセスされた場合、DRAM11−1の連続する2つのアドレスから16ビットのデータを2個読み出す。読み出された2個の16ビット幅のデータは、バッファ22−1に格納される。バッファ22−1に格納された2個の16ビット幅のデータは、1個の32ビットのデータとしてアクセス元のバスマスタに供給される。
このようにして例えばバスマスタ10−1がDRAM11−1のバンク#1のみをアクセスして、32ビットのデータ読み出し/書き込みを実行することが可能となる。この構成では、最善の場合、8つのバスマスタまでが、ページミスすることなく高速にDRAMのメモリ空間を利用することができる。即ち例えば、DRAM11−1のバンク#1をバスマスタ10−1が利用し、DRAM11−2のバンク#2をバスマスタ10−2が利用し、DRAM11−1のバンク#3をバスマスタ10−3が利用し、DRAM11−2のバンク#4をバスマスタ10−4が利用し、DRAM11−1のバンク#5をバスマスタ10−5が利用し、DRAM11−2のバンク#6をバスマスタ10−6が利用し、DRAM11−1のバンク#7をバスマスタ10−7が利用し、DRAM11−2のバンク#8をバスマスタ10−8が利用することができる。この場合、各バスマスタ10−1乃至10−8のアクセスに十分なアドレス参照の局所性があれば、各バンクにおいてページミスを起こすことなく、高速にデータアクセスを続けることができる。なおこの際、DRAMコントローラ20においてメモリアクセスリクエストを調停しながら、各バスマスタ10−1乃至10−8のアクセス動作を順次実行することになる。
図3は、図1のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスと図2のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスとを比較して示す図である。図3において(a)及び(b)は、それぞれ図1に示す構成におけるDRAM11−1へ供給されるアクセス先を示すアドレス信号及びDRAM11−2へ供給されるアクセス先を示すアドレス信号を示す。例えばアドレス信号B1C0は、バンク#1のコラムアドレス0のデータをアクセスすることを示し、アドレス信号B3C10は、バンク#3のコラムアドレス10のデータをアクセスすることを示す。また(c)及び(d)は、それぞれ図2に示す構成におけるDRAM11−1へ供給されるアクセス先を示すアドレス信号及びDRAM11−2へ供給されるアクセス先を示すアドレス信号を示す。
図3の(a)及び(b)に示すように、図1に示す構成の場合には、第1サイクルでバンク#1とバンク#2とのコラムアドレス0に同時にアクセスし、第2サイクルでバンク#3とバンク#4とのコラムアドレス10に同時にアクセスし、第3サイクルでバンク#5とバンク#6とのコラムアドレス8に同時にアクセスし、第4サイクルでバンク#1とバンク#2とのコラムアドレス1に同時にアクセスし、第5サイクルでバンク#7とバンク#8とのコラムアドレス5に同時にアクセスしている。これにより各サイクルで32ビット幅のデータを1つずつ伝送しながら、5サイクルで5つの32ビットデータに対するデータ書き込み又は読み出しを実行している。
図3の(c)及び(d)に示すように、図2に示す構成の場合には、第1サイクルから第10サイクルにおいて順番に、バンク#1のコラムアドレス0、バンク#1のコラムアドレス1、バンク#3のコラムアドレス20、バンク#3のコラムアドレス21、バンク#5のコラムアドレス8、バンク#5のコラムアドレス9、バンク#1のコラムアドレス2、バンク#1のコラムアドレス3、バンク#7のコラムアドレス10、バンク#7のコラムアドレス11を順番にアクセスしている。2つの連続アドレスのアクセス(例えばバンク#1のコラムアドレス0とバンク#1のコラムアドレス1)により合計で32ビットのデータを1つ伝送するので、上記のように10サイクルで5つの32ビットデータに対するデータ書き込み又は読み出しを実行している。
なお図2の構成の場合には、データ転送に2倍の時間がかかっているが、これはメモリ空間において図1の場合と同一位置のバンクにアクセスする場合を比較しているからである。即ち、図1の構成においてバンク#1、#3、#5、#7にアクセスしているので、図2の構成においてもバンク#1、#3、#5、#7にアクセスする場合を比較の対象として示している。最善の場合には、以下の説明にもあるようにアドレス/コントロールバス15−1及び15−2によりDRAM11−1及び11−2に同時にアクセスできるので、5つの32ビットデータを6サイクルで伝送することができる。
図4は、図1のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスと図2のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスとを比較して示す図である。(a)乃至(d)に示す各信号の意味は図3の場合と同一である。
図4の(a)及び(b)に示すように、図1に示す構成の場合には、まず最初の5サイクルで図3に示すのと同様に5つの32ビットデータに対するデータ書き込み又は読み出しを実行する。それに続く第6サイクルで、バンク#1及び#2において前回のアクセスとは異なるローアドレスにアクセスする。このとき供給するアドレス信号B1R10は、バンク#1のローアドレス10がアクセス対象であることを示し、アドレス信号B2R10は、ローアドレス10がアクセス対象であることを示す。この際、ローアドレスの変化によりページミスが発生し、例えば図示のように計3サイクルでコラムアドレスのアクセスが実行される。その後も順番にバンク#3及び#4、#1及び#2、#7及び#8に対してページミスが発生している。
