JPS6243631A - 走査露光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は複写装置や原稿画像読取装置等における、照明
ランプにより原稿面を照射して走査する走査型露光装置
に係り、特にハロゲン化銀写真感光材料から成る感光面
に複写画像を形成せしめる走査型露光装置の改良１こ関
するものである。

【従来の技術】

従来、複写、装置や原稿画像読取装置等において、原稿
を原稿台ガラス上に載置固定して照明ランプを含む走査
光学系を移動させる光学系移動走査型露光装置と、照明
ランプを含む光学系を固定して原稿を載置する原稿台ガ
ラスを移動させる原稿台移動走査型露光装置との２方式
がある。 上記何れの走査型露光装置においても、原稿台プラス上
に＠置された原稿は、原稿台ガラスの下方であって複写
装置等の本体内部に設けられた照明ランプによって所定
幅で露光照明される。この原稿面露光照明のため、上記
照明ランプを反射傘で覆い、反射傘の開口部が上記露光
部に向くようになし、照明ラランプの光束が該露光照明
部の所定幅に集光するようになっている。ここで上記原
稿面での露光照明部の果尤幅は一般に１０〜３０Ｉであ
る。 原稿面ガラス上に載置された原稿は上記集光幅で露光照
明され、その反射光はミラー、レンズから成る光学系に
導かれる。そしてｒＱ稿台または露光装置の何れか一方
又は両方が相対移動することにより、原稿面全域がスリ
ット露光走査され、上記光学系を経て結像部において複
写画像が形成される。 ここで、結像部は、複写装置にあっては光導電性感光体
や写真感光材料等であり、画像読取装置にあってはＣＣ
Ｄ撮像素子のような固体撮像素子が用いられる。

【発明が解決しようとする問題点】

上記従来の走査型露光装置においては、複写や画像読取
に実際に寄与する原稿反射光以外に、他からの雑光が複
写光学系に入射し、複写画質を低下させることがある。 その原因は、■原稿面からの乱反射が原稿面ガラスを経
て放出され、この乱反射光が結像のための光路中に混入
する、■原稿台プラス下面の全反射光が結像のための光
路中に混入する、などがある、これら雑光が結像のため
の光路中に混入すると、結像部における感光面に形成さ
れる複写画像にカブリ現象を越す、特に感光面にハロゲ
ン化銀写真感光材料を使用し、高品位の画質を形成せし
める場合には１、感光波長域が広く、高感度で階調再現
性がよく全整色性画像を記録で終る特性を有するから、
上記カブリ現象は者しく画質を低下させる。 上記雑光防止にため、前記スリット露光部以外の全域を
走査に連動して巻取り可能な遮光膜により遮蔽する方法
もあるが、構造が複雑となり、製造コストも高くなる欠
点がある。

