JPH0619008A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0619008A
JPH0619008A JP4196367A JP19636792A JPH0619008A JP H0619008 A JPH0619008 A JP H0619008A JP 4196367 A JP4196367 A JP 4196367A JP 19636792 A JP19636792 A JP 19636792A JP H0619008 A JPH0619008 A JP H0619008A
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image forming
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JP4196367A
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Yukari Shiraishi
石 由香里 白
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Canon Inc
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は複写装置の濃度検知機構に関する
ものであり、その目的とするところは小型で、かつ低コ
ストの濃度検知機構を備えた複写装置を提供することに
ある。 【構成】 本発明に係る複写装置は、原稿照明ランプ
100と、この照明ランプ100からの照射光を原稿1
03へ集光させる反射笠113と、原稿100からの反
射光を結像レンズ104を介して結像する感光ドラム1
05と、原稿の濃度を検知するためのフォトセンサ11
1と、反射部材114を備えている。フォトセンサ11
1は反射笠113に近接して配置されている。反射部材
114は、本体上枠106の端部を折り曲げた部分に接
着され、反射笠113によって照射された原稿103か
らの反射光をフォトセンサ111へ導き、濃度検出に必
要な光量を供給している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関し、
特に低速小型複写装置の自動濃度検知機構及びそのよう
な装置において形成される画像端部の像消し機構に関す
る。
【0002】
【従来技術】
(1)上記複写装置における自動濃度検知機構について
の第1の従来例を以下に説明する。
【0003】従来、原稿読取り速度の遅い低速小型の複
写装置において、原稿の濃度を自動的に検知し、最適な
濃度で複写、出力するための装置は、図23に示すよう
なものであった。
【0004】同図において、100は原稿照明ランプで
あり、この照明光は反射笠101によって原稿台ガラス
102上に載置された原稿103に集光され、集光され
た原稿103からの反射光は結像レンズ104を介して
受光素子である感光ドラム105上に結像される。
【0005】一方、原稿103からの反射光の一部は、
装置本体上枠ユニット106を部分的に切り欠いて設け
られた透明部材107を通り、反射板108によって反
射されて遮光壁ユニット109内に設置された光ファイ
バー110を介してフォトセンサ111へ導かれる。原
稿103からの反射光は、その原稿の濃度によって光量
が増減するので、フォトセンサ111を現像バイアスや
照明ランプ100の点灯電圧等にフィードバックさせ、
原稿の濃度に応じた最適な濃度の画像出力となるように
調整していた。たとえば、新聞を複写する場合には、そ
の背景をとばして文字のみが複写されるようにしてい
た。 (2)上記複写装置における自動濃度検知機構について
の第2の従来例を以下に説明する。
【0006】図25は、原稿の濃度を自動的に検知し、
最適な濃度で複写、出力するための装置の概略断面を示
す図である。。
【0007】同図において、200は原稿照明ランプで
あり、この照明光は反射笠201によって原稿台ガラス
202上に載置された原稿203に集光され、集光され
た原稿203からの反射光は結像レンズ204を介して
受光素子である感光ドラム205上に結像される。
【0008】一方、原稿203からの反射光の一部は、
装置本体上枠ユニット206を部分的に切り欠いて設け
られた透明部材207を通り、反射板208によって反
射されて遮光壁ユニット209内に設置された光ファイ
バー210を介して原稿受光センサ211へ導かれる。
原稿203からの反射光は、その原稿の濃度によって光
量が増減するので、原稿受光センサ211を現像バイア
スや照明ランプ200の点灯電圧等にフィードバックさ
せ、原稿の濃度に応じた最適な濃度の画像出力となるよ
うに調整していた。たとえば、新聞を複写する場合に
は、その背景をとばして文字のみが複写されるようにし
ていた。
【0009】また、このとき原稿受光センサ211の周
辺は、受光方向以外はほぼ遮光されており、原稿203
からの正反射光が直接原稿受光センサ211へは入射し
ない構成となっていた。 (3)上記複写装置における自動濃度検知機構について
の第3の従来例を以下に説明する。
【0010】図29は、原稿の濃度を自動的に検知し、
最適な濃度で複写、出力するための装置の概略断面を示
す図である。
【0011】同図において、300は原稿照明ランプで
あり、この照明光は反射笠301、302によって原稿
台ガラス303上に載置された原稿304に集光され、
集光された原稿304からの反射光は結像レンズ305
を介してカートリッジ306内の受光素子である感光ド
ラム307上に結像される。
【0012】一方、原稿304からの反射光の一部は、
装置本体上枠308を部分的に切り欠いて設けられた窓
309を通り、反射板310によって反射されて光ファ
イバー311を介して濃度検知センサ312へ導かれ
る。原稿304からの反射光は、その原稿の濃度によっ