それに対して、図4の(c)及び(d)に示すように図2に示す構成の場合には、例えば(d)に示すDRAM11−2のバンク#2、バンク#4、バンク#8、及びバンク#2に対するアクセスを、(c)に示すDRAM11−1に対するアクセスと同時に実行できる。これは最善の場合であり、メモリ空間において偶数番目のバンク内のページに対応するローアドレスにアクセスが発生する状況を仮定している。この場合、(a)及び(b)に示す図1の構成と比較して、大幅に短い時間で同一量のデータをアクセスすることができる。
また図2の構成において、図4の(c)及び(d)に示すような動作モードでの動作だけでなく、図4の(a)及び(b)に示すような動作モードでの動作も実行可能なようにDRAMコントローラ20の制御回路21を構成してもよい。即ち、本発明のようにバスマスタから供給される1アクセスに対応するアドレス及びコマンドに応じて2個のメモリのうちの1つのメモリに対して16ビットのデータを伝送するアクセスを2回実行する動作モードを第1の動作モードとし、更に、バスマスタから供給される1アクセスに対応するアドレス及びコマンドに応じて2個のメモリのそれぞれに対して同時に16ビットのデータを伝送するアクセスを1回実行する第2の動作モードとし、第1の動作モードと第2の動作モードとで切り替え可能に制御回路21を構成してよい。これにより、例えばバスマスタ10−1乃至10−nの数nが4以下の場合には、第2の動作モードでDRAMコントローラ20を動作させてビット幅の大きい高速なデータ転送を実現し、またバスマスタ10−1乃至10−nの数nが4より大きい場合には、第1の動作モードでDRAMコントローラ20を動作させてページミスの少ない効率的なデータ転送を実現することができる。
図5は、本発明によるDRAMコントローラを用いたシステムの第2実施例を示す図である。図5において、図2と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は必要に応じて省略する。
図5の構成においては、DRAMコントローラ20及びDRAM11−1及び11−2からなるメモリユニットを2つ設け、これら2つのメモリユニット側とバスマスタ10−1乃至10−n側との間にDRAMコントローラマルチプレクサ30を設けたことを特徴とする。DRAMコントローラマルチプレクサ30は、2つのメモリユニットに対応して2つのバッファ31及び32を含む。バッファ31により第1のメモリユニットとの間で伝送する32ビットのデータをバッファリングし、バッファ32により第2のメモリユニットとの間で伝送する32ビットのデータをバッファリングする。2つのバッファ31及び32はそれぞれデータバス14に接続されている。この場合、バッファ31の32ビットのデータとバッファ32の32ビットのデータとで1つのデータが構成され、データバス14は64ビット構成となる。
このような構成により、16ビット入出力構成のDRAMを4つ用いて64ビット構成のシステムを実現することができる。なお図5に示すシステムの動作は、図4に示す例と同様である。
図6は、本発明によるDRAMコントローラを用いたシステムの第3実施例を示す図である。図5において、図2と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は必要に応じて省略する。
図6の構成においては、図2の構成と比較して、DRAMコントローラ20、制御回路21、及びアドレス/コントロールバス15−1及び15−2がそれぞれDRAMコントローラ20A、制御回路21A、アドレス/コントロールバス15Aに置換えられている。図2の構成では、DRAM11−1及び11−2にそれぞれ対応してアドレス/コントロールバス15−1及び15−2が設けられていたが、図6の構成では、DRAM11−1及び11−2に共通に1つのアドレス/コントロールバス15Aが設けられている。なお
正確には後述するように、アドレスバスは2つのDRAMに共通に設け、コントロールバスは2つのDRAMにそれぞれ別個に設けるが、図示の都合上、図6ではアドレス/コントロールバスを纏めて示してある。
図6のような構成では、DRAMのバーストモードを利用する。DRAMのバーストモードを利用すれば、アドレスバスが共通であっても、バンク#1乃至#8の各々に対して16ビットのデータを2回連続してアクセスすることが可能となる。バーストモードは、DRAMにおいて例えば読み出し動作の場合、1つのアクセス要求(読み出し要求)に応答して、選択されたワード線を活性化してセンスアンプに活性ローアドレスのデータを格納した後に、バースト長として指定された数のデータをセンスアンプから連続的に読み出すモードである。例えばバーストモードでバースト長2を指定すれば、1つのアクセス要求に対して2つの連続するコラムアドレスのデータを読み出すことができ、バーストモードでバースト長4を指定すれば、1つのアクセス要求に対して4つの連続するコラムアドレスのデータを読み出すことができる。また同様に書き込み動作の場合においても、1つのアクセス要求に対して、バースト長で指定した数のデータを連続して書き込むことができる。
