JPH06203690A - レリーズ押釦 - Google Patents

レリーズ押釦

Info

Publication number
JPH06203690A
JPH06203690A JP36216692A JP36216692A JPH06203690A JP H06203690 A JPH06203690 A JP H06203690A JP 36216692 A JP36216692 A JP 36216692A JP 36216692 A JP36216692 A JP 36216692A JP H06203690 A JPH06203690 A JP H06203690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
case
release
switch shaft
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36216692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiro Matsuda
達弘 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP36216692A priority Critical patent/JPH06203690A/ja
Publication of JPH06203690A publication Critical patent/JPH06203690A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部操作部材を取り付けた場合のスイッチン
グの誤動作を防止する。 【構成】 電子機器1の機器ケース2に設けた複数のス
イッチ軸8に対応する回転部材15を設ける。外部操作
部材20を機器ケース2に取り付け、レリーズスイッチ
軸25を押圧する。回転部材15が押圧方向に回転し、
対応したスイッチ軸8だけがスライドするためスイッチ
ングの誤動作がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腕時計などの電子機器
に装着されるレリーズ押釦に関する。
【0002】
【従来の技術】レリーズ押釦は腕時計,携帯型計算機な
どの電子機器に装着されて、電子機器の機能設定やその
変更あるいはデータ入力のために使用される。かかるレ
リーズ押釦は電子機器の機器ケース側に設けられるスイ
ッチ部材と、機器ケースに着脱自在に取り付けられる外
部操作部材とからなっている。外部操作部材は機器ケー
スのスイッチ部材との対向位置に連結されており、この
外部操作部材を操作することにより、その操作力をスイ
ッチ部材に伝達し、これによりスイッチ部材のスイッチ
ングを行う。かかる外部操作部材を機器ケースから取り
外した場合には、機器ケースのスイッチ部材を直接操作
することにより、そのスイッチングが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなレリーズ
押釦においてスイッチ部材を複数設けた場合、本来、ス
イッチングされるべきスイッチ部材以外のスイッチ部材
が誤動作し易く、これにより誤った信号や命令が入力さ
れる不都合があった。
【0004】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、機器ケース側に複数のスイッチ部材を設けた
場合にも、誤動作を確実に防止することが可能なレリー
ズ押釦を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のレリーズ押釦は
機器ケースに摺動可能に配置された複数のスイッチ軸
と、この複数のスイッチ軸を覆う形状に成形されて機器
ケースに回動可能に設けられ当該回動によりスイッチ軸
を個々に押圧する回動部材と、前記複数のスイッチ軸に
個々に対応したレリーズスイッチ軸を複数備え前記回動
部材の外側に位置するように機器ケースに着脱自在に取
り付けられる外部操作部材とを備えていることを特徴と
する。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例により具体的
に説明すると、図1は電子機器1の内部構造を、図2は
電子機器に着脱自在に取り付けられる外部操作部材20
を示す。
【0007】電子機器1は例えば腕時計,電子計算機,
通信機などのであり、これらの機器ケース2と、機器ケ
ース2に形成された多段状の開口部3に装着されたスイ
ッチ部材4とを備えている。スイッチ部材4は機器ケー
ス2の内部に向かうにつれて開口が狭くなる多段状の開
口部3に嵌め込まれ、機器ケース2の内方側部分にEリ
ングなどの抜け止めリング5が取り付けられることによ
り機器ケース2に抜け止め状態で取り付けられるスイッ
チケース6と、スイッチケース6に形成された複数(図
示例では2)の貫通孔7のそれぞれに摺動可能に挿通さ
れた複数のスイッチ軸8とを備えている。各スイッチ軸
8の先端部分(左端部分)8aは機器ケース2内に進入
しており、この進入部分にEリングなどの抜け止めリン
グ9が取り付けられてスイッチケース6に対する抜け止
めがなされると共に、スイッチケース6との間にOリン
グなどのシールリング10が介挿されて気密性が保持さ
れている。
【0008】このスイッチ軸8が取り付けられたスイッ
チケース6には機器ケース2の外方に所定長さで抜き出
される取付筒12が一体的に形成されている。各スイッ
チ軸8はその基端部分(右端部分)8bが、この取付筒
12内に抜け出されると共に、この抜き出し端部に平板
状のスペーサ13がそれぞれ取り付けられている。この
場合、各スイッチ軸8はばね14によりスイッチケース
6の外方向へ付勢されている。スイッチケース6の取り
付け筒12は外部操作部材20を着脱自在に取り付ける
ための装着部材となるものであり、この取付筒12の内
部には回転部材(回動部材)15が回動可能に配置され
ている。また取付筒12は図5に示すように長円形状と
なっており、これにより外部操作部材20を取り付けて
