JPH0619523A - 外形加工機のデータ変換装置 - Google Patents
外形加工機のデータ変換装置Info
- Publication number
- JPH0619523A JPH0619523A JP20067792A JP20067792A JPH0619523A JP H0619523 A JPH0619523 A JP H0619523A JP 20067792 A JP20067792 A JP 20067792A JP 20067792 A JP20067792 A JP 20067792A JP H0619523 A JPH0619523 A JP H0619523A
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- Japan
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- data
- machining
- processing
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- machine control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外形加工データを加工機械制御データに変換
する場合に、切り残しの発生を防止する。 【構成】 加工図形データ及び加工ツールデータとで構
成される外形加工データを外形加工機を制御する加工機
械制御データに変換する場合に、被加工板上の所望の形
状を有する製品の外周を構成する閉ループデータに対し
て閉ループの終了点の座標を切り残しが発生されないよ
うにデータ処理部3によりデータを修正する。
する場合に、切り残しの発生を防止する。 【構成】 加工図形データ及び加工ツールデータとで構
成される外形加工データを外形加工機を制御する加工機
械制御データに変換する場合に、被加工板上の所望の形
状を有する製品の外周を構成する閉ループデータに対し
て閉ループの終了点の座標を切り残しが発生されないよ
うにデータ処理部3によりデータを修正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外形加工機のデータ変
換装置に関し、特に加工図形データを変換する機構に関
する。
換装置に関し、特に加工図形データを変換する機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の外形加工機のデータ変換
装置は、次のように構成されていた。図3は、従来の外
形加工機のデータ変換装置の構成を示すブロック図であ
る。同図において外形加工データは、加工図形データと
加工ツールデータとで構成されており、この外形加工デ
ータが外形加工データのデータ変換に先立ってデータ入
力部1を介してデータ記憶部2に読み込まれる。
装置は、次のように構成されていた。図3は、従来の外
形加工機のデータ変換装置の構成を示すブロック図であ
る。同図において外形加工データは、加工図形データと
加工ツールデータとで構成されており、この外形加工デ
ータが外形加工データのデータ変換に先立ってデータ入
力部1を介してデータ記憶部2に読み込まれる。
【0003】次にデータ記憶部2に読み込まれた外形加
工データは、順次加工機械制御データ作成部4に引き渡
される。この加工機械制御データ作成部4では、外形加
工データを外形加工機の制御に必要な加工機械制御デー
タに変換し、データ記憶部2に戻す。
工データは、順次加工機械制御データ作成部4に引き渡
される。この加工機械制御データ作成部4では、外形加
工データを外形加工機の制御に必要な加工機械制御デー
タに変換し、データ記憶部2に戻す。
【0004】このデータ記憶部2に読み込まれた全ての
外形加工データについて、データ変換の処理が終わる
と、データ出力部5を介して外形加工機の加工機械制御
データとして出力され、後工程に引き渡される。
外形加工データについて、データ変換の処理が終わる
と、データ出力部5を介して外形加工機の加工機械制御
データとして出力され、後工程に引き渡される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】外形加工機は、製品の
仕上がり座標である外形加工データに対してツール径を
補正するため、加工線分に対してツールの半径だけ製品
の外側にデータを移動する。図4に示すように、加工の
始点に関しては、第1番目の加工線分に対して製品の外
周10から始点を足とする垂線上の始点からツールの半
径離れた座標とツールの中心が一致するように位置決め
がなされ、これがツールの突入点11となる。
仕上がり座標である外形加工データに対してツール径を
補正するため、加工線分に対してツールの半径だけ製品
の外側にデータを移動する。図4に示すように、加工の
始点に関しては、第1番目の加工線分に対して製品の外
周10から始点を足とする垂線上の始点からツールの半
径離れた座標とツールの中心が一致するように位置決め
がなされ、これがツールの突入点11となる。
【0006】加工の終点に関しては、最終加工線分の終
点を足とする製品の外周10の垂線よりツールがはみ出
さないように位置決めがなされ、ツールの終了点12と
なる。この場合、微小な切り残し13が発生してしま
う。この切り残し13を発生させないために加工の最終
線分をツールの半径だけ延長しなければならない。
点を足とする製品の外周10の垂線よりツールがはみ出
さないように位置決めがなされ、ツールの終了点12と