図6の制御回路21Aは、バスマスタ10−1乃至10−nからアドレス/コントロールバス13を介して供給される1アクセスに対応するアドレス及びコマンドに応じて、2個のDRAM11−1及び11−2のうちの1つのDRAMに対して、16ビットのデータを伝送する動作を1回のアクセスによりバーストモードで2回実行する。これにより、例えばDRAM11−1及び11−2に交互にアクセス要求することで、データバス16−1及び16−2を用いた並列なデータ伝送を実現することができる。
図7は、図2のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスと図6のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスとを比較して示す図である。図7において(a)乃至(d)は、図2に示す構成に関するものであり、それぞれDRAM11−1へ供給するアドレス信号、DRAM11−1からの読み出しデータ、DRAM11−2へ供給するアドレス信号、DRAM11−2からの読み出しデータを示す。また(e)乃至(g)は、図6に示す構成に関するものであり、それぞれDRAM11−1及び11−2へ供給するアドレス信号、DRAM11−1からの読み出しデータ、DRAM11−2からの読み出しデータを示す。なお図7において、[・]は括弧内のアドレスのデータを示す。即ち例えば[B1C0]は、アドレスB1C0の格納データを示す。
(a)及び(c)に示すアドレス信号は、図4(c)及び(d)に示すアドレス信号と同一である。これらのアドレス信号の供給に応じて、図7(b)及び(d)に示すように対応した位置に格納されるデータが読み出される。
図7の(e)乃至(g)に示す図6の構成の場合には、(e)に示すB1C0、B2C0、B3C20、B4C6、・・・のように、DRAM11−1及び11−2に交互にアクセスする。なお実際には、アドレスバスが共通なので両方のDRAMに共通のアドレスが供給されるが、読み出しコマンド(アクセス信号)をDRAM11−1及び11−2に交互に供給する構成とする。これにより実質的に(e)に示すアドレスに応じたアクセスを交互に実行することができる。
この際、バースト長2でのバーストモードの動作をDRAM11−1及び11−2に対して予め指定しておく。これにより、(e)に示す各アドレス入力に応じて、(f)及び(g)に示すようにDRAM11−1及び11−2の対応する一方からデータが2つ連続で読み出される。DRAM11−1及び11−2の各々についてのアクセスは2サイクルに1回であるが、バースト長2の指定により2つの連続アドレスからデータが連続して読み出されるので、各データバス16−1及び16−2において連続サイクルでのデータ転送が行われる。即ち、図2の構成の場合と比較して、略同等な効率でのデータ転送が可能となる。
このように図6の構成では、アドレスバスを共通なものとしながらも、DRAMのバーストモードを利用することにより、アドレスバスを別個に設けた図2の構成と略同等な効率でのデータ転送が実現できる。図6の構成においては、DRAMコントローラ20Aのアドレス/コントロールバス15Aの端子の数(ひいてはバスの信号線の数)をDRAMコントローラ20の場合と比較して少なくすることができるという効果が得られる。
図8は、本発明によるDRAMコントローラを用いたシステムの第4実施例を示す図である。図8において、図2と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は必要に応じて省略する。
図8の構成においては、図2の構成と比較して、DRAMコントローラ20及び制御回路21がそれぞれDRAMコントローラ20B及び制御回路21Bに置換えられている。図8の構成では、DRAM11−1及び11−2の幾つかのバンクがハイバンド領域HBとローバンド領域LBとに分割されている。制御回路21Bは、ハイバンド領域HBには上記の第2の動作モードでアクセスし、ローバンド領域LBには上記の第1の動作モードでアクセスするように構成される。これは制御回路21Bにおいて、アクセス先のアドレスをデコードし、デコード結果に基づいてアクセス先がハイバンド領域HBであるか又はローバンド領域LBであるかを判断し、この判断に基づいて第1の動作モードと第2の動作モードの何れか一方を選択すればよい。或いは、ハイバンド領域HBとローバンド領域LBとの境界をデータとしてレジスタに格納しておき、この境界とアクセス先のアドレスとの比較に基づいて、アクセス先がハイバンド領域HBであるか又はローバンド領域LBであるかを判断してもよい。
なお図8に示すように、8つのバンク全てにローバンド領域LBを設けておくことにより、最善の場合にページミス無しで8つのバンクまで利用することができる。
図9は、本発明によるDRAMコントローラを用いたシステムの第5実施例を示す図である。図9において、図8と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は必要に応じて省略する。
