JPH0551486B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0551486B2
JPH0551486B2 JP61074825A JP7482586A JPH0551486B2 JP H0551486 B2 JPH0551486 B2 JP H0551486B2 JP 61074825 A JP61074825 A JP 61074825A JP 7482586 A JP7482586 A JP 7482586A JP H0551486 B2 JPH0551486 B2 JP H0551486B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind panel
lip
holder
door glass
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61074825A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62231815A (ja
Inventor
Shigeru Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP61074825A priority Critical patent/JPS62231815A/ja
Priority to US07/030,379 priority patent/US4807923A/en
Priority to EP87104518A priority patent/EP0239115B1/en
Priority to DE8787104518T priority patent/DE3779160D1/de
Publication of JPS62231815A publication Critical patent/JPS62231815A/ja
Publication of JPH0551486B2 publication Critical patent/JPH0551486B2/ja
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  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車用サツシユレス窓のシール装置
に関する。
従来の技術 第5図〜第7図は従来のサツシユレスドアのシ
ール装置を示すもので、ウエザストリツプ17を
車体開口部の略上半部周縁13にリテーナ14を
介して取り付けてある。そして、リテーナ14の
一部にクリツプ15を設置し、クリツプ15の先
端に硬質樹脂で被覆したホルダ部16を形成して
ある。このように構成することにより、ウエザス
トリツプ17がドアガラス5に密接して車室内外
をシールし、クリツプのホルダ部16が自動車の
高速走行時にドアガラス5を外へ吸い出す力に抗
してドアガラス5を正規の位置に保持している
(実開昭50−66323号公報参照)。
発明が解決しようとする問題点 自動車の高速走行時のドアガラス5を外へ吸い
出す力に抗するため、ドアガラス5の周縁部の一
部をクリツプ15のホルダ部16で押えている。
したがつてクリツプ15のホルダ部16に大きな
力が集中して作用するので、ホルダ部16の剛性
を増し、耐久性を向上するため、ホルダ部16を
硬質樹脂で被覆してある。しかし、ドアガラス5
と接触するホルダ部16が硬質樹脂であるため、
悪路走行時等にドアガラス5が振動すると、ホル
ダ部16とドアガラス5が断続的に衝突して打音
を発生するという問題を生じる。
そこで、本発明は、自動車の高速走行時にウイ
ンドパネルを外へ吸い出す力に抗して、ウインド
パネルを正規の位置に確実に保持すると共に、悪
路走行時にウインドパネルに衝突して打音を発生
することがない自動車用サツシユレス窓のシール
装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 中空リツプ部を有するウエザストリツプを収納
して車体開口部の略上半部周縁に取り付けたリテ
ーナに、先端がウインドパネルの開閉軌跡に近接
するフランジ部をウインドパネルと略平行に延出
し、このフランジ部の先端にウインドパネルの車
外側周縁に当接し、かつウエザストリツプの中空
リツプ部との間でウインドパネルを保持しウイン
ドパネルの吸い出し方向への移動を規制する軟質
弾性材製のホルダをウインドパネルの上縁が全体
的に覆われるように装着すると共に、このホルダ
の先端部にウインドパネル面を密接するリツプ
と、このリツプの密接部よりも更にウインドパネ
ルの外周縁側でこのウインドパネルに密接するサ
ブリツプとを突設し、上記リツプとサブリツプの
うち少なくともいづれか一方を、ウインドパネル
外面に対し略面直方向で当接してある。
実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に詳述する。
第1図はサツシユレスドアウインドまわりに適
用した本発明の第1実施例を示すもので、車体開
