JP2001134627A - パターンデータ補正方法 - Google Patents

パターンデータ補正方法

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JP2001134627A
JP2001134627A JP31354699A JP31354699A JP2001134627A JP 2001134627 A JP2001134627 A JP 2001134627A JP 31354699 A JP31354699 A JP 31354699A JP 31354699 A JP31354699 A JP 31354699A JP 2001134627 A JP2001134627 A JP 2001134627A
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Kenichi Sudo
賢一 須藤
Etsuo Iwase
悦夫 岩瀬
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチング工程でのオーバーエッチングを回
避することのできるパターンデータを、短時間で生成す
ることのできるパターンデータ補正方法を提供する。 【解決手段】 CADで設計されたパターンデータを入
力データとし、ユーザーにより指定された、パターン補
正を行うべき線幅に基づいて、前記入力データに含まれ
る全てのパターンデータについて前記指定線幅以下であ
るか否かを調べ、前記指定線幅以下である前記パターン
データについては、その周囲に補正ラインを付加してパ
ターン幅を太くし、前記付加した補正ラインの集合とし
て補正データを生成し、前記入力データに補正データを
加えてフォトマスク作成用のデータとすることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板に関
しCAD(Computer Aided Design)で設計された設計
データに基づいて、製造に必要な各種のデータ(CAM
(Computer AidedManufacturing)データ)を出力する
CAMシステムに関し、特にCADで設計されたパター
ンデータに補正を加える制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリント基板のパターンの高密度
化と高精細化がより一層進んでいる。このため、プリン
ト基板製造工程においてエッチングマシンにより行われ
るエッチング工程での、オーバーエッチングによる仕上
がり線幅のばらつきが問題となってきている。これは、
プリント基板のパターンの高密度化により回路パターン
に粗密部分があった場合、パターンが粗の部分と密の部
分でエッチング液の流れが変わり、粗の部分でエッチン
グ液の流れが速くなり、密の部分ではパターンが混み合
っている分エッチング液の流れが遅くなり、そのため、
粗密の部分でエッチング量が変わってしまう現象による
ものである。
【0003】一般的に、エッチングマシンでは、パター
ンの密の部分で適切なエッチング量となるようにエッチ
ング条件を設定するため、パターンが粗の部分はオーバ
ーエッチングされ所望のパターン線幅より細くなる。特
に最近、プリント基板のパターンのファイン化によりパ
ターン線幅が細くなっているためオーバーエッチングは
回路形成上重大欠陥につながるものである。
【0004】このようなオーバーエッチングを補正する
場合、従来は、CADで設計されたパターンデータを輪
郭データに変換する等の中間処理を実施後、オペレータ
が、CAMシステムのワークステーション上の表示画面
に表示されたパターンを確認しつつ適宜パターン幅の補
正を行い、オペレータにより修正された後のデータによ
り、マスク描画データ等の製造データを生成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のよう
に、CADで設計されたパターンデータを輪郭データに
変換する等の中間処理を実施後、CAMシステムのワー
クステーションの表示画面上でオペレータが適宜補正を
行うというパターンデータの補正方法では、作業効率が
悪いという問題があった。
【0006】上記の事情に鑑み、本発明では、エッチン
グ工程でのオーバーエッチングを回避することのできる
パターンデータを、短時間で生成することのできるパタ
ーンデータ補正方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明のパタ
ーンデータ補正方法は、CADで設計されたパターンデ
