JPH06204254A - 電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタの製造方法

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JPH06204254A
JPH06204254A JP35968692A JP35968692A JPH06204254A JP H06204254 A JPH06204254 A JP H06204254A JP 35968692 A JP35968692 A JP 35968692A JP 35968692 A JP35968692 A JP 35968692A JP H06204254 A JPH06204254 A JP H06204254A
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JP
Japan
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resist
layer
gate
impurity concentration
effect transistor
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JP35968692A
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Takayuki Fujii
隆行 藤井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲート・ドレイン耐圧の高い自己整合型電界
効果トランジスタを得る。 【構成】 リセス20を形成した後、イオン注入17に
よりn層7を形成し、選択的にn層4上にタングステン
などの高融点金属を堆積させてゲート電極5を形成し、
ゲート電極5側壁に絶縁膜6を形成し、斜めイオン注入
17によりn層4の横にn- 層7を、その外方にn+ 層
8を形成する。 【効果】 安定してゲート・ドレイン耐圧の高い電界効
果トランジスタを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自己整合的に形成する
電界効果トランジスタの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の自己整合的に形成する化合
物半導体の電界効果トランジスタの製造方法を示す断面
図であり、図において、1はGaAs基板、4は不純物
濃度約1.5×1017cm-3,膜厚約0.15μmのn層
(チャネル層となる不純物濃度層)、5はゲート電極、
15はホトレジスト、16はレジスト、8は不純物濃度
約2×1017cm-3,膜厚約0.4μmのn+ 層(高不純
物濃度層)、9はソース,ドレイン電極である。
【0003】以下従来の製造方法について説明する。ま
ず、図5(a) に示すように、GaAs基板1の表面にイ
オン注入法により、n層4を形成し、スパッタ法などに
よりWSi5などの高融点金属を堆積させ、転写技術に
よりホトレジスト15のパターニングを行い、ホトレジ
スト15をマスクにRIE法などにより上記WSi5の
異方性エッチングを行い、上記レジスト15を除去する
ことにより、ゲート電極5を形成する。
【0004】次に、図5(b) に示すように、転写技術に
より、ソース・ゲート間領域が開口するようにレジスト
16のパターニングを行い、ゲート電極5とレジスト1
6をマスクにイオン注入を行い、上記ゲート電極5に対
し、自己整合的にソース領域となるn+ 層8を形成す
る。
【0005】次に、図5(c) に示すように、蒸着,リフ
トオフ法により、n+ 層8上,及びn層4上に、それぞ
れソース電極,ドレイン電極9を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電界効果トラン
ジスタは以上のようにして製造されていたが、ゲート・
ドレイン間に不純物濃度が高いn層4が存在するため、
ゲート・ドレイン耐圧の高い電界効果トランジスタを得
ることができなかった。
【0007】また、電界効果トランジスタの特性向上の
ためにはゲート長の短縮が必要であり、そのためにはn
層をより薄く高濃度にする必要があり、このようにする
とゲート・ドレイン耐圧がより低くなるなどの問題点が
あった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、よりゲート・ドレイン耐圧の高
