JPH06196832A - スルホール付き絶縁基板 - Google Patents

スルホール付き絶縁基板

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JPH06196832A
JPH06196832A JP34290492A JP34290492A JPH06196832A JP H06196832 A JPH06196832 A JP H06196832A JP 34290492 A JP34290492 A JP 34290492A JP 34290492 A JP34290492 A JP 34290492A JP H06196832 A JPH06196832 A JP H06196832A
Authority
JP
Japan
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holes
hole
insulating substrate
conductor
conductors
Prior art date
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Pending
Application number
JP34290492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Tone
薫 戸根
Hiroaki Takahashi
広明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP34290492A priority Critical patent/JPH06196832A/ja
Publication of JPH06196832A publication Critical patent/JPH06196832A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/42Plated through-holes or plated via connections

Landscapes

  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スルホール数の低減が図れ回路の高密度化お
よび絶縁基板の機械的強度低下の抑制が実現できるスル
ホール付き絶縁基板を提供する。 【構成】 この発明のスルホール付き絶縁基板は、スル
ホールを有する絶縁基板1であって、少なくとも1個の
スルホールには、その孔内周面に、一側の開口から他側
の開口に達する導体15,16が複数本たがいに電気的
に分離された状態で形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスルホール付き絶縁基
板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スルホールを有するプリント配線
板が盛んに使われている。従来のスルホール付きプリン
ト配線板は、図7にみるように、絶縁基板81の表面の
導体82と裏面の導体83とが、スルホール用の孔85
の内周面に形成された導体86で導通接続されている構
成である。このプリント配線板のスルホールでは絶縁基
板81の面方向断面をみると導体が一体に連なってい
る。すなわち、このプリント配線板のスルホールでは、
ひとつのスルホールに絶縁基板の両面の導体を導通接続
する導体がひとつある構成となっている。
【0003】しかし、ひとつのスルホールに絶縁基板の
両面の導体を導通接続する導体がひとつあるだけのプリ
ント配線板は、複雑な回路パターンを形成する場合には
スルホールの数が極めて多くなり、スルホール占有面積
が大きくなるため回路の高密度化が図れないし、スルホ
ール占有面積の顕著な増大は絶縁基板の機械的強度の低
下の原因となり、絶縁基板の反りや割れなどの問題も生
じることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記事情
に鑑み、スルホール数の低減が図れ回路の高密度化およ
び絶縁基板の機械的強度低下の抑制が実現できるスルホ
ール付き絶縁基板を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明にかかるスルホールを有する絶縁基板で
は、少なくとも1個のスルホールには、その孔内周面
に、一側の開口から他側の開口に達する導体が複数本た
がいに電気的に分離された状態で形成されていることを
特徴とする。
【0006】この発明のスルホールを有する絶縁基板の
場合、絶縁基板の表面・裏面の回路パターン形成を終え
ているプリント配線板の形態だけでなく、スルホールは
出来ているが絶縁基板の表面・裏面の回路パターン形成
は、これからというプリント配線板製造用の基板の形態
の場合もある。また、この発明のスルホール付き絶縁基
板を用いたプリント配線板の場合、その層構造に関して
も、この発明のスルホール付き絶縁基板が1枚の単層構
造という形態だけでなく、絶縁基板を複数枚積層してな
る多層プリント配線板という多層構造もあり、多層中の
特定の層だけがこの発明のスルホール付き絶縁基板であ
るという層構造もある。
【0007】ひとつのスルホールに設けられる導体の数
は特定の数に限られず2以上であればよい。絶縁基板の
スルホールの全てが複数の導体のあるスルホールである
必要はない。例えば、同じ絶縁基板で、1個の導通接続
用導体のあるスルホール、2個の導通接続用導体のある
スルホール、3個の導通接続用導体のあるスルホールが
混在しているような形態であってもよい。
【0008】絶縁基板の素材は、特定の素材に限らず、
セラミック基板、絶縁樹脂基板など様々なものが挙げら
れる。
【0009】
【作用】この発明のスルホール付き絶縁基板では、表面
・裏面の導体の導通接続用の導体がひとつのスルホール
の孔内周面に複数設けられており、この発明におけるス
ルホールはひとつで従来のスルホール複数の役割を果た
すため、その分、スルホールの数を減らすことが出来
る。表面・裏面の導体側からいうと同じスルホールを共
用していることになるのである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら製造の段階から説明する。 −実施例1− 図1(a)にみるように、レーザーを用いる孔明け加工
によりセラミック基板1にスルホール用の孔2を形成
し、図1(b)にみるように、無電解メッキにより、セ
ラミック基板1の表面・裏面および孔2の内周面に導電
皮膜(例えば、銅膜)3を形成する。続いて、図1
(c)にみるように、ドライフィルムレジスト工法によ
るマスク5を形成しておいて、エッチング処理すること
により、図1(d),(e)にみるように、導電皮膜3
は孔2の内周面では全面に残るけれども、セラミック基
板1の表面・裏面では回路用導体11〜14だけが残っ
ている状態となる。図1(e)は上方よりみた平面図で
ある。
【0011】最後に、図1(f),(g)にみるよう
に、導電皮膜3の切除域7の部分をレーザーを用いて切
断すれば、スルホール付きプリント配線板の完成であ
る。図1(g)は上方よりみた平面図である。得られた
プリント配線板では、図1(f)および図2にみるよう
