JPH062074U - 温水冷却装置 - Google Patents

温水冷却装置

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JPH062074U
JPH062074U JP4128392U JP4128392U JPH062074U JP H062074 U JPH062074 U JP H062074U JP 4128392 U JP4128392 U JP 4128392U JP 4128392 U JP4128392 U JP 4128392U JP H062074 U JPH062074 U JP H062074U
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JP
Japan
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cooling
water
tank
hot water
cooling water
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Pending
Application number
JP4128392U
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English (en)
Inventor
正男 松田
Original Assignee
ユウホー工業株式会社
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Application filed by ユウホー工業株式会社 filed Critical ユウホー工業株式会社
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Publication of JPH062074U publication Critical patent/JPH062074U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱湯からなる麦茶やウーロン茶などを短時間
に所定の温度まで冷却することを可能とした温水を冷却
するための装置を提供する。 【構成】 冷却水を一定量貯えるタンク6内に所定の経
路を有する冷却パイプ3が備えられている。この冷却パ
イプ3内を温水が通過することにより、冷却水との熱交
換が行われる。また、冷却効率を高めるために、冷却パ
イプ3はラセン状に形成されている。また、冷却水が常
に一定の温度を確保するように、タンク6の上部に冷却
水注ぎ口4が設けられ、タンク6の所定の位置に冷却水
排出口5が設けられている。これにより、熱湯からなる
麦茶やウーロン茶などの温水を短時間に冷却することを
可能としている。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、温水冷却装置に関し、特に、水道水を用いて温水を冷却する温水 冷却装置の構造に関するものである。
【従来の技術】
従来、熱湯を用いて作られる麦茶やウーロン茶などを冷やす場合、熱湯のまま 冷蔵庫に投入すると、冷蔵庫内の温度が上昇してしまうために、冷蔵庫内にある 他の食品に影響を与えたり、また冷蔵庫に負担をかけるために電気代が上昇する などの不経済が生じてしまう。このために一般には、熱湯の麦茶やウーロン茶を 一旦所定の温度まで冷ましてから、冷蔵庫内に投入するという方法が用いられて いる。 熱湯の麦茶やウーロン茶を所定の温度まで冷ます方法としては、ポットに入れ たまま外気温と同じになるまで放置する方法と、図6に示すように、樽6などに 水道水10を溜め、その中に熱湯の麦茶13aなどが入ったポット9を放置し、 水道水10と同じ温度になるまで冷ますという方法が考えられる。 上記方法によって得られた麦茶は、所定の温度に冷やされているために、冷蔵 庫に投入しても何ら支障なく冷たく冷却することができる。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記に述べた熱湯の麦茶等を冷ます方法において、前者におい ては、外気温と同じ温度に冷やすためには約3〜4時間程度必要となる。また、 後者にあっても水道水との接触面積がポット9の側面の表面積に限られるために 、水道水の温度にまで冷却するためには、約1〜2時間程度必要とされていた。 この考案は上記問題点を解決するためになされたもので、熱湯からなる麦茶や ウーロン茶などを短時間に所定温度にまで冷却することを可能とした温水冷却装 置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の温水冷却装置においては、まず冷却水を一定量貯えるタンク と、温水を貯え、この温水を排出するための温水排出口を有する給水槽と、一方 が温水排出口に連結され、タンク内において所定の経路を有し、他方がタンク外 の冷水排出口に連結された冷却パイプとを備えている。 次に、請求項2に記載の温水冷却装置は、請求項1に記載の温水冷却装置であ って、タンクには、冷却水を変換することによって冷却水の温度上昇を防止する ための、冷却水注ぎ口と冷却水排出口とを有し、給水槽はタンク内に設けられ、 冷却パイプのタンク内における所定の経路は、らせん状をなすように設けられて いる。
