JP2001071003A - 圧延装置 - Google Patents

圧延装置

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JP2001071003A
JP2001071003A JP25365899A JP25365899A JP2001071003A JP 2001071003 A JP2001071003 A JP 2001071003A JP 25365899 A JP25365899 A JP 25365899A JP 25365899 A JP25365899 A JP 25365899A JP 2001071003 A JP2001071003 A JP 2001071003A
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gears
drive
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Tadahiro Nagase
忠広 長瀬
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備費を低減し得ると共に、圧延機の交換に
要する時間を短縮して生産能率を向上する。 【解決手段】 基台12上に、3台の圧延機14,18,
22が直列に配設される。一対の第1伝達歯車44,4
4が、駆動モータと駆動軸を介して相互に反対方向に回
転する。駆動軸と平行な各伝達軸46に、第1伝達歯車
44と噛合する第2伝達歯車48が外嵌される。各伝達
軸48に、第2伝達歯車48と一体的に回転する駆動歯
車50が外嵌される。各伝達軸48の軸心を中心として
回動可能なアーム52に、駆動歯車50と噛合する従動
歯車54が枢支される。各従動歯車54が、第1圧延機
14の各第1圧延ロール16に連結される。各従動歯車
54は、駆動歯車50との噛合状態を維持したままアー
ム52の回動によって軸心位置が変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、棒鋼や線材等の
被圧延材料を圧延する圧延機を基台に交換可能に配設し
得るよう構成した圧延装置において、圧延機の交換によ
り圧延ロールの軸心位置が変わっても駆動装置を交換す
ることなく対応し得るようにした圧延装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】棒鋼や線材等の被圧延材料のパスライン
に沿って3台の圧延機を基台に直列に配置し、これら圧
延機に被圧延材料を通過させることにより、該材料を所
要寸法に圧延する圧延装置が知られている。各圧延機
は、パスラインを挟んで対向する一対の圧延ロールをス
タンドに回転自在に備え、両ロール間に形成されたロー
ル孔型(カリバ)に被圧延材料を通過させることにより所
要の圧延を施すようになっている。前記圧延装置におけ
る被圧延材料の延伸圧延では、前記ロール孔型を、被圧
延材料の給送方向上流側からオーバル孔型−丸孔型−丸
孔型で順次配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記圧延装置では、圧
延する被圧延材料のサイズに応じて、ロール孔型のサイ
ズを変えた圧延ロールを備える圧延機に交換する必要が
ある。この場合に、基台に対して圧延機を交換すると、
圧延ロールの径やスタンドの外形寸法等の変更に伴っ
て、交換後の圧延ロールの軸心位置が、交換前の圧延ロ
ールの軸心位置とは変わってしまう。このため、圧延機
は圧延ロールの駆動装置を対で備え、圧延機を交換する
際には駆動装置も交換していた。すなわち、各圧延機は
駆動装置を備えるため、多くのサイズに対応するために
交換可能な多数の圧延機を用意する必要のある場合に
は、その設備費が嵩む問題がある。また駆動装置の交換
にも時間が掛かるため、段取り替えに要する時間が長く
なって生産能率が低下する原因となる難点も指摘され
る。更には、使用していない多数の圧延機および駆動装
置を保管する広い場所が必要となり、工場内のスペース
を有効利用し得なくなる。
【0004】
【発明の目的】この発明は、前述した課題に鑑み、これ
を好適に解決するべく提案されたものであって、設備費
を低減し得ると共に、圧延機の交換に要する時間を短縮
して生産能率を向上し得る圧延装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る圧延装
置は、被圧延材料のパスラインを挟んで対向する一対の