に、孔2の表側の開口から裏側の開口に達する導体1
5,16が2本たがいに電気的に分離された状態で孔2
の内周面に形成されているとともに、セラミック基板1
の表面の導体11と裏面の導体13は導体15で導通接
続され、セラミック基板1の表面の導体12と裏面の導
体14は導体16で導通接続されており、ひとつのスル
ホールが共用され、スルホール数の低減が図られてい
る。
【0012】−実施例2− 図3(a)にみるように、レーザーを用いる孔明け加工
によりセラミック基板1にスルホール用の孔2を形成
し、図3(b)にみるように、無電解メッキにより、セ
ラミック基板1の表面・裏面および孔2の内周面に導電
皮膜(例えば、銅膜)3を形成する。続いて、図3
(c)にみるように、ドライフィルムレジスト工法によ
るマスク5を形成しておいて、エッチング処理すること
により、図3(d),(e)にみるように、導電皮膜3
は孔2の内周面では全面に残るけれども、セラミック基
板1の表面・裏面では回路用導体21〜26(23,2
4,26は図示せず)だけが残っている状態となる。図
3(e)は上方よりみた平面図である。
【0013】最後に、図3(f),(g)にみるよう
に、導電皮膜3の切除域8の部分をレーザーを用いて切
断すれば、スルホール付きプリント配線板の完成であ
る。図3(g)は上方よりみた平面図である。得られた
プリント配線板では、図3(f)および図4にみるよう
に、孔2の表側の開口から裏側の開口に達する導体27
〜29が3本たがいに電気的に分離された状態で孔2の
内周面に形成されているとともに、セラミック基板1の
表面の導体21と裏面の導体24が導体27で接続さ
れ、セラミック基板1の表面の導体22と裏面の導体2
5が導体28で接続され、セラミック基板1の表面の導
体23と裏面の導体26が導体29で接続されており、
ひとつのスルホールが共用され、スルホール数の低減が
図られている。1個のスルホールで従来のスルホール2
個の低減が出来ている。
【0014】−実施例3− 図5(a)にみるように、レーザーを用いる孔明け加工
によりセラミック基板1にスルホール用の孔2を形成
し、図5(b)にみるように、無電解メッキにより、セ
ラミック基板1の表面・裏面および孔2の内周面に導電
皮膜(例えば、銅膜)3を形成する。続いて、図5
(c)にみるように、ドライフィルムレジスト工法によ
るマスク5を形成しておいて、エッチング処理すること
により、図5(d),(e)にみるように、導電皮膜3
は孔2の内周面では全面に残るけれども、セラミック基
板1の表面・裏面では回路用導体31〜34だけが残っ
ている状態となる。図5(e)は上方よりみた平面図で
ある。
【0015】最後に、図5(f),(g)にみるよう
に、導電皮膜3の切除域9の部分をレーザーを用いて切
断すれば、スルホール付きプリント配線板の完成であ
る。図5(g)は上方よりみた平面図である。得られた
プリント配線板では、図5(f)および図6にみるよう
に、孔2の表側の開口から裏側の開口に達する導体3
5,36が2本たがいに電気的に分離された状態で孔2
の内周面に形成されているとともに、セラミック基板1
の表面の導体31と裏面の導体34が導体35で接続さ
れ、セラミック基板1の表面の導体32と裏面の導体3
3が導体36で接続されており、ひとつのスルホールが
共用され、スルホール数の低減が図られている。
【0016】この発明は、上記実施例に限らない。実施
例においてセラミック基板の代わりに両面銅箔張り積層
板を用いたものが他の実施例としてあげられる。
【0017】
【発明の効果】この発明のスルホール付き絶縁基板で
は、ひとつで従来のスルホール複数の役割を果たしてい
るため、その分、スルホールの数の低減が図れ、回路の
高密度化および絶縁基板の機械的強度低下の抑制が実現
でき、したがって、非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のプリント配線板の製造工程を示す説
明図。
【図2】実施例1のプリント配線板の導体回路の接続を
示す説明図。
【図3】実施例2のプリント配線板の製造工程を示す説
明図。
【図4】実施例2のプリント配線板の導体回路の接続を
示す説明図。
【図5】実施例3のプリント配線板の製造工程を示す説
明図。
【図6】実施例3のプリント配線板の導体回路の接続を
示す説明図。
【図7】従来のプリント配線板を示す断面図。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2 孔 3 導電皮膜 15 導体 16 導体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スルホールを有する絶縁基板であって、
    少なくとも1個のスルホールには、その孔内周面に、一
    側の開口から他側の開口に達する導体が複数本たがいに
    電気的に分離された状態で形成されていることを特徴と
    するスルホール付き絶縁基板。
JP34290492A 1992-12-22 1992-12-22 スルホール付き絶縁基板 Pending JPH06196832A (ja)

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JP34290492A JPH06196832A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 スルホール付き絶縁基板

Applications Claiming Priority (1)

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JPH06196832A true JPH06196832A (ja) 1994-07-15

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ID=18357421

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JP34290492A Pending JPH06196832A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 スルホール付き絶縁基板

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JP (1) JPH06196832A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000078105A1 (en) * 1999-06-11 2000-12-21 Teradyne, Inc. Multi-connection via
JP2001230508A (ja) * 2000-02-21 2001-08-24 Nippon Avionics Co Ltd ストリップライン構造のバイアホールおよびその製造方法
EP1802181A1 (en) * 2005-12-26 2007-06-27 High Tech Computer Corp. Via structure of a printed circuit board

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