JPH06199328A - ラベル剥離装置 - Google Patents

ラベル剥離装置

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Publication number
JPH06199328A
JPH06199328A JP36057792A JP36057792A JPH06199328A JP H06199328 A JPH06199328 A JP H06199328A JP 36057792 A JP36057792 A JP 36057792A JP 36057792 A JP36057792 A JP 36057792A JP H06199328 A JPH06199328 A JP H06199328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
peeling
label receiving
separator
receiving base
Prior art date
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Pending
Application number
JP36057792A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Muto
慎二 武藤
Kenichi Okamoto
健一 岡本
Nobuhiko Arai
信彦 新居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP36057792A priority Critical patent/JPH06199328A/ja
Publication of JPH06199328A publication Critical patent/JPH06199328A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セパレータから剥離して前方に送りだされた
ラベルを円滑良好にラベル受け台に受け渡すことのでき
るラベル剥離装置を得る。 【構成】 ラベルAを上面に貼着した連続テープ状のセ
パレータ1を案内支持し、セパレータ1の下方への引き
込みによって、終端エッジにおいてセパレータ上面から
ラベルAを前方に送り出し剥離する剥離テーブル2と、
前記剥離テーブル2の終端エッジから原点位置と、終端
エッジに接近したラベル受取り位置との間で前後に往復
移動されるラベル受け台9と、前記原点位置ではラベル
受け台9が水平姿勢となり、前記ラベル受取り位置では
ラベル受け台9が先上がり傾斜姿勢となるように、前後
往復移動に連動してラベル受け台9の姿勢を変更する受
け台姿勢変更機構とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続テープ状のセパレ
ータ(離型紙)に貼着したラベルを順次的に剥離して取
り出すのに使用するラベル剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記ラベル剥離装置としては、図
11に示すように、ラベルAを上面に貼着した連続テー
プ状のセパレータ1を剥離テーブル2で案内支持し、セ
パレータ1を下方へ引き込むことによって、剥離テーブ
ル2の終端エッジにおいてセパレータ上面からラベルA
を前方に送り出し、待機しているラベル受け台9上に供
給する構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置において
は、ラベル受け台9が水平姿勢でラベルAを受け取るも
のであったため、セパレータ1から剥離されて送り出さ
れるラベルAの移動方向とラベル受け台9の受け面との
交差角が大きく、ラベルAがラベル受け台9の受け面上
に円滑に滑りこみ供給され難くなることがあり、また、
うまくラベル受け台9の受け面上に供給されても、ラベ
ルAの後端が粘着剤の残りカスによってセパレータ1に
つながって入るような場合には、下方に引き込まれるセ
パレータ1にラベルAが引きずられてラベル受け台9か
ら離脱され、剥離ミスが発生することががあった。そし
て、このような現象はラベルAが薄い場合に一層発生し
やすい傾向にあった。
【0004】本発明は、セパレータから剥離されて送り
出されるラベルの受取構造に改良を加えることで、剥離
ミスなく円滑良好にラベルを剥離してラベル受け台に供
給できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次のような構成をとる。すなわち、請求項
1記載の発明のラベル剥離装置は、ラベルを上面に貼着
した連続テープ状のセパレータを案内支持し、セパレー
タの下方への引き込みによって、終端エッジにおいてセ
パレータ上面からラベルを前方に送り出し剥離する剥離
テーブルと、前記剥離テーブルの終端エッジから離れた
原点位置と、終端エッジに接近したラベル受取り位置と
の間で前後に往復移動されるラベル受け台と、前記原点
位置ではラベル受け台が水平姿勢となり、前記ラベル受
取り位置ではラベル受け台が先上がり傾斜姿勢となるよ
うに、前後往復移動に連動してラベル受け台の姿勢を変
更する受け台姿勢変更機構と、を備えたものである。
【0006】また、請求項2記載の発明のラベル剥離装
置は、上記構成に加えて、前記剥離テーブルからラベル
受け台へのラベル受渡し箇所の上方または下方の少なく
とも一方からエアを吹き付けるエア供給手段を装備す
る。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、原点位置にある
ラベル受け台は水平姿勢にあり、剥離テーブルの終端エ
ッジに接近したラベル受取り位置に進出すると、ラベル
受け台が先上がり傾斜姿勢となる。この先上がり傾斜姿
勢により、セパレータから剥離されて送り出されるラベ
ルの移動方向とラベル受け台の受け面とが略同等とな
り、剥離されたラベルは抵抗少なくラベル受け台上に移
行する。
【0008】また、請求項2記載の発明においては、剥
離テーブルからラベル受け台へのラベル受渡し箇所の上
方または下方の何れか一方からエアノズル等を用いてエ
