JP3018736B2 - 複写機の原稿照明装置 - Google Patents
複写機の原稿照明装置Info
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- JP3018736B2 JP3018736B2 JP4127679A JP12767992A JP3018736B2 JP 3018736 B2 JP3018736 B2 JP 3018736B2 JP 4127679 A JP4127679 A JP 4127679A JP 12767992 A JP12767992 A JP 12767992A JP 3018736 B2 JP3018736 B2 JP 3018736B2
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- Japan
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- light
- illuminating device
- copying machine
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の原
稿台ガラス上に載置した原稿に、この原稿台ガラスの下
側から光を照射してその反射光を光学系を介して感光体
側へ照射するようにした複写機の原稿照明装置に関する
ものである。
稿台ガラス上に載置した原稿に、この原稿台ガラスの下
側から光を照射してその反射光を光学系を介して感光体
側へ照射するようにした複写機の原稿照明装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の上記原稿照明装置としては、例え
ば特開昭５９−１６６９２９号公報、特開昭６０−１６
８１３１号公報、特開昭６２−１０２２３８号公報等に
示されたものがあるが、いずれも図３に示すように、ア
ッパーフレーム１に隣接して設けられる原稿台ガラス２
のリードエッジ端面（光走査上流側端面）は上面に対し
て直角になっていた。そしてこの原稿台ガラス２の下側
に位置する光走査系３は、ランプ４と、このランプ４の
背後に位置してランプ光を走査方向上流側上方へ照射す
るためのメインリフレクタ５と、ランプ光を反射して走
査方向下流側上方へ照射する対向リフレクタ６からなっ
ており、原稿台ガラス２におけるランプ７の照射点は、
走査方向の下流側と上流側の２方向からランプ光が照射
されるようになっている。
ば特開昭５９−１６６９２９号公報、特開昭６０−１６
８１３１号公報、特開昭６２−１０２２３８号公報等に
示されたものがあるが、いずれも図３に示すように、ア
ッパーフレーム１に隣接して設けられる原稿台ガラス２
のリードエッジ端面（光走査上流側端面）は上面に対し
て直角になっていた。そしてこの原稿台ガラス２の下側
に位置する光走査系３は、ランプ４と、このランプ４の
背後に位置してランプ光を走査方向上流側上方へ照射す
るためのメインリフレクタ５と、ランプ光を反射して走
査方向下流側上方へ照射する対向リフレクタ６からなっ
ており、原稿台ガラス２におけるランプ７の照射点は、
走査方向の下流側と上流側の２方向からランプ光が照射
されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記したように原稿台
ガラス２は走査方向の下流側と上流側の２方向からそれ
ぞれ斜め方向からランプ光を受けるが、リードエッジ端
面が垂直状になっているため、この部分に照射されたラ
ンプ光は、この端面で透過したりけられて拡散し、この
部分の光量が他の部分での光量より不足して低下してし
まう。これにより原稿７のコピーは、これのコピー先端
部でのカブリや黒スジとなってコピー質に悪影響を与え
ていた。
ガラス２は走査方向の下流側と上流側の２方向からそれ
ぞれ斜め方向からランプ光を受けるが、リードエッジ端
面が垂直状になっているため、この部分に照射されたラ
ンプ光は、この端面で透過したりけられて拡散し、この
部分の光量が他の部分での光量より不足して低下してし
まう。これにより原稿７のコピーは、これのコピー先端
部でのカブリや黒スジとなってコピー質に悪影響を与え
ていた。
【０００４】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、このリードエッジ端部における照射光量不足が生
じないようにしてコピー先端部でのコピー質の低下を防
止できる複写機の原稿照明装置を提供することを目的と
するものである。
ので、このリードエッジ端部における照射光量不足が生
じないようにしてコピー先端部でのコピー質の低下を防
止できる複写機の原稿照明装置を提供することを目的と
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る複写機の原稿照明装置は、原稿７を載
