JPH0619444U - 育苗装置 - Google Patents

育苗装置

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Publication number
JPH0619444U
JPH0619444U JP060067U JP6006792U JPH0619444U JP H0619444 U JPH0619444 U JP H0619444U JP 060067 U JP060067 U JP 060067U JP 6006792 U JP6006792 U JP 6006792U JP H0619444 U JPH0619444 U JP H0619444U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
seedling raising
irrigation
absorbent sheet
seedling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP060067U
Other languages
English (en)
Inventor
治男 古賀
正道 菅野
晃 ▲嶋▼田
明 竹村
延浩 野口
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP060067U priority Critical patent/JPH0619444U/ja
Publication of JPH0619444U publication Critical patent/JPH0619444U/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 苗の葉をいためることなく、確実にかつ効率
良く灌水を行なうことのできる育苗装置を提供するこ
と。 【構成】 育苗箱と、同育苗箱に敷いた吸水性シート
と、同吸水性シートに載置し、底部に吸水孔を形成した
育苗ポットと、同育苗ポットの近傍に配設して吸水性シ
ートに灌水する灌水部とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、育苗装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、育苗装置の一形態として、育苗棚を上下方向に多数段配設し、各育苗棚 上に苗を載置可能とすると共に、各育苗棚の近傍に灌水パイプを配管し、同灌水 パイプに形成した灌水孔より苗に灌水が行なえるようにしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した育苗装置では、育苗棚等を支持するフレームが邪魔になっ て、苗の上部から均一に灌水が行なえないという問題があった。
【0004】 また、苗の種類によっては、葉に水がかかると、強い陽射しにより葉がやける ために、葉に水をかけてはいけないものもあるが、上記育苗装置では、どうして も葉に水がかかるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案では、育苗箱と、同育苗箱に敷いた吸水性シートと、同吸水性 シート上に載置し、底部に吸水孔を形成した育苗ポットと、同育苗ポットの近傍 に配設して吸水性シートに灌水する灌水部とを具備する育苗装置を提供せんとす るものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0007】 図1に示すAは、本考案に係る育苗装置であり、同育苗装置Aは、下面にキャ スター10を取付けた台車11上に、前後及び左右幅方向に一定の間隔を開けて四本 の支柱13,13,13,13 を立設し、同支柱13,13,13,13 間に複数個の育苗棚14を上下 方向に一定の間隔を開けて横架し、各育苗棚14上にそれぞれ育苗箱1を載置可能 とすると共に、左側の支柱13,13 には灌水部4を設けている。15は天井部、16は 、同天井部15に取付けた吊下げ用係止ピン、17は、同係止ピン16に係止する吊下 げ用フック、18は、同吊下げ用フック17を支持するフック支持アームである。
【0008】 そして、図1に示すように、育苗箱1内には吸水性シート2を敷き、同吸水性 シート2上に育苗ポット3を載置している。
【0009】 育苗箱1は、図1及び図2に示すように、軽量で丈夫な合成樹脂等により積載 や搬送に適するように形成している。
【0010】 吸水性シート2は、図1及び図2に示すように、水織布等の吸水性や保湿性を 有するシート状素材により成形している。
【0011】 育苗ポット3は、図1〜図3に示すように、柔軟な素材により多数個のセル部 3aを形成し、各セル部3aに用土を充填して、それぞれ一株ずつの苗Nを育苗する ことができるように形成しており、底部には吸水孔(図示せず)を形成している 。図3中、21は育苗箱位置決めフレームである。
【0012】 灌水部4は、図1〜図3に示すように、育苗ポット3の近傍に配管した灌水パ イプ6と、同灌水パイプ6に環水用ポンプPを介して接続した灌水用タンクTと 、灌水用ポンプPを駆動するポンプ駆動用モーターMと、同ポンプ駆動用モータ ーMを制御する制御部Cと、吸水性シート2に取付けて、同吸水性シート2の水 分を検出して、制御部Cに検出結果を入力する水分検出センサSとから構成して おり、灌水パイプ6の周壁には灌水孔6aを多数個形成している。図1及び図2中 、20は接続コードである。
【0013】 このようにして、ポンプ駆動用モーターMにより灌水用ポンプPを駆動させて 、同灌水用ポンプPにより灌水用タンクTより用水を吸引すると共に灌水パイプ 6中に強送して、同灌水パイプ6の周壁に形成した灌水孔6aより用水を噴出させ て、吸水性シート2の端部に灌水することができるようにしている。
【0014】 この際、吸水性シート2の水分を水分検出センサSにより検出し、同検出結果 を制御部Cに入力して、同制御部Cがその検出結果にもとづいてポンプ駆動用モ ーターMを制御して、灌水パイプ6の灌水孔6aから噴出される灌水量を適度に調 整することができるようにしている。
【0015】 本考案の実施例は、上記のように構成しているものであり、本実施例によれば 、次のような作用効果が得られる。
【0016】 すなわち、灌水パイプ6の灌水孔6aより用水Wを噴出させて、吸水性シート2 に灌水を行なうと、同吸水性シート2の全体に用水Wが吸水され、同吸水性シー ト2より育苗ポット3内の用土中に、吸水孔を通して用水Wが毛細管現象により 吸水されて、同用土より苗Nの根に給水がなされる。
【0017】 このように、苗Nの葉に用水Wを当てることなく、確実に灌水を行なうことが できるたに、葉の日やけを防止することができると共に、苗Nの徒長を抑制する ことができる。
【0018】 しかも、環水効率を良好に確保することができる。
【0019】 そして、育苗装置Aは、簡易な構造とすることができて、低コストにて製造す ることができる。
【0020】 なお、本実施例では、水分検出センサSを吸水性シート2に取付けて、同吸水 性シート2の水分を検出するようにしているが、同水分検出センサSを育苗ポッ ト3のセル部3a内に充填した用土中に差込んで、用土の水分を検出することによ り、同検出結果にもとづいて灌水量の制御を行なうようにすることもできる。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような効果が得られる。
【0022】 すなわち、本考案では、吸水性シートに灌水部より灌水を行なって、同吸水性 シートに吸水させ、同吸水シートより育苗ポット内の用土中に、吸水孔を通して 用水を毛細管現象により吸水させて、同用土より苗に確実に吸水を行なうことが できるために、苗の葉等に灌水がかからず、従って、同葉等をいためることなく 、しかも、苗の徒長を抑制することができ、さらには、灌水効率を良好に確保す ることができる。
【0023】 そして、育苗装置を簡易な構造とすることができて、低コストにて製造するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る育苗装置の側面図。
【図2】同育苗装置の平面説明図。
【図3】同育苗装置の一部拡大側面図。
【符号の説明】
A 育苗装置 1 育苗箱 2 吸水性シート 3 育苗ポット 4 灌水部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 竹村 明 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)考案者 野口 延浩 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗箱と、同育苗箱に敷いた吸水性シー
    トと、同吸水性シート上に載置し、底部に吸水孔を形成
    した育苗ポットと、同育苗ポットの近傍に配設して吸水
    性シートに灌水する灌水部とを具備する育苗装置。
JP060067U 1992-08-26 1992-08-26 育苗装置 Pending JPH0619444U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP060067U JPH0619444U (ja) 1992-08-26 1992-08-26 育苗装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP060067U JPH0619444U (ja) 1992-08-26 1992-08-26 育苗装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0619444U true JPH0619444U (ja) 1994-03-15

Family

ID=13131378

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JP060067U Pending JPH0619444U (ja) 1992-08-26 1992-08-26 育苗装置

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