も、同部材20の不用意な回転が防止されるようになっ
ている。
【0009】回転部材15は複数のスイッチ軸8を覆う
形状に成形されており、スイッチケース6の取付筒12
内に圧入により取り付けられる。図3はこの回転部材1
5を示し、スイッチ軸8側に位置する押圧面15aと、
押圧面15aの反対側に位置する受面15bとを備えて
いる。また、側面には取付筒12に設けられた軸孔16
(図4参照)内に回動可能に挿入される回転軸15cが
一体的に形成されている。回転部材15の押圧面15a
は各スイッチ軸8のそれぞれのスペーサ13に対応する
円弧面となっており、回転部材15の回転により、その
押圧力がスペーサ13に円滑に伝達されるようになって
いる。また、この押圧面15aの中央部分にはスリット
15dが形成されており、これにより取付筒12内への
圧入が容易となっている。一方、受面15bは平坦面に
形成されると共に、図1および図4に示すように、取付
筒12よりも外側に突出している。従って、外部操作部
材20の未装着状態では、この受面15bを押圧操作す
ることにより、回転部材15が時計方向または反時計方
向に回転して、回転方向側の押圧面15aがスペーサ1
3を介して、スイッチ軸8を押し込むため、スイッチン
グを行うことができる。かかるスイッチングを行うた
め、各スイッチ軸8の押し込み方向の前方には、可動接
点およびこの可動接点が接触する固定接点(いずれも図
示省略)が配置される。図1において18は、スイッチ
ケース6と機器ケース2との間に介挿されたOリングな
どのシールリングである。
【0010】次に、外部操作部材20は図2に示すよう
に、取付金具21に可撓性の複数(図示例では2)のア
ウター螺旋管22の先端部が連結されると共に、各アウ
ター螺旋管22内にインナー螺旋管23が摺動自在に挿
通されている。各インナー螺旋管23の基端部には操作
釦24が取り付けられると共に、各先端部にはレリーズ
スイッチ軸25が連結されている。それぞれのレリーズ
スイッチ軸25は、機器ケース2側のスイッチ軸8に対
応して設けられるものである。また取付金具21の先端
部には、二重構造のカップ26が取り付けられている。
機器ケース2側の取付筒12がこのカップ26内に嵌入
することにより、機器ケース2と外部操作部材20との
連結が行われる。この場合、カップ26は長円形の取付
筒12と同形状に成形された長孔26aが形成されてお
り、カップ26および取付筒12が共に非円形で嵌合す
るため、これらの回転が拘束される。これによりスイッ
チ軸8に対するレリーズスイッチ軸25の位置ずれが防
止されている。27はカップ26内に抜け止め状態で取
り付けられたボールであり、このボール27に対して機
器ケース2側の取付筒12の端部には段部12a(図1
参照)が形成され、これらが係合することにより外部操
作部材20の不用意の抜け落ちが防止されている(図6
参照)。
【0011】図6は以上の構成の電子機器1と外部操作
部材20とを連結した状態を示し、ボール27と取付筒
12の段部12aとが係合して、外部操作部材20は回
転拘束状態で取り付けられている。このような装着状態
で、外部操作部材20のいずれか一方の操作釦24を押
圧すると、そのレリーズスイッチ軸25がインナー螺旋
管23を介して押されるため、回転部材15の受面15
bの片側が押圧される。これにより回転部材15は押圧
方向に回転し、その押圧面15aがスペーサ13を押圧
するため、押圧されたレリーズスイッチ軸25に対応す
るスイッチ軸8が進出して、スイッチングが行われる。
このとき、他のスイッチ軸においては、回転部材15の
回転で、そのスイッチ軸に対応した押圧面15aが離れ
る。この時、たとえ他方の操作釦24が誤って操作され
たとしても、上記一方の操作釦の押圧力以上の押圧がな
されないかぎりは回転部材15が回転しないので他のス
イッチ軸8が移動することはない。従って、上記構成に
おいては誤動作することがなく、2つのスイッチの同時
入力の防止が確実となっている。
【0012】本発明は上記スイッチ部材4に限定される
ことなく種々変更が可能であり、例えば、機器側のスイ
ッチ軸からスペーサ13を省いても良く、外部操作部材
をねじ込み、フックその他の手段で機器ケースに取り付
けても良い。また、レリーズスイッチの数は、上記例で
は2つの場合について述べたが、3つあるいは4つ設け
ることも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、特定のレリー
ズスイッチ軸の作動で回動する回転部材を設けたため、
誤動作することがなく、信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子機器の断面図。
【図2】一実施例の外部操作部材の断面図。
【図3】回転部材の斜視図。
【図4】スイッチケースの正面図。
【図5】スイッチケースの側面図。
【図6】一実施例の連結状態の断面図。
【符号の説明】
1 電子機器 2 機器ケース 8 スイッチ軸 15 回転部材 20 外部操作部材 25 レリーズスイッチ軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器ケースに摺動可能に配置された複数
    のスイッチ軸と、この複数のスイッチ軸を覆う形状に成
    形されて機器ケースに回動可能に設けられ当該回動によ
    りスイッチ軸を個々に押圧する回動部材と、前記複数の
    スイッチ軸に個々に対応したレリーズスイッチ軸を複数
    備え前記回動部材の外側に位置するように機器ケースに
    着脱自在に取り付けられる外部操作部材とを備えている
    ことを特徴とするレリーズ押釦。
JP36216692A 1992-12-25 1992-12-25 レリーズ押釦 Pending JPH06203690A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36216692A JPH06203690A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 レリーズ押釦

