JPH08328157A - 画像形成装置の露光装置 - Google Patents
画像形成装置の露光装置Info
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- JPH08328157A JPH08328157A JP7153998A JP15399895A JPH08328157A JP H08328157 A JPH08328157 A JP H08328157A JP 7153998 A JP7153998 A JP 7153998A JP 15399895 A JP15399895 A JP 15399895A JP H08328157 A JPH08328157 A JP H08328157A
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- Pending
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Abstract
ンプを光源に用い、かつ、コピースピードの速い機械を
対象にする上で、或いはファーストコピースピードを速
くする上で好適なように、ランプ光を無駄なく原稿照射
部に照射させ得るようにした露光装置を提供する。 【構成】 露光用のスリットaを挟んでその両側にアパ
ーチャ型蛍光ランプ3を配置すると共に、それらのアパ
ーチャ部Aを互いに相手方の蛍光ランプ3の下方に向
け、かつ、各蛍光ランプ3の下方には、主として相対向
する蛍光ランプ3からのランプ光をスリットa上方の原
稿照射部bに向けて反射させる反射板16を、それぞれ
アパーチャ部Aの下縁部と露光用スリットaの縁部近く
とにわたって設けている。
Description
クシミリ等の画像形成装置に装備される露光装置に関す
るものである。
源として、消費電力が大きいハロゲンランプに代えて、
省エネルギーの面で有利な蛍光ランプが多用されるに至
っている。
稿照射部に照射されるランプ光量が少なくて、コピース
ピードの速い機械を対象にしたり、或いはファーストコ
ピーのスピードをアップさせることには対応し切れない
ことから、従来では図3に示すように、光束の放射域を
アパーチャ部Aに特定して、ランプ光量を比較的多くす
るように構成されたアパーチャ型の蛍光ランプ3を選択
して、この蛍光ランプ3の2灯を、露光用のスリットa
が形成されたスリット部材15とコンタクトガラス2と
の間で且つ露光用スリットaを挟んでその両側に配置
し、かつ、それらのアパーチャ部Aをコンタクトガラス
2の原稿照射部bに向けるように位置設定して、原稿照
射部bに照射させるランプ光量をアップさせるようにし
ている。
型の蛍光ランプ3は、上記したように、光束の放射域が
アパーチャ部Aに特定されるものの、アパーチャ部Aか
らはランプ光(光束の放射)がほゞ全方向に放出される
もので、ランプ光の照射範囲は極めて広いものとなって
おり、このため、原稿照射部bに向けて照射される光量
に比較して、原稿照射部b以外に照射される無駄な光量
の方が多くなり、光束の有効利用が達成されていないの
が現状であった。
ことを考慮して、蛍光ランプ3をコンタクトガラス2に
近づけると、コンタクトガラス2に対するランプ光の入
射角が小さくなって、ランプ光の一部が全反射してしま
うことから、蛍光ランプをコンタクトガラス2に近づけ
るにも限度があったのである。
のであって、その目的は、アパーチャ型蛍光ランプの特
異な配置形態をとった上で、ランプ光を無駄なく原稿照
射部に照射させるようにし、かつ、コンタクトガラスに
対するランプ光の入射角も大きくできるようにして、露
光装置として、コピースピードの速い機械を対象にした
り、ファーストコピースピードを速くしたりする上で好
適なものにして提供する点にある。
至った本発明による画像形成装置の露光装置は、露光用
のスリットが形成されたスリット部材とコンタクトガラ
スとの間で且つ露光用スリットを挟んでその両側に、一
対のアパーチャ型蛍光ランプを、それらのアパーチャ部
を互いに相手方の蛍光ランプの下方に向けて配置し、各
蛍光ランプの下方には、主として相対向する蛍光ランプ
からのランプ光をスリット上方の原稿照射部に向けて反
射させる反射板を、それぞれアパーチャ部の下縁部と露
光用スリットの縁部近くとにわたって設けた点に特徴が
ある。
パーチャ部から放出されるランプ光は、主として相手方
の蛍光ランプの下方の反射板に照射されて、これからの
反射光が原稿照射部に向けて照射される。これ以外のラ
ンプ光の内、下方に向けて放出されるものは、その真下
の反射板に照射されて、その一部が原稿照射部に向けて
照射され、上方に向けて放出されるものは、その一部が
直接的に原稿照射部に向けて照射される。
異な形態で配置し、かつ、この蛍光ランプ2灯のランプ
光の殆どを反射させて、これを原稿照射部に照射させる
ようにしたのであって、アパーチャ部から全方向に向け
て放出されるランプ光の殆どが集中的に原稿照射部に照
射されることになる。
いるので、原稿照射部に直接的に照射されるランプ光の
コンタクトガラスに対する入射角が大きくなり、また、
反射板によって反射されたランプ光も、コンタクトガラ
スに対して大きな入射角で照射されるので、蛍光ランプ
をコンタクトガラスに近づけて配置しても、全反射によ
るランプ光の無駄が殆ど生じない。
する。図1は画像形成装置の一例の静電写真複写機が備
える光学系移動式の露光装置1を示し、次のように構成
されている。
ラス2上に載置された原稿に露光用の光を照射する光源
3と、原稿面からの反射光を入射して矢符方向Pに反射
させる第1ミラー4とを、それぞれ第1ミラー枠5に設
けると共に、第1ミラー4からの反射光を順次反射して
矢符方向Qに投光する第2及び第3ミラー6,7を第2
ミラー枠8に設け、かつ、これら第1及び第2ミラー枠
5,8を前後一対のスライダー9に載架させて、走査方
向に往復移動自在としている。
の2倍速で往復移動可能に構成する一方、第3ミラー8
からの反射光を順次反射して感光ドラム10のドラム表
面に照射する第4乃至第6ミラー11〜13を設け、更
に、第3及び第4ミラー8,11間の光路途中に、例え
ばズーム機能を持つ光学レンズユニット14を設けて成
る。
光源3として、エネルギー消費が小さく且つランプ光量
を比較的多くするように光束の放射域をアパーチャ部A