なる。この場合、微小な切り残し13が発生してしま
う。この切り残し13を発生させないために加工の最終
線分をツールの半径だけ延長しなければならない。
【0007】従来の外形加工機のデータ変換装置では、
外形加工データにツール径補正を行い、加工機械制御デ
ータに変換するため、微小な切り残しを発生させないた
めには、上流のデータである外形加工データを作成する
際に、製品の外周となる閉ループデータを洗い出し、終
点の座標を変更しなければならず、外形データの作成に
多大な工数を要し、また誤りも避けられないという問題
があった。
外形加工データにツール径補正を行い、加工機械制御デ
ータに変換するため、微小な切り残しを発生させないた
めには、上流のデータである外形加工データを作成する
際に、製品の外周となる閉ループデータを洗い出し、終
点の座標を変更しなければならず、外形データの作成に
多大な工数を要し、また誤りも避けられないという問題
があった。
【0008】本発明の目的は、外形加工データを加工機
械制御データに変換する場合に、切り残しが発生しない
ようにデータを修正する外形加工機のデータ変換装置を
提供することにある。
械制御データに変換する場合に、切り残しが発生しない
ようにデータを修正する外形加工機のデータ変換装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る外形加工機のデータ変換装置は、デー
タ入力部と、データ出力部と、データ記憶部と、データ
処理部と、加工機械制御データ作成部とを有する外形加
工機のデータ変換装置であって、データ入力部は、加工
図形データ及び加工ツールデータとで構成される外形加
工データを読み込むものであり、データ出力部は、加工
機械制御データを出力するものであり、データ記憶部
は、前記データ入力部により入力された外形加工データ
又はデータ出力部から出力される加工機械制御データを
記憶するものであり、データ処理部は、前記データ記憶
部と接続され、被加工板上の所望の形状を有する製品の
外周を構成する閉ループデータに対して閉ループの終了
点の座標を修正するものであり、加工機械制御データ作
成部は、前記データ処理部により修正された外形加工デ
ータを外形加工機を制御する加工機械制御データに変換
するものである。
め、本発明に係る外形加工機のデータ変換装置は、デー
タ入力部と、データ出力部と、データ記憶部と、データ
処理部と、加工機械制御データ作成部とを有する外形加
工機のデータ変換装置であって、データ入力部は、加工
図形データ及び加工ツールデータとで構成される外形加
工データを読み込むものであり、データ出力部は、加工
機械制御データを出力するものであり、データ記憶部
は、前記データ入力部により入力された外形加工データ
又はデータ出力部から出力される加工機械制御データを
記憶するものであり、データ処理部は、前記データ記憶
部と接続され、被加工板上の所望の形状を有する製品の
外周を構成する閉ループデータに対して閉ループの終了
点の座標を修正するものであり、加工機械制御データ作
成部は、前記データ処理部により修正された外形加工デ
ータを外形加工機を制御する加工機械制御データに変換
するものである。
【0010】
【作用】データ処理部により、被加工板上の所望の形状
を有する製品の外周を構成する閉ループデータに対して
閉ループの終了点の座標を修正し、切り残しの発生を阻
止する。
を有する製品の外周を構成する閉ループデータに対して
閉ループの終了点の座標を修正し、切り残しの発生を阻
止する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の実施例のブロック図である。
る。図1は、本発明の実施例のブロック図である。
【0012】図1に示すように本実施例の外形加工機の
データ変換装置は、1個以上の入力装置を用いたデータ
入力部1と、1個以上の記憶媒体を用いたデータ記憶部
2と、それぞれディジタルコンピュータを用いたデータ
処理部3及び加工機械制御データ作成処理部4と、1個
以上の出力装置を用いたデータ出力部5とにより構成さ
れる。
データ変換装置は、1個以上の入力装置を用いたデータ
入力部1と、1個以上の記憶媒体を用いたデータ記憶部
2と、それぞれディジタルコンピュータを用いたデータ
処理部3及び加工機械制御データ作成処理部4と、1個
以上の出力装置を用いたデータ出力部5とにより構成さ
れる。
【0013】図2は、図1のデータ変換処理の方法を示
すフローチャートである。図2により外形加工機のデー
タ変換装置の動作を説明する。
すフローチャートである。図2により外形加工機のデー
タ変換装置の動作を説明する。
【0014】まず、加工図形データと加工ツールデータ
とで構成される外形加工データを構成工程20でデータ
入力部1に入力し、一旦データ記憶部2に読み込ませ
る。このデータ記憶部2に読み込まれた外形加工データ
をデータ処理部3に順次引き渡し、図2に示す手順によ
り閉ループデータの終点の座標を修正し、加工機械制御
データに変換する処理が始まる。
とで構成される外形加工データを構成工程20でデータ
入力部1に入力し、一旦データ記憶部2に読み込ませ
る。このデータ記憶部2に読み込まれた外形加工データ
をデータ処理部3に順次引き渡し、図2に示す手順によ
り閉ループデータの終点の座標を修正し、加工機械制御
データに変換する処理が始まる。
【0015】データ処理部3では、引き渡された外形加
工データが製品の外周となる閉ループか否かを構成工程