て光量が増減するので、濃度検知センサ312を現像バ
イアスや照明ランプ300の点灯電圧等にフィードバッ
クさせ、原稿の濃度に応じた最適な濃度の画像出力とな
るように調整していた。なお、図中313は反射笠30
2をカートリッジ306上に支持するための支持板であ
る。 (4)上記複写装置における画像端部の像消し機構につ
いての第4の従来例を以下に説明する。
【0013】図32は従来の複写装置の概略構成を示す
斜視図、図33はその断面図である。複写装置本体40
0の上面部分は、原稿の読取りを行うために開口401
が形成されており、本体400上には原稿台ガラス40
2及び原稿403が載置される。また、開口401の内
部には、照明ランプ404、照明ランプ404の光を原
稿403へ集光させる反射笠405、対向反射笠406
及びサイド反射笠(サイドリフレクタ)407が配置さ
れている。
【0014】原稿403からの反射光を感光ドラム上へ
結像するレンズ408の真上に相当する開口401に
は、本体400の両端部409が中央に向けて突出して
いる。その断面は台形状をしており、本体内部に向けら
れた斜面にはシャープカット反射板410が形成されて
いる。
【0015】原稿の読取り時には、照明ランプ404か
らの光は、反射笠405、406及び407によって原
稿403は集光されるが、そのうち原稿の両端部、すな
わち画像両端部に相当する部分は、シャープカット反射
板410によって効率的に光が反射され、その反射光は
レンズ408を介して感光ドラム上へ供給されていた。
【0016】ここで、図34に示すように、どのような
原稿が載置されようとも、本体400の両端部409間
の寸法Aの画像は複写されるが、シャープカット部分、
つまりシャープカット反射板410で反射された領域B
は、感光ドラム面上で図35で示すような長手方向の光
量部分をし、領域Bの部分では白画像が複写される構成
となっている。
【0017】このような従来例は、カートリッジを用い
た小型複写装置における例であるが、感光ドラム両端に
高反射された光を当てて画像両端部分を白色で出力する
ことによって、ドラム端部の感光材の塗布ムラや、ドラ
ム端部の電位に左右されない、常に一定の画像形成領域
を確保し、さらに、端部が暗くなることによるトナーの
無駄な消費を抑え、同時にクリーナー等の過剰な働きを
防止させるものであった。
【0018】
【発明が解決しようとしている課題】
(1)しかしながら、上記第1の従来例では、原稿濃度
検知機構を装置本体に投入するには、図23に示すよう
に、スペースAが必要となる。複写装置本体の小型化を
図るには、原稿面と結像面間の距離を短くすれば良いの
であるが、TC長を短くし、低コスト化を考慮して図2
4に示すような構成をとった場合には、原稿濃度検知機
構を設置するスペースがとれないという課題があった。
なお、図24の構成は、カートリッジ112のトナー容
量を確保したまま、本体の高さを低くするために、図中
右側部分をY方向に延ばし、カートリッジ右端部分が、
本体上枠を重ねた構成となっている。
【0019】第1の発明の目的は、上記第1の従来例の
課題を解決し、原稿の画像濃度を正確に検知でき、かつ
小型で低コストの画像形成装置を提供することにある。 (2)上記第2の従来例では、原稿濃度検知機構を装置
本体に投入するには、図25に示すように、スペースA
が必要となる。複写装置本体の小型化を図るには、原稿
面と結像面間の距離を短くすれば良いのであるが、TC
長を短くし、低コスト化を考慮して図26に示すような
構成をとった場合には、原稿濃度検知機構を設置するス
ペースがとれないという課題があった。なお、図26の
構成は、カートリッジ212のトナー容量を確保したま
ま、本体の高さを低くするために、図中右側部分をY方
向に延ばし、カートリッジ右端部分が、本体上枠を重ね
た構成となっている。
【0020】また、図27に示すように、上記課題を改
善した構成の濃度検知装置においては、原稿照明ランプ
200と原稿受光センサ211が相互に近接しているた
め、原稿203からの正反射光が入射し、濃度を正確に
検出できないという課題があった。ここで、図中213
は受光センサ211を支持するための基盤、214は基
盤213を保持する基盤保持壁、215は壁であり、本
体上枠206と基盤保持壁214と壁215とによって
形成された空間内に受光センサ211及び反射板208
を所定位置に配置している。
【0021】さらに、正反射光が受光センサ211に入
射しないように受光センサ211と原稿台ガラス202
との間に上枠開口を設けた構成を図28に示す。このよ
うな装置で、原稿の読取りを行う場合、複写装置本体側
の構成として、さまざまな長手方向の光量分布を持った
照明ランプ200が設置されたとしても、原稿を全面に
わたって均一に照明するため、原稿読取り位置Bに対し
て照明ランプ200の位置を前後に調整(図中波線参
照)することによって光量調整を行っていた。しかし、
ここで照明ランプ200を前後させたとき、受光センサ
211、上枠開口部分、及び照明ランプの位置関係が変
わるため、遮光壁216を越えて新たに正反射成分が入
射してしまうという課題がある。このとき、照明ランプ
が移動しても正反射成分が受光センサ211に入射しな
いように上枠開口部分を狭めた構成をとると、受光セン
サ211への入射絶対量が減少し、感度の高い高価な受
光センサを用いなければならないという課題があった。
【0022】第2の発明の目的は、上記第2の課題を解
決し、光源の移動位置にかかわらず正確に原稿の濃度検
知を行うことができ、高品質な画像出力を得ることが可
能な画像形成装置を提供することにある。 (3)上記第3の従来例では、複写装置の小型化を図
り、かつ、現像用トナー容量を十分確保した場合、照明
系の光源ランプと対向する側に濃度検知機構を設けるス
ペースを得ることができず、図30に示すような構成で
濃度検知を行う必要があった。この場合、原稿の濃度に
応じて窓309を通過した反射光は、照明ユニット31