い,自己整合的に形成することのできる電界効果トラン
ジスタを製造する方法を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電界効果
トランジスタの製造方法は、リセスを形成した後、ゲー
ト電極直下となる領域のみにチャネル層となる不純物濃
度層(n層)を形成する工程と、その上にゲート電極を
形成した後、上記n層に対し自己整合的に該n層の横に
低不純物濃度層(n- 層)を、その外側に高不純物濃度
層(n+ 層)を形成する工程とを含むものである。
【0010】またこの発明は、上記n+ 層を形成した
後、転写技術によりゲート・ソース領域のみ開口するよ
うにレジストのパターニングを行う工程と、該レジスト
をマスクにゲート・ソース間領域のみにイオン注入によ
り、ドレイン側より高濃度の高不純物濃度層(n+ 層)
を形成する工程とを含むものである。
【0011】またこの発明は、上記n+ 層を形成した
後、転写技術によりゲート・ドレイン間領域にのみ所望
の開口部を有するレジストのパターニングを行う工程
と、該レジストをマスクに、上記リセスより浅い第2の
リセスを形成する工程とを含むものである。
【0012】またこの発明は、上記第1の発明における
ゲート電極を形成する工程の後、転写技術によりゲート
・ドレイン間領域にのみ所望の開口部を有するレジスト
のパターニングを行い、該レジストをマスクに上記リセ
スより浅い第2のリセスを形成する工程と、該レジスト
を除去した後、全面に絶縁膜を堆積させ、異方性エッチ
ングにより、ゲート電極の側壁にのみ絶縁膜を残す工程
と、転写技術により、ゲート・ドレイン間領域のみ開口
するようにレジストのパターニングを行い、該レジスト
をマスクに斜めイオン注入により高不純物濃度層(n+
層)を形成する工程と、該レジストを除去した後、転写
技術によりゲート・ソース間領域のみ開口するようにレ
ジストのパターニングを行い、該レジストをマスクに斜
めイオン注入により、上記n層の側部及びその外側に、
該n+ 層より高濃度な高々不純物濃度層(n++層)を形
成する工程とを含むものである。
【0013】
【作用】この発明においては、上記いずれの方法におい
ても、ゲート電極の側部に形成した絶縁膜をマスクに、
斜めイオン注入を行うことにより、n層の横にn- 層を
自己整合的に形成することにより、安定してゲート・ド
レイン耐圧の高い電界効果トランジスタを得ることがで
きる。
【0014】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は本発明の第1の実施例による電
界効果トランジスタの製造方法を工程順に示したもので
ある。図において、1はGaAs基板、2は膜厚約0.
1μmの絶縁膜、3はレジスト、4は不純物濃度約1.
5×1017cm-3,膜厚約0.15μmのチャネル層とな
る不純物濃度層(n層)、5はゲート金属、6はSiO
2 絶縁膜、7は不純物濃度約1.2〜1.5×1017cm
-3,膜厚約0.4cmの低不純物濃度層(n-層)、8
は不純物濃度約2×1017cm-3,膜厚約0.4μmの高
不純物濃度層(n+ 層)、9はソース,ドレイン電極、
20は深さ約0.4μm,幅約0.7μmのリセス、3
0はイオン注入である。また、ゲート電極5とソース,
ドレイン電極9間の間隔は約1.5μmである。
【0015】次に本実施例の製造方法について説明す
る。まず、図1(a) に示すように、GaAs基板1全面
にプラズマCVD法により、厚さ約0.1μmの絶縁膜
2を堆積させた後、転写技術により所望の開口を有する
レジスト3のパターニングを行い、該開口を有するレジ
スト3をマスクにRIE法などの異方性エッチングによ
り、絶縁膜2とGaAs基板1のエッチングを行い、深
さ約0.4μm,幅約0.7μmのリセス20を形成す
る。そして、その後、該リセス20内にイオン注入法に
よりイオン注入エネルギー50KeV,ドーズ量約1×
1013cm-2でもって注入を行い、不純物濃度約1.5×
1017cm-3,膜厚約0.15μmのn層4を形成する。
【0016】次に、図1(b) に示すように、上記レジス
ト3を除去した後、CVD法などにより選択的にタング
ステン(W)などの高融点金属5を、n層4上にのみ堆
積させてゲート電極5を形成した後、絶縁膜2を除去
し、その後、全面にCVD法などにより絶縁膜6を堆積
させ、RIE法などにより、全面エッチングすることに
よりゲート電極の側壁にのみ絶縁膜6を残す。
