JPH0620818B2 - 自動車用サツシユレス窓のシ−ル構造 - Google Patents

自動車用サツシユレス窓のシ−ル構造

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JPH0620818B2
JPH0620818B2 JP61072681A JP7268186A JPH0620818B2 JP H0620818 B2 JPH0620818 B2 JP H0620818B2 JP 61072681 A JP61072681 A JP 61072681A JP 7268186 A JP7268186 A JP 7268186A JP H0620818 B2 JPH0620818 B2 JP H0620818B2
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glass
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車用サツシユレスドア等のサツシユレス窓
のシール構造に関する。
従来の技術 サツシユレスドア型車のドアウエザーストリツプは周知
のようにドア本体の周縁部に装着されて、ドア閉時に車
体開口縁部に密接するドア側ウエザーストリツプと、ド
アウエストライン上方の車体開口縁部,即ち、車体開口
部の略上半部周縁に装着されてドア閉時にドアガラス周
縁と密接する車体側ウエザーストリツプとに分割されて
いる。ところで、このようなサツシユレスドア型車で
は、ドア本体内にドアガラスの車幅方向の振れ止めを行
うガラススタビライザを配設しても、サツシユ付きドア
型車の如くドアサツシユによるドアガラスの確実な揺動
規制および高速走行時の負圧による吸出し規制を行うこ
とが困難である。そこで、例えば実開昭50−6632
3号に示されるように、ドア閉時にドアガラスの車外側
への振れを止めるガラスホルダを有するクリツプを、車
体開口部の略上半部周縁上の最適な部位にウエザースト
リツプを保持するリテーナとともに取り付け、ドアガラ
スの揺動規制および高速走行時の負圧による吸出し規制
を行うようにしている。これを第3図〜第4図によつて
説明すると、16は車体開口部の略上半部周縁1にリテ
ーナ17を介して取り付けたウエザーストリツプであ
り、ドアガラス4と車外側Aで当接するアウターリツプ
18と、ドアガラス4と車体側Bで当接するインナーリ
ツプ19を備えている。20は、車体開口部の略上半部
周縁1上の最適な部位に、ウエザーストリツプ16を保
持するリテーナ17とともに取り付けたクリツプであ
る。このクリツプ20の先端には硬質樹脂で被覆したガ
ラスホルダ部21を形成してある。このように構成する
ことにより、ウエザーストリツプ16によつて車室内外
をシールし、クリツプ20のガラスホルダ部21によつ
てドアガラス4の揺動規制および高速走行時の負圧によ
る吸出し規制を行うようにしている。
発明が解決しようとする問題点 クリツプ20は車体開口部の略上半部周縁1上の一部分
に設置されているので、ドアガラス4に作用する高速走
行時の負圧による吸出し力をガラスホルダ部21で集中
して受ける。そのため、ガラスホルダ部21の剛性が高
く設定されている。
ところが、悪路走行時等にドアガラス4が振動すると、
硬質樹脂で被覆したガラスホルダ部21とドアガラス4
が断続的に衝突して打音を発生するという不都合があ
る。又、ウエザーストリツプ16は、ドアガラス4と車
外側Aで当接するアウターリツプ18及びドアガラス4
と車内側Bで当接するインナーリツプ19を備えている
が、ドアガラス4の外周端面に密接する部位を有してい
ないため、確実なシール性を望むことが困難であつた。
そこで、本発明は、自動車の高速走行時にウインドパネ
ルを車外側へ吸出す力に抗して、ウインドパネルを正規
の位置に確実に保持するとともに、悪路走行時にウイン
ドパネルに衝突して打音を発生することがなく、シール
性に優れた自動車用サツシユレス窓のシール構造を提供
するものである。
問題点を解決するための手段 車体開口部の略上半部周縁にリテーナを介して取り付け
たメインウエザーストリツプにウインドパネルの車内側
周縁に密接する側面リツプを形成する一方、メインウエ
ザーストリツプを保持するリテーナの外側縁に、先端が
ウインドパネルの開閉軌跡に近接するフランジ部をウイ
ンドパネルと略平行して延出し、このフランジ部に先端