圧延ロールをスタンドに回転自在に備える圧延機が、基
台に交換可能に配設される圧延装置であって、前記パス
ラインと交差する方向に延在し、駆動モータにより回転
される駆動軸と、前記駆動軸により相互に反対方向に回
転される一対の駆動歯車と、前記各駆動歯車と噛合し、
前記対応する圧延ロールに着脱自在に連結されて該圧延
ロールを回転させる従動歯車と、前記各従動歯車が回転
可能に枢支され、該従動歯車を対応する駆動歯車との噛
合状態を維持したまま位置を変更可能な支持部材とから
なり、前記基台に対する圧延機の交換により一対の圧延
ロールの軸心位置が変わった場合には、その軸心位置に
対応する位置に前記各従動歯車を支持部材を介して移動
するよう構成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る圧延装置につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら説
明する。図1に示す如く、実施例に係る圧延装置10
は、基台12上に、3台の圧延機14,18,22が被圧
延材料のパスラインPLに沿って直列に配設されると共
に、圧延機14,18,22に配設される各圧延ロール1
6,20,24は、隣り合う別の圧延ロールに対して回転
軸心が交互に90°変位する配列となっている。なお実
施例では、被圧延材料の給送方向上流側の第1圧延機1
4および下流側の第3圧延機22に配設される圧延ロー
ル16,24の軸心が水平に設定され、中間の第2圧延
機18に配設される圧延ロール20の軸心が垂直に設定
されている。
【0007】すなわち、基台12に配設される第1圧延
機14の第1スタンド26には、図2に示す如く、被圧
延材料のパスラインPLを挟む上下位置に、一対の第1
圧延軸28,28が回転可能に枢支され、該圧延軸28,
28に第1圧延ロール16,16が夫々一体的に回転す
るよう外嵌される。また基台12における第1スタンド
26の下流側に配設される第2圧延機18の第2スタン
ド30には、被圧延材料のパスラインPLを挟む左右位
置に、一対の第2圧延軸32,32が回転可能に枢支さ
れ、該圧延軸32,32に第2圧延ロール20,20が夫
々一体的に回転するよう外嵌される。更に、基台12に
おける第2スタンド30の下流側に配設される第3圧延
機22の第3スタンド33には、被圧延材料のパスライ
ンPLを挟む上下位置に、一対の第3圧延軸34,34
が回転可能に枢支され、該圧延軸34,34に第3圧延
ロール24,24が夫々一体的に回転するよう外嵌され
る。そして、上下または左右で対をなす圧延ロール1
6,16,20,20,24,24により形成されるロール
孔型に被圧延材料を通過させることにより、該材料の圧
延がなされるようになっている。
【0008】前記第1圧延機14における第1圧延ロー
ル16,16のロール孔型は、オーバル孔型であり、第
2圧延機18および第3圧延機22における第2圧延ロ
ール20,20および第3圧延ロール24,24のロール
孔型は、何れも丸孔型に設定される。この場合に、第1
圧延ロール16と第2圧延ロール20の軸心間距離が長
いと、被圧延材料が捻転して正常な圧延を行な得なくな
るため、適宜の案内手段を必要とするが、実施例では両
圧延ロール16,20は、材料の直径を(d),圧延ロール
16,20の軸心間距離を(L)とするとき、L/d<3
0に設定してある。すなわち、このように隣り合う圧延
ロール16,20の軸心間距離を短かくすることで、両
圧延機14,18の間に被圧延材料の案内手段を設ける
ことなく、該材料を圧延機18のロール孔型に正確に案
内供給することが可能となっている。
【0009】前記第1圧延機14の第1圧延ロール1
6,16は、図2に示す駆動装置36により相互に反対
方向に回転されるようになっている。この駆動装置36
は、前記基台12に対して被圧延材料のパスラインPL
と交差する一方の側に配置した駆動モータ38を備え、
該モータ38によりパスラインPLと交差する方向に延
在する駆動軸40が回転されるよう構成される。基台1
2と駆動モータ38との間に配置されるギヤボックス4
2の内部には、上下に対向する一対の第1伝達歯車4
4,44が噛合状態で回転可能に配設され、下方の第1
伝達歯車44の回転軸45に駆動軸40が連結されてい
る。従って、駆動モータ38を駆動すれば、一対の第1
伝達歯車44,44は相互に反対方向に回転される。そ
して、上側の第1伝達歯車44の回転がパスラインPL
より上側に位置する第1圧延ロール16に伝達され、下
