JPH0619790U - クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置 - Google Patents
クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置Info
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- JPH0619790U JPH0619790U JP4358092U JP4358092U JPH0619790U JP H0619790 U JPH0619790 U JP H0619790U JP 4358092 U JP4358092 U JP 4358092U JP 4358092 U JP4358092 U JP 4358092U JP H0619790 U JPH0619790 U JP H0619790U
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- Japan
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- gripping
- cylindrical cam
- pawls
- pawl
- gripping pawls
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 景品を把持する一対の把持つめをそれぞれの
回動軸まわりで直接持ち上げるようにし、これにより各
把持つめの形状を簡単化する。 【構成】 円筒カム6の各凹部8,8が各把持つめ1,
1の受け部9,9に当接している場合は、これらの受け
部9,9が下降し、各把持つめ1,1は、コイルバネ1
2によって付勢されていることから、閉じる。また、モ
ータ4を駆動して、その回動軸に連結されている円筒カ
ム6を回転させ、円筒カム6の各凸部7,7を各把持つ
め1,1の受け部9,9に当接させると、これらの受け
部9,9は、円筒カム6の各凸部7,7によって押し上
げられる。これにより、各把持つめ1,1は、持ち上げ
られて、相互に開く。
回動軸まわりで直接持ち上げるようにし、これにより各
把持つめの形状を簡単化する。 【構成】 円筒カム6の各凹部8,8が各把持つめ1,
1の受け部9,9に当接している場合は、これらの受け
部9,9が下降し、各把持つめ1,1は、コイルバネ1
2によって付勢されていることから、閉じる。また、モ
ータ4を駆動して、その回動軸に連結されている円筒カ
ム6を回転させ、円筒カム6の各凸部7,7を各把持つ
め1,1の受け部9,9に当接させると、これらの受け
部9,9は、円筒カム6の各凸部7,7によって押し上
げられる。これにより、各把持つめ1,1は、持ち上げ
られて、相互に開く。
Description
【0001】
この考案は、一対の把持つめを開閉することによって景品を把持するクレーン ゲーム機に関し、特に各把持つめを開閉させる把持つめ開閉装置に関する。
【0002】
この種のクレーンゲーム機は、例えば図5に示すように構成されている。ここ では、各ガラス板51によって囲まれた載置台52に多数の景品を載置しておき 、これらの景品の上方で、一対の把持つめ53を水平方向および垂直方向に移動 し、これらの把持つめ53を開閉して景品を把持する。これらの把持つめ53に よって景品が把持されると、この景品は、落とし口54に落とし込まれ、この落 とし口54から外部の取得口55へと導かれるので、この景品を取得することが できる。
【0003】 ところで、各把持つめ53を開閉するための装置としては、図6に示すような ものがあった。この図6に示すように、各把持つめ53は、それぞれの軸56に よって開閉自在に軸支されている。これらの把持つめ53の間には、楕円カム5 7が配設されており、この楕円カム57の長径側が各把持つめ53に当接してい れば、これらの把持つめ53が開かれる。また、各把持つめ53は、コイルバネ 58によって閉じるように付勢されており、楕円カム57の短径側が各把持つめ 53に当接していれば、これらの把持つめ53が閉じられる(実公平3−429 49号を参照)。
【0004】
しかしながら、上記従来の装置では、楕円カム57を用いており、この楕円カ ム57は、各把持つめ53の回動軸から下方に離れたそれぞれの部位53aを水 平方向に押し、これにより各把持つめ53を持ち上げるようにしていた。すなわ ち、楕円カム57は、各把持つめ53を水平方向にしか押せないので、各把持つ め53の回動軸から下方に離れたそれぞれの部位を押さなければ、各把持つめ5 3を持ち上げることができなかった。このため、各把持つめ53は、それぞれの 回動軸の下方でスペースを要する形状となった。
【0005】 そこで、この考案の課題は、一対の把持つめを直接持ち上げるようにし、これ により各把持つめの形状を簡単化した把持つめ開閉装置を得ることにある。
【0006】
上記課題を解決するために、この考案によれば、対向する一対の把持つめを閉 じるように付勢する付勢手段と、2つの凸部が端面に形成された円筒形であって 、この端面の各凸部が該各把持つめを押し上げて開く円筒カムと、この円筒カム を回転させるモータとを備えて構成される。
【0007】
この考案によれば、円筒カムは、モータによって回転され、該カムの端面の各 凸部が各把持つめを押し上げると、付勢手段によって閉じるように付勢されてい る各把持つめが開く。
【0008】
以下、この考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
【0009】 図1、図2および図3は、この考案に係わる把持つめ開閉装置の一実施例を示 している。図1は、この実施例の装置を正面から見たときの構造を示し、図2は 、同装置を側面から見たときの構造を示し、図3は、同装置の組立て分解図であ る。
【0010】 これらの図に示すように、一対の把持つめ1,1は、L型であり、また各支点 金具2,2を介してシャーシ3に回動自在に取り付けられている。このシャーシ 3の上側には、ステッピングモータ4が固定されており、このモータ4の回動軸 は、シャーシ3を貫通して、このシャーシ3の下側に突出している。さらに、こ のシャーシ3の上側には、モータ4を覆うようにして、吊り金具5が固定されて いる。この吊り金具5は、図示されないアームに連結されており、このアームに よって当該装置が昇降させられる。
【0011】 一方、このモータ4の回動軸は、シャーシ3の下側で円筒カム6に連結してお り、このモータ4によって円筒カム6が回転される。この円筒カム6の端面は、 波形であり、一対の凸部7,7と、一対の凹部8,8とが形成されている。この 端面は、各把持つめ1,1の受け部9,9に当接している。