4の照明ランプ300側に設けられた反射板315で反
射され、照明ユニット314の側壁に取り付けられた基
盤316上の濃度検知センサ312に入射されていた。
図31は図30の上面図であり、基盤316には濃度検
知センサ312のほかに照明ランプ300を調整するた
めの調光センサ317が取り付けられ、調光センサ31
7への入射光は照明ユニット314の仕切壁に形成され
た開口318によって供給されていた。
【0023】しかしながら、図30、図31に示す複写
装置を小型化し、照明ランプも小径のものを用いると、
原稿読取りに必要な光量を十分に確保するためには、本
体上枠308のレンズ上面の開口部の開口面積を広くと
る必要があり、照明ランプの光をより多く原稿304に
照射させなければならない。そして、照明ランプの調光
センサ317と濃度検知センサ312とが同一の基板3
16上に配置されると、原稿の濃度に応じて照明ランプ
への戻り光量が変わり、その結果、照明ランプが第2の
発光体となって、調光センサ317への入射光量が変化
し、照明ランプ300の点灯電圧を一定に保つことがで
きないという課題が生じてた。さらに、このような複写
装置では、自動濃度検知を適正に行うことができず、画
像が劣化するという課題が生じていた。
【0024】第3の発明の目的は、上記第3の従来例の
課題を解決し、光源の調光と原稿の濃度検知を適正に行
うことができ、優れた画像出力をすることができる画像
形成装置を提供することにある。 (4)しかしながら、上記第4の従来では、図35に示
すように、画像形成領域A以端のB領域は十分な光量が
感光ドラムに供給されて白出力を得ることができるが、
AとBとの境界、つまりA寸法の際の位置では光量が下
がり、うす字や灰色の原稿が設置された場合、図36
(A)、(B)のように出力画像上に黒すじが形成され
てしまうという課題があった。
【0025】第4の発明の目的は、上記第4の従来例の
課題を解決し、優れた画像出力を得ることのできる画像
形成装置を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
(1)上記第1の目的を達成するために、本発明にあっ
ては、光源と、前記光源からの照射光を原稿へ集光させ
る反射笠と、前記原稿からの反射光を光学的に読取る読
取り部とを有し、前記読取り部から得られた情報に基づ
き原稿上の画像の形成を行う画像形成装置において、前
記原稿上の画像の濃度を検知するための受光センサを前
記反射笠に近接して配置し、かつ前記反射笠を利用して
前記原稿からの反射光を前記受光センサに導く濃度検知
手段を設け、前記濃度検知手段によって検出された濃度
に対応した濃度で画像形成を行うものである。
【0027】第1の好適な実施態様として、前記濃度検
知手段は、前記画像形成装置の本体上枠に設けられた反
射部材を有し、この反射部材によって原稿からの反射光
を前記受光センサへ導くものである。 (2)上記第2の目的を達成するために、本発明にあっ
ては、原稿に対する光量分布調整のために移動可能に配
置された光源と、前記光源によって照射された原稿から
の反射光を光学的に読取り、原稿の画像に対応した画像
を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置におい
て、前記原稿上の画像に対応した濃度の画像を出力する
ために、前記画像の濃度を検知する濃度検知手段と、前
記光源の移動位置に対応した位置に前記濃度検知手段を
移動させる移動手段とを設け、前記濃度検知手段の検知
結果に基づき前記画像形成部が画像出力を行うものであ
る。
【0028】第1の好適な実施態様として、前記濃度検
知手段は、画像濃度を検知するための受光センサと前記
受光センサに対し所定光量の入射光を規定する検知窓と
を有し、前記移動手段は、前記検知窓を前記光源の位置
に対応して移動させるものである。
【0029】第2の好適な実施態様として、前記濃度検
知手段は、画像濃度を検知するための受光センサと前記
受光センサに対し所定光量の入射光を規定する検知窓と
を有し、前記移動手段は、前記検知窓の面積を前記光源
の位置に対応して可変するための移動部材を有するもの
である。 (3)上記第3の目的を達成するために、本発明にあっ
ては、原稿を均一に照射するために移動可能に取り付け
られた光源と、照射された原稿の反射光に基づき原稿の
濃度を検知する濃度検知手段と、前記光源の照射強度を
検知するための調光手段とを備え、前記濃度検知手段及
び前記調光手段を固定した基盤が仕切壁を介して前記光
源に隣接して配置された画像形成装置において、前記光
源と原稿間に配置された光源からの光を遮光する本体上
枠が、前記光源の移動範囲内に渡って延在されたもので
ある。
【0030】第1の好適な実施態様として、前記仕切壁
には前記光源からの光を前記基盤上の調光手段へ透過さ
せる開口が形成されている。
【0031】第2の好適な実施態様として、前記光源を
はさんで前記基盤と反対側には、原稿からの反射光を感
光ドラム上に結像する結像レンズが配置され、前記光源
が前記結像レンズ側に移動された場合、前記本体上枠は
前記光源の中心上から前記結像レンズ上の間まで延在し
ている。
【0032】第3の好適な実施態様として、前記本体上
枠には、前記光源からの光を原稿へ照射させ、その反射
光を前記濃度検知手段導くための開口が形成されてい
る。 (4)上記第4の目的を達成するために、本発明にあっ
ては、光源と、前記光源からの照射光を原稿上へ集光す
るための反射部を含む光学系部材と、前記原稿からの反
射光に基づき前記原稿に対応した画像を形成する画像形
成部とを有する画像形成装置において、前記原稿の画像
形成領域を画定するために、前記光学系部材の一部を利
用して、前記光源の照射領域内に前記光源からの照射光
を反射させる反射手段を設け、前記画像形成部は前記反
射手段にからの反射光及び前記原稿からの反射光に基づ
き画像形成を行うものである。