【0017】次に、図1(c) に示すように、ゲート電極
5と絶縁膜6とをマスクにして、図中矢印の方向に、斜
めイオン注入30を、イオン注入エネルギー350Ke
V,ドーズ量7×1012cm-2でもって行うことによ
り、n層4の横にn- 層7を形成し、さらに図中の、n
- 層7とn+ 層8の界面が形成される方向に、イオン注
入エネルギー350KeV,ドーズ量1.2×1013cm
-2でもってイオン注入を行うことにより、n- 層7の横
に、n+ 層8を形成する。次に、図1(d) に示すよう
に、蒸着,リフトオフ法などにより、ゲート電極5を挟
む両側のn+ 層8上に、それぞれソース,ドレイン電極
9を形成する。
【0018】このような本実施例1の電界効果トランジ
スタの製造方法では、リセスを形成した後、ゲート電極
直下となる領域のみにn層4を形成し、その上にゲート
電極5を形成した後、該n層の横に、該n層4に対し自
己整合的に、斜めイオン注入により濃度の低いn- 層7
を形成するようにしたので、安定してゲート・ドレイン
耐圧の高い電界効果トランジスタを得ることができる。
【0019】実施例2.図2は本発明の第2の実施例に
よる電界効果トランジスタの製造方法を示し、図におい
て、4,5,6,7,8は上記実施例1と同一のものを
示し、10はレジスト、11は不純物濃度約5×1017
cm-3のn+ 層(高不純物濃度層)、40はレジスト1
0をマスクに行うイオン注入である。
【0020】本実施例2においては、図1(c) に示すよ
うにn- 層7の形成のための斜めイオン注入30、及び
n+ 層8の形成のためのイオン注入を行った後、図2に
示すように、転写技術によりゲート,ソース間領域のみ
を開口するようにレジスト10のパターニングを行い、
レジスト10をマスクとして350KeV,ドーズ量
2.8×1013cm-2でもってイオン注入40を行い、
ゲート・ソース間領域のみに、ドレイン側のn+ 層8よ
り、より高濃度なn+ 層11を形成することにより、ゲ
ート・ソース間抵抗を下げることができる。従って、こ
れにより、ゲート・ドレイン間耐圧が高く、ソース抵抗
の低い電界効果トランジスタを得ることができる。
【0021】実施例3.図3は本発明の第3の実施例に
よる電界効果トランジスタの製造方法を示し、図におい
て、4,5,6,7,8は上記実施例1と同一のものを
示し、19はレジスト、17はレジスト19をマスクに
第1のリセス20につづいて形成された深さの浅い、即
ち深さ約0.2μm,幅約0.8μmの第2のリセスで
ある。
【0022】本実施例3においては、図3に示すよう
に、転写技術によりゲート・ドレイン間に所望の大きさ
の開口部を有するレジスト19のパターニングを行い、
該レジスト19をマスクにGaAs基板1をエッチング
し、上記第1のリセス20より浅い,深さ約0.2μ
m,幅0.8μmの第2のリセス17を形成するように
したものである。
【0023】本実施例3においては、該第2のリセス1
7をゲート・ドレイン間に形成したことにより、ゲート
・ドレイン間耐圧の高い電界効果トランジスタを得るこ
とができる。
【0024】実施例4.図4は本発明の第4の実施例に
よる電界効果トランジスタの製造方法を示し、図におい
て、4,7,8,11は上記実施例1,2と同じものを
示し、12,12,13はそれぞれレジストであり、1
8はレジスト12をマスクにゲート電極5の側部に形成
された深さ約0.2μm,幅約0.8μmの第2のリセ
スである。
【0025】本実施例4においては、まず、図4(a) に
示すように、ゲート電極5を形成した後、転写技術によ
りゲート・ドレイン間領域が開口するようにレジスト1
2のパターニングを行った後、GaAs基板1をエッチ
ングし、深さの浅い,深さ約0.2μm,幅0.8μm
の第2のリセス18を形成する。
【0026】次に、図4(b) に示すように、レジスト1
2を除去した後、プラズマCVD法により全面に絶縁膜
を堆積させ、RIE法などの異方性エッチングを行い、
ゲート電極5の側壁にのみ絶縁膜6を残す。
【0027】次に、図4(c) に示すように、転写技術に
よりゲート,ドレイン領域が開口するようにレジスト1
3のパターニングを行い、レジスト13をマスクに斜め
イオン注入によりn層4のドレイン側の側部にn- 層7
を,その外方にn+ 層8を形成し、レジスト13を除去
する。
【0028】次に、図4(d) に示すように、転写技術に
よりゲート・ソース領域が開口するようにレジスト14
のパターニングを行い、レジスト14をマスクに斜めイ
