JPS598815Y2 - 金属材の屈曲機 - Google Patents

金属材の屈曲機

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Publication number
JPS598815Y2
JPS598815Y2 JP11027182U JP11027182U JPS598815Y2 JP S598815 Y2 JPS598815 Y2 JP S598815Y2 JP 11027182 U JP11027182 U JP 11027182U JP 11027182 U JP11027182 U JP 11027182U JP S598815 Y2 JPS598815 Y2 JP S598815Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
reinforcing bar
rollers
metal material
center
Prior art date
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Expired
Application number
JP11027182U
Other languages
English (en)
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JPS5866032U (ja
Inventor
馨 塩沢
Original Assignee
三井造船株式会社
鹿島建設株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三井造船株式会社, 鹿島建設株式会社 filed Critical 三井造船株式会社
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属材、例えば金属棒、金属管、金属板等を所
望の形状に屈曲する屈曲機に関し、特に、金属材を反転
させることなく曲げ方向を即座に変更できる金属板の屈
曲機に関するものである。
一般に金属材、特に鉄筋コンクリート用棒鋼(以下金属
材を鉄筋棒として説明する)は、2次元曲げ(平面曲げ
)が殆んどであり、鉄筋棒に曲げ方向の異なる複数の曲
がり部を形或する際、従来装置では、第1図aに示すよ
うに、中心ローラ19と公転ローラ20の間に鉄筋棒1
0Cを挾み、bに示すように、中心ローラ19を中心に
公転ローラ20を公転させて第1の曲がり部を形或し、
次に、第2の曲がり部を形戒するには、Cに示すように
、鉄筋棒10 Cを180゜反転させた後、dに示すよ
うに再び中心ローラ19を中心に公転ローラ20を公転
させて、鉄筋棒10 Cに複数の曲がり部を形戒するよ
うにしていた。
このように従来装置では、鉄筋棒10 Cに複数の曲が
り部を形或するに際して、鉄筋棒10 Cを反転させな
ければならないので、その際、一旦機械を停止させて、
複雑な反転装置により鉄筋棒10Cを反転させる必要が
ある。
したがって、加工工程に中断部分が生しるとともに、装
置が複雑化する等極めて大きな問題点が残されたまま現
在に至っている。
そこで本考案は、前記の従来の装置の有する欠点を解消
するために得られたものであって、本考案の構戊は、一
対のローラの間に金属材を挾んで、一方のローラの位置
を固定し、他方のローラを前記固定されたローラに対し
て公転させて金属材を屈曲するようにした金属材の屈曲
機において、リンクプレートの間に2個の歯車を噛合状
態で支持し、この歯車を前記リンクプレートに支持され
た回転駆動源の軸に固定した歯車に噛合させ、前記歯車
によって前記ローラをそれぞれ駆動可能とし、更に前記
ローラの軸の中心部を固定したり、移動可能とするため
にセンタ軸が着脱自在に設けられていることを特徴とす
る金属材の屈曲機で゛ある。
前記のように構或することによって、鉄筋棒に曲げ方向
に異なる複数の曲がり部を形或する際、この鉄筋棒を反
転する必要がなく、即座に曲げ方向の異なる曲がり部を
形或することができるものである。
次に第2図ないし第4図により本考案の実施例を説明す
る。
第3図において、基礎1上には、台枠2が固定され、そ
の上方には、梁3が固定されている。
これら台枠2と梁3とには、2対(上下で1対)の公転
規制機構4 1, 4 bが取り付けられている。
そのうち一方の公転規制機構4aを説明すると、台枠2
と梁3とにはボス5aが設けられており、これらのボス
