JP2002006916A - Ncデータ作成方法及び装置 - Google Patents

Ncデータ作成方法及び装置

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JP2002006916A
JP2002006916A JP2000182676A JP2000182676A JP2002006916A JP 2002006916 A JP2002006916 A JP 2002006916A JP 2000182676 A JP2000182676 A JP 2000182676A JP 2000182676 A JP2000182676 A JP 2000182676A JP 2002006916 A JP2002006916 A JP 2002006916A
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JP
Japan
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data
line segment
gerber
machining
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JP2000182676A
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Inventor
Makoto Tsukagoshi
誠 塚越
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Taiyo Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガーバーデータからCADデータを経由する
ことなく、ガーバーデータを処理して、同データから直
接NCデータを作成できるようにし、それによって処理
の手数を省くと共に、変換過程でのデータの異常の発生
を防止する。 【解決手段】 ワークのガーバーデータの面を示すデー
タから外形を線分データとして抽出すると共に、線分デ
ータのベクトル情報が最小になるように最適化する。ま
た、入力された加工条件から、その加工条件に適合した
設定ファイルを読み込む。さらに、前記最適された線分
データの座標情報と読み込まれた加工条件とにより、最
適な加工の軌跡を選択する。これら線分データ、加工条
件、加工の軌跡のデータをNCデータとして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NCマシニングセ
ンター等によりワークをレーザー切断加工もしくは切削
加工するに当たり、そのワークのガーバーデータから加
工条件、加工の軌跡等の情報を含むNCデータを作成す
る方法と装置に関する。さらに詳しく言うと、ガーバー
データからCADデータを経ずに、NCデータを作成す
ることができるようにした方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、プリント配線基板等の設計にあた
っては、CAD(Computer Aidded Design)が多用され
ており、これに伴い、このCADソフトウェアで作成し
たワークのCADデータから、CAM(Computer Aidde
d Manufacturing) が使用されるようになっている。例
えば、ワークの切削加工では、NCマシニングセンター
等のNC(Numerical Control) 機械を制御してワーク
の切削を行うため、CAMデータは、そのワークの切削
形状と寸法、ワークを切削する工具とその加工方法及び
その時の切削条件等を含むデータが必要となる。
【0003】基板設計等に使用される回路設計系のデー
タとしてガーバーデータがある。このガーバーデータ
は、本来が回路基板製造用のフィルムを作成するために
使用されるデータとしてガーバー社により開発されたも
のである。現在では、このガーバーデータ形式が回路設
計用のデータとして業界標準フォーマットとして通用す
るようになっている。今日では、フォトプロッタ用のデ
ータが、いわゆるガーバーデータと呼ばれるようになっ
ている。他方、NCデータは、NC機械のNC制御等に
使用きれる機構制御系のデータである。
【0004】これらガーバーデータとNCデータとは、
互いに分野の異なるデータであるため、既存のソフトウ
ェアではガーバーデータから直接NCデータを出力する
ことは出来ない。ガーバーデータからNGデータを出力
するには、中間データとなるDXF形式等のCADデー
タを経由して変換する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】前述のように、既
存のソフトウェアではガーバーデータから直接NCデー
タを出力することは出来ず、中間データとなるCADデ
ータを経由してガーバーデータからNGデータに変換す
る必要があるため、NCデータを作成するのに作業工数
が多いという欠点がある。
【0006】また、CADソフトウェアベンダから提供
されるCADから出力されるガーバーデータは、ガーバ
ー社のフォーマットを基準にしているが、本来のガーバ