ータを入力データとし、ユーザーにより指定された、パ
ターン補正を行うべき線幅に基づいて、前記入力データ
に含まれる全てのパターンデータについて前記指定線幅
以下であるか否かを調べ、前記指定線幅以下である前記
パターンデータについては、その周囲に補正ラインを付
加してパターン幅を太くし、前記付加した補正ラインの
集合として補正データを生成し、前記入力データに補正
データを加えてフォトマスク作成用のデータとすること
を特徴とする。
【0008】前記パターンデータの周囲のそれぞれの辺
をそれぞれ幅Cだけ太らせる補正を行う場合に、一つの
辺に付加される前記補正ラインとして、 L=C・K(ただし、K>1) で与えらる幅Lの補正ラインを用い、幅Cに対しての増
加量であって、 a=C・(K−1) で与えられる幅aに相当する部分が、前記パターンデー
タと重なるように、幅Lの前記補正ラインを配置するこ
ともできる。
【0009】また、本発明のパターンデータ補正方法に
おいては、補正ラインの付加を行った結果、隣り合うパ
ターン相互の間隔が一定値以下となる部分については、
前記補正ラインを削除して補正データを生成する。
【0010】ここで、補正ラインを付加する場合に、X
方向とY方向とで異なる線幅の補正ラインを用いること
ができる。また、補正ラインを付加する場合に、前記パ
ターンデータに含まれるラインデータとパッドデータと
で、異なる線幅の補正ラインを用いることもできる。さ
らに、補正ラインを付加する場合に、補正の対象となる
前記パターンデータの線幅に応じて異なる線幅の補正ラ
インを用いることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】CADで設計された入力データに
は、ラインデータ(信号線を表すパターンデータ)及び
パッドデータ(パッドを表すパターンデータ)が含まれ
ている。図1,図3はCADで設計された入力データの
うち、ラインデータに対して本発明の補正方法を適用し
た場合に、そのラインデータが補正される過程を図に表
したものである。なお、これらのラインデータは図の上
下方向にさらに延びており、図にはその一部が示されて
いる。図1(a)は元のCADデータ中に含まれる3本
のラインデータが、実際にプリント基板上にパターンと
して形成された場合の状態を示している。CADデータ
中にはこのようなパターンを描画することになるライン
データが含まれている。ここで、図の3本のラインデー
タは、補正の対象となる指定の線幅以下の線幅(例え
ば、100μm)であるものとする。
【0012】このような場合には、3本のラインの両サ
イドに所望の線幅に太らせるための補正ライン(補正の
ためのラインデータ)を付加する。例えば、各ラインを
20μm太らせる場合には、ラインの片側のサイドにつ
いての補正値は10μmとなり、ラインの各サイドがそ
れぞれ10μmづつ太るように、幅が同一である補正ラ
インが付加される。図1(b)には、3本のラインの両
サイドに補正ライン(記号Sで示すライン)が付加され
てパターンが形成された場合の状態が示されている。
【0013】図2には図1(b)の3本のラインのうち
の1本が詳細に示されている。ライン10は元のライン
であり両サイドに補正のための2本のライン11,12
が付加されている。このライン11,12は、図2中の
aで示される幅分が元のライン10と重なるように配置
される。このような重なり部分を設けることで、元のラ
イン10と付加されたライン11,12がより確実につ
ながることになる。ライン11,12のパターン幅L
は、ライン10の片側のサイドに対する補正値をC(図
2の場合は、C=10μm)とすると、 L=C・K(ただし、K>1) で与えられ、補正値Cよりも太いものが用いられる。ま
た、重なり部分の幅aは、 a=C・(K−1) となる。なお、この係数Kは、重なりの度合いを示すも
のであり、通常は、補正値Cの1/4の量の幅が重なっ
た状態となるように選択され、その場合は、K=1.2
5となる。従って、図2の場合のように、補正値Cが1
0μmである場合には、付加されるラインは、幅Lが1
2.5μmであり、重なり部分の幅aは2.5μmとな
る。また、付加されるライン11,12は、ライン10
のライン幅をWとして、 Z=(W+(2−K)・C)/2 で与えられる距離Zだけ元のライン10の中心から離れ
た位置に中心を持つように配置される。
【0014】補正ラインの追加によりライン間のクリア
ランスが、プリント基板に形成されるパターンが相互に
ショートしないために必要な所定の間隔(この間隔をΔ