【問題点を解決するための手段】

本発明は、従来の走査型露光装置における雑光が複写光
路中に混入して、カブリ現象による！！写画像低下を防
止することを目的とするものであって、高品位の複写画
像を簡単な露光装置により達成するものである。 この目的を達成する本発明の走査型露光装置は、光源と
反射部材により、被走査面に光を指向させる走査露光装
置において、被走査面からの反射光の通路を挾んで、前
記光源及び前記反射部材と対向する側に照明幅の２倍以
上の幅を有する遮光部材を設けたことを特徴とするもの
である。 【実施例１ 以下、図示の実施例により、本発明の詳細な説明する。 第１図は、本発明による走査型露光装置の断面図である
。第２図お上Ｖ第３図は走査光学系の走査動作を説明す
る断面図である、なお、この複写装置に使用される感光
材料は、例えばハロゲン化銀写真感光材料（リバーサル
タイプ又はネガタイプ）である。 原稿面即ち、走査定面における照度は走査手段の移動方
向に直角な方向、即ち、スリット露光におけるスリット
長手方向には全幅にわたって、できるだけ均一になるよ
うな工夫がなされる。また走査手段の移動方向には照明
効率を高め、雑光が露光部に到達するのを防ぐために、
必要な幅（走査の移動方向の長さ）のみを照明するよう
に様々な工夫がなされる。そのために、光源の背後に配
置される反射鏡として、楕円曲面鏡或いは放物面−面鏡
等に用いられる。 図示の実施例もその１例である。 コレらのニスによって、原稿面（被走査面）での照度分
布は走査手段の走査方向に関して必要な所でピークを持
つものとなっている。 本発明において、照明幅とはこのピークの半値幅である
。 なお、多くの走査露光装置においては露光部への雑光の
混入を防ぐために、被走査面近傍にスリットを設けてい
る。 例えば、第１図々示の例では反射面５．６．７を形成す
る枠体にスリット８を設けている。 実際的には前記遮光部材の幅を前記した被走査面近傍に
設けたスリットの幅の４〜１０倍にすることが望ましい
。 複写装置本体１の上部には、原ｖ＠Ｄを載置する透明〃
ラス製のｇ積台２が固定されている。／ｉ７稿台２の下
方であって、複写ｖｃ装本体１内には移動可能な枠体４
が設けられている。この枠体４の内面には、楕円曲線断
面の曲面より成る反射ｉ１［５が形成されていて、その
最も反射効率のよい位置に露光用照明ランプ３が設けら
れる。壁面６は、枠体４と一体１こ形成され、前記反射
面５より反射する反射光が第１ミラー１１に対し影響を
与えないようにした遵尤面であるとともに、反射面をな
し、原稿台２上のスリット露光部に反射光をを集束せし
める反射面である。？は、前記照明ランプ３の直射光、
反射光を反射せしめて、上記スリット露光部に反射光を
集束せしめると共に、外部への洩尤を防止する壁面であ
る。 かくして、照明ランプ３による照明光は、反射面５１６
＋７により反射されて枠体４の開口部から原稿台２の−
６５を露光照明する。この照明幅は一般に２０−３０Ｉ
ＩＩｍである。 前記枠体４の壁面６と壁面７との間には、所定寸法の開
口形状をなすスリット８が開口している。 前記原稿面を露光照明した照明光は、原稿面で反射され
、上記スリット８を通過して、枠体４の一部に固定され
た第１ミラー＋１に入射しで反射される。更にこの反射
光は、第２ミラー１２．第３ミラー１３を経て、主レン
ズ１４に入射し、更に感光面へ導かれる。 前記のように構成した枠体４は、枠体４の両端部に設け
られた支持部材に固定され、更に支持部材は案内レール
１０に１１置され、枠体４と共に案内レール１０上を滑
走移動できるようになっている。 なお、上記枠体４はアルミニウム合金等の金１４材を用
いるが、または耐熱性の合成樹脂等で形成してもよい。 一方、前記反射壁面７を形成する枠体４の右上端部は、
更に右方にｉ長され、その上面には遮光部材９が小ねじ
等により該枠体４に固定されている。遮光部材９は、上
記枠体９の右上端部に支持されると共に、その表面は更
に右方に延長して片持ち状となっていて、原稿台２の下
面に近接して平行をなす平板である。勿論、遮光部材９
の全長は艮い程、遮光効果は確実であるが、枠体４が案
内レール１０上を滑走して右端の最遠走査位置に達した
とき、複写機本体の一部に突き当たることのないよう必
要最小限の全長にしなければならない。 本発明者は、走査光学系の結像部にハロゲン化銀写真感
光材料Ｓ、例えばカラー印画紙を用いた複写装置を構成
し、前記雑光に上るカブリ現象の生じない遮光部材９の