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36216692A JPH06203690A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 レリーズ押釦

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06203690A true JPH06203690A (ja) 1994-07-22

Family

ID=18476130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36216692A Pending JPH06203690A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 レリーズ押釦

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06203690A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019052550A1 (zh) * 2017-09-15 2019-03-21 Abb有限公司 开关装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019052550A1 (zh) * 2017-09-15 2019-03-21 Abb有限公司 开关装置
US11322318B2 (en) 2017-09-15 2022-05-03 Abb Schweiz Ag Switching apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8680418B2 (en) Rotation operating device
JPS63216224A (ja) スイッチ付きダイヤル装置
JPH11109469A (ja) カメラのダブルダイヤル機構
US20060283286A1 (en) Force feedback input device
CN102906845A (zh) 操作装置
JPH0527735U (ja) カメラの操作部材
CN110622271B (zh) 一种操作键结构及电子装置
JP2007299602A (ja) ロータリースイッチ装置
JPH06203690A (ja) レリーズ押釦
JP2001345031A (ja) 複合操作型電子部品
US5925860A (en) Rotary control device, and electronic apparatus using it
US5978603A (en) Camera
US20200211805A1 (en) Lever switch device
JPS5931811B2 (ja) 表示文字盤位置決め切換装置
JP2006024424A (ja) 操作つまみ
US4547077A (en) Mode selection arrangement for use in a timer
JP2004079410A (ja) 回動可能な操作軸を備えた電子機器
US4551588A (en) Timer device
JP3963707B2 (ja) 操作部材を有するカメラ
KR0126766Y1 (ko) 전자제품의 로터리형 스위치
JP2000173404A (ja) スイッチ装置
JP2001033864A (ja) 電子機器の操作装置
JP2551829Y2 (ja) 入力装置
CN111258201A (zh) 开关装置以及钟表
JPS6017520A (ja) 情報処理装置