とする)を確保できなくなった場合、例えば、図1
(b)の間隔d1が、d1<Δである場合には、間隔d
1の部分に存在する追加の補正ラインを削除した上で補
正データを生成する。図3は、図1(b)の間隔d1に
相当する部分の補正ラインを削除してパターンを描画し
た場合の状態を表している。削除後の間隔d2は、d2
≧Δであり所定の間隔が確保されている。
【0015】図4,図5はCADで設計された入力デー
タのうち、パッドデータに対して本発明の補正方法を適
用した場合に、そのパッドデータが補正される過程を図
に表したものである。図4(a)は入力データ中に含ま
れる3つのパッドデータが、実際にプリント基板上にパ
ターンとして形成された場合の状態を示している。ここ
で、本パッドデータは、補正の対象となる指定の線幅以
下の線幅(例えば、0.5mm)であるものとする。
【0016】このような場合には、図4(b)で示すよ
うに3つのパッドの外周部に、所望のサイズに変更する
ための補正ラインを付加する。例えば、各パッドをX方
向(図の上下方向)及びY方向(図の左右方向)で20
μm太らせたい場合には、X方向及びY方向のそれぞれ
の両端部で10μmづつ太るように、幅が同一である補
正ラインが付加される。なお、付加される補正ラインの
幅は、図2の例で説明した場合と同様に元のパッドデー
タと重なりを持たせることが可能であり、その幅は1
2.5μmとなる。また、ここでは、X方向およびY方
向のそれぞれの両端部での補正値が共に10μmである
例で説明したが、X方向とY方向で異なる補正値を用い
ても良い。図6には、Y方向の両端部での補正値を10
μm、X方向の両端部での補正値を5μmとした場合
に、各パッドの外周部に補正ラインが付加された状態が
示されている。
【0017】ここで、補正ラインの付加後のパッド間の
間隔を調べ、例えば、図4(b)の間隔d3が、d3<
Δである場合には、間隔d3の部分の付加された補正ラ
インを削除した上で補正データを生成する。図5は、図
4(b)の間隔d3の部分の補正ラインを削除してパタ
ーンを描画した場合の状態を表している。削除後の間隔
d4は、d4≧Δであり所定の間隔Δが確保されてい
る。
【0018】図7,図8は本発明のパターンデータ補正
方法の処理を示すフローチャートである。以下、これら
のフローチャートについて説明する。図7において、ま
ず始めに、ユーザーが補正の対象とするパターンデータ
のサイズを指定する初期化が行われる(S1)。次に、
CADで設計されたパターンデータを入力データとし
て、入力データ中のラインデータ又はパッドデータが1
つずつ読み込まれる(S2)。なお、CADで設計され
たパターンデータは、通常は、ガーバーデータといわれ
るフォーマットのデータが用いられ、これらは、線幅を
持った座標データの集合となっている。次に、読み込ま
れた各データについて、それが補正の対象となるデータ
サイズかどうかが判断され(S4)、補正対象のデータ
サイズである場合には(S4:YES)、そのデータに
対して、プリント基板を仮想的に複数の格子状のパーテ
ィション(区分)に分割した場合に、どのパーティショ
ンにそのデータが存在するかを示すパーティション番号
が付加される(S6)。
【0019】また、補正対象となるラインデータであっ
ても、それが単独の信号線のためのラインデータでな
く、複数のラインデータの集合によりベタパターンを描
画するためのもの(ハッチングモード)である場合には
(S5:YES)、さらに、そのラインデータが、前記
ベタ部に完全に吸収されているか否かが判断され、完全
に吸収されている場合には(S7:YES)、そのライ
ンデータは補正して太くする必要がないので、パーティ
ション番号は付加されず、補正の対象から除かれる。こ
のように、不要なデータを事前に取り除くことで、後の
補正処理の時間が短縮されることになる。なお、ここ
で、ハッチングモードであってベタ部に吸収されない場
合とは(S7:NO)、ベタパターンの周囲の辺を描く
ためのラインデータであることを示し、このようなライ
ンデータは補正の対象となりパーティション番号が付加
される。
【0020】以上説明したような、補正対象のパターン
データを抽出し、その抽出されたパターンデータに対し
てパーティション番号を付加する処理は、入力データ全
てを読み終えるまで続行され、入力データ全てを読み終
えると(S3:YES)、ステップS8以降の処理が行
われる。
【0021】ステップS8では、補正対象となっている
個々のデータについて、それぞれのデータが直接接続さ
れている(以下、このことをショート関係という。)か