口部の略上半部周縁1に中空リツプ部を有するサ
ツシユレスドア用ウエザストリツプ2をリテーナ
3及びシート状シール材Sを介して取り付けてあ
る。このウエザストリツプ2の取付基部2aを収
納して保持するリテーナ3の上方の開口端4に
は、ウインドパネルとしてのドアガラス5と略平
行に延出し、延出先端がドアガラス5の開閉軌跡
に近接するフランジ部6の一端を固着してある。
このフランジ部6の先端にはドアガラス5の車外
側周縁に当接してドアガラス5の吸い出し方向へ
の移動を規制する塩化ビニル等の軟化弾性材より
成るホルダ7がドアガラスの上縁に全体的に覆わ
れるように装着されている。具体的にはホルダ7
はフランジ部6に嵌装される基部7aの下端より
突設されたリツプ8と、このリツプ8よりも更に
ドアガラス5の外周縁側で、該ドアガラス5に密
接するサブリツプ9とを備えている。
尚、上記リツプ8及びサブリツプ9は共にドア
ガラス5外面に対し略面直方向で当接してある。
このホルダ7は、ドアの開閉時には弾性変形し
て些かもドア開閉(開閉軌跡(X−X)方向)に
支障をきたすことはないが、自動車の高速走行時
にドアガラス5の外側面に発生する負圧によつ
て、ドアガラス5が車外側上方(変位軌跡(Y−
Y)方向)へ向かつて吸い出される場合、ウエザ
ストリツプ2の中空リツプ部との間でドアガラス
5を保持し、フランジ部6と共にドアガラス5の
移動に十分に対抗するため、ドアガラス5の上記
方向への移動を確実に阻止する。
尚、実施例は、リテーナ3と別体のフランジ部
6を、リテーナ3の上方開口端4に固着する態様
を示したが、これに限られるものではなく、リテ
ーナ3の上方開口端4を延出してフランジ部6を
形成してもよい。
以上の実施例構造によれば、ドアガラス5の車
外側周縁が全体的に覆われるように、軟質弾性材
からなるホルダ7を取り付けてあり、かつこのホ
ルダ7は面圧の高いウエザストリツプ2の中空リ
ツプ部との間でドアガラス5を保持しているた
め、高速走行時におけるドアガラス5の車外側へ
の吸い出しを確実に防止できることは勿論、リツ
プ8とサブリツプ9とがドアガラス5の外面に対
し略面直方向で当接していることもあつて悪路走
行時等にドアガラス5が振動して打音を発生する
ことがない。又、ホルダ7は、軟質弾性材で形成
してリツプ8とサブリツプ9とを備えているた
め、ドアガラス5の車外側周縁にこれらリツプ8
とサブリツプ9が2重に密接して、外部からの直
撃水に対して優れたシール効果を発揮する。更
に、フランジ部6をドアガラス5と略平行に延出
してあるため、ドア閉扉時のドアガラス5上端の
位置のばらつきを無理なく許容できる。
第2図に示す第2実施例は、ホルダ7のリツプ
8をドアガラス5の外面に対し略面直方向で当接
させ、サブリツプ9をハの字状に2個形成して、
更にシール効果を向上してある。尚、サブリツプ
9の個数は第1図〜第2図の実施例に限られるも
のではなく、より多くのサブリツプ9を形成して
もよい。
第3図に示す第3実施例は、ホルダ7先端のリ
ツプ8の内側にドアガラス5の外面に対し面直方
向で当接する軟質スポンジ製のサブリツプ10を
形成してある。この構成によれば、ホルダ7先端
のリツプ8とドアガラス5との間から水が侵入し
てきた場合、軟質スポンジ製のサブリツプ10で
水を吸収することができる。尚、ホルダ7先端の
リツプ8とドアガラス5との間から水が侵入して
きたとしても、その量は極微少であるので、軟質
スポンジ製のサブリツプ10をホルダ7の長手方
向に断続的に形成してもよい。
第4図に示す第4実施例は、ホルダ7の先端に
ドアガラス5の外面に対し面直方向で当接するリ
ツプ8を設け、このリツプ8に切欠き部11を形
成するもので、ホルダ7長手方向に断続的に配設
してある。この構成によれば、ホルダ7先端のリ
ツプ8とドアガラス5との間から水が侵入して
も、切欠き部11から容易に外部へ排出できるの
で、ドアガラス5の外側周縁部、ウエザストリツ
プ2、リテーナ3、ホルダ7とで形成される空間
12内に水が溜ることがない。なお上述各実施例
ではサツシユレスドア窓に適用した例を示してき
たが、リヤサイド窓やバツク窓等のサツシユレス
窓に同様に適用できる。
発明の効果 以上説明したように本発明は、リテーナのフラ
ンジ部の先端に装着した軟質弾性材製のホルダ
を、ウインドパネルの車外側上縁を全体的に覆う
ように当接させると共に、該ホルダに突設したリ
ツプ及びサブリツプをウインドパネルに2重に密
接させて、ウインドパネルの吸い出し方向への移
動を規制するようにしてあるため、高速走行時に
おけるウインドパネルの車外側への吸い出しを確
実に防止できると共に、悪路走行時にウインドパ
ネルが振動して打音が発生するのを確実に防止す
ることができることは勿論、ウエザーストリツプ
とウインドパネルとの間のシール性を向上するこ
とができる。
とりわけ、ホルダと面圧の高いウエザストリツ
プの中空リツプ部との間でウインドパネルを保持
し、かつリツプとサブリツプの少なくともいづれ
か一方をウインドパネル外面に対し略面直方向で
当接したため、ウインドパネルの保持力が強ま
り、したがつて高速走行時のウインドパネルの吸