側の第1伝達歯車44の回転がパスラインPLより下側
に位置する第1圧延ロール16に伝達されるようになっ
ている。なお、第1伝達歯車44,44の回転を第1圧
延ロール16,16に伝達する機構は上下対称であるの
で、上側の機構についてのみ説明し、下側の同一部材に
は同一の符号を付して詳細説明は省略する。
【0010】前記ギヤボックス42の内部には、図3に
示す如く、上側の第1伝達歯車44より上方(下側の第
1伝達歯車44の場合は下方)に、前記駆動軸40と平
行な伝達軸46が回転可能に枢支され、この伝達軸46
に一体回転可能に外嵌した第2伝達歯車48が第1伝達
歯車44に噛合している。また伝達軸48には、第2伝
達歯車48と一体的に回転するよう駆動歯車50が外嵌
してある。更に、ギヤボックス42の内部には、伝達軸
48の軸心を中心として回動可能な支持部材としてのア
ーム52が配設され、該アーム52に回転可能に枢支さ
れた従動歯車54が、前記駆動歯車50と噛合するよう
構成される。すなわち、従動歯車54は、駆動歯車50
との噛合状態を維持したままアーム52の回動によっ
て、その軸心位置を変更し得るようになっている(図4
参照)。
【0011】前記従動歯車54と一体的に回転する連結
軸56は、前記上側の第1圧延ロール16の第1圧延軸
28に、図示しないスピンドルおよび自在継手を介して
着脱自在に連結されている。従って、前記駆動モータ3
8を駆動することにより、前述した歯車列を介して上下
の第1圧延ロール16,16は相互に反対方向に回転さ
れる。
【0012】なお、前記第2圧延機18の第2圧延ロー
ル20,20および第3圧延機22の第3圧延ロール2
4,24は、夫々独立した駆動装置(図示せず)により回
転されるよう構成してある。
【0013】図4は、前記従動歯車54,54の移動手
段の一例を示すものであって、前記アーム52,52の
開放端部側(従動歯車54,54の枢支側)を移動可能に
挟持する一対の保持部材58,58が、連結杆60によ
って連結されている。一方の保持部材58に空気や油等
を用いた流体圧シリンダ62のロッド62aが連結され
ており、該シリンダ62を正逆付勢することにより、ア
ーム52,52が伝達軸48の軸心を中心として所要範
囲で揺動し、これによって従動歯車54,54の軸心位
置(連結軸56の軸心位置)が変更される。
【0014】
【実施例の作用】次に、このように構成した本実施例に
係る圧延装置につき、その使用の実際を説明する。な
お、説明の便宜上、基台12に対して交換前の各圧延機
14,18,22およびこれに関連する部材には符号の後
にアルファベットの「A」を付し、交換後の各圧延機1
4,18,22およびこれに関連する部材には符号の後に
アルファベットの「B」を付して区別することとする。
【0015】図1に示す如く、前記基台12に3台の圧
延機14A,18A,22Aが配設され、最上流側の第1
圧延機14Aの第1圧延ロール16A,16Aに、前記
駆動装置36における連結軸56が連結されている。ま
た第2圧延機18Aの第2圧延ロール20A,20Aお
よび第3圧延機22Aの第3圧延ロール24A,24A
も、図示しない駆動装置に連結されているものとする。
【0016】前記駆動モータ38を駆動すると、駆動軸
40を介して一対の第1伝達歯車44,44が相互に反
対方向に回転し、これと噛合する第2伝達歯車48,4
8も回転する。また第2伝達歯車48,48が外嵌され
た伝達軸46,46を介して駆動歯車50,50が回転す
ると共に、該駆動歯車50,50と噛合する従動歯車5
4,54も回転する。そして、従動歯車54,54の連結
軸56,56を介して第1圧延ロール16A,16Aが相
互に反対方向に回転される。また第2圧延ロール20
A,20Aおよび第3圧延ロール24A,24Aも、夫々
独立した駆動装置の駆動モータにより回転される。
【0017】この状態で、上流側で所要の圧延が施され
た被圧延材料が圧延装置10に供給されると、該材料は
先ず第1圧延機14Aに導入され、該圧延機14Aの対
向し合う第1圧延ロール16A,16A間に画成される
オーバル孔型を通過して所要の圧延が施される。この被
圧延材料は、続いて第2圧延機18Aの第2圧延ロール
20A,20A間に供給されて、該ロール20A,20A
により圧延が施される。このとき、第1圧延機14Aと
第2圧延機18Aとは、その圧延ロール16A,20A
の軸心間距離が、該ロール16Aの直径の1.2倍以下
に設定されているので、案内手段を設けることなく被圧
延材料を第2圧延機18Aの丸孔型に正確に供給するこ
