JPH0620434Y2 - 玄関用収納キャビネット - Google Patents

玄関用収納キャビネット

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Publication number
JPH0620434Y2
JPH0620434Y2 JP1988030846U JP3084688U JPH0620434Y2 JP H0620434 Y2 JPH0620434 Y2 JP H0620434Y2 JP 1988030846 U JP1988030846 U JP 1988030846U JP 3084688 U JP3084688 U JP 3084688U JP H0620434 Y2 JPH0620434 Y2 JP H0620434Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
umbrella
opening
waterproof pan
entrance
storage cabinet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988030846U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01133433U (ja
Inventor
正巳 進藤
和昭 川野
修司 小松
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、玄関用収納キャビネット、更に詳しくは傘、
靴等を収納することができる収納部を有する下駄箱等の
玄関用の収納キャビネットに関するものである。
(技術背景) 雨で濡れた傘や靴は、散在すると、玄関を汚したり、水
びたしにして玄関の使用勝手を悪くしたり、整然さを損
ない、家人は勿論のこと訪問者の気分を害してしまう。
その問題を解消するために、下駄箱等の収納キャビネッ
トを利用するのが、スペースに限りある玄関にとって最
適である。
しかし、水はけが満足できるものでなければ、キャビネ
ット内を湿気させるし、濡れた傘や靴が収納し易くなけ
れば玄関の雑然さの解消につながらない。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、水切り、水はけが非常に良く、濡れた傘、靴の収
納が楽な動作で行える玄関用収納キャビネットを提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために講じた技術的手段は、床面と
の間に空間部を有するキャビネット本体の底板に開口部
を形成し、該開口部の上方に簀の子状の傘保持部を横設
すると共に、該開口部の下位に排水管に連通した排水孔
を有する防水パンを備えたことを要旨とする。
また、上記防水パンが、床面と同一レベル位置に凹状に
設けられたものであると更に有効である。
(作用) 上記技術的手段によれば、下記の作用を奏する。
(請求項1)傘の高さ分はある広い出し入れ口から濡れ
た傘や靴等を収納させ、その傘や靴等の付着水を、簀の
子状の傘保持部の各孔から真下の防水パンに滴下させ、
そして排水する。
また、外気をキャビネット本体の開口部を介して簀の子
状の傘保持部の各孔から流入させ通気を良くする。
そして、傘保持部の各孔とその下位の防水パンの底面と
の2点で傘の中途部と下端部とを支えて同傘を横倒不能
に支承する。
(請求項2)玄関清掃水を、濡れた靴等を載置する傘保
持部下位レベルに設けた防水パンから排水し、同靴等を
玄関清掃水から防護する。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので、下記の利点があ
る。
(請求項1)下位に防水パンを設けたキャビネット本体
の底に簀の子状の傘保持部を横設して、濡れた傘や靴を
大きな出し入れ口から入れてその傘保持部で支持できる
ようにすると共に、該傘収納部下位のキャビネット本体
の底板を開口して通気性を良くしているから、水切り、
水はけが非常に良く、しかも効果的に湿気を除去する収
納し易い玄関用収納キャビネットになる。
従って、濡れた傘や靴を楽な動作でそのまま収納でき、
雨の日でも玄関が雑然とせず、快適に使用できる上、キ
ャビネット本体内を湿っぽくしない。
また、簀の子状の保持部はその各孔と下位の防水パンと
の2点支持でもって抜き差すだけで安定した状態に傘を
保持するから、専用の保持具に紐部を掛止したりするよ
うな確認動作を全く必要とせず、傘の収納、取り出しが
非常にやりやすい。
(請求項2)簀の子状の傘保持部の下位の床面に設けた
防水パンから玄関清掃水等を排水するから、玄関清掃水
で収納された靴等が濡れることを心配する必要が全くな
く、玄関を隅々まで水洗いできる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1図及び第2図に示す玄関用収納キャビネット
について説明すると、(A)はキャビネット本体であ
る。
このキャビネット本体(A)は、複数の扉で開閉される
複数の収納部を備え下駄箱形状のもので、底板(a)と
床面(B)との間に空間部(C)を有している。
また、このキャビネット本体(A)は、一角の収納部
(下記では単に収納部として説明する)(1)の底板
(a)に開口部(2)を形成し、該開口部(2)が床
面(B)の最も低いレベル位置と対応するようにして玄
関の一側に設置されている。
上記する収納部(1)は、内周壁が例えば水が付着して
も構わないようにアクリル樹脂板,ステンレス板等の防
水性を有する仕上材で形成され、キャビネット本体
(A)ほぼ全高に亘る内部スペースを確保している。
前記開口部(2)は、上記の収納部(1)の底板
(a)に周囲に僅かの残部を残して開口され、その残
部を利用して簀の子状の傘保持部(8)が載置されてい
る。
符号(4)は上記開口部(2)下位の床面(B)に設け
