JPH082668Y2 - 原稿照明装置 - Google Patents

原稿照明装置

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JPH082668Y2
JPH082668Y2 JP1988001724U JP172488U JPH082668Y2 JP H082668 Y2 JPH082668 Y2 JP H082668Y2 JP 1988001724 U JP1988001724 U JP 1988001724U JP 172488 U JP172488 U JP 172488U JP H082668 Y2 JPH082668 Y2 JP H082668Y2
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slit
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樹志 大和田
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Ushio Denki KK
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Ushio Denki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば複写機、ファクシミリ、OCR(文字
読取装置)等に組み込まれる原稿露光のための原稿照明
装置に関するものである。
〔技術の背景〕
例えば電子写真複写機に組み込まれる原稿照明装置の
一例においては、棒状に長い光源と樋状反射鏡とにより
原稿面を帯状に照明し、この帯状の照明光を当該原稿面
に対して相対的に移動させ、原稿面よりの反射光をスリ
ットにより細い帯状に規制したうえこれを回転ドラム状
の感光体上に投影して原稿露光を達成する。
従来の原稿照明装置の一例を第2図に示す。同図にお
いて、10は光源、20は樋状反射鏡、30は原稿面、31は透
明ガラス製の原稿台、40はスリット、41はスリット形成
部材、50は対向反射鏡である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし上記構成の原稿照明装置においては、折れ線P
で示すように、樋状反射鏡20の一縁21側に近い反射部分
からの反射光が、透明ガラス製の原稿台31の下面により
反射されてこれが樋状反射鏡20の一縁21からスリット40
に続く領域すなわちスリット形成部材41の樋状反射鏡側
の部分Aに向かい、この光が当該部分Aにより反射され
て再び原稿台31に向かい、さらに当該原稿台31の下面に
より反射されて迷光となり、当該迷光が最終的にスリッ
ト40に進入し、その結果露光むらが生ずる問題点があ
る。すなわち、上記迷光は樋状反射鏡20からの反射光が
原稿台31の下面により反射されて生ずる光であるため光
強度が概して高く、この光がスリット40に進入すると原
稿に対応する光像が乱され露光むらが生ずる。
これに対して、本考案者は、スリット形成部材41の樋
状反射鏡側の部分Aを例えば黒く着色して光を吸収させ
る手段について検討したが、この手段は製造コストが上
昇するので実用的ではない。
本考案は以上の如き事情に基づいてなされたものであ
って、きわめて簡単で安価な構造によりスリットへの上
記迷光の進入を防止することができ、良好な原稿露光を
達成することができる原稿照明装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、棒状に長い光源
と、当該光源を取り囲み原稿面に向かって光を反射する
樋状反射鏡と、当該樋状反射鏡の一縁に接近して配置さ
れた、前記原稿面からの反射光を細い帯状に規制するス
リットを有し、前記樋状反射鏡と一体に形成されたスリ
ット形成部材とを具えてなり、 前記樋状反射鏡の一縁から前記スリットに続く領域
に、当該スリットに向かうに従って前記原稿面から離隔
する方向に傾斜する迷光進入防止用反射面を設け、当該
迷光進入防止用反射面は、前記樋状反射鏡の反射面と、
稜線を介して連続していることを特徴とする。
〔作用〕
樋状反射鏡の一縁側に近い反射部分からの反射光は、
原稿台の下面により反射されて迷光進入防止用反射面に
向かうが、当該反射面が特定方向に傾斜しているので、
これよりの反射光はスリットの斜め上方に向かい無効と
される。従って、迷光のスリットへの進入が防止され
る。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を説明す
る。
第1図は、本考案に係る原稿照明装置を示す説明図で
ある。同図において、10は棒状に長い光源、20は樋状反
射鏡、30は原稿面、31は透明ガラス製の原稿台、40はス
リット、41はスリット形成部材、50は対向反射鏡、60は
迷光進入防止用反射面である。この例においては、樋状
反射鏡20、スリット形成部材41、対向反射鏡50は例えば
アルミニウム等により一体的に成形されて形成されてい
る。
透明ガラス製の原稿台31に対向する位置に、例えば白