図9の構成においては、図8の構成と比較して、DRAMコントローラ20B及び制御回路21BがそれぞれDRAMコントローラ20C及び制御回路21Cに置換えられている。制御回路21Cは、制御回路21Bと略同一の構成及び動作であるが、アドレス変換回路25が設けられている点で異なる。アドレス変換回路25は、バスマスタ10−1乃至10−nからアドレス/コントロールバス13を介して供給されたアドレスを変換する。制御回路21Cは、変換後のアドレスを用いてDRAM11−1及び11−2をアクセスするように構成される。このようなアドレス変換により、バスマスタ10−1乃至10−nから見たメモリマップを使いやすい形に構成することができる。
図10は、アドレス変換によるメモリマップの変換を説明するための図である。図10(a)に示されるように、DRAM11−1及び11−2のバンク#1乃至#8が、ハイバンド領域HB及びローバンド領域LBに分けられているとする。なお図10(a)においてHB(・)及びLB(・)の括弧の中は、各領域を識別するための参照符号である。
図10(b)は、左側にアドレス変換後のメモリマップを示し、右側にアドレス変換前のメモリマップを示す。図10(b)の右側に示すように、バンク#1乃至バンク#8の順番に、各バンクのハイバンド領域HBとローバンド領域LBとがメモリ空間に配置されている。何もアドレス変換がない場合には、バスマスタ10−1乃至10−nから見たメモリ空間はこのような配置となる。しかしこのような配置では、ハイバンド領域HBとローバンド領域LBとが混在しており、ソフトウェア開発者としては使いにくいアドレス配置となっている。
図10(b)の左側に示すメモリマップでは、ハイバンド領域HBとローバンド領域LBとをそれぞれひとかたまりに纏め、ハイバンド領域HBのひとかたまりとローバンド領域LBのひとかたまりとをメモリ空間内で分けて配置している。アドレス変換後には、バスマスタ10−1乃至10−nから見たメモリ空間はこのような配置となる。このような配置にすれば、ハイバンド領域HBとローバンド領域LBとが明確に分離しており、ソフトウェア開発者としては使い易いアドレス配置となる。
なお全てのハイバンド領域HB及び全てのローバンド領域LBをそれぞれ1つに纏めなくともよい。即ち、アドレス変換回路25は、第1の動作モードでアクセスする少なくとも2つのアドレス領域(ローバンド領域LB)を1つに纏めるとともに、第2の動作モードでアクセスする少なくとも2つのアドレス領域(ハイバンド領域HB)を1つに纏めるようにアドレス変換する構成でもよい。
図11は、図2に示す第1実施例の場合の制御回路21のうちでアドレス制御に関する回路部分を示す図である。
図11に示す回路は、FIFOバッファ41−1及び41−2、コンパレータ42−1及び42−2、活性ローアドレスレジスタ群43−1及び43−2、活性バンクレジスタ群44−1及び44−2、AND回路45−1乃至48−1及び45−2乃至48−2、AND回路49−1及び49−2、セレクタ50−1及び50−2、NOT回路51、及びAND回路52を含む。FIFOバッファ41−1、コンパレータ42−1、活性ローアドレスレジスタ群43−1、活性バンクレジスタ群44−1、AND回路45−1乃至48−1、AND回路49−1、及びセレクタ50−1は、DRAM11−1に対するアクセス用に設けられる回路である。またFIFOバッファ41−2、コンパレータ42−2、活性ローアドレスレジスタ群43−2、活性バンクレジスタ群44−2、AND回路45−2乃至48−2、AND回路49−2、及びセレクタ50−2は、DRAM11−2に対するアクセス用に設けられる回路である。
アドレス/コントロールバス13から供給されるアドレス有効信号が有効を示す場合、アドレス信号の第25ビットに応じて、FIFOバッファ41−1及び41−2の何れかがアドレス信号を格納する。以下においては、DRAM11−1に対するアクセス用に設けられた回路部分について動作を説明する。DRAM11−2に対するアクセス用に設けられた回路部分についての動作は、以下に説明する動作と同一である。
FIFOバッファ41−1に格納されたアドレスの第23及び24ビットは、バンクアドレスであり、格納アドレスが何れのバンクに対するものであるかを示す。このバンクアドレスに応じて、活性ローアドレスレジスタ群43−1からアクセス対象のバンクの活性ローアドレスがコンパレータ42−1に供給される。また上記バンクアドレスに応じて、活性バンクレジスタ群44−1からアクセス対象のバンクが活性であるか否かを示す"1/0(活性/非活性)"信号が、AND回路45−1に供給される。
コンパレータ42−1により、活性ローアドレスとアクセス対象のローアドレスとが比較される。比較結果を示す信号"1/0(一致/不一致)"がAND回路45−1に供給される。AND回路45−1は、上記"1/0(活性/非活性)"信号と比較結果を示す"1/0(一致/不一致)"信号とでAND演算を行い、両入力が1のときに1を出力する。この出力は、現在活性化されているバンクにおいて前回のアクセスと今回のアクセスとが同一のローアドレスの場合に1となり、それ以外の場合に0となる。即ち、ページヒットの場合に1となり、それ以外の場合に0となる。
ページヒットの場合には、AND回路46−1から、コラムアクセスを指示する信号がアドレス/コントロールバス15−1を介してDRAM11−1に供給される。また同時に、コラムアドレスがセレクタ50−1により選択され、DRAM11−1に供給される。ページヒット以外の場合には、AND回路47−1から、ローアクセスを指示する信号がアドレス/コントロールバス15−1を介してDRAM11−1に供給される。また同時に、ローアドレスがセレクタ50−1により選択され、DRAM11−1に供給される。