られた防水パンである。
上記防水パン(4)は、防水性,耐腐蝕性に富むFRP
等の合成樹脂,ステンレス等で所望深さを有する受け皿
形状に形成され、床面(B)と同一レベル位置に凹状に
設けられ、底部の排水傾斜面下端部位に排水孔(5)を
開孔している。
前記傘保持部(8)は、自らの孔(8a)と上記防水パ
ン(4)の底面とで傘(3)の中途部と下端部とを2点
でもって横倒不能に支承すると共に平面部を他の収納物
である靴(11)等の載せ台として使用できるようになっ
ている。
防水パン(4)の排水孔(5)には、排水設備としてト
ラップ(6)を取付けた排水管(7)が接続され、進入
する水を速やかに排水するようになっている。
尚、この実施例では、傘保持部(8)を底部とする上記
収納部(1)内の所望位置に水栓(10)を設けて、玄関
清掃時等に使用できるようになっている。
従って、この実施例の玄関用収納キャビネットは、傘保
持部(8)と防水パン(4)とで濡れた傘(3)を横倒
不能に支承し尚且つその傘保持部(8)に濡れた靴(1
1)等を一緒に載置できる。
そして、濡れた傘(3)や靴(11)等に付着した雨水
を、傘保持部(8)の各孔(8a)から防水パン(4)
に滴下させて排水孔(5)から速やかに排水し、玄関清
掃水等も防水パン(4)から排水し、また開口部(2)
を介して簀の子状の傘保持部(8)から流入する外気で
上記収納部(1)の通気を良くし、湿気を効果的に除去
する。
次に第3図に基づいて説明すると、この実施例は前記実
施例のキャビネット本体(A)の開口部(2)と防水パ
ン(4)とを接続ピース(9)を介して連絡したもので
ある。
上記接続ピース(9)は、防水パン(4)と同様に、防
水性,耐腐蝕性に富むFRP等の合成樹脂,ステンレス
等で上端にフランジ部(9″)を周設した短筒状に形成
され、床面(B)と接する周壁部分の適宜箇所にスリッ
ト孔(9′)を開孔してなり、キャビネット本体(A)
の開口部(2)端縁部にフランジ部(9″)を掛止させ
て防水パン(4)の開口部(4′)に下部が挿入するよ
うに垂下させてある。
この実施例の他の構成は、前記する実施例と同一である
ため同一箇所に同一符号を付してその説明を省略する
が、この実施例では、前記実施例に加えて防水パン
(4)の開放部(4′)が直接視界に入らなくなり美観
的にも向上する利点がある。また、外気と玄関清掃水等
はスリット孔(9′)から各々流入する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案玄関用収納キャビネットを玄関に設置
した状態を一部切欠して示す縦断正面図、第2図は第1
図の横断平面図、第3図は他の実施例を示す要部縦断正
面図。 尚図中 (A):キャビネット本体、(2):開口部 (4):防水パン、(7):排水管 (5):排水孔、(8):傘保持部 (a):底板、(B):床面 (3):傘、(11):靴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面との間に空間部を有するキャビネット
    本体の底板に開口部を形成し、該開口部の上方に簀の子
    状の傘保持部を横設すると共に、該開口部の下位に排水
    管に連通した排水孔を有する防水パンを備えたことを特
    徴とする玄関用収納キャビネット。
  2. 【請求項2】上記防水パンが、床面と同一レベル位置に
    凹状に設けられたものであることを特徴とする請求項1
    記載の玄関用収納キャビネット。
JP1988030846U 1988-03-07 1988-03-07 玄関用収納キャビネット Expired - Lifetime JPH0620434Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988030846U JPH0620434Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07 玄関用収納キャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988030846U JPH0620434Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07 玄関用収納キャビネット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01133433U JPH01133433U (ja) 1989-09-11
JPH0620434Y2 true JPH0620434Y2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=31256262

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988030846U Expired - Lifetime JPH0620434Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07 玄関用収納キャビネット

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JP (1) JPH0620434Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5422939U (ja) * 1977-07-15 1979-02-15

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Publication number Publication date
JPH01133433U (ja) 1989-09-11

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