熱電球よりなる棒状に長い(第1図において紙面に垂直
に延びる)光源10と、当該光源10を取り囲み原稿面30に
向かって光を反射する樋状反射鏡20が配置されている。
スリット40は、スリット形成部材41に設けた長尺な貫
通口により形成され、樋状反射鏡20の一縁21に接近配置
されている。当該スリット40により、原稿面30からの反
射光が細い帯状に規制される。
迷光進入防止用反射面60は、樋状反射鏡20の一縁21か
らスリット40に続く領域に設けられ、その傾斜方向は、
当該スリット40に向かうに従って原稿面30から離隔する
方向であり、当該迷光進入防止用反射面60により迷光が
スリット40の斜め上方に反射されて無効とされる。この
例では、スリット形成部材41の一側部分を樋状反射鏡20
に向かって徐々に肉厚とすることにより迷光進入防止用
反射面60が形成されている。
以上の構成の原稿照明装置によれば、樋状反射鏡20の
一縁21からスリット40に続く領域に、当該スリット40に
向かうに従って原稿面30から離隔する方向に傾斜する迷
光進入防止用反射面60を設けたので、これにより迷光を
反射させて無効にすることができ、従ってきわめて簡単
で安価な構造により、スリット40への迷光の進入を防止
することができ、その結果露光むらのない良好な原稿露
光を達成することができる。
すなわち、樋状反射鏡20の一縁21側に近い反射部分か
らの反射光は、折れ線Qで示すように、透明ガラス製の
原稿台31の下面により反射されて迷光進入防止用反射面
60に向かうが、当該反射面60は特定方向に傾斜している
ので、これよりの反射光はスリット40の斜め上方に向か
うようになり、その結果当該光のスリット40への進入を
防止することができる。
なお、迷光進入防止用反射面60は、肉厚を変更しない
で、スリット形成部材41の一側部分を斜めに折り曲げて
形成してもよい。また、対向反射鏡50を用いない構成と
してもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、樋状反射鏡の一縁からスリットに続
く領域に、特定の方向に傾斜する迷光進入防止用反射面
を設けたので、これにより迷光を反射させて無効にする
ことができ、従ってきわめて簡単で安価な構造により、
スリットへの迷光の進入を防止することができ、その結
果露光むらのない良好な原稿露光を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る原稿照明装置を示す説明図、第2
図は従来の原稿照明装置の一例を示す説明図である。 10……光源、20……樋状反射鏡 21……樋状反射鏡の一縁、30……原稿面 31……透明ガラス製の原稿台 40……スリット、41……スリット形成部材 50……対向反射鏡 60……迷光進入防止用反射面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状に長い光源と、当該光源を取り囲み原
    稿面に向かって光を反射する樋状反射鏡と、当該樋状反
    射鏡の一縁に接近して配置された、前記原稿面からの反
    射光を細い帯状に規制するスリットを有し、前記樋状反
    射鏡と一体に形成されたスリット形成部材とを具えてな
    り、 前記樋状反射鏡の一縁から前記スリットに続く領域に、
    当該スリットに向かうに従って前記原稿面から離隔する
    方向に傾斜する迷光進入防止用反射面を設け、当該迷光
    進入防止用反射面は、前記樋状反射鏡の反射面と、稜線
    を介して連続していることを特徴とする原稿照明装置。
JP1988001724U 1988-01-12 1988-01-12 原稿照明装置 Expired - Lifetime JPH082668Y2 (ja)

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JPH01108531U JPH01108531U (ja) 1989-07-21
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JP2007201642A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Kyocera Mita Corp 画像読取装置およびそれを備える画像形成装置
JP4733557B2 (ja) * 2006-04-18 2011-07-27 株式会社リコー 画像読取装置及び画像形成装置
JP5538183B2 (ja) * 2010-10-28 2014-07-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58144345U (ja) * 1982-03-25 1983-09-29 ウシオ電機株式会社 複写機用光源装置
JPS5917438U (ja) * 1982-07-26 1984-02-02 京セラミタ株式会社 静電式複写機の光学装置

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