がウインドパネルの中央方向に向いてウインドパネルの
車外側周縁に密接する軟質弾性材製のパネルホルダを固
着し、かつ、リテーナの外周縁の内側であってウインド
パネルの外周端面に対向する部分に、ウインドパネルの
外周端面と密接するサブウエザーストリツプを固着して
ある。
実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に詳述する。
第1図〜第2図は本発明をサツシユレスドアまわりに適
用した実施例を示すもので、3は車体開口部の略上半部
周縁1にシート状シール材S及びリテーナ2を介して取
り付けたメインウエザーストリツプである。このメイン
ウエザーストリツプ3の車外側Aの側面に、ドア8閉時
にウインドパネルとしてのドアガラス4の車内側周縁に
密接する舌片状の側面リツプ9を形成してある。一方、
11は、メインウエザーストリツプ3を保持するステン
レス製リテーナ2の外側縁10の内側に一端を固着して
あり、この固着部から屈曲してドアガラス4と略平行し
て延出し、延出先端がドアガラス4の開閉軌跡に近接す
るフランジ部である。このフランジ部11は、ドア8の
開閉時にはドアガラス4の上端開閉軌跡X−Xには干渉
しないが、高速走行時の負圧による吸出し力等に起因す
るドアガラス4の変位軌跡Y−Yには干渉する寸法に設
定してあり、リテーナ2の配設範囲のほぼ全域において
形成されている。このように形成したフランジ部11に
は、その全域にわたつてドア8閉時に、先端がドアガラ
ス4の中央方向(図1では下側)に向いてドアガラス4
の車外側周縁6に密接する塩化ビニル等の軟質弾性材製
のパネルホルダとしてのガラスホルダ12を嵌装固着して
あり、このガラスホルダ12はドアガラス4の上端開閉
軌跡X−Xには干渉しないが吸出しによる変位軌跡Y−
Yには干渉するように延出してある。又、リテーナ2の
外側縁10の内側であって、ドアガラス4の外周端面に
対向する部分には、フランジ部11の一端を介してゴム
等の弾性材からなる中空状のサブウエザーストリツプ1
3を接着により固着してある。このサブウエザーストリ
ツプ13は、ドア8閉時にドアガラス4の外周端面7に
密接する。
尚、実施例ではリテーナ2とフランジ部11とを別体に
形成しているが、リテーナ2の外側縁10を延出し、フラ
ンジ部11を屈曲形成してもよい。この場合、サブウエ
ザーストリツプ13は、リテーナ2の外側縁10の内側
に直接固着される。又、実施例ではメインウエザースト
リツプ3の側面リツプ9を舌片状に形成する態様を示し
たが、これに限られるものではなく、ドアガラス4の車
内側周縁5に密接するものであれば、中空状の膨出部や
と突起等を形成する態様でもよい。第1図中14は、リテ
ーナ2の外側縁10の外側に固着したドリツプモールを
示すものであり、このドリツプモール14とフランジ部
11との間の空隙をガラスホルダ12の外側に突出形成
したリツプ15で密封してある。
以上の実施例構造によれば、車体開口部の略上半部周縁
1に、ガラスホルダ12をメインウエザーストリツプ3
及びサブウエザーストリツプ13と共に、リテーナ2を
介して取り付けてあるので、ガラスホルダ12とドアガ
ラス4の車外側周縁との接触面積が大きくなる。その結
果、ガラスホルダ12がドアガラス4から受ける単位面
積当りの作用力(高速走行時の負圧による吸出し力等)
を小さくできるので、ガラスホルダ12を塩化ビニル等
の軟質弾性材で形成することができる。従つて、悪路走
行時等にドアガラス4が振動しても、ドアガラス4が軟
質弾性材製のガラスホルダ12に当接するので打音を発
生することがない。又、メインウエザーストリツプ3に
ドアガラス4の車内側周縁5に密接する側面リツプ9を
形成し、メインウエザーストリツプ3を保持するリテー
ナ2の外側縁10の内側にドアガラス4の外周端面7に
密接するサブウエザーストリツプ13を固着し、リテー
ナ2の外側縁10から延出するフランジ部11にドアガラ
ス4の車外側周縁6に密接するガラスホルダ12を固着
してある。従つて、ドアガラス4の車内側周縁5,外周
端面7及び車外側周縁6を、メインウエザーストリツプ
3,サブウエザーストリツプ13及びガラスホルダ12
によつて確実にシールすることができる。更に、ガラス
ホルダ12を固着するフランジ部11をドアガラス4に
略平行して延出してあるので、突出感がなく、乗降時の
安全が図れ、空力特性をも向上することができる。そし
て、ガラスホルダ12の先端がドアガラス4の中央方向