【0033】また、好適な実施態様として、前記画像形
成部は前記原稿からの反射光を感光ドラムへ結像するた
めのレンズを有し、前記反射手段は、前記レンズの側方
にかつ前記光源に隣接して配置されたサイドリフレクタ
ーであり、前記サイドリフレクターは前記レンズを支持
するとともに、前記光源からの照射光を前記レンズに反
射する反射部を有するものである。
【0034】
【作用】
(1)第1の発明によれば、原稿上の画像の濃度を検知
するための受光センサを反射笠に近接して配置し、この
反射笠を利用して原稿からの反射光を受光センサに導く
ように構成したことにより、光源近傍にコンパクトに構
成された濃度検知手段によって濃度検知に必要な光量を
確保でき、その結果、小型の画像形成装置を提供するこ
とができる。 (2)第2の発明によれば、原稿を均一に照明するため
に光源を移動して光量調整を行った場合でも、その光源
の移動位置に対応して濃度検知手段を移動させるので、
光源の位置にかかわらず濃度検知手段には一定の光量を
与えることができ、その結果、正確な原稿の濃度を検知
することができる。 (3)第3の発明によれば、光源と原稿間に配置された
本体上枠を光源の移動範囲内に渡って延在させたことに
より、原稿を最も強く照射する光線が調光手段へ入射さ
れず、調光手段は原稿の濃度や色による影響を受けるこ
となく光源の調光を行うことができる。 (4)第4の発明によれば、画像形成領域を画定するた
めに、光学系部材の1部を利用した反射手段により光源
からの光を直接反射させるようにしたので、画像形成部
は、反射手段からの反射光に基づき原稿画像の端部を消
去し、原稿からの反射光に基づき高品位の画像形成を行
うことができる。
【0035】
【実施例】 (1)以下、第1の発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0036】図1は、本発明の第1の実施例に係る複写
装置の要部の概略断面を示す図であり、図23と同一構
成のものについては同一参照番号を付してある。同図に
おいて、原稿照明ランプ100の照明光は、照明ランプ
100の両側にそれぞれ配置された反射笠113によっ
て反射され、その反射光は原稿台ガラス上の原稿103
に集光される。原稿103からの反射光は、結像レンズ
104によって感光ドラム105上に結像される。一
方、原稿103からの反射光の一部は、図1の波線に示
すように、反射笠113に近接して配置されたフォトセ
ンサ111に直接入射される。しかし、結像レンズ10
4の画像読取り幅はXOであり、反射笠113は読取り
幅XO部分に必要な光量が確保されるように設計されて
いるため、図1の波線に示す光線がフォトセンサ111
に入射しただけでは、現実に濃度検知に必要な光量が不
足することになってしまう。
【0037】そこで、本実施例では、濃度検知に必要な
光量を確保するために、本体上枠106の端部を折り曲
げ、その折り曲げ部分に反射部材114を接着し、これ
によって、図1の細線に示すように原稿からの反射光を
さらにフォトセンサ111に導き、濃度検知に必要な光
量を確保している。また、本体上枠106の折曲部と反
射笠113の端部との間には、透明部材107が取り付
けられ、指やクリップなどが直接フォトセンサ111に
接触しないようにしている。
【0038】なお、反射部材114の材質、反射率等
は、必要な光量を確保できればどのようなものであって
もかまわない。また、フォトセンサ111は、原稿台ガ
ラス102に対して垂直であっても、傾斜していても良
い。さらに、反射部材114を本体上枠106の折り曲
げ部に接着したが、この代わりに反射塗料を塗装しても
同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0039】次に、本発明の第2の実施例を図2に示
す。本実施例では、フォトセンサ111と反射笠113
とを一体にユニット化したものである。このような構成
にすることにより、装着を容易にするとともに、省スペ
ース、低コスト化を図るものである。
【0040】次に、本発明の第3の実施例を図3に示
す。本実施例では、反射笠による集光領域を拡張してフ
ォトセンサ111への集光を行っている。反射笠113
は、先にも述べたように結像レンズ104の画像読取り
幅XOに照明ランプ100の光を集光させているが、本
実施例の場合には、反射笠113の右先端部(図中マー
キング部分)に反射笠115を延長形成している。この
反射笠115は、XO幅位置を照明しておらず、図中で
示す照明ランプ100の左上部分Bを照明している。
さらに図4を用いて詳細に説明する。図4のグラフは、
横軸を原稿長手方向、縦軸を原稿面光量比とすると、反
射笠115がない状態では画像読取り幅XOを重点的に
集光しているが(点線)、反射笠115によってフォト
センサ111に入射する原稿面を照明し、B部分の光量
を増加させ(実線)、濃度検知に必要な光量を確保して
いる。
【0041】このように本実施例によれば、濃度検知の
ためのフォトセンサを照明ランプ側に配置し、本体上枠
または反射笠の一部を利用することによって、濃度検知
に必要な光量を確保し、かつ、照明ランプ、反射笠、結
像レンズ、及びフォトセンサをすべて近接して配置する
ことができ、複写装置の小型化を図ることが可能とな
る。 (2)以下、第2の発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0042】図5は、本発明の第1の実施例に係る複写
装置の要部の概略断面を示す図であり、図20と同一構
成のものについては同一参照番号を付してある。同図に
おいて、原稿照明ランプ200の照明光は、照明ランプ
200の底部に配置された反射笠201によって反射さ
れ、その反射光は原稿台ガラス202上の原稿203に
集光される。原稿203からの反射光は、結像レンズ2
04によって感光ドラム205上に結像される。一方、
