JPS61259838A - 捩りパイプの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （利用分野及び発明の概要） 本発明は、非円形断面が軸線方向に連続し、しかも、各
断面相互が同一形状で、＋＋４Ｆ−？相互にある角度の
ズレを有する。いわゆる、捩りパイプの製造方法に関す
るものであり、断面の成形加工と捩り加工とを同時に行
うこキ、により、従来の加工方法にくらべて断面を均一
化できるようにするものである。

（従来技術及びその問題点） 非円形断面が軸線方向に捩じれた状態で連続する棒材の
加工については、すでに、特公昭４３−２７Ｆ１６号公
報に開示のもの（第１従来例）、あるいＦｉ、特公昭メ
２５−３４６１公報に開示のもの（第２従来例）がある
。

このものは、いずれも、第４図のように、成形断面に合
せたダイス（転）をフオームホイール１１）内に設けて
、このフオームホイールをフオーム優により回転させつ
つ、非円形断面の素材を前記ダイス１３内に挿入し、押
し出し力又は引き抜き力をこの素材（財）に作用させる
ことにより捩り加工するものである。

との従来のものによれば、素材（財）Ｋは、これがダイ
スを通過する間に、回転に応じた捩りが付与されて、ダ
イス通過後のこの素材が捩り棒となる上記の方法をその
まま利用して捩りパイプを製造するには、素材（鏝を中
空断面の非円形断面パイプとすればよく、これにより、
同様の工程で捩りパイプが製作できる。

°ところが、前記方法による場合には、軸線方向に連続
する各、断面が一様にならないという問題がある。例え
ば、四角形断面の捩りパイプを製造する場合、第６図の
如く、一部では、その断面が正四角形となっていても、
他の一部では、−辺が凹面状となったりすることがある
。

上記した加工方法は、捩り加工が連続的に行なわれるも
のの％原理的には％第５図に示すように予め非円形断面
に形状されたパイプを所定間隔を置いて一対の保持手段
ｆ４５１　、　＋４４９で保持し、一方の保持手段ｔａ
ｔダイスとし、他方の保持手段を引き抜き又は押し出し
のための移送手段として、これら一対の保持手段相互に
偶力を作用させる。形式の加工方法と同じである。

従って、この加工の場合には、第６図の如く。

パイプ断面の辺部分に捩り力に伴う曲げ力（Ｆ）が作用
し、前記辺部分が弓状に変形することとなるのである。

（技術的課題） 本発明は、このような、非円形断面の捩りパイプの製造
方法において、完成した捩りパイプの断面が各断面で一
様なものとなるようＫするため。

パイグ忙捩り力を付与させない態様で捩りパイプを製造
できるようにすることをその技術的課題とする。

（技術的手段） 上記技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的
手段は、出発材料（Ｓ）を円形断面パイプとし、完吠断
面の各辺に合せた複数のロール叫、　Ｑｌｌを放射状に
配列するとともに、これらロールの少なくとも一つに、
出発材料（Ｓ）ｔ−軸線方向に送るための回転力を付与
して、このロールを駆動ロールＱＧとし、前記駆動ロー
ルを駆動させつつこれらロールαＧ、αＤを公転させ良
状態で、ロールαＧ、ａＤ問に出発材料（Ｓ）を送り込
むようにしたことである。

（作用） 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。

ロールＱｌ）　、　ｔｌｌ１群に送り込まれる出発材料
（Ｓ）は一定姿勢を維持する（自転しない）状態で送り
込まれ、この出発材料は、ロール（１１、αＢ１１１ｔ
ｌ−通過する間に、このロールＧ［Ｉ　、　ｔｔｎの配
列に適合した断面形状に加圧変形せしめられる。同時に
、これらロールＯ０，ＩＪＩＪは公転されるから、又％
駆動ロールａ〔が送り方向に駆動されているから、この
加圧変形部分は前記公転速度と、駆動ロール０１ｍの自
転速度とに見合った螺旋状となる。すなわち、非円形断
面を構成する各辺部分がそれぞれ同じ螺旋状忙連続゛す
ることとなり、結局、捩りパイプが完成することとなる
。

言い換えれば、ロールａα、　ａＩＩの螺旋状の移動に
よって一定姿勢にある円形パイプ表面が加工されること
よなる、。

（効果） 本発明は、上記構成であるから１次の特存の効果を有す
る。

捩りパイプの加工のメカニズムは、ロールＱＧ　。

αυの螺旋状の移動によって１円形バイブを非円形断面
の捩りパイプに加工する場合と同一視できるから、加工
部に捩り力が作用しなくなり、従来におけるような、断
面の不均一さが解消できる。

また、非円形断面の各辺が弓状に凹んだ形状となるよう
なこともない。

さらに、出発材料（Ｓｌが円形断面であり、この出発材
料の送り込み姿勢は一定でよく、シかも、この一定姿勢
を保持するための力ｔＩ′ｉｏか又は僅かなものでよく
、丸パイプ製造工程と連続してこの加工全実施できる利
点がある。

（実施例） 以下１本発明の実施例を第１図〜第３図に基づいて説明
する。

この実施例の装置は第１図の如く、丸パ゛イブ製造工程
に続いて捩りパイプ加工のための工程を設けたもので、
この捩り加工の精度を向上させるため、前記捩り加工工
程を複数工程に分けてあり、出発材Ｎ　（Ｓ）が、この
各工程に対応する第１捩り加工装置（３）から第ｎ捩り
加工装＠■を通過する間に丸パイプが四角形断面の捩り
パイプに仕上げられる。