に向いており、かつ、リテーナ2の外側縁の内側であっ
てドアガラス4の外周端面に対向する部分に、ドアガラ
ス4の外周端面と密接するウェザーストリップ13を固
着したことにより、洗車時等にガラスホルダ12付近が
放水を受けると、ガラスホルダ12の先端部はドアガラ
ス4に押し付けられシール性が高まり、水の浸入を確実
に防止することができる。
したがって、サッシュレスドアタイプ車において不利と
なっている洗車時における水密性をも十分に確保するこ
とができる。なお、実施例ではサツシユレスドアについ
て適用した例を示したが、サイドウインド,バツクウイ
ンド等にも同様に適用できるものである。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、ドアガラスの車外側周
縁に塩化ビニル等の軟質弾性材のガラスホルダを密接し
てあるので、悪路走行時等にドアガラスが振動しても、
ドアガラスが打音を発生することがない。又、ドアガラ
スの車内側周縁にメインウエザーストリツプの側面リツ
プを密接し、ドアガラスの外周端面にサブウエザースト
リツプを密接し、ドアガラスの車外側周縁にガラスホル
ダを密接してある。従つて、ドアガラスのシール性を確
実に向上することができる。
また、パネルホルダの先端がウインドパネルの中央方向
に向いており、かつリテーナの外周縁の内側であってウ
インドパネルの外周端面に対向する部分に、ウインドパ
ネルの外周端面と密接するウェザーストリップを固着し
たため、洗車時等にパネルホルダ付近が放水を受ける
と、ポネルホルダの先端部はウインドパネルに押し付け
られシール性が高まり、水の浸入を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す第2図I−I線に沿う
自由状態での断面図、第2図はサツシユレスドア型車の
側面図、第3図は従来例を示す第2図I−I線に沿う断
面図、第4図はクリツプの斜視図を示すものである。 1……周縁、2……リテーナ、3……メインウエザース
トリツプ、4……ドアガラス(ウインドパネル)、5…
…車内側周縁、6……車外側周縁、7……外周端面、9
……側面リツプ、10……外側縁、11……フランジ
部、12……ガラスホルダ(パネルホルダ)、13……
サブウエザーストリツプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体開口部の略上半分周縁にリテーナを介
    して取り付けたメインウェザーストリップにウインドパ
    ネルの車内側周縁に密接する側面リップを形成する一
    方、前記メインウェザーストリップを保持するリテーナ
    の外側縁に、先端がウインドパネルの開閉軌跡に近接す
    るフランジ部を該ウインドパネルと略平行して延出し、
    該フランジ部に、先端がウインドパネルの中央方向に向
    いてウインドパネルの車外側周縁に密接する軟質弾性材
    製のパネルホルダを固着し、かつ、前記リテーナの外側
    縁の内側であってウインドパネルの外周端面に対向する
    部分に、ウインドパネルの外周端面と密接するサブウェ
    ザーストリップを固着したことを特徴とする自動車用サ
    ッシュレス窓のシール構造。
JP61072681A 1986-03-28 1986-03-31 自動車用サツシユレス窓のシ−ル構造 Expired - Lifetime JPH0620818B2 (ja)

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EP87104518A EP0239115B1 (en) 1986-03-28 1987-03-26 Window seal construction for a sashless vehicle door
US07/030,379 US4807923A (en) 1986-03-28 1987-03-26 Window seal construction for sashless door
DE8787104518T DE3779160D1 (de) 1986-03-28 1987-03-26 Dichtungsprofil fuer eine kraftfahrzeugtuer ohne fensterscheibenlaufschienen.

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