21で判断し、製品の外周となる閉ループである場合、
図5のように最終加工線分をツールの半径分延長するよ
う終了点12の座標を修正し、新たな修正された終点1
4を構成工程22において発生し、加工機械制御データ
作成処理部4に引き渡す。
工データが製品の外周となる閉ループか否かを構成工程
21で判断し、製品の外周となる閉ループである場合、
図5のように最終加工線分をツールの半径分延長するよ
う終了点12の座標を修正し、新たな修正された終点1
4を構成工程22において発生し、加工機械制御データ
作成処理部4に引き渡す。
【0016】加工機械制御データ作成処理部では、外形
加工データを外形加工機の制御に必要な加工機械制御デ
ータへ構成工程23で変換し、データ記憶部2に記憶し
直す(構成工程24)。
加工データを外形加工機の制御に必要な加工機械制御デ
ータへ構成工程23で変換し、データ記憶部2に記憶し
直す(構成工程24)。
【0017】データ記憶部2に記憶されていた全ての外
形加工データが加工機械制御データに変換されると、デ
ータ出力部5を介して外形加工機の加工機械制御データ
として出力され、後工程に引き渡される。
形加工データが加工機械制御データに変換されると、デ
ータ出力部5を介して外形加工機の加工機械制御データ
として出力され、後工程に引き渡される。
【0018】尚、構成工程21において引き渡された外
形加工データが製品の外周となる閉ループでない場合に
は、構成工程23に移行する。また、構成工程25でデ
ータ終りでない場合は、構成工程21に戻る。
形加工データが製品の外周となる閉ループでない場合に
は、構成工程23に移行する。また、構成工程25でデ
ータ終りでない場合は、構成工程21に戻る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、閉ループ
データの終点の位置を修正することにより、切り残しを
発生させることがなく、しかも製品の外周となる閉ルー
プに対して終点を自動的に修正するため、外形加工デー
タの作成工数が短縮できるという効果を有する。
データの終点の位置を修正することにより、切り残しを
発生させることがなく、しかも製品の外周となる閉ルー
プに対して終点を自動的に修正するため、外形加工デー
タの作成工数が短縮できるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作を示すフロー図である。
【図3】従来の外形加工機のデータ変換装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】加工軌跡図である。
【図5】加工軌跡図である。
1 データ入力部 2 データ記憶部 3 データ処理部 4 加工機械制御データ作成部 5 データ出力部 10 製品の外周 11 突入点 12 終了点 13 切り残し
Claims (1)
- 【請求項1】 データ入力部と、データ出力部と、デー
タ記憶部と、データ処理部と、加工機械制御データ作成
部とを有する外形加工機のデータ変換装置であって、 データ入力部は、加工図形データ及び加工ツールデータ
とで構成される外形加工データを読み込むものであり、 データ出力部は、加工機械制御データを出力するもので
あり、 データ記憶部は、前記データ入力部により入力された外
形加工データ又はデータ出力部から出力される加工機械
制御データを記憶するものであり、 データ処理部は、前記データ記憶部と接続され、被加工
板上の所望の形状を有する製品の外周を構成する閉ルー
プデータに対して閉ループの終了点の座標を修正するも
のであり、 加工機械制御データ作成部は、前記データ処理部により
修正された外形加工データを外形加工機を制御する加工
機械制御データに変換するものであることを特徴とする
外形加工機のデータ変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20067792A JPH0619523A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 外形加工機のデータ変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20067792A JPH0619523A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 外形加工機のデータ変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619523A true JPH0619523A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16428413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20067792A Pending JPH0619523A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 外形加工機のデータ変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619523A (ja) |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP20067792A patent/JPH0619523A/ja active Pending
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