【作用】
請求項1に記載の温水冷却装置によれば、冷却水を一定量貯えるタンク内に所 定の経路を有する冷却パイプが備えられている。この冷却パイプ内を温水が通過 することにより、冷却水との熱交換が行われる。これにより、短時間で温水を所 定の温度にまで冷却することが可能となる。 次に、請求項2に記載の温水冷却装置によれば、タンクに冷却水を一定量貯え 、かつ冷却水注ぎ口と冷却水排出口を設けて冷却水を交換することにより、冷却 水の温度上昇を防止している。また温水を貯える給水槽がタンク内に設けられ、 かつ冷却パイプがタンク内においてらせん状に設けられている。これにより、冷 却水との接触面積が増加する。また、冷却水注ぎ口と冷却水排出口を設けて冷却 水を交換することにより、冷却水が常に一定の温度を確保している。したがって 、温水は非常に効率よく熱交換が行われ、短時間で所定の温度にまで冷却するこ とが可能となる。
【実施例】
以下、この考案に基づいた第一の実施例について、図1および図2を参照して 説明する。 図1は、温水を冷却するための装置1の全体斜視図である。図2は図1に示す 温水冷却装置1の断面図である。 まず図1を参照して、この温水を冷却するための装置1には、タンク6が設け られている。タンク6の下方四隅には脚7が設けられ、脚7によって形成される 窓8からポット9が挿入可能になっている。タンク6の内部上方には、温水など 冷却すべき、たとえば熱湯の麦茶などを貯えるための給水槽2が設けられている 。この給水槽2の底部には温水排出口11が設けられている。この温水排出口1 1には、冷却パイプ3が連結されている。この冷却パイプ3はタンク6内におい てらせん状に設けられている。この冷却パイプ3の終端はタンク6の底部であり 、かつ外部に設けられた冷水排出口12に連結されている。また、タンク6の上 部には、冷却水を注ぐための冷却水注ぎ口4が設けられている。またタンク6の 下方には、冷却水を排出するための冷却水排出口5が設けられている。 次に、図2を参照して、タンク6の上部に設けられた冷却水注ぎ口4からたと えば冷却水として、水道水10をタンク内に導入する。このとき、冷却水排出口 5は所定の方法により閉ざされている。水道水10がタンク6内に設けられた給 水槽2の底部に接触する位置まで貯えた後に水道水10の導入を中断する。 次に、給水槽2内に、熱湯の麦茶13aを導入する。給水槽2に導入された麦 茶13aは、給水槽2の底部に設けられた温水排出口11から冷却パイプ3に導 入され、らせん状に設けられた冷却パイプ3内を通過する。このとき、麦茶13 aは冷却パイプ3内において、水道水10と熱交換が行われる。冷却パイプ3は 、らせん状に設けられているために、水道水10との接触面積は、充分確保され ているために、麦茶13aは冷却パイプ3を通過することのみで、充分冷却され ることになる。冷却された麦茶13bは、冷却パイプ3の終端に設けられた冷却 水排出口12により外部に排出される。排出された麦茶13bは、下方に予め備 えられたポット9に貯えられる。 以上の方法によって、麦茶を冷却した場合、麦茶が冷却パイプ3内を通過する 時間のみで熱湯の麦茶を水道水と同じ温度にまで冷却することが可能となる。 また、上記実施例において、水道水10の温度上昇を防止するために、適宜冷 却水排出口5から水道水排出し、水道水10を交換することがのぞましい。また 、連続的に熱湯の麦茶を冷却する場合は、タンク内の水道水10の水面が一定と なるように常に冷却水注ぎ口4から水道水10を導入し、冷却水排出口から水道 水10を排出するようにしてもよい。このとき、タンク6内の水道水10の水面 を容易に調整する方法として、図3を参照して、希望する水道水10の水面の位 置に、冷却水排出口5を設けることにより、簡単に水道水10の水面を調節する ことが可能となる。また一方冷却水排出口5がタンク6の下方に設けられている 場合であっても、図4に示すように冷却水排出口5に排出量調節のためのコック 15を設けることによっても、容易にタンク6内の水道水10の水面を調節する ことが可能となる。 次に、この考案に基いた第二の実施例について図5を参照して説明する。