JPS63216224A

JPS63216224A - スイッチ付きダイヤル装置

Info

Publication number: JPS63216224A
Application number: JP62050978A
Authority: JP
Inventors: 小田　利一; 留雄田中
Original assignee: Anritsu Corp
Current assignee: Anritsu Corp
Priority date: 1987-03-04
Filing date: 1987-03-04
Publication date: 1988-09-08
Anticipated expiration: 2012-10-27
Also published as: US4857677A; EP0282817B1; EP0282817A1; DE3866563D1; JP2668212B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、測定器、オーディオ装置などに用いるダイヤ
ル装置に関する。

く従来技術〉例えば、測定器、オーディオ装置などでは、例えば周波
数設定、レベル設定、音量設定など各種の設定を手動で
行なうために、ダイヤル装置を備えている。ダイヤル装
置は、回動ツマミの回動角を検出するために例えばエン
コーダ装置などを備えていて、回動ツマミの回１１Ｊｆ
ｆｉによって、前記した周波数、レベル音量などを設定
する。

しかして、このようなダイヤルＨｆ１ｌｌｆｆｉで周波
数、レベルを手動で微調整するには、回動ツマミがある
程度大きくなｔすればならな（＼ため、周波数、レベル
などの各芸能ごとに別個に複数個設けるのは、大きくス
ペースを占める。このため、従来よりダイヤル装置は１
個のみとし、複数の機能選択スイッチを設けて、芸能を
選択して１個のダイヤル装置で各芸能ごとの設定をする
ようにしている。

即ち、第１２図に示すように筺体１の前面パネル２に１
個のみダイヤル装置３を設け、その近傍に複数の１例え
ば４個の選択スイッチ４ａ〜４ｄを設は選択スイッチ４
８〜４ｄのいずれか１つを選択して押してＯＮした後、
ダイヤル装置３の回動ツマミ３ａを回動して設定し、そ
の選択スイッチで選択した機能についての設定を行なっ
ていた。

く本発明が解決しようとする問題点〉しかしながら、このように従来では。

（イ）ダイヤル装置３と別個に複数のは能選択インチの
設置スペースが別個に必要となり、スペースを大きく占
有するという問題があった。

（ロ）選択スイッチを操作した後、この選択スイッチか
ら離れた位置にあるダイヤル装置３を操作すφため、操
作のための手の動きが大きくなり、操作に時間がかかる
という問題があった。

（ハ）１つのダイヤル装置３で複数の機能の設定を兼用
していることが、直感的にわかりにくいという問題があ
った。

く前記問題点を解決するための手段ン本発明は上記問題点を解決するために、回動ツマミの内
側に、回動ツマミの前面側から操作可能に複数の機能選
択スイッチを相み込んだことを特徴としている。

く作用〉このようにしたため、回動ツマミの内側にある複数の芸
能選択スイッチの１つを操作して機能を選択した後、回
動ツマミを回動させて、その芸能についての設定を行な
う。

く本発明の実施例〉以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。

第１〜５図は本発明の一実施例を示している。

第１図に示すように、例えば測定器のような礪器の筐体
１０の前面パネル１１に、ダイヤル装置２０が設けられ
ている。このダイヤル装置２０の回動ツマミ４４の内側
には複数個、例えば４個の殿能選択スイッチのキートッ
プ４０．４ｏ、・・・・・・が粗み込まれている。

ダイヤル装置２０は、第２〜５図の如く構成されている
。

即ち、筐体１０の前面パネル１１と平行に設けられたプ
リント基板１２に、ハウジング２１が、第４図に示づよ
うにネジ２２．２２によって固定されている。

ハウジング２１は、第４図及び第５図に示すように、−
面側が開口した中空の円筒部２３と、その平面部２３ａ
の中央において突出した同心円筒状の軸部２４とを備え
ている。

円筒部２３は、１８０゛隔てた２箇所において内方へ膨
出した肉厚部２３ｂ、２３ｂを有し、この肉厚部にネジ
穴２３Ｃ１２３Ｃを備えていて。

このネジ穴２３ｃ、２３ｃにおいて前記したようにプリ
ント基板１２にネジ止めされている。また、このネジ穴
２３ｃから９０’隔てた位置にも肉厚部２３ｄが設けら
れ、この肉厚部２３ｄにおいて軸方向に貫通した貫通孔
２３ｅが設けられている。

