JPH0619511Y2 - 液体収納容器 - Google Patents

液体収納容器

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JPH0619511Y2
JPH0619511Y2 JP1989011070U JP1107089U JPH0619511Y2 JP H0619511 Y2 JPH0619511 Y2 JP H0619511Y2 JP 1989011070 U JP1989011070 U JP 1989011070U JP 1107089 U JP1107089 U JP 1107089U JP H0619511 Y2 JPH0619511 Y2 JP H0619511Y2
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JP
Japan
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container
outer container
pressing piece
liquid
shoulder cover
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989011070U
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English (en)
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JPH02102390U (ja
Inventor
寿久 園山
Original Assignee
釜屋化学工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、乳液、ファンデーション等の化粧料、或はシ
ャンプー、リンス、その他の整髪料等において、比較的
粘度の高い液体を収納する容器に係り、詳しくは柔軟性
を有する内容器と該内容器を押圧可能な硬質材製の外容
器とからなる液体収納容器に関する。
<従来の技術> 従来、この種の高粘度液体を収納可能な2重容器として
は、第5図に示す実開昭62−13867号の考案があ
った。この考案は、液体を収納した内殻体8の側面を外
殻体7の窓孔7′に取り付けられた押圧体9により押圧
し、内溶液を押し出すようにしたものであった。
又、実開昭63−46381号に示されるように外装ケ
ースの側面にスリットによって片持梁状のアーム片を切
離形成し、該アーム片で上記外装ケース内に収納された
ボトルの胴部を圧迫するようにしたものもあった。
<考案が解決しようとする課題> 上述した従来の液体収納容器では、まず前者は、外殻体
と別体の押圧体を外殻体の窓孔に出没可能且つ逸脱不可
に取り付けなくてはならないので、構成部分品数が多
く、組み立ても困難であり、1個あたりのコストが高く
なるという問題点を有していた。また外殻体と別体の押
圧体が外殻体の表面に出没する構成であるので、押圧体
が表面から突出して他の物に傷を付ける恐れが有り、ま
た該押圧体が位置ずれを起こして窓孔内に陥没し、原状
に復帰しないという恐れもあった。
又、後者はアーム片が外装ケースに一体的に形成されて
いるので構成が簡単でコスト低廉に製作できるが、該ア
ーム片は片持梁状に支持されているだけなので、屈曲部
の弾性が失われたり、不用意に物に引っ掛かったりする
と、外側に飛び出す恐れがあるという問題点を有してい
た。
本考案は上記従来の問題点を解決しようとするものであ
る。
<課題を解決する為の手段> 液体を収納した内容器が収納され、肩カバーが嵌着され
る有底円筒形外容器の周壁上部所定位置を切欠し、該外
容器に上部が上記肩カバーの内周で覆われ、内方に押動
可能な押圧片を一体形成することにより上記従来の問題
点を解決した。
<作用> 外容器に形成された押圧片は、外部からの押圧力により
内方揺動し、内容器側面を押圧して該内容器に収納され
た液体を押し出すように作用する。
又、外容器に取り付けられた肩カバーは、その内周が押
圧片の上部と接し、該押圧片が外方に飛び出すことを阻
止するように作用する。
<実施例> 以下、図面に示す実施例に基づき本考案を詳細に説明す
る。
第1図は、本考案の液体収納容器の組立分解斜視図であ
り、図中符号1は、硬質合成樹脂からなる有底円筒形の
外容器を示しており、その上部周壁は薄肉に形成される
と共に、後述する肩カバー嵌着用の突条cが設けられて
いる。又、この薄肉部分を先端とするように周壁の所定
位置が切欠され一対の押圧片1′,1′が形成されてい
る。
2は該外容器1内に収納されるポリエチレンその他の柔
軟材からなる内容器であり、乳液、ファンデーション等
の化粧料やシャンプー、リンス、その他の整髪料等の比
較的高粘度の液体が充填されている。
3は上記外容器1の周壁上部を外嵌し、収納した内容器
1の逸脱を防止すると共に、前記押圧片1′の上部側面