＠（露光照明ユニットの移動方向の長さ）について種々
実験した結果、遮光部材９の全長を、原稿面における露
光照明幅の２ないし５倍に設定することで、充分目的を
達し有効であることを見出した。これは、露尤咀明され
たとき原稿面からの６し反射光や原稿台プラス下面の全
反射光が、露光部より遠ざかるに従い、急激に減りする
ためである。 」−記遮光部材９は、アルミニウム板を黒色表面処理し
た金属材または黒色の合成樹脂板を用い、前記枠体４に
小ねじや接着剤あるいは熱融着手等により固定さしめる
。あるいは枠体４の右端部を更に延長して遮光部材４と
ほぼ同形状にして一体に成型して構成することも可能で
ある。遮光部材９は原稿台２近傍に設けられる。望まし
くは原稿台２の下面と０．５ｍｍ〜５１６１１の間隔を
置いて設けられる。 第２図は、複写のｒこめの露光走査開始時の状態を示す
。これは、移動可能な光学系部材、即ち第１ミラーユニ
９ツト（照明ランプ３．枠体４．遮光部材９．ｔｊＳ１
ミラー１１を含む）が複写装置本体１の左側付近のホー
ムボノシッンに、ｔｊ％２ミラーユニント（第２ミラー
１２．第３ミラー１３を含む）が所定位置に、それぞれ
待機している状態を示す。ここで１５は第４ミラー、１
６は像反転用の第５ミラーである。 第３図は上記は第１ミラーユニツトとＰｔ５２ミラーユ
ニツトによる原稿面の露光走査（左→右）が終わって、
反転復帰（右→左）に移行する際の状態を示す。 この原稿台の露光走査過程と同期してハロゲン化銀写真
感光材料Ｓは、給紙部１７がら給送され、搬送ベルトか
ら成る搬送装置により斜上方に搬送され更にほぼ直角に
方向転換されて垂直下砕搬送され、ローラ群１９に挟持
され、結像部２０に送られる。 結像部２０において、感光材料Ｓは、前記原稿面の露光
照明走査速度と同速度で給送されながら（等倍複写の場
合）、スリット像露光が行なわれ潜像が形成される。 スリット像露光が終了した感光材料Ｓは、次に現像処理
槽に送られ発色現像が行なわれ、原稿画像に対応する顕
像を形成する。その後、感光材料Ｓは漂白定着槽、安定
化槽、乾燥装置を経て複写装置外へ排出され、１枚の複
写プロセスを終了する。 上記像露光が終了した後には、前記ＰＡ１ミラーユニッ
トと＃４２ミラーユニットは第２図に図示した初期位置
に復帰する。 本発明による走査露光装置は、上記複写装置の他、原稿
画像読取装置に適用することも可能である。即ち、本発
明による走査露光装置により、減光混入のない光学像を
固体撮像素子に入力し、この電気信号をオプチカルファ
イバー管（ＯＦＴ）により画像再生し、ハロゲン化銀写
真感光材料に像露光するｖｃｆｆ！においても、カプリ
現象のない高品位の優れた再生画像が得られる。 【発明の効果１ 以上のように、本発明による走査露光［によって、雑光
が複写光路内に混入することはなくなり、感光材料、特
にハロゲン化銀写真感光材料の感光面上に形成された記
録画像はカブリ現象のない優れた高品位の画像を得るこ
とができる。また簡単な遮光部材を付加することにより
、充分上記の効果を奏することができ、且つ池の品Ｈに
支障することはない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による走査露光装置の断面図である。第
２図および第３図は走査光′７系の走査動作を説明する
図である。 １・・・複写装置本体　　　　２・・・原稿合計・・照
明ランプ　　　　　４・・・枠体５．６．７・・・反射
面　　　　　８・・・スリット９・・・遮光部材　　　
　　　１１・・・第１ミラー２０・・・結像部 Ｄ・・・原稿

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光源と反射部材により、被走査面に光を指向させる
   走査露光装置において、被走査面からの反射光の通路を
   挟んで、前記光源及び前記反射部材と対向する側に照明
   幅の２倍以上の幅を有する遮光部材を設けたことを特徴
   とする走査露光装置。 ２、前記遮光部材の幅を前記照明の幅の５倍以下とした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の走査露光
   装置。 ３、被走査面からの反射光の幅を制限するスリット部材
   を前記被走査面近傍に設け、前記遮光部材の幅を前記ス
   リット部材のスリット幅の４〜１０倍としたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載の走査露光
   装置。