このようにして、ページヒットの場合とそれ以外の場合とに応じて、DRAM11−1及び11−2に対してコラムアクセスとローアクセスとを切り替えることができる。
図12は、図6に示す第3実施例の場合の制御回路21Aのうちでアドレス制御に関する回路部分を示す図である。図12において、図11と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。
図12の回路は、図11の回路と比較して、デコーダ60、プライオリティーフラグ61、及びセレクタ62が設けられていることが異なる。その他の構成は、図11の回路と同一である。
デコーダ60は、FIFOバッファ41−1及び41−2から有効格納データの存在を示す有効ビットvalidを入力B1及びB2として受け取るとともに、AND回路45−1及び45−2からページヒットか否かを示す信号を入力V1及びV2として受け取る。また更にプライオリティーフラグ61の出力ビットを入力Pとして受け取る。デコーダ60は、これらの入力をデコードすることにより、出力R1及びC1としてDRAM11−1に対するローアクセス指示信号及びコラムアクセス指示信号、出力R2及びC2としてDRAM11−2に対するローアクセス指示信号及びコラムアクセス指示信号、出力Sとしてセレクタ62に対する選択信号を供給する。また出力RY1及びRY2として、FIFOバッファ41−1及び41−2に対するレディー信号を供給する。また更に、出力NPとして、プライオリティーフラグ61に格納されるフラグ値を出力する。
デコーダ60が出力する選択信号Sに応じて、セレクタ62は、FIFOバッファ41−1からのロー/コラムアドレス又はFIFOバッファ41−2からのロー/コラムアドレスの何れか一方を選択して出力する。セレクタ62の出力は、DRAM11−1及び11−2に対する共通のロー/コラムアドレス信号となる。
図13は、デコーダ60の入出力関係を示す図である。左側に示す入力B1、V1、B2、V2、及びPが与えられたときに、デコーダ60はこれらの入力をデコードして、右側に示すような出力C1、R1、C2、R2、S、RY1、RY2、及びNPを出力する。プライオリティーフラグ61を用いることで、前の状態に依存した状態遷移を実現している。図13において、"X"は、その値の1/0に関わらず出力が影響されないドントケアを示す。図13に示すような入出力関係に従いデコーダ60が動作することにより、図7の(e)乃至(g)に示すようなアクセス動作を実現することができる。
図14は、図2のDRAMコントローラ20のバッファの構成の一例を示す図である。図2のDRAMコントローラ20に含まれる2つのバッファ22−1及び22−2は互いに同一の構成であり、図14は1つのバッファの構成を示す。図14に示すバッファは、第1のレジスタ群71、第2のレジスタ群72、セレクタ73乃至74を含む。
第1のレジスタ群71は、データバス16−1又は16−2から16ビットの読み出しデータを受け取り、受け取ったデータをレジスタ群のうちの1つのレジスタに格納する。何れのレジスタに格納するかの選択は制御回路21により制御される。連続した2つのアドレスから2つのデータを読み出した場合、これら2つのデータのうち一方は奇数番目のレジスタに格納され、他方は偶数番目のレジスタに格納されてよい。
前記の第1の動作モードの場合、セレクタ73により1つのレジスタを選択し、セレクタ74により更にもう1つのレジスタを選択する。これら2つの選択レジスタに格納される2つの16ビットデータを合わせて、32ビットの読み出しデータとしてデータバス14に供給する。セレクタ73及び74による選択動作は、制御回路21により制御される。
前記の第2の動作モードの場合、セレクタ73又は74の何れか一方により1つのレジスタを選択し、選択したレジスタに格納される16ビットデータを読み出しデータとしてデータバス14に供給する。選択動作に関わらなかった方のセレクタの出力はフローティング状態としてよい。セレクタ73及び74の動作は、制御回路21により制御される。図14に示すバッファがバッファ22−1だとすると、データバス14に供給する32ビットの読み出しデータのうちの他方の16ビットデータは、他方のバッファ22−2から供給される。
第2のレジスタ群72は、データバス14から32ビットの書き込みデータを受け取り、受け取ったデータの例えば上位16ビットと下位16ビットとを分けて2つの16ビットデータとして、レジスタ群のうちの2つのレジスタにそれぞれ格納する。何れのレジスタに格納するかの選択は制御回路21により制御される。これら2つのデータのうち一方は奇数番目のレジスタに格納され、他方は偶数番目のレジスタに格納される。セレクタ75により1つのレジスタを選択し、選択レジスタに格納される16ビットのデータを書き込みデータとしてデータバス16−1又は16−2に供給する。セレクタ75による選択動作は、制御回路21により制御される。