また、平面部２３ａの中央内側には、第２．３．５図に
示すようにほぼ四角形の細穴２５が設けられている。

また、円筒部２３には、前記貫通孔２３ｅと１８０°隔
てた位置において、内方へ突出した肉厚部２３ｆが設け
られていると共に、円筒部２３の端部から側方へ突設さ
れ、円筒部２３の外周壁との間に円弧状の溝２６を構成
する対向壁部２７が設けられている。

この肉Ｊソ部２３ｆ及び対向壁部２７には軸方向に実装
穴２８ａ及び２８ｂが２藺ずつ設けられ、実装穴２８ａ
、２８ａにそれぞれ発光索子２９、受光素子３０が、２
個ずつ吹入されて、満２６に開いた対向窓２８ｃ、２８
ｃ、２８ｄ、２８ｄにおいてそれぞれ向かい合っている
。発光素子２９、受光素子３０は素子面とリード線が直
角になった横型のものを用い、そのリード線はプリント
基板１２に接続されている。

円筒部２３の軸部２４には、ベアリング３１ａ、３１ｂ
を介して、スリットリング３２が回動自在に取付けられ
ている。スリン１〜リング３２の筒部３２ａの端部には
、軸方向のスリット３３が等間隔で多数設けられている
。この筒部３２ａは、第２．３図に示すように、円筒部
２３の外周壁を囲んでおり、このため、回動によって？
１ｔ２６内を通るようになっている。従って、スリット
リング３２の回動時に、前記発光素子２９．受光素子３
０によって、スリット３３の通過が検出される。

なお、ベアリング３１８１３１ｂ、及びスリットリング
３２の抜止めのために、軸部２４の周溝２４ａにＥリン
グ３４が嵌込まれている。

また、第５図に示すように、スリットリング３２の平面
部３２ｂの内面には、手動によるスリットリング３２の
回動時に節度感を与えるための半径方向のクリック溝３
５が、スリット３３と同一角度に設けられている。

そして、ハウジング２１の貫通孔２３ｅには、球体３７
の受け３８及びコイルバネ３６が収容され、コイルバネ
３６の一端はネジ３９に当接し、他端は受け３８のフラ
ンジ部３８ａに当接していて、このため、受け３８によ
って球体３７が外方へ向って付勢されている。このため
、僅かに貫通孔２３ｅから露出した球体３７がスリット
リング３２の回動時に、このクリック溝３５に出入して
、節度感が与えられる。

ハウジング２１の軸部２４には、複数の、例えばこの実
施例では４個のキートップ４０．４０、・・・・・・が
、軸方向に摺動自在に取付けられている。

即ち、キートップ４０は、ハウジング２１の軸部２４に
適合する円柱を周方向に４等分に分割した断面扇状の摺
動軸４０ａと、その前端から側方へ突設された、円板を
周方向に４等分に分割した平板扇状の操作部４０ｂとか
ら成る。４つの摺動軸４０ａが付き合わせて円形になっ
た状態で軸部２４内に収容されていて、第６図に示すよ
うに個々に独立して摺動可能になっている。

摺動軸４０ａはその後端側の周壁部において、嵌合１４
０ａ−を有しており、第２．６図に示すようにこの嵌合
溝４０ａ−に当接部材４１の爪部４１ａ＃嵌合されてい
る。

当接部材４１は、ハウジング２１の平面部２３ａの内面
の前記細穴２５の角部に適合した形状であって、このた
め、摺動軸４０ａが軸部２４から前方へ抜けるのを防止
している。

また、プリン１一基板１２には、ハウジング２１の円筒
部２３内において各キートップ４０，４０、・・・・・
・ごとに対応して、４個のスイッチ４２．４２゜・・・
・・・が取付けられていて、このスイッチ４２に当接部
材４１が当接している。このため、キートップ４０の操
作部４０ｂをスイッチ４２方向へ指で押すと、スイッチ
４２がＯＮＬ、指を離すと、スイッチ４２に内蔵された
バネ（図示せず）による復元力で、元の状態に復元され
る。

なお、操作部４０ｂの前面には、指を押す位置を示す台
部４０ｂ−が突設され、例えば周波数、レベルなどの各
種の目脂を示す表示が施されている。また、操作部４０
ｂの前面の周縁部には、縁部４０　ｂ　”が突設されて
いる。