ーデータ形式とは異なった形式のものもある。そのた
め、CADソフトウェアを使用してフォトプロッタによ
りガーバーデータのハードコピーを出力するに殆ど問題
はないが、ガーバーデータからCADデータを経由して
NCデータに変換した場合、この変換過程でデータの異
常が発生する可能性がある。
【0007】本発明は、このような従来におけるNCデ
ータの作成手段における課題に鑑み、ガーバーデータか
らCADデータを経由することなく、ガーバーデータを
処理して、同データから直接NCデータを作成するよう
にし、それによって処理の手数を省くと共に、変換過程
でのデータの異常の発生を防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記の目的
を達成するため、ガーバーデータから単純な線分のデー
タを得て、加工条件から読み込まれる設定ファイルと共
に、加工部分の座標情報と加工条件とを組み合わせ、最
適な加工軌跡を選択し、これらのデータから機構制御系
のデータであるNCデータを作成し、NC機械等に出力
するものである。
【0009】すなわち、本発明によるNCデータの作成
方法は、ワークのガーバーデータの面を示すデータから
外形を線分データとして抽出すると共に、線分のベクト
ルデータが最小になるように最適化するステップと、入
力された加工条件から、その加工条件に適合した設定フ
ァイルを読み込むステップと、前記最適された線分デー
タの座標情報と読み込まれた加工条件とにより、最適な
加工の軌跡を選択するステップと、これら線分データ、
加工条件、加工の軌跡のデータをNCデータとして出力
するステップとを有するものである。
【0010】また、本発明によるNCデータの作成装置
は、ワークのガーバーデータの面を示すデータから外形
を線分データとして抽出すると共に、線分のベクトルデ
ータが最小になるように最適化する手段と、入力された
加工条件から、その加工条件に適合した設定ファイルを
読み込む手段と、前記最適された線分データの座標情報
と読み込まれた加工条件とにより、最適な加工の軌跡を
選択する手段と、これら線分データ、加工条件、加工の
軌跡のデータをNCデータとして出力する手段とを有す
るものである。
【0011】ガーバーデータとNCデータとは、データ
の記録内容を見た場合、何れもベクトルデータとして座
標値と方向を記録しているという点で共通している。こ
のため、ガーバーデータをNCデータとして使用するの
に最適化することにより、ガーバーデータをNCデータ
に変換することが可能となる。すなわち、ガーバーデー
タとNCデータとは、座標値の前後に配置されている書
式フォーマットが異なるだけなので、ガーバーデータよ
り座標値だけを読み取り、この座標値から適切な加工順
番を選び、加工条件を付加してNCデータに変換するも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1は、本発明によるNCデータ作成方法において、ガ
ーバーデータからNCデータを作成し、NC機械7に出
力するまでの一般的なコンピュータハードウェアシステ
ムを示す概観図である。
【0013】コンピュータ本体1には、入力装置として
キーボード2、マウス3及びデジタイザ4が接続され、
その処理状態や作成図面を表示するディスプレイ5が接
続されている。さらに、フォトプロッタ等のハードコピ
ーを出力するためのハードコピー出力装置6が接続され
る。また、作成したNCデータはファイルとしてNC機
械7に出力される。
【0014】図2は、コンピュータ本体1とその周辺機
器との接続関係を示すシステム図である。コンピュータ
本体1には、マイクロプロセッサ11が搭載されてお
り、さらにマイクロプロセッサ11には、RAM(Rand
om acces memory) からなる主記憶装置12と、入出力
を制御するI/O部14がデータバスにより接続されて
いる。さらにこのI/O部14がIDEデータバスやP
CIバスとSCSIアダプタ等を介してハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク等の外部記憶装置13
に接続されている。例えば、図示の外部記憶装置13
は、オペレーションシステムを主記憶装置12に読み込
むブートディスクを示している。
【0015】この外部記憶装置13には、幾つかのデー
タが格納される。まず、基礎的なデータとなるガーバー
データ15である。また、入力された加工条件からNC
データの加工条件を設定するための設定ファイル16で
ある。さらに、ガーバーデータの加工により得られたN
Cデータであるる。
【0016】図3は、このようなシステムを使用してN
Cデータを作成する手順を示している。まず、ガーバー
データを読み込む。このとき、ある部分を示すガーバー
データが図4(A)の左側のような塗りつぶしの図形デ
ータならば、図4(A)の右側のように、その輪郭を線
分として外形の抽出を行う。すなわち、図形の外周のみ
を軌跡として取り出す。
【0017】さらに、線分のデータ構成が最小になるよ
う最適化を行う。言い換えれば、結果として同じ線分、
軌跡が描けるように、線分データのベクトル情報が最小
になるように最適化する。例えば、図4(B)の左側に