5aには、先端をテーパ状に形威したセンタ軸6aが出
没自在に嵌合されていて、これらセンタ軸6aは、油圧
ラム7aにより作動するように威されている。
このように構或した公転規制機構4aと同様に、もうフ
方の公転規制機構4bも構或されている。
これら公転規制機構43,4bは、平行に配置されてい
て、これらの各センタ軸6a,6bに、一対のローラ8
a,8bが、その軸線とセンタ軸6a,6bの軸線とが
一致するように配置されている。
そして、前記一対のローラ8a,8bの前記センタ軸6
a,6bと対向する位置には、テーパー{L9が形或さ
れていて、これらのテーパ一孔9には、左右いずれかの
公転規制機構4a,4bのセンタ軸6 a, 6 bが
嵌合するように威されている。
前記ローラ8a,8bは、それらの間に鉄筋棒10が通
る程度の隙間を設けた状態で、2枚のリンクプレー}
11.12でその上下を回転自在に支承されている。
これらのリンクプレー} 11.12間には、前記一対
のローラ8a,8bが互いに中心ローラと公転ローラに
なるように構戊した遊星歯車機構13が設けられている
この遊星歯車機構13を説明すると、前記各ローラ8a
,8bの軸部には、噛合し合う歯車14a,14 bが
固定されている。
これらの歯車14a,14bのうち、一方の歯車14
aには駆動歯車15が噛合しており、この駆動歯車15
は、下部のリンクプレート12に固定した油圧モータ1
6の出力軸17に取り付けられている。
このように各機構を構或することにより、ローラ8a,
8bは、リンクプレート11.12及び遊星歯車機構1
3と共に、ユニット状態のまま公転規制機構4a,4b
から外すことができる。
したがって、ローラ8a,8bの寸法を多種類製作して
このようにユニット状態にしておけば、センタ軸6a,
6bの間隔を調整可能な構造にすることにより、所望の
曲げ形状に応じてローラ8a,8bを簡単に交換するこ
とができる。
一方、第2図に示すように、ローラ8a,8bの後方に
は、鉄筋棒10を送る送り機構18が配置されている。
次に鉄筋棒10をクランク状に曲げる例について説明す
る。
いま、鉄筋棒10を矢印A方向(第2図)に曲げるには
、第3図に示すように、ローラ8aのテーパ一孔9に公
転規制機構4aのセンタ軸6aを油圧ラム7aの押圧力
により嵌合圧接して、ローラ8aを固定するとともに、
他方のローラ8bをフリーにする。
そして、第4図に示すように、油圧モータ16により駆
動歯車15を矢印C方向に回転させると、固定したロー
ラ8aの歯車14 aが回転しないため、油圧モータ1
6の駆動歯車15は矢印A方向に公転する。
これに伴って、油圧モータ16とフリーのローラ8bと
は、下方のリンクプレート12(第3図参照)で連結さ
れているので、油圧モータ16の矢印A方向への公転と
ともに、フリーのローラ8bの歯車14bは、矢印D方
向に回転しながら固定したローラ8aの歯車14a上を
転動して、フリーのローラ8bを自転させながら矢印八
方向に公転させる。
したがって、第2図に示すように、鉄筋棒10は、フリ
ーのローラ8b、すなわち公転ローラによって、固定し
たローラ8a、すなわち中心ローラに巻き付くように曲
げられる。
このようにして鉄筋棒10を矢印A方向に曲げたら油圧
モータ16を逆転させることによって、フリーのローラ
8bを原位置に復帰させるとともに、送り機構18より
、鉄筋棒10を第2図に示す距離Lだけ送る。
距離Lだけ鉄筋棒10が送られる間に、ローラ8bに公
転規制装置4bのセンタ軸6bを嵌合圧接するとともに
、ローラ8aからセンタ軸6aを外して中心ローラと公
転ローラを変える。
そして、第4図に示すように、油圧モータ16の駆動歯
車15を再び矢印C方向に回転させると、フノーのロー
ラ8aの歯車14 aは、破線矢印E方向に回転しなが
ら、固定のローラ8bの歯車14 b上を転動ずる。
したがって、フリーのローラ8aは破線矢印B方向へ自
転しながら公転するとともに、それに伴って、油圧モー
タ16も破線矢印B方向へ公転する。
その結果、第2図に示す鉄筋棒10は、フリーのローラ
8a、すなわち公転ローラによって、固定したローラ8
b、すなわち中心ローラに巻き付くように曲げられる。
ここまでの作業が終了したら油圧モータ16を逆転させ
れば、フリーのローラ8aは原位置に復帰し、この状態
で鉄筋棒10を送り機構18により送り出せば、鉄筋棒
10を反転させずにクランク形状の鉄筋棒10を得るこ