原稿203からの反射光は、原稿の濃度に応じた光量を
もって、本体上枠206と遮光壁216とによって囲ま
れたAE用開口窓217を通過した後、反射板208で
反射され、基盤213によって保持された受光センサ2
11に入射する。そして、受光センサ211からの検知
結果を受けた画像制御部(図中省略)は、その光量情報
に対応して感光ドラム205の現像バイアスや、あるい
は照明ランプ200の点灯電圧を制御する。これによっ
て、原稿の濃度が変化しても、常にそれに追随して適正
な濃度の複写を行うことが可能になっている。
【0043】しかし、従来技術の課題でも説明したよう
に、照明ランプの長手方向(本実施例では図面と垂直方
向)の光量分布で、その片側に分布が片寄ったような照
明ランプが設置された場合、結像レンズ204の画像読
取り幅XO内を長手方向全面に渡って均一に照明する必
要があるため、照明ランプ200を図中波線で示す位置
へ移動させていた。ここで、照明ランプ200が図中実
線で示す位置に設置されていれば、原稿からの正反射光
は遮光壁216によって遮光され受光センサ211へは
入射されないが、波線の位置へ移動された場合には、図
中太線で示したような正反射成分が受光センサ211に
入射してしまう。
【0044】そこで、本実施例では、受光センサ211
を照明ランプの位置に応じて移動可能とし、上記のよう
な正反射成分を受光センサ211へ入射させないように
したものである。
【0045】具体的には、本体上枠206と壁215と
の間に配置された基盤保持壁214に一対の貫通したネ
ジ穴218を形成し、このネジ穴218に一対の調整用
ビスを係合させ、ネジ穴218から突出した調整用ビス
の先端に受光センサ211を固定した基盤213を取り
付けるものである。仮に、照明ランプ200が、波線位
置に移動したときには、調整用ビス219を回転させる
ことで基盤213を基盤保持壁214からY方向に遠ざ
け、正反射光の入射しない位置に受光センサ211を移
動させる(図中波線に示す位置)。
【0046】また、図6に示すように、調整用ビス21
9の締め具合を原稿側と本体側とで変えることによっ
て、基盤213を傾斜させて正反射光を入射させない構
成をとること可能であり、同様の効果が期待できる。こ
の場合には、調整用ビス219の先端に基盤213を回
動可能に取り付ければよい。
【0047】なお、受光センサ211は正反射光が入射
されなければ、照明ランプ200の長手方向に対してど
のような位置に移動されてもかまわないし、さらに、受
光センサ211の位置調整機構はここに示すもの以外の
構成であっても良い。図1では図中Y方向にビスを移動
させるが、複写装置の組立作業を考慮してZ方向に移動
させても良い。例えば、図7に示すように、本体上枠2
06に調整用ビス220を取付け、これを回転させるこ
とによって部材221を回転させ、さらに部材221に
取付けた歯車222及び片側に溝を掘った基盤保持部材
で受光センサ211をY方向に移動させても良い。この
ような構成によっても同様の効果を得ることができる。
【0048】次に、本発明の第2の実施例を図8に示
す。本実施例の複写装置は、受光センサ211、基盤2
13、基盤保持壁214、壁215、遮光壁216、反
射板208及び反射板保持壁223をすべて一体のユニ
ット224より構成し、照明ランプ20の移動位置に応
じて濃度検知用のユニット224を最適位置に移動する
ものである。図中実線位置が通常時、波線位置がランプ
移動時である。これによって、原稿の濃度を正確に読取
り、濃度に応じた最適の複写をすることができる。
【0049】また、上記ユニット224と照明ランプ2
00端部のランプ保持部材を同一ユニット化することに
よって、照明ランプ200と濃度検知用のユニット22
4とが必ず一定の配置関係を有するように構成しても、
同様の効果を得ることができ、さらに受光センサ211
への入射光量を常に一定に保つことができる。
【0050】次に、本発明の第3の実施例を図9に示
す。本実施例に係る複写装置は、本体上枠206を照明
ランプ200の位置に応じて移動可能としたものであ
る。つまり、本体上枠206の開口窓217を形成する
左端CをC1位置まで可動とし、図5に示すような正反
射光をカット可能としている。また、開口窓217の右
端DもD1まで移動可能とし、その先端部は対応する遮
光壁216に形成された溝内に挿入可能な構成となって
いる。さらに、このような構成の場合、開口窓217の
実質的な開口面積が減少し、濃度検知に必要な光量が得
られなく恐れがあるため、反射板208を一対の調整用
ビス225によって保持することで、先の述べた受光セ
ンサ211と同様に回動可能とし、両者の位置関係を最
適なものとすることによって濃度検知に十分な光量を供
給している。なお、本体上枠206の移動機構は歯車機
構、ベルト装置あるいはリンク機構などを用いて構成す
ることができ、また反射板208の回転機構も上記の構
成に限定されるものではない。 (3)以下、第3の発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0051】図10は、本発明の第1の実施例に係る複
写装置の要部の概略断面を示す図であり、図29及び図
30と同一構成のものについては同一参照番号を付して
ある。同図において、原稿照明ランプ300の照明光
は、照明ランプ300の底部に配置された反射笠301
及びその側方の反射笠302によって反射され、その反
射光は原稿台ガラス303上の原稿304に集光され
る。原稿304からの反射光は、実線で示すように結像
レンズ305によってカートリッジ306内の感光ドラ
ム307上に結像される。
【0052】照明ランプ300をはさんで結像レンズ3
05の反対側には、濃度検知センサ312及び調光セン
サ317が基盤316に固定して配置され、これらの照
明ユニット300、反射笠301、302、基盤316
等は照明ユニット314としてカートリッジ306上に