【0012】 また、シャーシ3には、リミットスイッチ11が取り付けられている。このリ ミットスイッチ11は、円筒カム6の回転に際し、この円筒カム6の内壁に形成 されている突起部12によって押下される。
【0013】 さらに、各把持つめ1,1には、各バネ受け13,13が固定されており、こ れらのバネ受け13,13には、円筒カム6の下方を通るコイルバネ14が架け 渡されている。このコイルバネ14は、各把持つめ1,1を閉じるように付勢し ている。
【0014】 また、この装置は、星型カバー15を有し、このカバー15によって覆われて いる。
【0015】 いま、図1に示すように円筒カム6の各凸部7,7が各把持つめ1,1の受け 部9,9に当接しているので、これらの受け部9,9は、円筒カム6の各凸部7 ,7によって押し上げられる。これにより、各把持つめ1,1は、持ち上げられ て、相互に開く。
【0016】 次に、モータ4を駆動して、その回動軸に連結されている円筒カム6を半回転 させると、図4に示すように円筒カム6の各凹部8,8が各把持つめ1,1の受 け部9,9に当接する。この場合、各受け部9,9が下降し、各把持つめ1,1 は、コイルバネ14によって付勢されていることから、閉じる。このとき、リミ ットスイッチ11は、円筒カム6の内壁の突起部12によって押下され、これに より各把持つめ1,1が閉じたことが検知される。各把持つめ1,1を閉じた状 態は、しばらく保持され、この後に円筒カム6が更に半回転され、各把持つめ1 ,1が再び開くこととなる。
【0017】 このように円筒カム6の回転に伴い、各把持つめ1,1は、円筒カム6の各凸 部7,7に当接して開いたり、円筒カム6の各凹部8,8に当接して閉じたりす る。
【0018】 ここで、各把持つめ1,1は、円筒カム6の各凸部7,7によって直接押し上 げられるので、従来装置における各把持つめのように水平方向に押される部位を 設ける必要がない。このため、各把持つめ1,1の形状は、それらの回動軸の下 方でスペースを必要としないものとなる。これにより、各把持つめ1,1の懐を 容易に深くすることができ、各把持つめ1,1を景品を把持するのに有利な形状 にすることができる。
【0019】
以上説明したように、この考案によれば、円筒カムの端面に形成されている各 凸部によって各把持つめが直接押し上げられ、これにより各把持つめが開く構成 であることから、各把持つめの形状を簡単化することができる。
【図1】この考案に係わる把持つめ開閉装置の一実施例
を正面から見たときの構造を示す図
を正面から見たときの構造を示す図
【図2】この実施例の装置を側面から見たときの構造を
示す図
示す図
【図3】この実施例の装置の組み立て分解図
【図4】この実施例の装置における一対の把持つめが閉
じたときの様子を示す図
じたときの様子を示す図
【図5】クレーンゲーム機の外観を示す斜視図
【図6】把持つめを開閉するための従来の装置を示す図
1 把持つめ 2 支点金具 3 シャーシ 4 ステッピングモータ 5 吊り金具 6 円筒カム 7 凸部 8 凹部 9 受け部 11 リミットスイッチ 12 突起部 13 バネ受け 14 コイルバネ 15 星型カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 対向する一対の把持つめを開閉可能に軸
支し、これらの把持つめを開閉することによって景品を
把持するクレーンゲーム機において、 前記各把持つめを閉じるように付勢する付勢手段と、 2つの凸部が端面に形成された円筒形であって、この端
面の各凸部が該各把持つめを押し上げて開く円筒カム
と、 この円筒カムを回転させるモータとを備えたクレーンゲ
ーム機の把持つめ開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4358092U JPH0715585Y2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4358092U JPH0715585Y2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619790U true JPH0619790U (ja) | 1994-03-15 |
JPH0715585Y2 JPH0715585Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=12667710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4358092U Expired - Lifetime JPH0715585Y2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715585Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101249427B1 (ko) * | 2012-06-29 | 2013-04-03 | (주)오비트 | 식품포장용 실링장치 |
KR101510425B1 (ko) * | 2012-06-29 | 2015-04-10 | 김용걸 | 식품포장기의 필름인출장치 |
JP2020039988A (ja) * | 2019-12-23 | 2020-03-19 | 株式会社タイトー | ゲーム装置 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP4358092U patent/JPH0715585Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101249427B1 (ko) * | 2012-06-29 | 2013-04-03 | (주)오비트 | 식품포장용 실링장치 |
KR101510425B1 (ko) * | 2012-06-29 | 2015-04-10 | 김용걸 | 식품포장기의 필름인출장치 |
JP2020039988A (ja) * | 2019-12-23 | 2020-03-19 | 株式会社タイトー | ゲーム装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0715585Y2 (ja) | 1995-04-12 |
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