各捩り加工装置は、第２．３図に示す如き構成で、この
実施例では、四角形断面を形成するため、二ツノＩＫ　
動ロール０［ｌ、α〔と二つのロールＱｌｌ　、αＤと
の組み合せを採用し、これらロールをフォームギ４？装
置（２）によりて回転される回転盤（１１０−ｃｑに放
射状に配列し、この回転盤の他側に遊星ギで装置（３）
を設けてｂる。

前記フォームギで装置は、各ロールに公転動作を付与す
るもので、第１モータ面からフオームのを介してクオー
ムホイニル（ハ）に伝達される回転力が、回転盤（１）
と一体の筒軸α２に伝達され、これにより１回転盤（１
）に設けた各ロールが公転せしめられる。

尚、前記筒袖ａｚは駆動ロールαＣ８α〔及びフリーロ
ール圓、　Ｑｎからなるロール群によって捩り加工され
た加工バイブを挿通させるためのもので、クオームギマ
装置（２）全貫通して加工工程の下流Ｃ１ノに送り出さ
れる。

次に％遊星ギヤ装置（３）は、固定部と々るフォームギ
で５ｉｃ［（２）の基台（至）に取付けた第２モータ（
２）の駆動力を駆動ロールＱｌ　、αＧに伝達するため
のもので、筒軸＠と同心の円周上に配設した４つの支持
ロールロ、■と、これら支持ロールによって回転自在に
支持されリングギヤ（至）と、このリングギヤの内歯（
至）にかみ合い且駆動ロールα１にカサ歯車器を介して
伝動させた・内接ギヤ（至）と、前記リングギＹの外歯
（至）にかみ合い且第２モーク０１）の出力軸（資）に
取付けた外接ギヤ（至）との組み合せからなる。

この組み合せにより、第２モータ（９）の回転駆動力は
、外接ギヤ■→リングギヤ（至）→内接ギヤ（ト）→カ
サ歯車器の伝動経路で各駆動ロールαＧ、α〔に伝達さ
れることとなる。

従って、第１モータｃ２Ｄの回転速度を捩りパイプの捩
り度合に合せて設定するとともに、第２モータ（９）の
回転速度を前記第１モータ（社）の回転速度を加味した
条件下で所定に設定すると、＃１紀捩り度合に応じた駆
動ロールαＧ、αＧによる送り速度が設定されることと
なり、既述した捩り加工が可能となる。

この実施例では、上記し念捩シ加工装置が複数段にわた
って設けられ、゛各装置の駆動ロールα１及びフリーロ
ールαＤによる加工度合を順次変化させである。従って
、この実施例のものでは、各捩り加工装置における加工
度合が最適に設定されることとなり、一工程の加工度合
が過度となることによる加工不良等も生じない。

さらに、この捩り加工装置では％［動ロールαｅ、　（
＋（ｌ及びフリーロール［１１、０１＋の軸受＃ａ３を
回転盤（１）に設けたロール枠ａ４１に調整自在に設け
てあり、しかも、各ロールの外周面のフラット部ａωは
、完成品断面の各辺の長さに適合させであるから、同一
構成の捩り加工装置を複数個用意して、各捩り装置のロ
ール位置を調整するだけで、上記した複数工程にわたる
捩り加工が可能となる。

次に、丸パイプ製造のためのロール装置は、公知のもの
で、ロール装置（Ｒ）を複数段にわたって設け、帯板（
６）を第１のロール装置（ａ）から第ｎ段のロール装置
（ｎ）わたって通過させると筒状に曲成され、その接合
部を溶接すると丸形断面の溶接管が製作される。

この一連のロール装置と前記複数個の捩り加工装置との
組み合せからなる捩りパイプ製造工程では、帯鋼から捩
りパイプまで連続的に製造可能となる。また、捩り加工
の際に丸パイプが一定姿勢に保持されることとなり、特
別な姿勢保持手段が不要となる。

以上、四辺形断面の捩りパイプの製法について説明した
が１本発明方法は他の多角形断面の捩りパイプや、多角
形、以外の非円形断面の捩りパイプの製造にも実施でき
る。この場合駆肋ロールαα、ａｎ及びフリーロールＯ
１ｌ　、　＋１１１の形状、あるいは。

数を所定の形状・数に設定すればよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を実施する装置の実施例の説明図、
第２図はこれに用いる捩り加工装置の正面図、第３図は
その断面図、第４図は従来例の要部の説明図、第５図は
これの捩り加工の原理説明図、第６図はこの捩り加工の
場合の断面の変形状Ｓを示す説明図であり１図中 Ｑｌ・・・・・・駆動ロール　ａｌｌ・・−・・・７リ
ーロール（Ｓ）・・・・・・出発材料 代理人　弁理士　　坂　上　好　博 すら）図 才４）刀

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 非円形断面の捩りパイプの製造方法において、出発材料
   （Ｓ）を円形断面パイプとし、完成断面の各辺に合せた
   複数のロール（１０）、（１１）を放射状に配列すると
   ともにこれらロールの少なくとも一つに、出発材料（Ｓ
   ）を軸線方向に送るための回転力を付与して、このロー
   ルを駆動ロール（１０）とし、前記駆動ロールを駆動さ
   せつつこれらロール（１０）、（１１）を公転させた状
   態で、ロール（１０）、（１１）間に出発材料（Ｓ）を
   送り込むようにした捩りパイプの製造方法。