JPH0414218B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0414218B2 JPH0414218B2 JP59279834A JP27983484A JPH0414218B2 JP H0414218 B2 JPH0414218 B2 JP H0414218B2 JP 59279834 A JP59279834 A JP 59279834A JP 27983484 A JP27983484 A JP 27983484A JP H0414218 B2 JPH0414218 B2 JP H0414218B2
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- JP
- Japan
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- steel
- column
- attached
- columns
- beams
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Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 68
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 68
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 18
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
産業上の利用分野
本発明は、建物の躯体工事における鉄骨及び鉄
筋を先組した鉄骨の建方工法に関するものであ
る。
筋を先組した鉄骨の建方工法に関するものであ
る。
従来の技術
従来、鉄骨の建方は、第5図に示すように梁ブ
ラケツト4を取り付けた数階分の長さを有する鉄
骨柱1を建物の所定位置に樹立し、上記梁ブラケ
ツト間に鉄骨梁2を接合していた。
ラケツト4を取り付けた数階分の長さを有する鉄
骨柱1を建物の所定位置に樹立し、上記梁ブラケ
ツト間に鉄骨梁2を接合していた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記のような従来の建方工法は
次のような欠点がある。
次のような欠点がある。
(1) 数階分の鉄骨梁の接合を行うための吊足場や
水平ネツトを設置しなければならないため、そ
の材料及び設置のための費用が余計にかかるだ
けでなく、墜落災害が起こり易い。
水平ネツトを設置しなければならないため、そ
の材料及び設置のための費用が余計にかかるだ
けでなく、墜落災害が起こり易い。
(2) 鉄骨建方時の建入直しにワイヤーを張つた
り、本締の際足場上での作業なので手間が多く
かかる。
り、本締の際足場上での作業なので手間が多く
かかる。
(3) 配筋作業や本締作業が上下階に亙る作業とな
るため煩雑で危険な作業となる。
るため煩雑で危険な作業となる。
(4) 一節で数階の建方となるため、施工精度の修
正が困難となる。
正が困難となる。
(5) 鉄骨工事に日数を要し、その間型枠工事等が
ストツプし、工程に無駄が生ずる。
ストツプし、工程に無駄が生ずる。
(6) 鉄筋等の材料揚げの際、鉄骨を交わして取り
込まなければならないため手間と大型重機が必
要となり、コストがかかる。
込まなければならないため手間と大型重機が必
要となり、コストがかかる。
また、特公昭51−30364号公報に開示されてい
るように、数スパンの長さの鉄骨梁と1階高さの
鉄骨柱とを一体的に組み付けた柱付連梁による建
方工法が知られているが、鉄骨柱を階高の中間位
置で接続するようになつているため、接合作業員
の背丈よりやや高くて、接続作業がしにくく、作
業精度や能率が低下する恐れがあつた。
るように、数スパンの長さの鉄骨梁と1階高さの
鉄骨柱とを一体的に組み付けた柱付連梁による建
方工法が知られているが、鉄骨柱を階高の中間位
置で接続するようになつているため、接合作業員
の背丈よりやや高くて、接続作業がしにくく、作
業精度や能率が低下する恐れがあつた。
さらに、上記連梁には梁間方向の梁を接続する
ためのブラケツトが設けられていないため、梁間
方向の梁の接続に手間取る等の問題点があつた。
ためのブラケツトが設けられていないため、梁間
方向の梁の接続に手間取る等の問題点があつた。
本発明は上記従来の建方工法の欠点を解消する
ためになされたもので、その目的とするところ
は、工期が短縮できると共にコストが低減でき、
安全且つ高精度の施工ができる鉄骨の建方工法を
提供するにある。
ためになされたもので、その目的とするところ
は、工期が短縮できると共にコストが低減でき、
安全且つ高精度の施工ができる鉄骨の建方工法を
提供するにある。
[発明の構成]
問題点を解決するための手段
本発明の鉄骨の建方工法は、階高長さを有する
3本以上の鉄骨柱の各柱間に鉄骨梁を接合すると