い出し防止及び悪路走行時の振動によるウインド
パネルの打音発生を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す自由状態で
の断面図、第2図乃至第4図はそれぞれ第2実施
例乃至第4実施例を示す第1図と同様の断面図、
第5図は自動車の略示的側面図、第6図は従来の
サツシユレスドアのシール装置を示す第5図のA
−A断面図、第7図は従来のクリツプの斜視図を
示すものである。 2……ウエザストリツプ、3……リテーナ、5
……ドアガラス、6……フランジ部、7……ホル
ダ、8……リツプ、9……サブリツプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車体開口部の略上半部周縁にウインドパネル
    に密接して車室内外をシールする中空リツプ部を
    有するウエザストリツプをリテーナを介して取り
    付けた構造において、前記リテーナに、先端がウ
    インドパネル上端の開閉軌跡に近接するフランジ
    部を該ウインドパネルと略平行して延出し、該フ
    ランジ部の先端に前記ウインドパネルの車外側周
    縁に当接し、かつウエザストリツプの中空リツプ
    部との間でウインドパネルを保持して該ウインド
    パネルの吸い出し方向への移動を規制する軟質弾
    性材製のホルダをウインドパネルの上縁が全体的
    に覆われるように装着すると共に、該ホルダの先
    端部にウインドパネル面に密接するリツプと、該
    リツプの密接部よりも更にウインドパネルの外周
    縁側で該ウインドパネルに密接するサブリツプと
    を突設し、上記リツプとサブリツプのうちの少な
    くともいづれか一方を、ウインドパネル外面に対
    し略面直方向で当接したことを特徴とする自動車
    用サツシユレス窓のシール装置。
JP61074825A 1986-03-28 1986-04-01 自動車用サツシユレス窓のシ−ル装置 Granted JPS62231815A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61074825A JPS62231815A (ja) 1986-04-01 1986-04-01 自動車用サツシユレス窓のシ−ル装置
US07/030,379 US4807923A (en) 1986-03-28 1987-03-26 Window seal construction for sashless door
EP87104518A EP0239115B1 (en) 1986-03-28 1987-03-26 Window seal construction for a sashless vehicle door
DE8787104518T DE3779160D1 (de) 1986-03-28 1987-03-26 Dichtungsprofil fuer eine kraftfahrzeugtuer ohne fensterscheibenlaufschienen.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61074825A JPS62231815A (ja) 1986-04-01 1986-04-01 自動車用サツシユレス窓のシ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62231815A JPS62231815A (ja) 1987-10-12
JPH0551486B2 true JPH0551486B2 (ja) 1993-08-02

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Family Applications (1)

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JP61074825A Granted JPS62231815A (ja) 1986-03-28 1986-04-01 自動車用サツシユレス窓のシ−ル装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100837966B1 (ko) 2006-11-24 2008-06-13 현대자동차주식회사 프레임리스 도어용 도어글래스의 기밀구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016617U (ja) * 1973-06-11 1975-02-21
JPS60104354U (ja) * 1983-12-21 1985-07-16 豊田合成株式会社 自動車のウエザストリツプ

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JPS62231815A (ja) 1987-10-12

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