置する原稿台ガラス２，９の下側から光を照射してその
反射光を光学系を介して感光体側へ照射するようにした
複写機の原稿照明装置において、原稿台ガラス２の走査
リード側端面２ａ，９ａを鏡面研磨にて鏡面状にする。
また上記原稿台ガラス２，９のリードエッジ端面２ａ，
９ａに鏡面材を蒸着することにより鏡面状にする。さら
に原稿台ガラス９のリードエッジ端面９ａを、走査方向
の最上流側に位置する走査系３の対向リフレクタ６から
の反射光と略平行となる角度に傾斜させる。
に、本発明に係る複写機の原稿照明装置は、原稿７を載
置する原稿台ガラス２，９の下側から光を照射してその
反射光を光学系を介して感光体側へ照射するようにした
複写機の原稿照明装置において、原稿台ガラス２の走査
リード側端面２ａ，９ａを鏡面研磨にて鏡面状にする。
また上記原稿台ガラス２，９のリードエッジ端面２ａ，
９ａに鏡面材を蒸着することにより鏡面状にする。さら
に原稿台ガラス９のリードエッジ端面９ａを、走査方向
の最上流側に位置する走査系３の対向リフレクタ６から
の反射光と略平行となる角度に傾斜させる。
【０００６】
【作 用】光走査系３からのランプ光は原稿台ガラス
２，９のリードエッジ端面２ａ，９ａの影響を受けるこ
となく照射されて、このリードエッジ端部での光量不足
が改善され、コピー先端部でのコピー質低下が防止され
る。
２，９のリードエッジ端面２ａ，９ａの影響を受けるこ
となく照射されて、このリードエッジ端部での光量不足
が改善され、コピー先端部でのコピー質低下が防止され
る。
【０００７】
【実 施 例】本発明の実施例を図１，図２に基づいて
説明する。なおこの実施例において、図３に示す従来例
と同一の構成部材は同一の符号を付して説明を省略す
る。アッパーフレーム１に隣接した原稿台ガラス２のリ
ードエッジ端面２ａは従来と同様に上面と直角になって
いるが、この端面は研磨により、あるいは反射材の蒸着
により鏡面状に仕上げてある。
説明する。なおこの実施例において、図３に示す従来例
と同一の構成部材は同一の符号を付して説明を省略す
る。アッパーフレーム１に隣接した原稿台ガラス２のリ
ードエッジ端面２ａは従来と同様に上面と直角になって
いるが、この端面は研磨により、あるいは反射材の蒸着
により鏡面状に仕上げてある。
【０００８】しかして、この構成によれば、図１に示す
ように、光走査系３が最上流側に位置しているときにお
けるメインリフレクタ５側からの光で、リードエッジ端
面２ａの裏側から照射された光Ａはこのリードエッジ端
面２ａの鏡面に反射して原稿台ガラス２の上面側へ向け
られる。
ように、光走査系３が最上流側に位置しているときにお
けるメインリフレクタ５側からの光で、リードエッジ端
面２ａの裏側から照射された光Ａはこのリードエッジ端
面２ａの鏡面に反射して原稿台ガラス２の上面側へ向け
られる。
【０００９】従ってこの原稿台ガラス２のリードエッジ
部での原稿７はランプ４からの直接光Ｂと、リードエッ
ジ端面２ａに反射した光Ａの双方が照射されてこの部分
での光量不足が改善される。
部での原稿７はランプ４からの直接光Ｂと、リードエッ
ジ端面２ａに反射した光Ａの双方が照射されてこの部分
での光量不足が改善される。
【００１０】図２は本発明の他の実施例を示すもので、
アッパーフレーム８に隣接した原稿台ガラス９のリード
エッジ端面９ａの形状が、最上流側に位置する光走査系
３の対向リフレクタ６の反射面に向けた角度に傾斜され
ている。
アッパーフレーム８に隣接した原稿台ガラス９のリード
エッジ端面９ａの形状が、最上流側に位置する光走査系
３の対向リフレクタ６の反射面に向けた角度に傾斜され
ている。
【００１１】しかしてこの構成によれば、図２に示すよ
うに、光走査系３が最上流側に位置しているときにおけ
る原稿台ガラス９のリードエッジ部での原稿７は、メイ
ンリフレクタ５からのランプ光がそのまま照射されると
共に、対向リフレクタ６からのランプ光も、リードエッ
ジ部で反射や拡散がされることなく直接照射されて、こ
の部分での光量不足が改善される。なお、この実施例に
おいても、リードエッジ端面を研磨あるいは鏡面材の蒸
着により鏡面状にしてもよい。
うに、光走査系３が最上流側に位置しているときにおけ
る原稿台ガラス９のリードエッジ部での原稿７は、メイ
ンリフレクタ５からのランプ光がそのまま照射されると
共に、対向リフレクタ６からのランプ光も、リードエッ
ジ部で反射や拡散がされることなく直接照射されて、こ
の部分での光量不足が改善される。なお、この実施例に
おいても、リードエッジ端面を研磨あるいは鏡面材の蒸
着により鏡面状にしてもよい。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、リードエッジ端面２ａ
が上面と直角になっている原稿台ガラス２の場合でも、
この部分の端面が鏡面状になっていることにより、この
部分の裏側から入射したランプ光が原稿台ガラス２の上