図14の構成において、第1のレジスタ群71及び第2のレジスタ群72の各々には、レジスタが2つだけ設けられるのではなく、2より大きい数(図の例では8つ)のレジスタが設けられている。データバス14は、一般に、異なるアクセスに対応するデータを交互に送ることができない。従って、1つのアクセスに対応するデータの伝送が完了するまで、別のアクセスに対応するデータを保持しておく必要がある。この必要性のために、2より大きい数のレジスタが設けられている。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
記憶データのビット幅よりも小さな入出力ビット数のDRAMを複数個用いるシステム構成の一例を示す図である。 本発明によるDRAMコントローラを用いたシステムの第1実施例を示す図である。 図1のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスと図2のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスとを比較して示す図である。 図1のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスと図2のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスとを比較して示す図である。 本発明によるDRAMコントローラを用いたシステムの第2実施例を示す図である。 本発明によるDRAMコントローラを用いたシステムの第3実施例を示す図である。 図2のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスと図6のDRAMコントローラによるDRAMへのアクセスとを比較して示す図である。 本発明によるDRAMコントローラを用いたシステムの第4実施例を示す図である。 本発明によるDRAMコントローラを用いたシステムの第5実施例を示す図である。 アドレス変換によるメモリマップの変換を説明するための図である。 図2に示す第1実施例の場合の制御回路のうちでアドレス制御に関する回路部分を示す図である。 図6に示す第3実施例の場合の制御回路のうちでアドレス制御に関する回路部分を示す図である。 デコーダの入出力関係を示す図である。 図2のDRAMコントローラのバッファの構成の一例を示す図である。
符号の説明
10−1〜10−n バスマスタ
11−1、11−2 DRAM
12 DRAMコントローラ
13 アドレス/コントロールバス
14 データバス
15−1、15−2 アドレス/コントロールバス
16−1、16−2 データバス
20、20A、20B、20C DRAMコントローラ

Claims (5)

  1. バスマスタに接続されkビットのデータを伝送するバスへの接続部と、
    複数m個のメモリにそれぞれ接続され、各々がk/mビットの信号を伝送するm個の第2のバスへの接続部と、
    該バスマスタから供給される1アクセスに対応するアドレス及びコマンドに応じて該m個のメモリのうちの1つのメモリに対してk/mビットのデータを伝送する動作をm回実行するよう構成される制御回路と、
    少なくとも該m回の伝送動作に対応する各k/mビットのm個のデータを格納するバッファと
    を含むことを特徴とするメモリコントローラ。
  2. 該バスマスタから供給される1アクセスに対応するアドレス及びコマンドに応じて該m個のメモリのうちの1つのメモリに対してk/mビットのデータを伝送する動作をm回実行する動作モードを第1の動作モードとし、該制御回路は、該バスマスタから供給される1アクセスに対応するアドレス及びコマンドに応じて該m個のメモリのそれぞれに対して同時にk/mビットのデータを伝送する動作を1回実行する第2の動作モードと該第1の動作モードとで切り替え可能に構成されることを特徴とする請求項1記載のメモリコントローラ。
  3. 該制御回路は、該バスマスタから供給される1アクセスに対応するアドレス及びコマンドに応じて該m個のメモリのうちの1つのメモリに対してk/mビットのデータを伝送する動作を1回のアクセスによりバーストモードでm回実行するよう構成されることを特徴とする請求項1記載のメモリコントローラ。
  4. 該制御回路は、該バスマスタから供給される1アクセスに対応するアドレスに応じて、該第1の動作モードと該第2の動作モードとの何れか一方を選択することを特徴とする請求項2記載のメモリコントローラ。
  5. 該制御回路は、該m個のメモリが構成するメモリ空間のアドレスを変換するアドレス変換回路を含み、該アドレス変換回路は該第1の動作モードでアクセスする少なくとも2つのアドレス領域を1つに纏めるとともに、該第2の動作モードでアクセスする少なくとも2つのアドレス領域を1つに纏めるようにアドレス変換することを特徴とする請求項4記載のメモリコントローラ。
JP2006332429A 2006-12-08 2006-12-08 メモリコントローラ Active JP5055989B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006332429A JP5055989B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 メモリコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006332429A JP5055989B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 メモリコントローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008146330A true JP2008146330A (ja) 2008-06-26
