JPH0620603U - 鉄骨架構の補強構造 - Google Patents

鉄骨架構の補強構造

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JPH0620603U
JPH0620603U JP3433692U JP3433692U JPH0620603U JP H0620603 U JPH0620603 U JP H0620603U JP 3433692 U JP3433692 U JP 3433692U JP 3433692 U JP3433692 U JP 3433692U JP H0620603 U JPH0620603 U JP H0620603U
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JP
Japan
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steel
steel frame
cane
frame structure
concrete
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JP3433692U
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English (en)
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孝 清水
仁 大内
芳正 山口
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Toda Corp
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Toda Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 梁型枠建込みや梁配筋作業を容易に行って作
業性の効率を図ると共に、作業者がフロア上を容易かつ
安全に移動できるようにすることである。 【構成】 鉄筋鉄骨コンクリートの多層ラーメン構造に
おいて、鉄骨架構1の鉄骨柱2と鉄骨梁3の接合部にお
いて予め取り付けられたガセットプレート6に方杖4を
ボルト4aで固着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鉄筋鉄骨コンクリートの構造における鉄骨架構の補強構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
鉄筋鉄骨コンクリート造の建物をびょうぶ建て形式で建てる場合、鉄骨建方時 の風に対する安全性については非常な注意を払っている。この鉄骨建方の安全性 については設計者が設計段階で工事期間中の特別な荷重を考慮して鉄骨部材を設 計することは稀であり、鉄骨の架構や断面形状によっては建方自体の安全性が充 分でないこともある。
【0003】 特に、建方形状として高さが20m以上の場合、スパンと建方高の比が1対4 以上の場合等、また鉄骨形状としてタイプレート方式の柱やラチス方式の梁の場 合等、さらに延べ床面積当たりの鉄骨量が少ない場合、継手方式が溶接方式の場 合、仮設材料や揚重機を鉄骨上に設置する場合等は建方以前に発生する風荷重を 考慮して鉄骨断面のみの構造的な検討が必要になってくる。 そこで、この検討の結果として、従来は図3に示すように、鉄筋鉄骨コンクリ ートの多層ラーメン構造において各階ごとにブレース材10を掛け渡して鉄骨架 構の補強をしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようなブレース材による鉄骨架構の補強は梁型枠建込みや梁配筋 作業が困難で作業性が悪いばかりでなく、フロア上における作業者の移動にも支 障をきたしていた。 本考案は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、梁型枠 建込みや梁配筋作業を容易にして作業性の効率を図ると共に、作業者がフロア上 を容易に移動できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を達成するための本考案の要旨は、鉄筋鉄骨コンクリートの多層ラ ーメン構造において、鉄骨架構の柱と梁の接合部における隅部に方杖を掛け渡し たことに存する。
【0006】
【作用】
本考案の鉄骨架構の補強構造によれば、鉄骨架構の柱と梁の接合部における隅 部に方杖を掛け渡したことにより、梁型枠建込みや梁配筋作業を容易に行って作 業性の効率が図られると共に、作業者がフロア上を容易に移動できる。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案における鉄骨架構の補強構造の一実施例を図面に基づいて詳細 に説明する。 図1は本考案の鉄筋鉄骨コンクリートの多層ラーメン構造の正面図を示すもの であり、各階ごとの鉄骨架構1における鉄骨柱2と鉄骨梁3の接合部において前 記鉄骨柱2と鉄骨梁3とにわたって方杖4が掛け渡されている。 また方杖4は、鉄骨柱2と鉄骨梁3の接合部の上側にのみ掛け渡されているが 、勿論下側に掛け渡すようにしてもよい。
【0008】 この方杖4は、基礎コンクリート5上に鉄骨柱2を建込んだ後、各鉄骨柱2間 に鉄骨梁3を掛け渡してから鉄骨柱2と鉄骨梁3とに掛け渡すものである。 またこの鉄骨柱2と鉄骨梁3とには方杖4を連結するための連結用ガセットプ レート6が予め取り付けられて、該連結用ガセットプレート6に方杖4がボルト 4aで固着されている。 このように鉄骨架構1の隅部に方杖4を掛け渡すことにより鉄骨建方の安全性 が図れると同時に、従来のブレース材のように作業者の作業の邪魔になることが ない。
【0009】
【考案の効果】
鉄筋鉄骨コンクリートの多層ラーメン構造において、鉄骨架構の柱と梁の接合 部における隅部に方杖を掛け渡したことにより、鉄骨建方の安全性を充分に図る ことができると同時に梁型枠建込みや梁配筋作業を容易に行って作業性の効率を 図ることができる。
【0010】 鉄骨架構の柱と梁の接合部における隅部に方杖を掛け渡したことにより、作業 者がフロア上を容易に移動できるので、作業者の安全性の向上を図ることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】鉄筋鉄骨コンクリートの多層ラーメン構造の正
面図である。
【図2】方杖を取り付け状態の斜視図である。
【図3】従来の鉄筋鉄骨コンクリートの多層ラーメン構
造の正面図である。
【符号の説明】
1 鉄骨架構 2 鉄骨柱 3 鉄骨梁 4 方杖

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋鉄骨コンクリートの多層ラーメン構
    造において、鉄骨架構の柱と梁の接合部における隅部に
    方杖を掛け渡したことを特徴とする鉄骨架構の補強構
    造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000116644A (ja) * 1998-10-16 2000-04-25 Toshiba Corp X線ct装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58207427A (ja) * 1982-05-25 1983-12-02 ナショナル住宅産業株式会社 建築物

Patent Citations (1)

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