取り付けられている。
【0053】ここで、本実施例では、照明ランプ300
からの光を遮光する本体上枠319が照明ランプ300
の移動範囲内に渡って延在するようになっている。この
本体上枠319には開口320が形成され、照明ランプ
300からの光は開口320を介して原稿304へ照射
され、その反射光は、図中1点鎖線Bで示すように照明
ユニット314内の反射板315で反射され、基盤31
6上の濃度検知センサ312に入射される。また、基盤
316上の調光センサ317には、照明ユニット314
内の仕切部に形成された開口318を介して照明ランプ
300からの図中矢印Aで示す光が直接入射される。
【0054】また、照明ランプ300は、照明ユニット
314と結像レンズ305との方向において、両端のラ
ンプホルダーを移動させることにより移動可能な構成を
とっている。例えば、照明ランプ300の、その長手方
向の絶対光量分布が、図11の実線に示すように画像中
心に対して対称でない傾きを持っていた場合には、照明
ランプ300の両端のランプホルダーを結像レンズの光
軸と垂直方向に移動させて、その光量の均一な調整を行
う。この場合、照明ランプ300の本体奥側を結像レン
ズ305に近づけることによって原稿面の読取り光量が
増加し、原稿の読取り位置全体に渡って均一に照明する
ことが可能となる。
【0055】上記状態を複写装置の上方からみた図が、
図12及び図13である。図中、Xが従来の複写装置の
本体上枠308の壁端部位置であり、Yが本実施例にお
ける本体上枠320の壁端部位置である。照明ランプ3
00の位置を矢印Cのように移動させ、長手方向の光量
分布を均一となるようにするとともに、照明ランプ30
0が最も結像レンズ305に近づいた状態でも、照明ラ
ンプ300の真上には本体上枠320が存在するため、
原稿を最も強く照明する光線が遮られ、調光センサ31
7への入射光は原稿の色や濃度による影響をまともに受
けなくなる。このため、適正な調光レベルを保持しなが
ら、濃度検知に必要な光線を開口319の別光路を通じ
て濃度検知センサ312へ導くことができる。
【0056】原稿面光量との関係を示したものが図14
であり、従来の本体上枠308の場合を原稿面光量を実
線で、本実施例の場合を1点鎖線で示す。図からも明ら
かなように、照明ランプ300上に本体上枠がない場合
には、この部分の光量が高くなっており、調光センサ3
17への入射光は原稿の色や濃度の影響を受けていた
が、照明ランプが移動される全体に渡って本体上枠31
9が延在されることにより上述の効果を得ることができ
るようになっている。また、図15に示すように、従来
の本体上枠308の位置をX、本実施例の本体上枠31
9の位置をYーZ間とし、照明ランプ300の移動範囲
をDとすると、原稿面光量は照明ランプ中心上が最も多
いので、本体上枠319は原稿の読取り領域内光量(図
14斜線部)が落ちないレベルの任意の位置でよく、こ
の場合でも同様の効果を得ることができる。
【0057】次に、本発明の第2の実施例を図16に示
す。本実施例では、複写装置をさらに小型化した場合、
本体上枠319をZ位置まで延在した結果、原稿からの
戻り光を防ぐことはできるが、図17に示すように読取
りに必要な露光量も減ってしまうことを考慮し、照明ラ
ンプ300の下の反射笠321を壁に沿って上へ持って
きたものである。これによって、読取り位置での露光量
を高めることが可能となる。
【0058】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
上述した複写装置の照明ユニット314は、非常に小型
のもので、図10の照明ランプの左端から反射板315
までの水平距離が約25mm、本体上枠319から反射
笠301までの垂直距離が約12mmである。この構成
で、本体上枠319を延在させると、その厚さは約1な
いし2mmと薄くなり、本体枠を構成する樹脂を光線が
透過し、原稿からの戻り光が発生してしてしまう。この
ため、壁の厚さを最大薄くしつつも、壁下面の照明ラン
プ側を完全に遮光し、かつ光を反射する反射薄膜(白
板)を接着することによって所期の同様の効果を得るこ
とが可能である。 (4)以下、第4の発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0059】図18は本発明の第1の実施例に係る複写
装置の概略構成を示す断面図であり、図19はその要部
の斜視図である。なお、従来の構成と同一構成のものに
ついては同一参照番号を付けてある。これらの図に示す
ように、411はサイドリフレクタ兼シャープカットで
あり、照明ランプ404の長手方向の側部に配置されて
いる。サイドリフレクタ411の下部の中央部分412
は画像中心側、つまり、集光性レンズアレイ408側に
折り曲げられており、この中央部分412は集光性レン
ズアレイ408の頭部を押さえ、レンズ支え部材を兼ね
ている。また、サイドリフレクタ411のレンズ真上に
相当する上部は、中央部分412よりもさらに画像中心
側に折り曲げられた折曲部413を有しており、折曲部
413は、ここでは図示しない照明ランプ(図中左側に
設置)と対向し、照明ランプからの照射光を直接レンズ
側に反射させている。
【0060】従来例では、シャープカット領域を構成
は、本体400の両端部409にシャープカット反射板
410を貼りつけていたため、両端部409の厚みによ
り照明ランプ404からの光線の一部は太線で示したよ
うに(図33参照)レンズに入射されることなく発散し
ていた。しかし、本実施例ではサイドリフレクタ411
の上部に折曲部413を形成しているため、図18の矢
印で示すように、従来結像に用いられなかった光線もレ
ンズへ入射することが可能となった。この光線が結像に
用いられないフレア光であっても、見かけ上の感光ドラ
ムへ到達する光量は増加するため、感光ドラム面上の光
量分布は、図20に示すように、画像形成領域Aの際で
