JPH06206217A - 混練ロール装置 - Google Patents

混練ロール装置

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Publication number
JPH06206217A
JPH06206217A JP31532492A JP31532492A JPH06206217A JP H06206217 A JPH06206217 A JP H06206217A JP 31532492 A JP31532492 A JP 31532492A JP 31532492 A JP31532492 A JP 31532492A JP H06206217 A JPH06206217 A JP H06206217A
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JP
Japan
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kneading
rolls
roll
pair
roll device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31532492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Kaminaga
賢三 神永
Masaaki Suzuki
正明 鈴木
Keisuke Kato
敬介 加藤
Akio Kawamura
堯夫 川村
Yuji Nogami
雄司 野上
Takashi Chino
貴史 千野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP31532492A priority Critical patent/JPH06206217A/ja
Publication of JPH06206217A publication Critical patent/JPH06206217A/ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、混練素材の一定幅での混練を人手
を要すること無く自動的に行うことが可能な混練ロール
装置を提供する。 【構成】 本発明は、一定の間隔をもって平行に配置し
た一対のロール12、13の間に混練素材30を供給
し、この混練素材30を一対のロール12、13により
混練しつつロール12に巻き付ける混練ロール装置1に
おいて、前記一対のロール12、13の混練領域14、
15の外側に混練素材30をロール中央側に送る規制力
を生成する混練素材送り手段を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混練ロール装置に関
し、より詳しくは、合成樹脂等の混練素材の混練、シー
ティングを効率良く行うことのできる混練ロール装置に
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】軟化レジ
ン等の混練素材の混練、シーティングを行う混練ロール
装置として、従来、図4〜図6に示すものが知られてい
る。
【0003】図4に示すように、この混練ロール装置5
0は、箱型状で内部に駆動モータ、減速機等を内蔵した
駆動手段51と、この駆動手段51により駆動されると
ころの、一定の間隔をもって平行に配置された一対のロ
ール52、53と、一方のロール52の両端部に連結さ
れたところの、一対のロール52、53間の間隔を調整
する間隔調整機構部54とを具備している。 この混練
ロール装置50により合成樹脂等の混練素材30の混練
を行う動作は以下のとおりである。
【0004】即ち、まず、図4に示すように、一対のロ
ール52、53の間に混練素材30を供給し、次いで図
5に示すように、駆動手段51により一対のロール5
2、53を互いに混練素材30を間に巻き込む方向に駆
動する。
【0005】このとき、何等の措置を講じないときに
は、混練素材30は一対のロール52、53の回転に伴
ってこれらの軸方向の外方に拡がりながらロール52に
巻き付きこのロール52に対する混練素材30の巻き付
き幅が定まらなくなったり、あるいは広がり過ぎてしま
ったりする。さらには、この混練素材の混練がロール5
2、53の剪断力だけで行われることになって、混練不
良を生じることがある。
【0006】そこで、従来においては、図6に示すよう
に、一対のロール52、53の曲率に合わせた孤状の下
端面を有する一対の幅規制部材55、56を用いてこれ
らの間の間隔を少しずつ狭めながら所定の間隔にセット
し、ロール52に巻き付ける混練素材30の巻き付き幅
を一定にすると共に、広がろうとする混練素材30が幅
規制部材55、56により巻き返されることにより、混
合状態が更に向上し、これにより混練素材30に対する
混練効果を高めるようにしている。
【0007】しかしながら、上述した混練ロール装置5
0においては、ロール52に巻き付ける混練素材30の
巻き付き幅を一定にするために人手作業により一対の幅
規制部材55、56を操作しなければならず、このた