JP5055989B2 JP5055989B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=39606446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006332429A Active JP5055989B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 メモリコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5055989B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8301816B2 (en) 2008-12-01 2012-10-30 Ricoh Company, Ltd. Memory access controller, system, and method
JP5351145B2 (ja) * 2008-04-22 2013-11-27 パナソニック株式会社 メモリ制御装置、メモリシステム、半導体集積回路およびメモリ制御方法
JP2020166346A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体記憶装置
JP2021507414A (ja) * 2017-12-21 2021-02-22 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッドAdvanced Micro Devices Incorporated 連動メモリデバイスに対するメモリ要求のスケジューリング

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0430231A (ja) * 1990-05-25 1992-02-03 Hitachi Ltd 主記憶アドレッシング方式
JPH0477948A (ja) * 1990-07-20 1992-03-12 Hitachi Ltd メモリアクセス制御方式およびそれを用いた情報処理装置
JPH04230547A (ja) * 1990-10-01 1992-08-19 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ダイレクト或いはインターリーブメモリアクセスのためのメモリコントローラ
JPH06208504A (ja) * 1993-08-06 1994-07-26 Hitachi Ltd メモリコントローラ,メモリ読み出し方法及びメモリ書き込み方法
JPH1196070A (ja) * 1997-09-24 1999-04-09 Nec Corp メモリ制御回路及びその制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
JP2004086906A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Samsung Electronics Co Ltd 分割されたシステムデータバスに連結されるメモリモジュールを具備する半導体メモリシステム
JP2005092374A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Nec Computertechno Ltd メモリインタリーブ方式
JP2006018337A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Toshiba Corp コンピュータシステム及びコンピュータシステムの初期設定方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0430231A (ja) * 1990-05-25 1992-02-03 Hitachi Ltd 主記憶アドレッシング方式
JPH0477948A (ja) * 1990-07-20 1992-03-12 Hitachi Ltd メモリアクセス制御方式およびそれを用いた情報処理装置
JPH04230547A (ja) * 1990-10-01 1992-08-19 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ダイレクト或いはインターリーブメモリアクセスのためのメモリコントローラ
JPH06208504A (ja) * 1993-08-06 1994-07-26 Hitachi Ltd メモリコントローラ,メモリ読み出し方法及びメモリ書き込み方法
JPH1196070A (ja) * 1997-09-24 1999-04-09 Nec Corp メモリ制御回路及びその制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
JP2004086906A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Samsung Electronics Co Ltd 分割されたシステムデータバスに連結されるメモリモジュールを具備する半導体メモリシステム
