JPS63259537A

JPS63259537A - 複写機の光源装置

Info

Publication number: JPS63259537A
Application number: JP9419287A
Authority: JP
Inventors: Tetsuya Matsushita; 哲也松下; Toshio Watanabe; 俊夫渡辺
Original assignee: Mita Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Priority date: 1987-04-16
Filing date: 1987-04-16
Publication date: 1988-10-26
Anticipated expiration: 2010-11-29
Also published as: JPH07111541B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、複写機の光源装置に関し、更に詳しくは、複
写品質を低下させる有害な光の発生を防止した複写機の
光源装置に関する。

従来技術第５図に従来の複写機の露光系の一例を示す。

この光源装置！５１において、光源ランプ５２を出た光
は一点鎖線で示すように直接に若しくは主反射板５３で
反射されて、コンタクトガラスＣを通り、原稿Ｇに照射
される。

原稿Ｇで反射された光は、副反射板５５の透過孔５５１
を通り、ミラー５６で方向を変えられる。

更にミラー６１．６２を通り、レンズ６・３を経て、ミ
ラー６４から感光体６５に入射される。

そこで、この原稿Ｇから反射された光αによって感光体
６５の表面に静電潜像が形成される。

ところで、光源装置５１の主反射板５３は、アルミ板の
折り曲げにより製作されている。即ち、アルミ板を樋状
に湾曲させて反射面を形成すると共に、上側の端縁を外
側に折り返してフランジ部５３１を形成している。そし
て、そのフランジ部５３１に調光板５４をネジ止めして
いる。

従来技術の問題点第５図に示す光源装置５１において、主反射板５３の一
端縁を折り返してフランジ部５３１を形成しているが、
その折り返しコーナ部５３Ｉ、は加工上ある程度連続し
た湾曲面となっている。

そうすると、光源ランプ５２からの光が上記折り返しコ
ーナ部５３しの近傍で広い角度に渡って反射される。

そして、第５図に破線で示す光βのように、コンタクト
ガラスＣとなす角度が小さくなる位置ではコンタクトガ
ラスＣでも反射され、その反射光βが正規の光αとは異
なるルートを通って感光体６５に到達することがあり、
このため画像の後端部分に白筋が生じるなどの複写品質
の劣化を招く問題点がある。

発明の目的本発明の目的とするところは、上記の如き複写品質の低
下を防止することができる複写機の光源装置を提供する
ことにある。

発明の構成本発明の複写機の光源装置は、金属板を樋状に湾曲させ
て反射面を形成すると共に、一端縁を外側に折り返して
フランジ部を形成してなる主反射板を有する複写機の光
源装置において、主反射板の折り返しコーナ部近傍で反
射する光が感光体へ入射するのを防止するための遮光手
段を設けたことを構成上の特徴とするものである。

作用本発明の複写機の光源装置では、遮光手段を設けること
によって、主反射板の折り返しコーナ部近傍で反射する
光を遮断し、感光体へ入射するのを阻止する。従って、
画像の一部に白筋が発生するなどの複写品質の低下を生
じず、良好に複写できることとなる。

実施例以下、図に示す実施例に基づいて本発明を更に詳しく説
明する。ここに第１図は本発明の一実施例の複写機の光
源装置の模式的断面図、第２図は第１図に示す光源装置
に用いる主反射板の斜視図、第３図は本発明の他の実施
例の複写機の光源装置の模式的断面図、第４図は本発明
の更に他の実施例の複写機の光源装置の模式的断面図で
ある。

なお、図に示す実施例により本発明が限定されるもので
はない。

第１図に示す複写機の光源装置１は、光源ランプ２と、
主反射板３と、調光板４と、副反射板５と、ミラー６と
、遮光塗装７とから構成されている。Ｃはコンタクトガ
ラスである。

主反射板３は、第２図に詳細に示すように、折り曲げ加
工により、アルミ板を樋状に湾曲して反射面を形成する
と共に、上側の端縁を外側に折り返してフランジ部３．
を形成したものである。

そして、注意すべきことは、その主反射板３の折り返し
コーナ部３ｂ近傍の上面に、遮光塗装７が施されている
ことである。この遮光塗装７としては、例えば黒艶消し
塗装が挙げられる。

かかる遮光塗装７を施しているために、第１図に破線β
で示すように、光源ランプ２からの光は折り返しコーナ
部３ｂ近傍で反射されなくなり、感光体へ入射して白筋
を発生するなどの複写品質の低下を生じさせることが防
止されることになる。

なお、かかる遮光塗装７に代えて、ブラスト或いはへア
ーラインを入れて、反射を防止するようにしても良い。

第３図に示す複写機の光源装置１１は、上記光源装置１
と同様に、光源ランプ２と主反射板３と、調光板４と、
副反射板５と、ミラー６とを具備している。

そして、注意すべきことは、主反射板３のフランジ部３
．と調光板４の間に遮光板８を挟持し、その遮光板８の
先端を下方に折り曲げ、主反射板３の折り返しコーナ部
３トの近傍で反射された光を遮断するようにしている点
である。

このため、光源ランプ２を出て、折り返しコーナ部３ｔ
、近傍で反射された光βは、感光体へ入射することを阻
止される。従って、画像に白筋を生じる等の複写品質の
低下を招くことを防止することができるようになる。

次に、第４図に示す複写機の光源装置２１は、上記と同
様の構成要素である光源ランプ２．主反射板３．調光板
４．ミラー６を具備しているが、副反射板５′が従来の
副反射板５と異なっている。

即ち、副反射板５′は、そのコンタクトガラスＣ１１Ｉ
Ｊの端縁９が上方へ延長されており、主反射板３の折り
返しコーナ部３ｔ、の近傍で反射された光βを遮断する
ようになっている。

従って、その反射光βが感光体へ入射することが阻止さ
れ、画像の後端部分に白筋を生じる等の複写品質の低下
が防止され、良好に複写を行えるようになる。

発明の効果本発明によれば、金屈板を樋状に湾曲させて反射面を形
成すると共に、一端縁を外側に折り返してフランジ部を
形成してなる主反射板を有する複写機の光源装置におい
て、主反射板の折り返しコーナ部近傍で反射する光が感
光体へ入射するのを防止するための遮光手段を設けたこ
とを特徴とする複写機の光源装置が提供され、これによ
り画像の後端部分に白筋が生じる等の複写品質の低下が
防止され、良好に複写することができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の複写機の光源装置の模式的
断面図、第２図は第１図に示す光源装置に用いる主反射
板の斜視図、第３図は本発明の他の実施例の複写機の光
源装置の模式的断面図、第４図は本発明の更に他の実施
例の複写機の光源装置の模式的断面図、第５図は従来の
複写機の露光系の構成概念図である。（符号の説明）１．１１．２１・・・複写機の光源装置２・・・光源ラ
ンプ３・・・主反射板　　　　３．・・・フランジ部３ト・
・・折り返しコーナ部４・・・開光板　　　　　５．５′・・・副反射板６・
・・ミラー　　　　　７・・・遮光塗装置・・・遮光板
　　　　　９・・・延長した端縁５１・・・従来の光源
装置６５・・・感光体 α・・・正規に原稿で反射された光 β・・・主反射板の折り返しコーナ部近傍で反射された光。

Claims

【特許請求の範囲】１、金属板を樋状に湾曲させて反射面を形成すると共に
、一端縁を外側に折り返してフランジ部を形成してなる
主反射板を有する複写機の光源装置において、主反射板の折り返しコーナ部近傍で反射する光が感光体へ入射するのを防止するための遮光手段を
設けたことを特徴とする複写機の光源装置。