め、作業能率が悪く自動化を図れないという問題があっ
た。また、一般にロールは高温度に加熱されているの
で、手作業によって幅規制部材55、56をロール5
2、53上で移動させるのは、火傷の危険、ロール5
2、53間に手を巻き込む事故の危険等があった。
【0008】そこで、本発明は、混練素材を一定の幅に
規制しつつ、混練を人手を要すること無く自動的に行う
ことが可能な作業性の良い混練ロール装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、一定の間隔をもって平行に
配置した一対のロールの間に混練素材を供給し、この混
練素材を一対のロールにより混練しつつロールに巻き付
ける混練ロール装置において、前記一対のロールの混練
領域の外側に混練素材をロール中央側に送る規制力を生
成する混練素材送り手段を設けたことを特徴とする混練
ロール装置であり、請求項2に記載の発明は、前記混練
素材送り手段が、前記一対のロールの両端側に設けられ
ると共にロールの回転により混練素材をロールの中心部
に送り出す噛合部を有してなる前記請求項1に記載の混
練ロール装置である。
【0010】
【作用】上述した構成の混練ロール装置によれば、一対
のロールにより混練素材を混練しつつロールに巻き付け
る際に、これらロールの外側に設けた混練素材送り手段
が混練素材をロール中央側に送る規制力を生成するの
で、混練素材の巻き付き幅はロールの混練領域の幅に規
制され、これにより、混練素材の巻き付き幅を自動的に
一定にしつつこの混練素材の混練効果を高めることがで
きる。このように混練の際、混練素材のロール上での幅
が自動的に一定に保持されるので、人手による幅規制作
業が不要になり、作業者に与えていた危険がなくなる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0012】図1に示すように、混練ロール装置1は、
箱型状で内部に駆動モータ、減速機等を内蔵した駆動手
段11と、この駆動手段11により駆動される一定の間
隔をもって平行に配置された一対のロール12、13
と、一方のロール12の両端部に連結した一対のロール
12、13間の間隔を調整する間隔調整機構部25とを
具備している。この間隔調整機構部25は、一対のロー
ル12、13の間隔を調整することができる限りその具
体的機構については制限がなく、種々の機構を採用する
ことができる。
【0013】一対のロール12、13は、図1に示すよ
うに、一定の間隙を有して互いに平行に配置されてお
り、ロール12、13それぞれには、表面が円滑になっ
ている所定幅Lの混練領域14、15と、その混練領域
14、15に隣接してロール12、13それぞれの両端
に設けられたはす歯歯車16a、16bおよびはす歯歯
車17a、17bとが設けられている。このロール12
とロール13とは、図2に示すように、混練領域14、
15の上面に混練素材30を乗せた状態で、互いに内側
に巻き込むように回転する。そして、ロール12のはす
歯歯車16aとロール13のはす歯歯車17aとが噛合
し、ロール13のはす歯歯車16bとロール13のはす
歯歯車17bとが噛合するようになっている。そして、
各はす歯歯車16a,16b、17a、17bは、回転
軸に直交する面に対して90度以上180度未満の傾斜
角θで形成された歯18を有している。この実施例にお
いては、はす歯歯車によって混練素材送り手段が形成さ
れ、噛み合うはす歯歯車が噛合部を形成している。
【0014】この実施例装置においては、ロール12、
13に設けられると共に互いに噛合するはす歯歯車16
a(16b)とはす歯歯車17a(17b)とで、混練
素材送り手段が形成されている。すなわち、このロール
12、13の混練領域14、15に混練素材を乗せて、
ロール12、13を互いに噛み合うように回転させる
と、混練素材30がはす歯歯車16a(16b)、17
a(17b)の領域にまで広がる。はす歯歯車16a
(16b)、17a(17b)に到った混練素材30
は、回転するはす歯歯車16a(16b)、17a(1
7b)の歯18によって、混練領域14、15に押し戻
される。その結果、混練素材30は、終始混練領域1
4、15に止められることになる。
【0015】上記実施例においては、はす歯歯車は、そ
の外径として、混練領域に隣接する部分とロールの末端
部分とで同じになるように設計されている。もっともこ
のはす歯歯車は図1に記載された形状に限られるもので
はなく、図3に示すはす歯歯車を採用することができ
る。
【0016】図3はこの発明の他の実施例である混練ロ
ール装置における一対のロールを示す。
【0017】図3に示すように、一対のロール22、2
3は互いに平行になるように、しかも所定の間隙を設け
て配置されている。2本のロールの内、たとえばロール
23の外径はロール22の外径よりも大きく設計されて
いる。ロール22および23それぞれには、その表面を
円滑に形成されてなる混練領域24、25が設けられ、
通常、この混練領域24,25において混練素材が混練
される。
【0018】ロール23の両末端は台形状に形成され、
その台形周側面にはす歯歯車26a、26bが形成され