アを吹き付けることによって、ラベル受け台上に乗り掛
かったラベルに回転力を与えるので、ラベルの後端はセ
パレータから容易に引き離される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。この実施例のラベル剥離装置は、例えば図6に示す
ように、半導体ウエハWをテープTを介して貼着支持す
るリング状のフレームFに個体識別用のバーコードを付
したラベルAを接着する行程の前行程に使用されるもの
であって、図1に本発明に係るラベル剥離装置の縦断側
面図が、また、図2にその平面図が夫々示されている。
勿論、ラベルが貼着されるワークは任意であり、また、
ラベルがバーコードラベルに限定されないことは言うま
でもない。
【0010】前記ラベルAを上面に一定ピッチで貼着し
た連続テープ状のセパレータ1は、片持ち状に固定配備
された剥離テーブル2の上面に沿って前方に案内された
のち、剥離テーブル2の終端エッジから下方に引き込み
案内されて、送りローラ3によって搬送回収される。
【0011】剥離テーブル2の前方には、ラベル受取り
機構4が配備されている。このラベル受取り機構4に
は、ガイドレール5に沿って水平前後動可能な可動台
6、可動台6に連結して前後駆動する搬送用ベルト7、
この搬送用ベルト7を正逆駆動するモータ8、可動台6
から剥離テーブル2側に延出された支持アーム6aに装
着されたラベル受け台9、等が装備されている。
【0012】前記ラベル受け台9は前記支持アーム6a
の先端二股部に支点Pを中心に上下揺動可能に枢支連結
されている。また、支持アーム6aに支点Qを中心に上
下揺動可能に枢支連結した操作レバー10の前端に、ラ
ベル受け台9の後部がピン11およびスリット12(図
4参照)を介して係合連結されており、操作レバー10
の上下揺動に連動してラベル受け台9が上下揺動される
ようになっている。
【0013】前記操作レバー10の前記支点Qより後方
箇所の上面には板バネ13が装備されるとともに、この
板バネ13を受けるカバー14が支持アーム7aの上面
に取り付けられており、板バネ13の弾性復元力で操作
レバー10が常に前端を上方に移行させるように揺動付
勢されている。そして、揺動付勢された操作レバー10
の先端がカバー14に備えたストッパー15に当接した
状態では、図3(a)に示すように、ラベル受け台9が
水平姿勢となるように構成されている。
【0014】前記ガイドレール5を備えたフレーム16
の前部には、上面が前上がり傾斜したカム17が固定配
置されており、このカム17の上面に作用するカムフォ
ロアとしてのローラ18が前記操作レバー10の後端に
設けられている。
【0015】本実施例のラベル剥離装置の主要構成は以
上のようであり、次にこの装置の動作を説明する。可動
台6が最も後退した原点位置にある時、図3(b)に示
すように、ローラ18がカム17から離脱するので、操
作レバー10はストッパー15に当接した前上がり姿勢
にあり、これによってラベル受け台9が水平姿勢に維持
される。
【0016】搬送用ベルト7の正転駆動によって可動台
6が所定距離前進すると、図3(a)に示すように、操
作レバー10のローラ18がカム17に作用し始める。
可動台6が更に前進すると、ローラ18がカム17によ
って押し上げ操作され、図1に示すように、操作レバー
10が板バネ13に抗して水平姿勢まで揺動され、これ
に伴ってラベル受取り位置に達したラベル受け台9が前
上がり傾斜姿勢に揺動され、その先端が前記剥離テーブ
ル2の終端エッジに接近する。
【0017】このようにラベル受け台9が前上がり傾斜
姿勢となっている状態で、セパレータ1が下方に引き込
み移動することで、図4に示すように、セパレータ1上
のラベルAが剥離されてラベル受け台9上に送り出され
る。ラベル受取り作動が終了すると、搬送用ベルト7が
逆転駆動されて可動台6が後退移動し、図3(a)に示
す状態を経て再び図3(b)に示す原点位置に復帰す
る。
【0018】原点位置に復帰すると、モータ20で支点
R回りに正逆に回動駆動される位置決めアーム21が水
平姿勢のラベル受け台9の前端位置で起立作動し、ラベ
ル受け台9から前方にはみ出たラベルAを位置決めアー
ム21で後方に押し動かして、ラベル受け台9上に突設
した左右一対の位置決めピン22に接触させる。この位
置決めアーム21は、可動台6が前進移動するのに先だ
って倒伏作動してラベル受け台9の移動軌跡外に退避す
る。
【0019】なお、ラベル受け台9は、下面が粘着面に
形成されたラベルAを円滑に受け入れるために、全体あ
るいは上面のみがフッ素樹脂で構成されるとともに、上
面が、図5に示すように、ラベル送り込み方向に沿う微
小な筋状の凹凸面に構成されているとともに、図示しな
いラベル吸着孔が開設されている。
【0020】〔別実施例〕上記構成に以下に示すような
構成を加えることで、ラベル受け台9へのラベル受渡し
性能が一層向上する。 (1) 図7に示すように、前記剥離テーブル2からラ
ベル受け台9へのラベル受渡し箇所の上方にエア吹き付
けノズル23を配備すると、ラベル受け台9上に乗り掛
かったラベルAの先端側を吹き付けエアによって下方に
押し下げ、ラベルAに図中反時計回りの回転力を与え、
ラベルAの後端をセパレータ1から引き離す機能を与え
ることができる。
【0021】(2) 図8に示すように、前記剥離テー
ブル2からラベル受け台9へのラベル受渡し箇所の下方
にエア吹き付けノズル24を配備すると、セパレータ1
から剥離しはじめたラベルAの先が吹き上げエアでめく
り上げられ、ラベルAのセパレータ1からの剥離開始が
確実に行われる。
【0022】(3) 図9に示すように、前記剥離テー
ブル2からラベル受け台9へのラベル受渡し箇所の上方
および下方にエア吹き付けノズル23,24を配備する
と、ラベル受け台9上に乗り掛かったラベルAの先端側
を吹き付けエアによって下方に押し下げるとともに、ラ
ベルAの後端側を下からの吹き付けエアによって押し上
げてセパレータ1からの剥離を一層確実にする。この場
合、図10に示すように、下からの吹き付けエア流bに
対する2次エア流cがラベルAとラベル受け台9との間