に特定したアパーチャ型の蛍光ランプを選択し、この蛍
光ランプ3の2灯を一対にして、これを露光用のスリッ
トaを形成した第1ミラー枠5側のスリット部材15と
コンタクトガラス2との間で、かつ、露光用のスリット
aを挟んでその両側に配置すると共に、この一対の蛍光
ランプ3のアパーチャ部Aを互いに相手方の蛍光ランプ
3の下方に向けている。
て相対向する蛍光ランプ3からのランプ光をスリットa
上方の原稿照射部bに向けて反射させる反射板16を、
それぞれアパーチャ部Aの下縁部と露光用スリットaの
縁部近くとにわたって設けている。より具体的には、反
射板16を蛍光ランプホルダー17の開口縁部に一体化
させているが、この反射板16をスリット部材15のス
リットaの縁部に立ち上げるように設けてもよい。
光源として、これを消費電力の小さな蛍光ランプ3とし
ているので、省エネルギー化が達成される。そして、蛍
光ランプ3として、光束の放射域(ランプ光の放出域)
が狭く特定されたアパーチャ型の2灯を選択して、ラン
プ光量のアップを図った上で、これらのアパーチャ部A
を互いに相手方の蛍光ランプ3の下方に向かわしめ、か
つ、上記したように反射板16を設けたことで、アパー
チャ部Aから全方向に向けて放射されるランプ光の殆ど
を反射させて、これを原稿照射部bに集中的に照射させ
ることができる。
Aからそれぞれ広範囲にわたって放射されるランプ光
は、主として相手方の蛍光ランプ3の下方の反射板16
に照射されて、これからの反射光が原稿照射部bに向け
て照射される。これ以外のランプ光の内、下方に向けて
放出されるものは、その真下の反射板16に照射され
て、その一部が原稿照射部bに向けて照射され、上方に
向けて放出されるものは、その一部が直接的に原稿照射
部bに向けて照射されるもので、2灯の蛍光ランプ3か
らのランプ光を集中的に原稿照射部bに照射させ得るこ
とから、例えばコピースピードの速い機械を対象にして
設ける上で、或いはファーストコピースピードを速くす
ることに対処する上で、頗る好適な露光装置1を得るこ
とができる。
ことから、原稿照射部bに直接的に照射されるランプ光
のコンタクトガラス2に対する入射角が大きくなると共
に、反射板16によって反射されたランプ光にしても、
これのコンタクトガラス2に対する入射角が大きくなる
もので、蛍光ランプ3をコンタクトガラス2に近づけて
配置しても、全反射によるランプ光の無駄が殆ど生じる
ことがなく、延いては、僅かであるが蛍光ランプ3をコ
ンタクトガラス2に近づけて配置することが可能にな
り、その分、画像形成装置を低く構成することができ
る。
光装置1を対象にして、それの光学関係を改善すること
について説明したが、原稿台移動式の画像形成装置にお
ける光学系固定の露光装置1を対象にしても、本発明を
実施可能であることは言うまでもない。
が小さく且つ光束の放射域を狭く特定したアパーチャ型
の2灯の蛍光ランプを露光用の光源に選択して、ランプ
光量のアップを図るようにした露光装置において、その
2灯のアパーチャ型蛍光ランプを、それらのアパーチャ
部を互いに相手方の蛍光ランプの下方に向かわしめる特
異な配置形態をとった上で、ランプ光を無駄なく原稿照
射部に照射させるように反射板を設けた点に特徴を有す
る。
アパーチャ部からほゞ全方向に放出されるランプ光が無
駄なく原稿照射部に照射されることで、アパーチャ型蛍
光ランプから放射される光束の有効利用が達成されるさ
れるもので、これに加えて、コンタクトガラスに照射さ
れるランプ光の入射角が大きくなることから、ランプ光
の全反射による無駄も殆ど生じなくなり、これによっ
て、従来に比べて原稿照射部へのランプ光の照射光量を
飛躍的に多くすることができるもので、全体として、例
えばコピースピードの速い機械を対象にして設ける上
で、或いはファーストコピースピードを速くすることに
対処する上で、頗る好適な露光装置を提供できるに至っ
たのである。
の側面図である。
15…スリット部材、16…反射板、a…露光用のスリ
ット、b…原稿照射部、A…アパーチャ部。
Claims (1)
- 【請求項1】 露光用のスリットが形成されたスリット
部材とコンタクトガラスとの間で且つ露光用スリットを
挟んでその両側に、一対のアパーチャ型蛍光ランプを、
それらのアパーチャ部を互いに相手方の蛍光ランプの下
方に向けて配置し、各蛍光ランプの下方には、主として
相対向する蛍光ランプからのランプ光をスリット上方の
原稿照射部に向けて反射させる反射板を、それぞれアパ
ーチャ部の下縁部と露光用スリットの縁部近くとにわた
って設けてあることを特徴とする画像形成装置の露光装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7153998A JPH08328157A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 画像形成装置の露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7153998A JPH08328157A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 画像形成装置の露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08328157A true JPH08328157A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15574686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7153998A Pending JPH08328157A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 画像形成装置の露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08328157A (ja) |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP7153998A patent/JPH08328157A/ja active Pending
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