示すように、或る線分のデータに「×」マークで示すよ
うに、端点を示すデータが含まれている場合、互いに延
長線上にある連続する線分は、その一方を削除して引き
延ばすか、中間の端点を除いて統合するようにする。こ
の結果、例えば図4(B)の右側に示すように、線分の
端点は直線と円弧の境界となる2カ所の変曲点のみとな
る。
【0018】また、図4(C)の左側に示すように、
「×」マークで示すような端点を有する中心及び半径を
共通にする複数の円弧で構成されている円については、
それぞれの円弧の半径や中心点の座標が補正値の範囲内
であれば1つの円として書き換えを行う。その結果、図
4(C)の右側に示すように、端点は無くなり、完全な
閉じられた円のベクトルデータ、すなわち中心と半径の
みも円データとなる。
【0019】このような線分(軌跡)の最適化処理を行
った後、加工条件に適した設定を行う。すなわち、処理
開始前に入力された加工条件を読み込み、その条件に合
った設定ファイルを読込む。これにより、加工工具、加
工方法、加工条件等のデータを得る。
【0020】次に、最適化した線分のデータから座標情
報と、設定ファイルから得られた加工条件とを組み合わ
せ、当該部分の最適な加工軌跡を選択する。NCデータ
は、このようなデータの集積として作成される。このN
Cデータは、NC機械に出力され、回路基板を印刷する
ためのメタルマスクの加工等が行われる。
【0021】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によるNCデ
ータの作成方法と装置では、ガーバーデータからCAD
データを経由することなく、ガーバーデータを処理し
て、同データから直接NCデータを作成するので、NC
データ作成の処理の手数を省くことができる共に、変換
過程でのデータの異常の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるNCデータ作成方法
を実施するためのシステム例を示す概観図である。
【図2】本発明の一実施形態によるNCデータ作成方法
を実施するためのシステム例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態によるNCデータ作成方法
でNCデータを作成する手順の例を示すフローシートで
ある。
【図4】本発明の一実施形態によるNCデータ作成方法
でNCデータを作成する際の線分(軌跡)の最適化する
概念を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ本体 13 外部記憶装置 15 ガーバーデータ 16 設定ファイル 17 NCデータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークのガーバーデータからそのワーク
    の加工寸法、加工方法及び加工条件を含むNCデータを
    作成する方法であって、ワークのガーバーデータの面を
    示すデータから外形を線分データとして抽出すると共
    に、線分のベクトルデータが最小になるように最適化す
    るステップと、入力された加工条件から、その加工条件
    に適合した設定ファイルを読み込むステップと、前記最
    適された線分データの座標情報と読み込まれた加工条件
    とにより、最適な加工の軌跡を選択するステップと、こ
    れら線分データ、加工条件、加工の軌跡のデータをNC
    データとして出力するステップとを有することを特徴と
    するレーザー切断加工もしくは切削加工のNCデータ作
    成方法。
  2. 【請求項2】 ワークのガーバーデータからそのワーク
    をの加工寸法、加工方法及び加工条件を含むNCデータ
    を作成する装置であって、ワークのガーバーデータの面
    を示すデータから外形を線分データとして抽出すると共
    に、線分のベクトルデータが最小になるように最適化す
    る手段と、入力された加工条件から、その加工条件に適
    合した設定ファイルを読み込む手段と、前記最適された
    線分データの座標情報と読み込まれた加工条件とによ
    り、最適な加工の軌跡を選択する手段と、これら線分デ
    ータ、加工条件、加工の軌跡のデータをNCデータとし
    て出力する手段とを有することを特徴とするレーザー切
    断加工もしくは切削加工のNCデータ作成装置。
JP2000182676A 2000-06-19 2000-06-19 Ncデータ作成方法及び装置 Pending JP2002006916A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020091576A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 株式会社ディスコ 配線基板加工装置、及び配線基板加工方法
CN114862987A (zh) * 2022-05-27 2022-08-05 苏州天准科技股份有限公司 一种提高数据链路可靠性的方法

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