JP2005092374A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Nec Computertechno Ltd メモリインタリーブ方式
JP2006018337A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Toshiba Corp コンピュータシステム及びコンピュータシステムの初期設定方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5351145B2 (ja) * 2008-04-22 2013-11-27 パナソニック株式会社 メモリ制御装置、メモリシステム、半導体集積回路およびメモリ制御方法
US8918589B2 (en) 2008-04-22 2014-12-23 Panasonic Corporation Memory controller, memory system, semiconductor integrated circuit, and memory control method
US8301816B2 (en) 2008-12-01 2012-10-30 Ricoh Company, Ltd. Memory access controller, system, and method
JP2021507414A (ja) * 2017-12-21 2021-02-22 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッドAdvanced Micro Devices Incorporated 連動メモリデバイスに対するメモリ要求のスケジューリング
JP7384806B2 (ja) 2017-12-21 2023-11-21 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 連動メモリデバイスに対するメモリ要求のスケジューリング
JP2020166346A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5055989B2 (ja) 2012-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4825993B2 (ja) 複数のメモリハブモジュールを含むマルチプロセッサシステムおよびその方法
US8825966B2 (en) Reduced pin count interface
US20060212622A1 (en) Memory system
JP2008532140A5 (ja)
US7886117B2 (en) Method of memory management
JP4199658B2 (ja) 読出及び書込動作でバースト順序が異なるアドレッシングを行うメモリデバイス
JP6961997B2 (ja) 情報処理装置、メモリ制御装置および情報処理装置の制御方法
KR960035270A (ko) 순서에 따르지 않고 판독 및 기입 명령을 실행하는 메모리 제어기
JPS60157646A (ja) メモリバンク切換装置
JP5055989B2 (ja) メモリコントローラ
CN108139989B (zh) 配备有存储器中的处理和窄访问端口的计算机设备
JP2011060162A (ja) メモリ制御装置
JP5162024B2 (ja) マルチポート型メモリスーパーセル及びデータ経路スイッチング回路を伴う集積回路
JP4945125B2 (ja) メモリ制御装置
US8205031B2 (en) Memory management system and method thereof
US20110208939A1 (en) Memory access system and memory access control method
JP5382113B2 (ja) 記憶制御装置及びその制御方法
KR20110066526A (ko) 다중포트 메모리 콘트롤러 및 다중포트 캐시
US20090235010A1 (en) Data processing circuit, cache system, and data transfer apparatus
JP5182284B2 (ja) ベクトル処理装置
JP4918535B2 (ja) キャッシュメモリ、キャッシュメモリ装置及び割当て方法
WO2023189358A1 (ja) メモリ制御装置
TWI488040B (zh) 緩衝記憶體管理方法與相關緩衝記憶體控制器
JP2009032055A (ja) データ記憶装置
JPS592058B2 (ja) 記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080729

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120716

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5055989

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350