に発生して、ラベルAがラベル受け台9に接触しにくく
なり、ラベルAが円滑にラベル受け台9上に滑り込み易
くなる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によると、ラベル受取り位置のラベル受け台を先上が
り傾斜姿勢にして、剥離テーブルから送り出されてくる
ラベルを受け取るようにしたので、ラベルの送り出し方
向とラベル受け台の受け面方向とが略同等となって、ラ
ベル受け台上に引っ掛かることなく円滑に剥離ラベルを
受け取ることができる。
【0024】また、請求項2記載の発明のように、剥離
テーブルからラベル受け台へのラベル受渡し箇所の上方
または下方の少なくとも一方からエアを吹き付けると、
セパレータからのラベルの剥離が一層確実になるととも
に、ラベル受け台へのラベル受渡しを更に円滑に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るラベル剥離装置の縦断
側面図である。
【図2】ラベル剥離装置の平面図である。
【図3】ラベル剥離装置の作動状態を示し、(a)は作
動途中の側面図、(b)は原点位置に復帰した状態の側
面図を示す。
【図4】ラベル受取り箇所の拡大側面図である。
【図5】ラベル受け台の斜視図である。
【図6】ラベル貼着対象の一例を示した斜視図である。
【図7】第1の別実施例を示す要部の側面図である。
【図8】第2の別実施例を示す要部の側面図である。
【図9】第3の別実施例を示す要部の側面図である。
【図10】第3の別実施例における要部の拡大側面図で
ある。
【図11】従来例の要部側面図である。
【符号の説明】
1 セパレータ 2 ラベル剥離テーブル 9 ラベル受け台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベルを上面に貼着した連続テープ状の
    セパレータを案内支持し、セパレータの下方への引き込
    みによって、終端エッジにおいてセパレータ上面からラ
    ベルを前方に送り出し剥離する剥離テーブルと、 前記剥離テーブルの終端エッジから離れた原点位置と、
    終端エッジに接近したラベル受取り位置との間で前後に
    往復移動されるラベル受け台と、 前記原点位置ではラベル受け台が水平姿勢となり、前記
    ラベル受取り位置ではラベル受け台が先上がり傾斜姿勢
    となるように、前後往復移動に連動してラベル受け台の
    姿勢を変更する受け台姿勢変更手段と、 を備えたラベル剥離装置。
  2. 【請求項2】 前記剥離テーブルからラベル受け台への
    ラベル受渡し箇所の上方または下方の少なくとも一方か
    らエアを吹き付けるエア供給手段を装備してある請求項
    1記載のラベル剥離装置。
JP36057792A 1992-12-28 1992-12-28 ラベル剥離装置 Pending JPH06199328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36057792A JPH06199328A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ラベル剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36057792A JPH06199328A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ラベル剥離装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06199328A true JPH06199328A (ja) 1994-07-19

Family

ID=18470011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36057792A Pending JPH06199328A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ラベル剥離装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06199328A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073540A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2012176557A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Lintec Corp シート製造装置および製造方法
JP2014088203A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Lintec Corp シート貼付装置およびシート貼付方法
JP2014088200A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Lintec Corp シート貼付装置およびシート貼付方法

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JP2009073540A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2012176557A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Lintec Corp シート製造装置および製造方法
JP2014088203A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Lintec Corp シート貼付装置およびシート貼付方法
JP2014088200A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Lintec Corp シート貼付装置およびシート貼付方法

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