とができる。また第1圧延機14Aにおける圧延ロール
16A,16Aが被圧延材料の案内手段としても作用
し、該材料の捻転等は有効に防止される。すなわち、当
該圧延装置10に供給された被圧延材料は、案内手段を
使用することなく精度よく圧延される。
【0018】この被圧延材料は、続いて第3圧延機22
Aの第3圧延ロール24A,24A間に供給されて、該
ロール24A,24Aにより圧延が施される。なお、第
2圧延機18Aおよび第3圧延機22Aのロール孔型は
何れも丸孔型であるので、第2圧延機18Aと第3圧延
機22Aとの圧延ロール20A,24Aの軸心間距離が
長くても、被圧延材料の捻転は充分許容範囲に抑えられ
る。
【0019】次に、オーダ変更により当該圧延装置10
で別サイズの被圧延材料を圧延するに際し、今まで使用
していた第1圧延機14Aを別の第1圧延機14Bに交
換する場合で説明する。すなわち、前記基台12に配設
されている第1圧延機14Aの第1圧延ロール16A,
16Aから、前記駆動装置50を切離し、該第1圧延機
14Aを基台12から取外す。そして、別サイズの被圧
延材料に適応するロール孔型に設定された別の第1圧延
ロール16B,16Bを備えた別の第1圧延機14Bを
基台12の所定位置に配設する(図5参照)。
【0020】このとき、交換前の第1圧延ロール16A
の軸心位置と、交換後の第1圧延ロール16Bの軸心位
置とが、図5に示すように変わっている場合は、前記流
体圧シリンダ62を所要方向に付勢し、前記アーム5
2,52を回動することで、前記従動歯車54,54にお
ける連結軸56,56の軸心位置を、図6に示すよう
に、交換後の第1圧延ロール16B,16Bの軸心位置
と対応する位置に臨ませる。このとき、従動歯車54,
54は、駆動歯車50,50との噛合状態が維持された
まま移動する。そして、連結軸56,56と第1圧延ロ
ール16B,16Bの第1圧延軸28B,28Bとを連結
することで、交換後の第1圧延機14Bの第1圧延ロー
ル16B,16Bは、前記駆動モータ38の駆動により
回転させることができる。
【0021】すなわち、実施例の圧延装置10では、基
台12に対して圧延機14A,14Bを交換することで
圧延ロール16A,16Bの軸心位置が変わった場合で
あっても、共通の駆動装置36を用いて圧延ロール16
A,16Bを回転することができる。従って、1基の駆
動装置36により、被圧延材料の広範囲なサイスの圧延
を行なうことが可能となる。また、圧延機14A,14
Bは夫々が駆動装置36を備える必要はなく、設備費を
低減することが可能となる。しかも、圧延機14A,1
4Bの交換に際しては駆動装置36の交換作業を必要と
しないから、段取り替えに要する時間を短縮して、生産
能率を向上し得る利点を有する。更に、使用していない
圧延機14A,14Bについては、駆動装置36を備え
ていないからその保管に広い場所は必要なく、工場内の
スペースを有効に利用することが可能となる。
【0022】前述した実施例では、駆動モータ38の動
力を第1伝達歯車44,44および第2伝達歯車48,4
8を介して駆動歯車50,50に伝達する場合で説明し
たが、両伝達歯車44,48を省略して、駆動歯車50
が外嵌される伝達軸46に駆動軸40を連結し、駆動モ
ータ38の動力で直に駆動歯車50,50を回転させた
り、あるいは図7に示すように、第1伝達歯車44,4
4を省略して第2伝達歯車48,48同士を歯合させ、
該2伝達歯車48,48を駆動して駆動および従動歯車
50,54を回転させてもよい。また従動歯車54の移
動手段としては、図4に示す構成に限定されるものでな
く、他の構成を適宜に採用可能である。例えば、保持部
材を移動させる手段として、流体圧シリンダに代えて、
モータで回転されるピニオンとラックとの組合わせから
なる機構や、モータあるいは手動により回転されるネジ
軸を採用することができる。更には、アームに固定した
歯車に噛合する歯車をモータで回転させる構成であって
もよい。
【0023】なお、圧延装置における各圧延機のロール
の配列関係は、図示の実施例以外に、各種の例を想定す
ることができる。例えば、第1圧延機および第3圧延機
の圧延ロールの軸心が垂直であって、第2圧延機の圧延
ロールの軸心を水平にするようにしてもよい。また実施
例では圧延装置を3台の圧延機により構成する場合で説
明したが、1台,2台または4台以上の圧延機で構成し
てもよいこと勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る圧延装