この 第二の実施例における温水を冷却するための装置20は、第一の実施例における 温水を冷却するための装置10に設けられていた脚7を除去し、ポット9の開口 部に直接置くことができるようにしたものであり、タンク6の底部に、ポット9 の開口部に適合した位置決め用の突起22が設けられている。以上のようにして も、第一の実施例と同様に容易に熱湯した麦茶13aを冷却することが可能とな る。またこの実施例においても、第一の実施例と同様に冷却水排出口5をタンク 6内の水道水10の水面近傍に設けてもよいし、冷却水排出口に排出流量を調節 するためのコック15を設けても同様の作用効果を得ることができる。 また、上記第一および第二の実施例において、タンク6内に氷などの他の冷却 材を入れることによっても、麦茶13aの冷却効率を向上させることが可能であ る。
【考案の効果】
請求項1に記載の温水冷却装置によれば、冷却水を一定量貯えるタンク内に所 定の経路を有する冷却パイプが備えられている。この冷却パイプ内を温水が通過 することにより、冷却水との熱交換が行われる。これにより、短時間で温水を所 定の温度まで冷却することが可能となる。したがって、従来のように長時間温水 が冷却するまで待つ必要がなくなり、最終的な目的である冷たい麦茶など短時間 で得られることが可能となる。 次に請求項2に記載の温水冷却装置によれば、タンク内に冷却水を一定量貯え 、かつ冷却水注ぎ口と、冷却水排出口を設けて冷却水を交換することにより冷却 水の温度上昇を防止している。また温水を貯える給水槽がタンク内に設けられ、 かつ冷却パイプがタンク内においてラセン状に設けられている。これにより、冷 却水との接触面積が増加し、冷却水が常に一定の温度を確保している。これによ り、非常に効率よく短時間で温水を所定の温度にまで冷却することが可能となる 。したがって、従来のように長時間温水が冷却するまで待つ必要がなくなり、最 終的な目的である冷たい麦茶などを短時間で得られることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に基いた第一の実施例における温水冷
却装置の全体斜視図である。
【図2】この考案に基いた第一の実施例における温水冷
却装置の縦断面図である。
【図3】この考案に基いた第一の実施例における温水冷
却装置に設けられた冷却水排出口をタンクの上部に設け
た場合の縦断面図である。
【図4】この考案に基いた第一の実施例における温水冷
却装置に設けられた冷却水排出口に冷却水排出量を調整
するためのコックが設けられた場合の縦断面図である。
【図5】この考案に基いた第二の実施例における温水冷
却装置の縦断面図である。
【図6】従来の温水を冷却するときの様子を示す模式図
である。
【符号の説明】
1,20 温水冷却装置 2 給水槽 3 冷却パイプ 4 冷却水注ぎ口 5 冷却水排出口 6 タンク 7 脚 8 窓 9 ポット 10 冷却水 11 温水排出口 12 冷水排出口 13a 熱湯の麦茶 13b 冷たい麦茶 15 コック 22 位置決め突起 なお、図中同一符号は、同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水を一定量貯えるタンクと、 温水を貯え、この温水を排出するための温水排出口を有
    する給水槽と、 一方が前記温水排出口に連結され、前記タンク内におい
    て所定の経路を有し、 他方が前記タンク外の冷水排出口に連結された冷却パイ
    プと、 を備えた温水冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記タンクには、前記冷却水を変換する
    ことによって冷却水の温度上昇を防止するための、冷却
    水注ぎ口と冷却水排出口とを有し、 前記給水槽は、前記タンク内に設けられ、 前記冷却パイプの前記タンク内における所定の経路は、
    らせん状をなすように設けられた、 請求項1に記載の温水冷却装置。
JP4128392U 1992-06-16 1992-06-16 温水冷却装置 Pending JPH062074U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11136014B2 (en) 2017-08-04 2021-10-05 Robert Bosch Gmbh Brake fluid container system assigned to the block of the actuator of the braking system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225347B1 (ja) * 1974-11-29 1977-07-07

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980428