JPH0715585Y2 - クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置 - Google Patents

クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置

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JPH0715585Y2
JPH0715585Y2 JP4358092U JP4358092U JPH0715585Y2 JP H0715585 Y2 JPH0715585 Y2 JP H0715585Y2 JP 4358092 U JP4358092 U JP 4358092U JP 4358092 U JP4358092 U JP 4358092U JP H0715585 Y2 JPH0715585 Y2 JP H0715585Y2
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JP
Japan
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gripping
cylindrical cam
pawl
pawls
gripping pawls
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4358092U
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English (en)
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JPH0619790U (ja
Inventor
雅男 冨澤
Original Assignee
株式会社エス・エヌ・ケイ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エス・エヌ・ケイ filed Critical 株式会社エス・エヌ・ケイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、一対の把持つめを開
閉することによって景品を把持するクレーンゲーム機に
関し、特に各把持つめを開閉させる把持つめ開閉装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のクレーンゲーム機は、例えば図
5に示すように構成されている。ここでは、各ガラス板
51によって囲まれた載置台52に多数の景品を載置し
ておき、これらの景品の上方で、一対の把持つめ53を
水平方向および垂直方向に移動し、これらの把持つめ5
3を開閉して景品を把持する。これらの把持つめ53に
よって景品が把持されると、この景品は、落とし口54
に落とし込まれ、この落とし口54から外部の取得口5
5へと導かれるので、この景品を取得することができ
る。
【0003】ところで、各把持つめ53を開閉するため
の装置としては、図6に示すようなものがあった。この
図6に示すように、各把持つめ53は、それぞれの軸5
6によって開閉自在に軸支されている。これらの把持つ
め53の間には、楕円カム57が配設されており、この
楕円カム57の長径側が各把持つめ53に当接していれ
ば、これらの把持つめ53が開かれる。また、各把持つ
め53は、コイルバネ58によって閉じるように付勢さ
れており、楕円カム57の短径側が各把持つめ53に当
接していれば、これらの把持つめ53が閉じられる(実
公平3−42949号を参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、楕円カム57を用いており、この楕円カ
ム57は、各把持つめ53の回動軸から下方に離れたそ
れぞれの部位53aを水平方向に押し、これにより各把
持つめ53を持ち上げるようにしていた。すなわち、楕
円カム57は、各把持つめ53を水平方向にしか押せな
いので、各把持つめ53の回動軸から下方に離れたそれ
ぞれの部位を押さなければ、各把持つめ53を持ち上げ
ることができなかった。このため、各把持つめ53は、
それぞれの回動軸の下方でスペースを要する形状となっ
た。
【0005】そこで、この考案の課題は、一対の把持つ
めを直接持ち上げるようにし、これにより各把持つめの
形状を簡単化した把持つめ開閉装置を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この考案によれば、対向する一対の把持つめを閉じ
るように付勢する付勢手段と、2つの凸部が端面に形成
された円筒形であって、この端面の各凸部が該各把持つ
めを押し上げて開く円筒カムと、この円筒カムを回転さ
せるモータとを備えて構成される。
【0007】
【作用】この考案によれば、円筒カムは、モータによっ
て回転され、該カムの端面の各凸部が各把持つめを押し
上げると、付勢手段によって閉じるように付勢されてい
る各把持つめが開く。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0009】図1、図2および図3は、この考案に係わ
る把持つめ開閉装置の一実施例を示している。図1は、
この実施例の装置を正面から見たときの構造を示し、図
2は、同装置を側面から見たときの構造を示し、図3
は、同装置の組立て分解図である。
【0010】これらの図に示すように、一対の把持つめ
1,1は、L型であり、また各支点金具2,2を介して
シャーシ3に回動自在に取り付けられている。このシャ
ーシ3の上側には、ステッピングモータ4が固定されて
おり、このモータ4の回動軸は、シャーシ3を貫通し
て、このシャーシ3の下側に突出している。さらに、こ
のシャーシ3の上側には、モータ4を覆うようにして、
吊り金具5が固定されている。この吊り金具5は、図示
されないアームに連結されており、このアームによって
当該装置が昇降させられる。
【0011】一方、このモータ4の回動軸は、シャーシ
3の下側で円筒カム6に連結しており、このモータ4に
よって円筒カム6が回転される。この円筒カム6の端面
は、波形であり、一対の凸部7,7と、一対の凹部8,