とができる。
なお、鉄筋棒10の曲げ角度は、油圧モータ16の回転
角を制御することにより自由に定めることができる。
また、油圧モータ16に代えて、電動機や他のアクチュ
エー夕等を使用してもよい。
以上のように本考案は、一対のローラの間に金属材を挾
んで、一方のローラを他方のローラを中心として回動さ
せて金属材を屈曲するようにした金属材の屈曲機におい
て、前記各ローラを、互いに中心ローラと公転ローラを
構戊するように遊星歯車機構で駆動連結すると共に、各
ローラの軸端の一方には係合部を設け、この保合部に相
対して前記ローラの軸方向に突出する固定部材を設け、
更にこの固定部材を駆動する駆動装置を設けて構威して
いるので、鉄筋棒の曲げ方向の異なる複数の曲がり部を
形或する際、この鉄筋棒を反転させることなく即座に曲
げ方向の異なる曲がり部を形戊することができるのであ
る。
本考案は一対のローラの間に金属材を挾んで一方のロー
ラの位置を固定し、他方のローラを前記固定されたロー
ラの周囲を公転させて金属材を屈曲する装置において、
リンクプレートの間に2個の歯車を噛合状態で支持し、
これらの歯車の内の1個の歯車に回転駆動源によって駆
動される歯車を噛合させ、前記一対の歯車の夫々にロー
ラを設け、これらのローラの軸の中心を固定したり、移
動可能とするセンタ軸を着脱自在に設けたことを特徴と
するものである。
以上のような構戊であるので、本考案は次のような作用
効果を奏することが可能である。
(イ)本考案によれば、構造が極めて簡単であるので、
著しくコンパクトな装置を製作することが可能である。
(ロ)装置の製作が容易であると共に、取扱いおよび耐
久性が向上するので、現場において簡単に使用すること
ができる。
(ハ)鉄筋棒の多数平板状に配列してそれらに曲げ方向
の異なる複数の曲り部を一度に形戊することができるの
で、鉄筋棒の生産効率を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a−dは、従来装置の作用説明図、第2図は本考
案の実施例を示す平面図、第3図は第2図のIII−I
II線の断面図、第4図は第3図IV−IV線の断面図
である。 4a,4b・・・・・・公転規制機構、8a,8b・・
・・・・ローラ、10・・・・・・鉄筋棒(金属材)、
13・・・・・・遊星歯車機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のローラ8 a, 8 bの間に金属材を挾んで、
    一方のローラ8aあるいは8bの位置を固定し、他方の
    ローラ8bあるいは8aを前記ローラ8aあるいは8b
    に対して公転させて金属材を屈曲するようにした金属材
    の屈曲機において、リンクプレ−1− 11.12の間
    に歯車14a,14bを噛合状態で支持し、前記歯車1
    4 aを前記リンクプレート12に支持された回転駆動
    源16の軸17に固定した歯車15に噛合させ、前記歯
    車14a,14bによって前記ローラ8a,8bをそれ
    ぞれ駆動可能とし、更に前記ローラ8a,8bの軸の中
    心部を固定したり、移動可能とするためにセンタ軸6a
    ,6bが着脱自在に設けられていることを特徴とする金
    属材の屈曲機。
JP11027182U 1982-07-22 1982-07-22 金属材の屈曲機 Expired JPS598815Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11027182U JPS598815Y2 (ja) 1982-07-22 1982-07-22 金属材の屈曲機

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JP11027182U JPS598815Y2 (ja) 1982-07-22 1982-07-22 金属材の屈曲機

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Publication Number Publication Date
JPS5866032U JPS5866032U (ja) 1983-05-04
JPS598815Y2 true JPS598815Y2 (ja) 1984-03-19

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