共に、該鉄骨梁の上記接合高さ位置を鉄骨柱の上
端部から約1m前後の箇所に位置せめて柱付連梁
を構成し、該柱付連梁の鉄骨柱の下端部を柱脚部
或いは下階柱付連梁の鉄骨柱の上端部に接続する
ことを特徴とするものであり、また鉄骨梁に工場
域は現場の地上で鉄筋を先組してから建方作業を
することを特徴とするものである。
3本以上の鉄骨柱の各柱間に鉄骨梁を接合すると
共に、該鉄骨梁の上記接合高さ位置を鉄骨柱の上
端部から約1m前後の箇所に位置せめて柱付連梁
を構成し、該柱付連梁の鉄骨柱の下端部を柱脚部
或いは下階柱付連梁の鉄骨柱の上端部に接続する
ことを特徴とするものであり、また鉄骨梁に工場
域は現場の地上で鉄筋を先組してから建方作業を
することを特徴とするものである。
実施例
以下、本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第1図に於いて、1は形鋼から成る鉄骨柱で
あつて、1フロアー分の長さ、即ち階高長さを有
する。2は形鋼から成る鉄骨梁であつて、該鉄
骨梁2は上記鉄骨柱1の上端部から約1m前後の
位置に接合されていて、数スパン(本実施例では
2スパン)の梁通し構造になつている。
あつて、1フロアー分の長さ、即ち階高長さを有
する。2は形鋼から成る鉄骨梁であつて、該鉄
骨梁2は上記鉄骨柱1の上端部から約1m前後の
位置に接合されていて、数スパン(本実施例では
2スパン)の梁通し構造になつている。
以上のような柱付連梁を工場にて組み立てた
後、現場に搬入する。
後、現場に搬入する。
次に、該柱付連梁をクレーン等にて吊上げて第
2図に示すように下階の所定柱付連梁上にセツト
し、上下の鉄骨柱1を接合すると共に、隣接の鉄
骨梁(図示せず)にも接合する。
2図に示すように下階の所定柱付連梁上にセツト
し、上下の鉄骨柱1を接合すると共に、隣接の鉄
骨梁(図示せず)にも接合する。
上記実施例は純鉄骨構造のものについて説明し
たが、鉄骨鉄筋コンクリート造の場合には、工場
或いは現場のストツクヤード等にて第3図にしめ
すように鉄骨梁2の周囲に鉄筋3を先組してから
建方を行なう。
たが、鉄骨鉄筋コンクリート造の場合には、工場
或いは現場のストツクヤード等にて第3図にしめ
すように鉄骨梁2の周囲に鉄筋3を先組してから
建方を行なう。
また、上記柱付連梁には梁間方向の大梁や小梁
等を接合するためのブラケツトを一体的に付設す
る。
等を接合するためのブラケツトを一体的に付設す
る。
更に、鉄骨梁は一直線上に配列する場合に限ら
ず、例えば第4図に示すように段違い状に構成し
ても良い。尚、スパン数、即ち鉄骨梁の長さは工
場から現場への搬送や建方時のクレーンの能力等
により定めれば良いが、出来るだけ長い方が鉄骨
梁の接合箇所が少なくて済む。
ず、例えば第4図に示すように段違い状に構成し
ても良い。尚、スパン数、即ち鉄骨梁の長さは工
場から現場への搬送や建方時のクレーンの能力等
により定めれば良いが、出来るだけ長い方が鉄骨
梁の接合箇所が少なくて済む。
更にまた、上記鉄骨柱1は形鋼に限らず、H
形鋼、角形鋼管、鋼管、プレート柱、ラチス柱、
トラス柱、帯板と形鋼との組立柱、或いは軽量形
鋼により構成された柱等でも良く、鉄骨梁2も上
記I形鋼に限らず、H形鋼、T形鋼又は山形鋼と
平鋼による組立梁、ラチス梁、トラス梁、軽量形
鋼により構成された梁等でも良い。
形鋼、角形鋼管、鋼管、プレート柱、ラチス柱、
トラス柱、帯板と形鋼との組立柱、或いは軽量形
鋼により構成された柱等でも良く、鉄骨梁2も上
記I形鋼に限らず、H形鋼、T形鋼又は山形鋼と
平鋼による組立梁、ラチス梁、トラス梁、軽量形
鋼により構成された梁等でも良い。
[発明の効果]
(1) 各階毎の建方なので、型枠工等の手待ちが少
なく、施工サイクルが鉄筋コンクリート造とほ
ぼ同じになつて工期が短縮される。
なく、施工サイクルが鉄筋コンクリート造とほ
ぼ同じになつて工期が短縮される。
(2) 各階毎の建方なので、上下階に移動して接合
等の作業をする必要がなく、従つて足場や水平
ネツトを設ける必要がなくなつてコストダウン
となるばかりでなく、作業がし易く、高所作業
がないのできわめて安全性に優れている。
等の作業をする必要がなく、従つて足場や水平
ネツトを設ける必要がなくなつてコストダウン
となるばかりでなく、作業がし易く、高所作業
がないのできわめて安全性に優れている。
(3) 鉄骨柱の接合位置が腰高位置であり、また鉄
骨梁の接合が脚立作業で済むため、作業がし易
く、安全で接合能率及び配筋能率が向上する。
骨梁の接合が脚立作業で済むため、作業がし易
く、安全で接合能率及び配筋能率が向上する。
(4) 鉄骨のピース数が少なくなり、現場での接合
作業が減るので、作業能率がよい。
作業が減るので、作業能率がよい。
(5) 各階毎の建方なので、建入歪が少なくて歪直
しに強い力を必要とせずに精度修正がし易い。
しに強い力を必要とせずに精度修正がし易い。
(6) 各階毎の建方なので、鉄筋材、型枠材等の資
材の揚重が鉄骨を交わさなくて良い。