スリットリング３２の平面部３２ｂの外周には、回動ツ
マミ４４が、穴４４ａにおいてネジ４５によって固定さ
れている。回動ツマミ４４はほぼ円筒状であって、その
前端面において、前記４つの当接部材４１．４１、・・
・・・・の周縁の縁部４０　ｂ　″、４０ｂ”、・・・
・・・のみを覆うような円形の切欠き４６を備えている
。

このように構成されているので、例えば周波数の設定を
行なうには、周波数の表示４３が施されたキートップ４
０の操作部４０ｂを指で押す。すると、第６図に示すよ
うに、この１つのキートツブ４０のみが後方へ摺動し、
対応するスイッチ４２を当接部材４１が押し下げてＯＮ
する。指を離すと、このキートップ４０はスイッチ４２
の復元力で元の状態に復元する。次に回動ツマミ４４を
回す。この回動によってスリットリング３２が回動する
。このため、溝２６において発光索子２９と受光素子３
０によって筒部３２ａの端部のスリブｌ〜３３の通過ご
とにパルス出力が得られ、このパルス数に基づいた設定
値が前面パネル１１に設けた表示部（図示せず）に表示
される。この回動の際に、押し付けられた球体３７がク
リック溝３５に出入りするので節度感が手に伝わる。

なお、回動ツマミ４４を回動させても、キートップ４０
．４０、・・・・・・はその摺動軸４０ａに嵌合された
当接部材４１．４１、・・・・・・がそれぞれ細穴２５
の角部に適合しているので、回動しな（１゜次に、例え
ばレベルの設定を行なうには該当する操作部４０ｂを指
で押した後、同祿に回動ツマミ４４で設定を行なう。

なお、キー！・ツブ４０の操作部４０ｂは摺動軸４０ａ
から大きく側方へ張り出されているので、操作部４０ｂ
の外側寄りの部分を押すと、摺動軸４０ａを中心とした
回転モーメントが生じて、摺動軸４０ａの円滑な摺動が
妨げられたり、あるいは摺動軸４０ａの摩耗が大きくな
るおそれがある。

また、操作部４０ｂが撓みやすい材質、例えばブスチッ
クなどで構成されている場合には、押すと、撓んで、摺
動軸４０ａが円滑に摺動しないおそれがある。

このため、第８図に示すように、リング板４８ａから半
径方向に敢躬状に且つ上側へ傾斜した複数のバネ片４８
ｂ、４８ｂ、・・・・・・が延設された皿バネ４８を、
軸部２４の先端の段部２４ｂに被せて、バネ片４８ｂ、
４８ｂ、・・・・・・の先端で、操作部４０ｂ、４０ｂ
、・・・・・・への外側寄りの位置を支持させるように
してもよい。

なお、前記実施例では、キートップ４０を４＠設けた場
合を示したが、第１０図のように７２個、第１１図のよ
うに３個にしてもよく、その他の任意の数にしてもよい
。

また、前記実施例ではスリットを検出する場合を示した
が、スリットの代りに磁気ストライブを設けて回動量を
検出するようにしてもよい。

く本発明の効果〉本発明によれば（イ）回動ツマミ４４の内側に複数の選択スイッチが引
込まれているので、従来のように別の離れた位置に選択
スイッチを設けるのに比べてスペース占有を茗しく少な
くすることができる。

（ロ）選択スイッチが回動ツマミ内にあるので、操作の
だめの手の動きが、従来のように機能選択スイッチが離
れた位置にある場合に比して、著しく少なくて済み、操
作時間を短縮できる。