を覆い、該押圧片1′の外方揺動を阻止する肩カバーで
あり、口部3′には後述するキャップ5が螺合する雄螺
条dが形成されている。
4は該肩カバー3の口部3′に取り付けられ先端が内溶
液の吐出口となる中栓、5は前記肩カバー3の口部3′
に取り付けられるキャップを示す。
第2図は、以上の構成部品からなる液体収納容器の組立
状態を示す半縦断面図である。
尚、図中符号aは押圧片1′の屈曲接合部、bは該押圧
片1′を外容器1と分離する切欠部、eはキャップ5の
下端内周に形成された雌螺条、fは中栓4の下端周囲に
形成された取付用の嵌合溝を示す。
次に上記構成を有する本考案の液体収納容器の働きを説
明する。
まず第2図に示す内容器収納状態において、先端のキャ
ップ5を外し、次いで外容器1の押圧片1′に矢印方の
力を加えると、該押圧片1′は下方の屈曲接合部aより
内方に揺動し、収納された内容器2の側面を押圧する。
よって、柔軟性を有する該内容器2は、内容積が小さく
なるよう変形し、充填された内容液は中栓4より外部に
押し出される。このようにして内溶液は押し出され、内
容液の押し出し後は、押圧片1′への押圧力を去れば、
該押圧片1′は屈曲接合部a及び内容器2の復元弾性力
により現状に復帰し、次の押し出し操作に備えるもので
ある。
尚、この時、押圧片1′の上部側面は、外容器1に取り
付けられた肩カバー3の内周で押さえられるので決して
外側に飛び出すことがない。
又、第3図は外容器の他の実施例を示しており、前記実
施例と異なり切欠部b′は外容器6の上部開口に連続せ
ず、上部開口周縁部を残して押圧片6′を形成したもの
である。このようにすることにより、押圧片の形成によ
る外容器の強度低下は最小限に押さえられるものであ
る。
第4図は、該外容器6を用いた液体収納容器の組立状態
を示す半断面図である。
尚、本実施例では押圧片を外容器の側面に対向して一対
設けた例を示したが、押圧片は屈曲揺動可能に外容器と
一体的に形成されておればよく、その個数並びに形状は
図示のものに限定されない。また実施例では中栓と肩カ
バーは別体のものを示したが、一体的に形成されたもの
であっても良いこと勿論である。
<考案の効果> 以上の通り、本考案の液体収納容器では、容器を2重と
し、硬質材製の外容器内に化粧料、シャンプー等の詰め
替え用或は輸送、販売用の簡易な柔軟容器を装填して使
用することとしたので、不用意な取り扱い等により内溶
液が飛び出すという恐れがなく、また需要者においては
一々押し出し容器自体まで買い替える必要がなく、無駄
がない。又、外容器に内容器の側面を押圧する押圧片を
一体的に形成したので、部品点数が削減されると共に、
組み立て作業も簡素化され、コストが大幅に削減でき
る。更に押圧片の上部は肩カバーで覆われているので、
押圧片が外側に飛び出して、他のものに引っ掛かり破損
したり、或いは他のものを傷付けたりするという不慮の
事故が防止される。また構成が簡単であるので、その作
動もより確実になるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す組立分解斜視図、 第2図は、同上、組立状態の半断面図、 第3図は、外容器の他の実施例、 第4図は、他の実施例による組立状態の半断面図、 第5図は、従来例を示す縦断面図である。 1,6……外容器、1′,6′……押圧片 2……内容器、3……肩カバー 3′……口部、4……中栓 5……キャップ a……屈曲接合部、b,b′……切欠部 c……突条、d……雄螺条 e……雌螺条、f……嵌合溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部周壁が薄肉に形成され、この薄肉部分
    を先端とする押圧片が周壁を切欠して形成された硬質合
    成樹脂からなる有底円筒形の外容器と、該外容器内に挿
    入組付けされる液体収納用の柔軟材からなる内容器と、
    上記押圧片の上部側面を覆い上記外容器の上部周壁に嵌
    合する肩カバーと、先端を吐出口とした中栓と、上記肩
    カバーの口部に着脱自在に組み付けられるキャップとか
    らなる液体収納容器。
JP1989011070U 1989-01-31 1989-01-31 液体収納容器 Expired - Lifetime JPH0619511Y2 (ja)

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JPH02102390U JPH02102390U (ja) 1990-08-15
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JPH05202062A (ja) * 1992-01-27 1993-08-10 Tanabe Seiyaku Co Ltd 抗菌剤
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