方へ向けられるので、またリードエッジ端面９ａを最上
流側に位置する光走査系３の対向リフレクタ６からの反
射光を略平行となる角度に傾斜したことにより、対向リ
フレクタ６からのランプ光は直接入射されるので、それ
ぞれ光走査系３が最上流側に位置しているときにおける
原稿台ガラス２，９のリードエッジ端部での光量不足が
改善され、コピー先端部での光量不足によるカブリや黒
スジの発生が防止されコピー質の低下を防止することが
できる。
が上面と直角になっている原稿台ガラス２の場合でも、
この部分の端面が鏡面状になっていることにより、この
部分の裏側から入射したランプ光が原稿台ガラス２の上
方へ向けられるので、またリードエッジ端面９ａを最上
流側に位置する光走査系３の対向リフレクタ６からの反
射光を略平行となる角度に傾斜したことにより、対向リ
フレクタ６からのランプ光は直接入射されるので、それ
ぞれ光走査系３が最上流側に位置しているときにおける
原稿台ガラス２，９のリードエッジ端部での光量不足が
改善され、コピー先端部での光量不足によるカブリや黒
スジの発生が防止されコピー質の低下を防止することが
できる。
【図１】 本発明の第１の実施例を示す断面図である。
【図２】 本発明の第２の実施例を示す断面図である。
【図３】 従来の技術例を示す断面図である。
１，８…アッパーフレーム、２，９…原稿台ガラス、２
ａ，９ａ…リードエッジ端面、３…光走査系、４…ラン
プ、５…メインリフレクタ、６…対向リフレクタ、７…
原稿。
ａ，９ａ…リードエッジ端面、３…光走査系、４…ラン
プ、５…メインリフレクタ、６…対向リフレクタ、７…
原稿。
Claims (3)
- 【請求項１】 原稿７を載置する原稿台ガラス２，９の
下側から光を照射してその反射光を光学系を介して感光
体側へ照射するようにした複写機の原稿照明装置におい
て、原稿台ガラス２のリードエッジ端面２ａ，９ａを鏡
面研磨にて鏡面状にしたことを特徴とする複写機の原稿
照明装置。 - 【請求項２】 原稿７を載置する原稿台ガラス２，９の
下側から光を照射してその反射光を光学系を介して感光
体側へ照射するようにした複写機の原稿照明装置におい
て、原稿台ガラス２のリードエッジ端面２ａ，９ａに鏡
面材を蒸着したことを特徴とする複写機の原稿照明装
置。 - 【請求項３】 原稿７を載置する原稿台ガラス２，９の
下側から光を照射してその反射光を光学系を介して感光
体側へ照射するようにした複写機の原稿照明装置におい
て、原稿台ガラス９のリードエッジ端面９ａを、走査方
向の最上流側に位置する光走査系３の対向リフレクタ６
の反射光と略平行となる角度に傾斜させたことを特徴と
する複写機の原稿照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4127679A JP3018736B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 複写機の原稿照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4127679A JP3018736B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 複写機の原稿照明装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05323471A JPH05323471A (ja) | 1993-12-07 |
| JP3018736B2 true JP3018736B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=14966031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4127679A Expired - Lifetime JP3018736B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 複写機の原稿照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3018736B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3055481B2 (ja) * | 1996-12-24 | 2000-06-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP4127679A patent/JP3018736B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05323471A (ja) | 1993-12-07 |
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