（ハ）複数の機能選択スイッチが回ｖノツマミの内側に
設けであるので、１個の回動ツマミで複数のは能につい
ての設定を兼用していることを、操作者に直感的にわか
らせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるダイヤル装置を備えた
鍬器の斜視図、第２図は本発明の一実施例によるダイヤ
ルＨｆｆｉを示す断面図、第３図は背面図、第４図は前
方から見た分解斜視図、第５図は後方から見た一部の分
解斜視図、第６図は要部の動作を示すための斜視図であ
る。第７図は本発明の他の実施例を示す断面図、第８図は冊
バネを示す斜視図、第９図は操作部と皿バネの位置関係
を示す図である。第１０図、第１１図はそれぞれ本発明の他の実施例の要
部を示す斜視図である。第１２図は従来例を示す斜視図である。１１・・・・・・前面パネル、１２・・・・・・プリン
ト基板、２０・・・・・・ダイヤル装置、２１・・・・
・・ハウジング、２３・・・・・・円筒部、２４・・・
・・・軸部、２５・・・・・・細穴、２６・・・・・・
溝、２７・・・・・・対向壁部、２８ａ、２８ｂ・・・
・・・・・・実装穴、２９・・・・・・発光素子、３０
・・・・・・受光素子、３２・・・・・・スリットリン
グ、３５・・・・・・クリック溝、３７・・・・・・球
体、４０・・・・・・キートップ、４０ａ・・・・・・
摺動軸、４０ｂ・・・・・・操作部、４１・・・・・・
当接部材、４２・・・・・・スイッチ、４４・・・・・
・回動ツマミ、４８・・・・・・皿バネ。Ｚ６ａＺ６１）ＺＶｚ６１）Ｚ６ａ第６図第９図銅１０図　　　　　第１１図手続ンｍ正書（自発）昭和６３年６月３８１、事件の表示昭和６２年　特許願　第０５０９７８号２、発明の名称ダイヤル装置３、補正をする者事件との関係　　特許出願人住所　東京都港区南麻布５丁目１０番２７号名称　（０
５７）アンリツ株式会社代表者　　藤　１）雄　五４、代理人〒１０５　　電話４３３−４７０２住所　東
京都港区新＄１４−２４−３５、補正の対象明細書の「特許請求の範囲Ｊの欄６、補正の内容明細書の１特許請求の範囲」の欄を別紙のとおり補正す
る。２、特許請求の範囲（１）前端面に切欠き（４６）を有する回動自在な回動
ツマミ（４４）と、前記回動ツマミ（４４）の中心軸方向に蔓動自在ｌ軸（
４０８）と、前記回動ツマミ−仁Ａ−生」−の前記切欠
き（４６）において前方に臨むように茎軸（４０ａ）の
前端部に設けられた操作部＜４０ｂ）とを有する複数の
キートップ（４０）と、前記操作部＜４０ｂ）への押圧
によって作動するように、各キートップ（４０）ごとに
対応して配設された複数のスイッチ（４２）とを備えた
ダイヤル装置。（２）前端面に切欠き（４６）を有する回動自蕉良回動
ツマミ（４４）と、前記回動ツマミ（４４）の中゛１軸方向に些初自在な軸
（４０ａ　）’と、前記回動ツマミ（４４）の前記切欠
き（４６）において前方に臨むように茎軸（４０ａ）の
前端部に設けられた操作部＜４０ｂ）とを有する複数の
キートップ（４０）と、前記６操　部（４０ｂ）に前面
方１０への押圧力を付与するバネ（４８）と、配設された複数のスイッチ（４２）とを備えたダイヤル
装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）軸部（２４）と、前記軸部に回動自在に取付けられ、前端面に円形の切欠
きを有する回動ツマミ（４４）と、前記軸部に軸方向に
摺動自在に保持された摺動軸（４０ａ）と、前記回動ツ
マミの前記切欠きにおいて前方に臨むように該摺動軸の
一端から側方へ突設された操作部（４０ｂ）とを有する
複数のキートップ（４０）と、前記各キートップの摺動軸の他端部側によって前記各操
作部への押圧時に作動するように、各摺動軸ごとに対応
して配設された複数のスイッチ（４２）とを備えたダイ
ヤル装置。
（２）軸部（２４）と、前記軸部に回動自在に取付けられ、前端面に円形の切欠
きを有する回動ツマミ（４４）と、前記軸部に軸方向に
摺動自在に保持された摺動軸（４０ａ）と、前記回動ツ
マミの前記切欠きにおいて前方に臨むように前記摺動軸
の一端から側方へ突設された操作部（４０ｂ）とを有す
る複数のキートップ（４０）と、前記軸部に支持され、半径方向に放射状に延設され、先
端が前記キートップの操作部の裏面に当接するバネ（４
８）と、前記各キートップの摺動軸の他端部側によって前記各操
作部の押圧時に作動するように、各摺動軸ごとに対応し
て配設された複数のスイッチ（４２）とを備えたダイヤ
ル装置。