どうかがチェックされ、ショート関係についてのデータ
が構築されることになる。なお、データがショート関係
にあるとは、例えば図9(a)に示される3つのライン
データ20,21,22について言えば、ラインデータ
20とラインデータ21のように各々のデータが互いに
直接接続している部分が存在する場合をいう。従って、
ラインデータ21とラインデータ22もショート関係に
ある。
【0022】次に、それぞれの補正対象のパターンデー
タが一つずつ選択され、パターンを所望の補正値の分だ
け太くするための補正処理が行われ(S10)、1つの
パターンデータに対する補正が終了すると、補正データ
ファイルに対して、補正処理により生成された補正ライ
ンが保存される(S11)。なお、ステップS10,S
11の処理は、補正対象パターンデータの全てについて
処理が終了するまで実行される。
【0023】図8のフローチャートは、図7のステップ
S10の補正処理の詳細を表したものである。ステップ
S21では、処理の対象となっているパターンデータに
対して、その外周に付加すべき補正ラインを生成する。
生成される補正ラインは、例えばパッドデータについて
は図4(b)の説明で述べたように、所望の補正値の幅
分だけパターンが太るようにパッドの外周に付加される
ものである。
【0024】次に、処理の対象となっているパターンデ
ータと同一パーティション(パーティション番号が同
一)内の他のパターンデータとの間で、それぞれのパタ
ーンデータの外周に補正のためのラインを付加した場合
にパターン間のクリアランスが一定の値以下となり、パ
ターンが相互に干渉してショートする可能性がある部分
があるかどうかが調べられる(S22)。さらに、クリ
アランスが一定値以下の部分がある場合であって(S2
2:YES)、その部分のパターンが互いにショート関
係にもない場合には(S23:NO)、その部分に補正
のために付加した補正ラインがカットの対象とされ(S
24)、ステップS21においてクリアランスを考慮す
ることなく、処理の対象のパターンの外周に付加するよ
う生成された補正ラインから、カット対象の補正ライン
が抜き取られる(S25)。以上のステップにより、図
5の例のように、クリアランスが一定値以下の部分に付
加された補正ラインが削除された上で、補正データが生
成されることになる。
【0025】ここで、図9はステップS23でショート
関係がある(S23:YES)ことによって、カット処
理(S24,S25)の対象から除かれる補正ラインの
例を示している。なお、図9(a)は、カット処理の前
であってパターンデータの外周全てに補正ラインが付加
された状態を示し、図9(b)はカット処理がされた後
の状態を示している。図9(a)において、ラインデー
タ20,ラインデータ21,ラインデータ22で囲まれ
た部分の間隔d5がd5<Δである場合には、この囲ま
れた部分に付加された補正ラインが全てカットの対象と
されるが、ラインデータ21は、ラインデータ20及び
ラインデータ22との関係ではショート関係にあるた
め、図9(b)に示すようにラインデータ21に付加さ
れた補正ラインはカットの対象から除かれて、補正デー
タとして用いられることになる。
【0026】同一パーティション内部に干渉するデータ
が存在しなくなると、1つのパターンデータに対する補
正処理は終了し(S22:NO)、さらに、全ての補正
対象データについて以上の処理が実行されることで(S
9:YES)、補正ラインが全て保存された補正データ
ファイルが生成され、処理が終了する。ここで生成され
た補正データファイルと入力データファイルは、両方の
データが足し合わされて、フォトマスク作成用のデータ
として用いられる。
【0027】なお、入力データ中のラインデータとパッ
ドデータとで異なる線幅の補正ラインを適用する場合に
は、ステップS1での初期化時に、ラインデータ用の補
正ラインの線幅とパッドデータ用の補正ラインの線幅を
指定しておき、ステップS21で補正ラインを付加する
際に、補正の対象となっているデータがラインデータで
あるかパッドデータであるかに応じて、ステップS1で
指定された線幅を選択して補正データの生成を行う。
【0028】また、入力データであるラインデータ或い
はパッドデータについて、その線幅に応じて異なる線幅
の補正ラインを適用して補正データを生成する場合に
は、ステップS1での初期化時に、入力データの複数の
線幅に対応する補正ラインの線幅を指定しておき、ステ
ップS21で補正ラインを付加する際に、ステップS1
で設定された補正ラインの線幅の内で、補正の対象とな
っているデータの線幅に応じた線幅を選択して補正デー