材の揚重が鉄骨を交わさなくて良い。
第1図は本発明の建方工法に供する柱付連梁の
斜視図、第2図はその建方状態を示す側面図、第
3図は鉄筋を先組した柱付連梁の斜視図、第4図
は別の柱付連梁を示す斜視図、第5図は従来の建
方工法を示す側面図である。 1……鉄骨柱、2……鉄骨梁、3……鉄筋、4
……梁ブラケツト。
斜視図、第2図はその建方状態を示す側面図、第
3図は鉄筋を先組した柱付連梁の斜視図、第4図
は別の柱付連梁を示す斜視図、第5図は従来の建
方工法を示す側面図である。 1……鉄骨柱、2……鉄骨梁、3……鉄筋、4
……梁ブラケツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 階高長さを有する3本以上の鉄骨柱の各柱間
に鉄骨梁を接合すると共に、該鉄骨梁の上記接合
高さ位置を鉄骨柱の上端部から約1m前後の箇所
に位置せめて柱付連梁を構成し、該柱付連梁の鉄
骨柱の下端部を柱脚部或いは下階柱付連梁の鉄骨
柱の上端部に接続することを特徴とする鉄骨の建
方工法。 2 階高長さを有する3本以上の鉄骨柱の各柱間
に鉄骨梁を接合すると共に、該鉄骨梁の上記接合
高さ位置を鉄骨柱の上端部から約1m前後の箇所
に位置せめて柱付連梁を構成し、その鉄骨梁に鉄
筋を地上で先組みし、続いて該柱付連梁の鉄骨柱
の下端部を柱脚部或いは下階柱付連梁の鉄骨柱の
上端部に接続することを特徴とする鉄骨の建方工
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27983484A JPS61158537A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | 鉄骨の建方工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27983484A JPS61158537A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | 鉄骨の建方工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61158537A JPS61158537A (ja) | 1986-07-18 |
JPH0414218B2 true JPH0414218B2 (ja) | 1992-03-12 |
Family
ID=17616566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27983484A Granted JPS61158537A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | 鉄骨の建方工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61158537A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7393861B2 (ja) * | 2018-09-28 | 2023-12-07 | 大和ハウス工業株式会社 | 架構式構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5130364A (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-15 | Matsushita Electric Works Ltd | Kogatadenjisetsushokuki |
JPS58204246A (ja) * | 1982-05-25 | 1983-11-28 | 鹿島建設株式会社 | 鉄骨鉄筋コンクリ−ト構造物の施工法 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP27983484A patent/JPS61158537A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5130364A (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-15 | Matsushita Electric Works Ltd | Kogatadenjisetsushokuki |
JPS58204246A (ja) * | 1982-05-25 | 1983-11-28 | 鹿島建設株式会社 | 鉄骨鉄筋コンクリ−ト構造物の施工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61158537A (ja) | 1986-07-18 |
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Legal Events
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