8とが形成されている。この端面は、各把持つめ1,1
の受け部9,9に当接している。
【0012】また、シャーシ3には、リミットスイッチ
11が取り付けられている。このリミットスイッチ11
は、円筒カム6の回転に際し、この円筒カム6の内壁に
形成されている突起部12によって押下される。
【0013】さらに、各把持つめ1,1には、各バネ受
け13,13が固定されており、これらのバネ受け1
3,13には、円筒カム6の下方を通るコイルバネ14
が架け渡されている。このコイルバネ14は、各把持つ
め1,1を閉じるように付勢している。
【0014】また、この装置は、星型カバー15を有
し、このカバー15によって覆われている。
【0015】いま、図1に示すように円筒カム6の各凸
部7,7が各把持つめ1,1の受け部9,9に当接して
いるので、これらの受け部9,9は、円筒カム6の各凸
部7,7によって押し上げられる。これにより、各把持
つめ1,1は、持ち上げられて、相互に開く。
【0016】次に、モータ4を駆動して、その回動軸に
連結されている円筒カム6を半回転させると、図4に示
すように円筒カム6の各凹部8,8が各把持つめ1,1
の受け部9,9に当接する。この場合、各受け部9,9
が下降し、各把持つめ1,1は、コイルバネ14によっ
て付勢されていることから、閉じる。このとき、リミッ
トスイッチ11は、円筒カム6の内壁の突起部12によ
って押下され、これにより各把持つめ1,1が閉じたこ
とが検知される。各把持つめ1,1を閉じた状態は、し
ばらく保持され、この後に円筒カム6が更に半回転さ
れ、各把持つめ1,1が再び開くこととなる。
【0017】このように円筒カム6の回転に伴い、各把
持つめ1,1は、円筒カム6の各凸部7,7に当接して
開いたり、円筒カム6の各凹部8,8に当接して閉じた
りする。
【0018】ここで、各把持つめ1,1は、円筒カム6
の各凸部7,7によって直接押し上げられるので、従来
装置における各把持つめのように水平方向に押される部
位を設ける必要がない。このため、各把持つめ1,1の
形状は、それらの回動軸の下方でスペースを必要としな
いものとなる。これにより、各把持つめ1,1の懐を容
易に深くすることができ、各把持つめ1,1を景品を把
持するのに有利な形状にすることができる。
【0019】
【効果】以上説明したように、この考案によれば、円筒
カムの端面に形成されている各凸部によって各把持つめ
が直接押し上げられ、これにより各把持つめが開く構成
であることから、各把持つめの形状を簡単化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わる把持つめ開閉装置の一実施例
を正面から見たときの構造を示す図
【図2】この実施例の装置を側面から見たときの構造を
示す図
【図3】この実施例の装置の組み立て分解図
【図4】この実施例の装置における一対の把持つめが閉
じたときの様子を示す図
【図5】クレーンゲーム機の外観を示す斜視図
【図6】把持つめを開閉するための従来の装置を示す図
【符号の説明】 1 把持つめ 2 支点金具 3 シャーシ 4 ステッピングモータ 5 吊り金具 6 円筒カム 7 凸部 8 凹部 9 受け部 11 リミットスイッチ 12 突起部 13 バネ受け 14 コイルバネ 15 星型カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対の把持つめを開閉可能に軸
    支し、これらの把持つめを開閉することによって景品を
    把持するクレーンゲーム機において、 前記各把持つめを閉じるように付勢する付勢手段と、 2つの凸部が端面に形成された円筒形であって、この端
    面の各凸部が該各把持つめを押し上げて開く円筒カム
    と、 この円筒カムを回転させるモータとを備えたクレーンゲ
    ーム機の把持つめ開閉装置。
JP4358092U 1992-06-23 1992-06-23 クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置 Expired - Lifetime JPH0715585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4358092U JPH0715585Y2 (ja) 1992-06-23 1992-06-23 クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4358092U JPH0715585Y2 (ja) 1992-06-23 1992-06-23 クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0619790U JPH0619790U (ja) 1994-03-15
JPH0715585Y2 true JPH0715585Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=12667710

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JP4358092U Expired - Lifetime JPH0715585Y2 (ja) 1992-06-23 1992-06-23 クレーンゲーム機の把持つめ開閉装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101249427B1 (ko) * 2012-06-29 2013-04-03 (주)오비트 식품포장용 실링장치
KR101510425B1 (ko) * 2012-06-29 2015-04-10 김용걸 식품포장기의 필름인출장치
JP6855559B2 (ja) * 2019-12-23 2021-04-07 株式会社タイトー ゲーム装置

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JPH0619790U (ja) 1994-03-15

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