オン注入により、上記n層4の側部およびその外側にn
+ 層11を形成する。
【0029】このような本実施例4においては、ゲート
・ドレイン間に第2のリセス18を設け、かつn- 層7
を形成したので、やはりゲート・ドレイン間耐圧を高く
した電界効果トランジスタを得られる効果がある。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかる電界効
果トランジスタの製造方法によれば、リセスを形成した
後、ゲート電極直下となる領域のみにn層を形成し、そ
の上にゲート電極を形成した後、該n層に対し自己整合
的に該n層の横に濃度の低いn- 層を形成し、さらにそ
の側方にn+ 層を形成するようにしたので、トランジス
タ特性を劣化させることなく、安定してゲート・ドレイ
ン耐圧の高い電界効果トランジスタを得ることができる
効果がある。
【0031】また、n+ 層を形成した後、転写技術によ
りゲート・ソース領域のみ開口するようにレジストのパ
ターニングを行いソース側にのみ高濃度n+ 層を形成す
るようにしたので、やはりトランジスタ特性を劣化させ
ることなく、安定してゲート・ドレイン耐圧の高い電界
効果トランジスタを得ることができる効果がある。
【0032】また、n+ 層を形成した後、転写技術によ
りゲート・ドレイン間領域にのみ所望の開口部を有する
レジストのパターニングを行い、ドレイン側に第1のリ
セスに続く第2のリセスを形成するようにしたので、や
はりトランジスタ特性を劣化させることなく、安定して
ゲート・ドレイン耐圧の高い電界効果トランジスタを得
ることができる効果がある。
【0033】また、ゲート電極を形成した後、転写技術
によりゲート・ドレイン間領域にのみ所望の開口部を有
するレジストのパターニングを行い、該レジストをマス
クに上記リセスより浅い第2のリセスを形成する工程
と、上記レジストを除去した後、全面に絶縁膜を堆積さ
せ、異方性エッチングにより、ゲート電極の側壁にのみ
絶縁膜を残す工程と、転写技術により、ゲート・ドレイ
ン間領域のみ開口するようにレジストのパターニングを
行い、該レジストをマスクに斜めイオン注入によりn層
の側部にn- 層およびn+ 層を形成する工程と、該レジ
ストを除去した後、転写技術によりゲート・ソース間領
域のみ開口するようにレジストのパターニングを行い、
該レジストをマスクに斜めイオン注入により、ソース側
のn層の側部およびその外方に、上記ドレイン側のn+
層より高濃度なn+ 層を形成する工程とを備えたので、
やはりトランジスタ特性を劣化させることなく、安定し
てゲート・ドレイン耐圧が高く、ソース抵抗の低い電界
効果トランジスタを得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による電界効果トラン
ジスタの製造方法を示す断面図。
【図2】この発明の第2の実施例による電界効果トラン
ジスタの製造方法を示す断面図。
【図3】この発明の第3の実施例による電界効果トラン
ジスタの製造方法を示す断面図。
【図4】この発明の第4の実施例による電界効果トラン
ジスタの製造方法を示す断面図。
【図5】従来の電界効果トランジスタの製造工程を示す
断面図。
【符号の説明】
1 GaAs基板 2 絶縁膜 3 ホトレジスト 4 チャネル層となる不純物濃度層(n層) 5 ゲート電極 6 絶縁膜 7 低不純物濃度層(n- 層) 8 高不純物濃度層(n+ 層) 9 ソース,ドレイン電極 10 ホトレジスト 11 高濃度n+ 層 12 ホトレジスト 13 ホトレジスト 14 ホトレジスト 15 ホトレジスト 16 ホトレジスト 17 第2のリセス 18 第2のリセス 19 ホトレジスト 20 リセス 30 イオン注入 40 イオン注入
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】次に、図5(b) に示すように、転写技術に
より、ソース・ゲート間領域が開口するようにレジスト
16のパターニングを行い、ゲート電極5とレジスト1
6をマスクにイオン注入を行った後、アニールを行い、
上記ゲート電極5に対し、自己整合的にソース領域とな
るn+ 層8を形成する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は本発明の第1の実施例による電
界効果トランジスタの製造方法を工程順に示したもので
ある。図において、1はGaAs基板、2は膜厚約0.
1μmの絶縁膜、3はレジスト、4は不純物濃度約1.