低下することがなく、その結果、良好な画像を得ること
ができる。また、この場合のフレア光に入射による解像
力の低下は、実際には画質には現れない程度の小さなも
のであり、ほとんど問題になることはない。
【0061】次に、本発明の第2の実施例を図21に示
す。
【0062】本実施例では、図に示すように、集光性レ
ンズアレイ408を押さえ、かつ原稿台ガラスを支える
高さの寸法の原稿台がらす位置決めコマ414を設けた
ものである。この位置決めコマ414の一部415を、
上記の折曲部413と同様に画像中心側に突出させ、こ
の部分が集光性レンズアレイ408と対向する位置に白
紙等の反射部材を貼っている。本実施例でも、シャープ
カット兼位置決めコマ414と原稿との間に間隙が生
じ、第1の実施例と同様の効果を奏している。
【0063】次に、第3の実施例を図22に示す。
【0064】本実施例の場合には、集光性レンズアレイ
416のシャープカットを行いたい部分のレンズファイ
バー配列を2列に増やし、この部分に相当する感光ドラ
ム端での光量を増加させるている。なお、本実施例で
は、レンズファイバーを2列としているが、これに限ら
ずさらに列数を増加してもかまわない。
【0065】
【発明の効果】
(1)以上説明したように第1の発明によれば、原稿上
の画像の濃度を検知するための受光センサを反射笠に近
接して配置し、この反射笠を利用して原稿からの反射光
を受光センサに導くように構成したことにより、光源近
傍にコンパクトに構成された濃度検知手段によって濃度
検知に必要な光量を確保でき、小型の画像形成装置を提
供することができる。 (2)第2の発明によれば、原稿を均一に照明するため
に光源を移動して光量調整を行った場合、その光源の移
動位置に対応して濃度検知手段を移動させることができ
るので、光源の位置にかかわらず濃度検知手段には原稿
からの正反射光の少ない一定の光量を与えることがで
き、その結果、正確な原稿の濃度を検知することができ
る。 (3)第3の発明によれば、本体上枠を光源の移動範囲
内に渡って延在させたことにより、原稿の色や濃度によ
って光源へ戻る戻り光を遮光することができ、調光手段
への不必要な迷光を防いで適正な調光を行うことがで
き、同時に正確な濃度検知をも行うことができる。 (4)第4の発明によれば、光学系部材の1部を利用し
て画像形成領域を画定するようにしたので、シャープカ
ット影による有効画像形成領域の際の部分の光量低下を
防ぐことができ、その結果、黒すじのない良好な画像出
力を得ることができる。また、従来用いていた白板等の
シャープカット部材を廃止することで、部品数の削減を
図り、かつ、部材の貼り付けや組立行程を省略すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1の発明の第1の実施例に係る複写装
置の要部の概略断面図である。
【図2】 図2は第1の発明の第2の実施例を示す概略
断面図である。
【図3】 図3は第1の発明の第3の実施例を示す概略
断面図である。
【図4】 図4は第1の発明の第3の実施例の作用を示
す図である。
【図5】 図5は第2の発明の第1の実施例に係る複写
装置の要部の概略断面図である。
【図6】 図6は第2の発明の第1の実施例に係る濃度
検知機構を示す概略断面図である。
【図7】 図7は第2の発明の第1の実施例に係る濃度
検知機構を示す概略断面図である。
【図8】 図8は第2の発明の第2の実施例を示す概略
断面図である。
【図9】 図9は第2の発明の第3の実施例を示す概略
断面図である。
【図10】 図10は第3の発明の第1の実施例に係る
複写装置の要部の概略断面図である。
【図11】 図11は照明ランプの長手方向の光量分布
図である。
【図12】 図12は照明ランプの移動説明図である。
【図13】 図13は第1の実施例に係る複写装置の概
略上面図である。
【図14】 図14は原稿面の光量分布図である。
【図15】 図15は照明ランプと本体上枠との関係を
示す概略断面図である。
【図16】 図16は第3の発明の第2の実施例に係
る複写装置の概略断面図である。
【図17】 図17は第2の実施例に係る原稿面の光量
分布図である。
【図18】 図18は第4の発明の第1の実施例に係る
複写装置の概略断面図である。
【図19】 図19は図18の要部の構成を示す斜視図
である。
【図20】 図20は第1の実施例における感光ドラム
面上での長手方向の光量部分図である。
【図21】 図21は第4の発明の第2の実施例に係る
複写装置の要部の構成を示す斜視図である。
【図22】 図22は第4の発明の第3の実施例に係る
集光性レンズアレイの構成を示す平面図である。
【図23】 図23は第1の従来例の複写装置の構成を
示す断面図である。
【図24】 図24は第1の従来例の複写装置の構成を
示す断面図である。
【図25】 図25は第2の従来例の複写装置の構成を
示す断面図である。
【図26】 図26は第2の従来例の複写装置の構成を
示す断面図である。
【図27】 図27は第2の従来例における正反射光を
説明するための複写装置の断面図である。
【図28】 図28は第2の従来例における正反射光を
説明するための複写装置の断面図である。
【図29】 図29は第3の従来例の複写装置の構成を
示す断面図である。
【図30】、 図30は第3の従来例の複写装置の構成
を示す断面図である。
【図31】 図31は図30の上面図である。
【図32】 図32は第4の従来例の複写装置の構成を
示す斜視図である。
【図33】 図33は図32の断面図である。
【図34】 図34は第4の従来例のシャープカットを
説明するための複写装置の斜視図である。
【図35】 図35は第4の従来例における感光ドラム
面上での長手方向の光量部分図である。
【図36】 図36(A)(B)は第4の従来例におけ
る出力画像を示す図である。
【符号の説明】