置によれば、基台に対して圧延機を交換することで圧延
ロールの軸心位置が変わった場合であっても、共通の駆
動モータを用いて圧延ロールを回転することができる。
従って、圧延機は夫々が駆動装置を備える必要はなく、
設備費を低減することが可能となる。また圧延機の交換
に際しては駆動装置の交換作業を必要としないから、段
取り替えに要する時間を短縮して、生産能率を向上し得
る利点を有する。更には、使用していない圧延機につい
ては、駆動装置を備えていないからその保管に広い場所
は必要なく、工場内のスペースを有効に利用することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係る圧延装置の概略構成
を示す側面図である。
【図2】実施例に係る圧延装置の概略構成を示す正面図
である。
【図3】実施例に係る駆動装置の要部を示す概略側面図
である。
【図4】実施例に係る駆動装置における従動歯車の移動
手段の一例を示す概略側面図である。
【図5】基台に対して圧延機を交換した場合に圧延ロー
ルの軸心位置が変わった状態を示す説明図である。
【図6】交換後の圧延ロールに対して駆動装置を連結し
た状態で示す圧延装置の概略側面図である。
【図7】実施例に係る駆動装置の変更例を示す概略側面
図である。
【符号の説明】
12 基台 14 第1圧延機(圧延機) 16 第1圧延ロール(圧延ロール) 18 第2圧延機 20 第2圧延ロール 22 第3圧延機 24 第3圧延ロール 26 第1スタンド(スタンド) 38 駆動モータ 40 駆動軸 44 第1伝達歯車 46 伝達軸 48 第2伝達歯車 50 駆動歯車 52 アーム(支持部材) 54 従動歯車 PL パスライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被圧延材料のパスライン(PL)を挟んで対
    向する一対の圧延ロール(16,16)をスタンド(26)に回転
    自在に備える圧延機(14)が、基台(12)に交換可能に配設
    される圧延装置であって、 前記パスライン(PL)と交差する方向に延在し、駆動モー
    タ(38)により回転される駆動軸(40)と、 前記駆動軸(40)により相互に反対方向に回転される一対
    の駆動歯車(50,50)と、 前記各駆動歯車(50)と噛合し、前記対応する圧延ロール
    (16)に着脱自在に連結されて該圧延ロール(16)を回転さ
    せる従動歯車(54)と、 前記各従動歯車(54)が回転可能に枢支され、該従動歯車
    (54)を対応する駆動歯車(50)との噛合状態を維持したま
    ま位置を変更可能な支持部材(52)とからなり、 前記基台(12)に対する圧延機(16)の交換により一対の圧
    延ロール(16,16)の軸心位置が変わった場合には、その
    軸心位置に対応する位置に前記各従動歯車(54,54)を支
    持部材(52,52)を介して移動するよう構成したことを特
    徴とする圧延装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動軸(40)により相互に反対方向に
    回転される一対の第1伝達歯車(44,44)と、各第1伝達
    歯車(44)に噛合する第2伝達歯車(48)とを備え、各第2
    伝達歯車(48)が外嵌された伝達軸(46)に前記駆動歯車(5
    0)が第2伝達歯車(48)と一体的に回転するよう外嵌され
    ている請求項1記載の圧延装置。
  3. 【請求項3】 前記基台(12)に3台の圧延機(14,18,22)
    がパスライン(PL)に沿って直列に配設されると共に、隣
    り合う各圧延ロール(16,20,24)の回転軸心が90°の角
    度で変位するよう設定され、前記被圧延材料の給送方向
    最上流の圧延機(14)における圧延ロール(16,16)を前記
    従動歯車(54,54)に着脱自在に連結するよう構成した請
    求項1または2記載の圧延装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009507644A (ja) * 2005-09-21 2009-02-26 エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト 圧延設備用駆動装置
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