5×1017cm-3,膜厚約0.15μmのチャネル層とな
る不純物濃度層(n層)、5はゲート金属、6はSiO
2 絶縁膜、7は不純物濃度約1.2〜1.5×1017cm
-3,膜厚約0.4μmの低不純物濃度層(n-層)、8
は不純物濃度約2×1017cm-3,膜厚約0.4μmの高
不純物濃度層(n+ 層)、9はソース,ドレイン電極、
20は深さ約0.4μm,幅約0.7μmのリセス、3
0はイオン注入である。また、ゲート電極5とソース,
ドレイン電極9間の間隔は約1.5μmである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】次に、図1(c) に示すように、ゲート電極
5と絶縁膜6とをマスクにして、図中矢印の方向に、斜
めイオン注入30を、イオン注入エネルギー350Ke
V,ドーズ量7×1012cm-2でもって行うことによ
り、n層4の横にn- 層7を形成し、さらに図中の、n
- 層7とn+ 層8の界面が形成される方向に、イオン注
入エネルギー350KeV,ドーズ量1.2×1013cm
-2でもってイオン注入を行い、アニールを行うことによ
り、n- 層7の横に、n+ 層8を形成する。次に、図1
(d) に示すように、蒸着,リフトオフ法などにより、ゲ
ート電極5を挟む両側のn+ 層8上に、それぞれソー
ス,ドレイン電極9を形成する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】実施例4.図4は本発明の第4の実施例に
よる電界効果トランジスタの製造方法を示し、図におい
て、4,7,8,11は上記実施例1,2と同じものを
示し、12,13,14はそれぞれレジストであり、1
8はレジスト12をマスクにゲート電極5の側部に形成
された深さ約0.2μm,幅約0.8μmの第2のリセ
スである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半絶縁性GaAs基板全面に絶縁膜を堆
    積させ、所望の開口部を有するレジストのパターニング
    を行い、該レジストをマスクに絶縁膜,GaAs基板を
    異方性エッチングによりエッチングを行い、リセスを形
    成する工程と、 該レジストをマスクにイオン注入によりチャネル層とな
    る不純物濃度層を形成する工程と、 該レジストを除去した後、CVD法により選択的にタン
    グステン等の高融点金属をリセス内だけに堆積させ、ゲ
    ート電極を形成する工程と、 上記絶縁膜を除去した後、全面に絶縁膜を堆積させ、そ
    の後、異方性エッチングにより該絶縁膜をエッチバック
    し、ゲート電極の側壁にのみ該絶縁膜を残す工程と、 該ゲート電極と該ゲート電極の側壁の絶縁膜をマスクに
    斜めからイオン注入を行うことにより、上記不純物濃度
    層の両側部に低不純物濃度層を、その両外側に高不純物
    濃度層を形成する工程とを含むことを特徴とする電界効
    果トランジスタの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電界効果トランジスタの
    製造方法において、 上記高不純物濃度層を形成した後、転写技術によりゲー
    ト・ソース領域のみ開口するようにレジストのパターニ
    ングを行う工程と、 該レジストをマスクにゲート・ソース間領域のみにイオ
    ン注入により上記ゲート・ドレイン間領域の高不純物濃
    度層より高濃度の高不純物濃度層を形成する工程とを、
    さらに含むことを特徴とする電界効果トランジスタの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電界効果トランジスタの
    製造方法において、 上記高不純物濃度層を形成した後、転写技術によりゲー
    ト・ドレイン間領域にのみ所望の開口部を有するレジス
    トのパターニングを行う工程と、 該レジストをマスクに、上記リセスより浅い第2のリセ
    スを形成する工程とを、さらに含むことを特徴とする電
    界効果トランジスタの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電界効果トランジスタの
    製造方法において、 請求項1記載のゲート電極を形成する工程の後、転写技
    術により、ゲート・ドレイン間領域にのみ所望の開口部
    を有するレジストのパターニングを行い、該レジストを
    マスクに上記リセスより浅い第2のリセスを形成する工
    程と、 該レジストを除去した後、全面に絶縁膜を堆積させ、異
    方性エッチングにより、ゲート電極の側壁にのみ絶縁膜
    を残す工程と、 転写技術により、ゲート・ドレイン間領域のみ開口する
    ようにレジストのパターニングを行い、該レジストをマ
    スクに斜めイオン注入により上記不純物濃度層のドレイ
    ン側の側部に低不純物濃度層を、さらにその外側に高不
    純物濃度層を形成する工程と、 該レジストを除去した後、転写技術によりゲート・ソー
    ス間領域のみ開口するようにレジストのパターニングを
    行い、該レジストをマスクに斜めイオン注入により、上
    記不純物濃度の側部及びその外側に、上記ドレイン側の
    高不純物濃度層より高濃度な高不純物濃度層を形成する
    工程とを含むことを特徴とする電界効果トランジスタの
    製造方法。
JP35968692A 1992-12-25 1992-12-25 電界効果トランジスタの製造方法 Pending JPH06204254A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006120886A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Kobe Steel Ltd ダイヤモンド半導体素子及びその製造方法

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