100、200、300、400 原稿照明ランプ、 103 原稿 106、206、319 本体上枠 111、211 フォトセンサ、 113、115、201 反射笠、 114、208 反射部材 214 基盤保持壁 218 ネジ穴 309 窓 318、320 開口 319 照明ユニット 411 サイドリフレクタ 414 原稿台ガラス兼位置決めコマ 416 集光性レンズアレイ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、前記光源からの照射光を原稿へ
    集光させる反射笠と、前記原稿からの反射光を光学的に
    読取る読取り部とを有し、前記読取り部から得られた情
    報に基づき原稿上の画像の形成を行う画像形成装置にお
    いて、 前記原稿上の画像の濃度を検知するための受光センサを
    前記反射笠に近接して配置し、かつ、前記反射笠を利用
    して前記原稿からの反射光を前記受光センサに導く濃度
    検知手段を設け、前記濃度検知手段によって検出された
    濃度に対応した濃度で画像形成を行うことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項第1項において、前記濃度検知手段
    は、前記画像形成装置の本体上枠に設けられた反射部材
    を有し、この反射部材によって原稿からの反射光を前記
    受光センサへ導くことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】原稿に対する光量分布調整のために移動可
    能に配置された光源と、前記光源によって照射された原
    稿からの反射光を光学的に読取り、原稿の画像に対応し
    た画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置に
    おいて、 前記原稿上の画像に対応した濃度の画像を出力するため
    に、前記画像の濃度を検知する濃度検知手段と、 前記光源の移動位置に対応した位置に前記濃度検知手段
    を移動させる移動手段とを設け、前記濃度検知手段の検
    知結果に基づき前記画像形成部が画像出力を行うことを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項第3項において、前記濃度検知手
    段は、画像濃度を検知するための受光センサと前記受光
    センサに対し所定光量の入射光を規定する検知窓とを有
    し、前記移動手段は、前記検知窓を前記光源の位置に対
    応して移動させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項第3項において、前記濃度検知手
    段は、画像濃度を検知するための受光センサと前記受光
    センサに対し所定光量の入射光を規定する検知窓とを有
    し、前記移動手段は、前記検知窓の面積を前記光源の位
    置に対応して可変するための移動部材を有することを特
    徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】原稿を均一に照射するために移動可能に取
    り付けられた光源と、照射された原稿の反射光に基づき
    原稿の濃度を検知する濃度検知手段と、前記光源の照射
    強度を検知するための調光手段とを備え、前記濃度検知
    手段及び前記調光手段を固定した基盤が仕切壁を介して
    前記光源に隣接して配置された画像形成装置において、 前記光源と原稿間に配置された光源からの光を遮光する
    本体上枠が、前記光源の移動範囲内に渡って延在された
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項第6項において、前記仕切壁には
    前記光源からの光を前記基盤上の調光手段へ透過させる
    開口が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項第6項において、前記光源をはさ
    んで前記基盤と反対側には、原稿からの反射光を感光ド
    ラム上に結像する結像レンズが配置され、前記光源が前
    記結像レンズ側に移動された場合、前記本体上枠は前記
    光源の中心上から前記結像レンズ上の間まで延在してい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項第6項において、前記本体上枠に
    は、前記光源からの光を原稿へ照射させ、その反射光を
    前記濃度検知手段導くための開口が形成されていること
    を特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 光源と、前記光源からの照射光を原稿
    上へ集光するための反射部を含む光学系部材と、前記原
    稿からの反射光に基づき前記原稿に対応した画像を形成
    する画像形成部とを有する画像形成装置において、 前記原稿の画像形成領域を画定するために、前記光学系
    部材の一部を利用して、前記光源の照射領域内に前記光
    源からの照射光を反射させる反射手段を設け、前記画像
    形成部は前記反射手段にからの反射光及び前記原稿から
    の反射光に基づき画像形成を行うことを特徴とする画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項第10項において、前記画像形
    成部は前記原稿からの反射光を感光ドラムへ結像するた
    めのレンズを有し、前記反射手段は、前記レンズの側方
    にかつ前記光源に隣接して配置されたサイドリフレクタ
    ーであり、前記サイドリフレクターは前記レンズを支持
    するとともに、前記光源からの照射光を前記レンズに反
    射する反射部を有することを特徴とする画像形成装置。
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