ている。またロール22の両末端は逆台形状に形成さ
れ、その逆台形周側面にはす歯歯車27a、27bが形
成されている。そして、ロール22の逆台形周側面のは
す歯歯車27a(27b)とロール23の台形周側面の
はす歯歯車26a(26b)とが噛合している。また、
ロール22および23におけるいずれのはす歯歯車26
a(26b)、27a(27b)においても、その歯
は、回転軸に直交する面に対して90度以上180度未
満の傾斜角θで形成されている。
【0019】このように形成された一対のロール22、
23についても、図1に示すロール12,13と同様の
作用効果を有する。
【0020】以上において本発明の実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲において適宜に設計変更をする
ことができる。
【0021】例えば、混練素材送り手段として、一対の
噛合するはす歯歯車の外に、一対のロールの端部外周に
それぞれ形成されると共に互いに噛み合う凸状の螺旋状
フィンを挙げることができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたので、混練素材の巻き付き幅を自動的に一定
にしつつこの混練素材の混練効果を高めることができ、
しかも人手を要することなく操作することができる混練
ロール装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の混練ロール装置の一実施例を示
す平面図である。
【図2】図2は本実施例装置の両ロールを示す端面図で
ある。
【図3】図3は本発明の混練ロール装置の他の例を示す
平面図である。
【図4】図4は従来の混練ロール装置の斜視図である。
【図5】図5は従来の混練ロール装置の動作を示す斜視
図である。
【図6】図6は従来の混練ロール装置の動作を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 混練ロール装置 11 駆動手段 12,13 ロール 14,15 混練領域 16a、16b、17a、17b はす歯歯車 22,23 ロール 24,25 混練領域 26a、26b、27a、27b はす歯歯車 30 混練素材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 敬介 東京都東村山市野口町2丁目16番2号 日 機装株式会社東村山製作所内 (72)発明者 川村 堯夫 東京都渋谷区恵比寿3丁目43番2号 日機 装株式会社内 (72)発明者 野上 雄司 東京都渋谷区恵比寿3丁目43番2号 日機 装株式会社内 (72)発明者 千野 貴史 東京都渋谷区恵比寿3丁目43番2号 日機 装株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の間隔をもって平行に配置した一対
    のロールの間に混練素材を供給し、この混練素材を一対
    のロールにより混練しつつロールに巻き付ける混練ロー
    ル装置において、前記一対のロールの混練領域の外側に
    混練素材をロール中央側に送る規制力を生成する混練素
    材送り手段を設けたことを特徴とする混練ロール装置。
  2. 【請求項2】 前記混練素材送り手段が、前記一対のロ
    ールの両端側に設けられると共にロールの回転により混
    練素材をロールの中心部に送り出す噛合部を有してなる
    前記請求項1に記載の混練ロール装置。
JP31532492A 1992-11-25 1992-11-25 混練ロール装置 Withdrawn JPH06206217A (ja)

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JP31532492A JPH06206217A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 混練ロール装置

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JPH06206217A true JPH06206217A (ja) 1994-07-26

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ID=18064036

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101844376A (zh) * 2010-05-06 2010-09-29 大连橡胶塑料机械股份有限公司 恒压式液压调距装置
CN111070463A (zh) * 2020-01-09 2020-04-28 骆国荣 一种用于再生橡胶加工的开炼机

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CN111070463A (zh) * 2020-01-09 2020-04-28 骆国荣 一种用于再生橡胶加工的开炼机
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Effective date: 20000201