タの生成を行う。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の補正方法に
よれば、CADで設計された元のパターンデータを一切
変更せずに、補正データを付加するのみであるため、元
のCADデータを輪郭データに変換した上で補正を行う
場合に比較し、処理時間が短時間であり、また、処理し
た後のやり直しが必要な場合にも付加した補正データを
削除するのみであるため容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3と共に、ラインデータに本発明の補正方法
を適用した場合の処理過程を示す図である。
【図2】補正ラインの幅および位置を示す図である。
【図3】図1と共に、ラインデータに本発明の補正方法
を適用した場合の処理過程を示す図である。
【図4】図5と共に、パッドデータに本発明の補正方法
を適用した場合の処理過程を示す図である。
【図5】図4と共に、パッドデータに本発明の補正方法
を適用した場合の処理過程を示す図である。
【図6】X方向とY方向とで異なる補正値を用いて補正
ラインを付加した状態を表す図である。
【図7】CAD出力のパターンデータから補正データを
生成する方法を示すフローチャートである。
【図8】図7のフローチャートにおける補正処理を詳細
に示すフローチャートである。
【図9】ショート関係にある補正ラインがカットの対象
から除かれることを示すための図である。
【符号の説明】
10 元のライン 11 付加されたライン 12 付加されたライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に関する各種の製造用のデ
    ータを生成する製造用データ編集システムにおいて、 CADで設計されたパターンデータを入力データとし、 ユーザーにより指定された、パターン補正を行うべき線
    幅に基づいて、前記入力データに含まれる全てのパター
    ンデータについて前記指定線幅以下であるか否かを調
    べ、 前記指定線幅以下である前記パターンデータについて
    は、その周囲に補正ラインを付加してパターン幅を太く
    し、 前記付加した補正ラインの集合として補正データを生成
    し、 前記入力データに補正データを加えてフォトマスク作成
    用のデータとすること、を特徴とする、パターンデータ
    補正方法。
  2. 【請求項2】 前記パターンデータの周囲のそれぞれの
    辺をそれぞれ幅Cだけ太らせる補正を行う場合におい
    て、 一つの辺に付加される前記補正ラインとして、 L=C・K(ただし、K>1) で与えらる幅Lの補正ラインを用い、 幅Cに対しての増加量であって、 a=C・(K−1) で与えられる幅aに相当する部分が、前記パターンデー
    タと重なるように、幅Lの前記補正ラインを配置するこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のパターンデータ補正
    方法。
  3. 【請求項3】 前記補正ラインの付加を行った結果、隣
    り合うパターン相互の間隔が一定値以下となる部分につ
    いては、前記補正ラインを削除して補正データを生成す
    ることを特徴とする、請求項1または2に記載のパター
    ンデータ補正方法。
  4. 【請求項4】 前記補正ラインを付加する場合におい
    て、X方向とY方向とで異なる線幅の補正ラインを用い
    ることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載
    のパターンデータ補正方法。
  5. 【請求項5】 前記補正ラインを付加する場合におい
    て、前記パターンデータに含まれるラインデータとパッ
    ドデータとで、異なる線幅の補正ラインを用いることを
    特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載のパター
    ンデータ補正方法。
  6. 【請求項6】 前記補正ラインを付加する場合におい
    て、補正の対象となるパターンデータの線幅に応じて異
    なる線幅の補正ラインを用いることを特徴とする、請求
    項1から5のいずれかに記載のパターンデータ補正方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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