JPH06190021A - 内服用吸着剤の分包包装体及びその製造方法 - Google Patents
内服用吸着剤の分包包装体及びその製造方法Info
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- JPH06190021A JPH06190021A JP5246036A JP24603693A JPH06190021A JP H06190021 A JPH06190021 A JP H06190021A JP 5246036 A JP5246036 A JP 5246036A JP 24603693 A JP24603693 A JP 24603693A JP H06190021 A JPH06190021 A JP H06190021A
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Abstract
1.3〜10mlの空気を放出する内服用吸着剤が包装
されている分包包装体の10℃から30℃までの体積膨
張率が0〜0.064ml/℃・g(内服用吸着剤)で
あることを特徴とする内服用吸着剤の分包包装体及びそ
の製造方法。製造方法は、次の(A)又は(B)のいず
れかの方法による。(A)内服用吸着剤の温度を、室温
より5℃高い温度ないし300℃、として充填後シール
する。(B)内服用吸着剤を分包包装体に充填した後、
大気圧以下の圧力下でシールする。 【効果】 本発明の内服用吸着剤の分包包装体は内服用
吸着剤に内包される空気量の変化による分包包装袋の変
形がほとんどない。こうして、内服用吸着剤の箱詰め、
保存、輸送における分包包装袋の体積変化に基づく不都
合が解消される。
Description
いられる、内服用吸着剤の分包包装体に関する。詳しく
は、10℃から30℃までの昇温で1g当たり1.3〜
10mlの空気を放出する内服用吸着剤が包装されてい
る分包包装体の10℃から30℃までの体積膨張率が0
〜0.064ml/℃・g(内服用吸着剤)であること
を特徴とする内服用吸着剤の分包包装体に関する。
種類ある。密閉容器、気密容器、密封容器、及び遮光し
た容器である。密閉容器とは、日常の取扱いをし、又は
通常の保存状態において、固形の異物が混入することを
防ぎ、内容医薬品が損失しないように保護することがで
きる容器をいう。例えば、紙箱、紙袋等である。気密容
器とは、日常の取扱いをし、又は通常の保存状態におい
て、液状または固形の異物または水分が侵入せず、内容
医薬品が損失し、風解し、潮解しまたは蒸発しないよう
に保護することができる容器をいう。例えば、チュー
ブ、缶、分包、プラスチックボトル等である。密封容器
とは、日常の取扱いをし、又は通常の保存状態におい
て、気体または微生物の侵入するおそれのない容器をい
う。例えば、ガラスアンプル、バイアル等である。遮光
した容器とは、光の透過を防ぐ容器又は光の透過を防ぐ
包装を施した容器をいう。例えば、注射剤用ガラス容器
の着色容器等である。錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤
等の経口製剤は密閉容器または気密容器に保管する。代
表的な内服用吸着剤である薬用炭は、密閉容器に保管す
ることが定められている。
能が低く、消化酵素等の体内の有益成分に対しても吸着
能を示し、服用により便秘を起こしやすいという欠点を
持つ。 このような従来の薬用炭の持つ種々の欠点を克
服した新しい型の内服用吸着剤が開発されている(特公
昭62ー11611号(米国特許第4681764
号))。これは球形炭素質吸着剤であり、肝腎疾患者に
対して経口肝腎疾患治療薬として有用である。慢性腎不
全に対する経口吸着剤ASTー120としても知られて
いる(臨床透析、Vol.2、No.3、1986、p
p.119〜124)。球形炭素質吸着剤の吸着能は、
通常の賦活処理に、酸化熱処理と還元熱処理を、加える
ことにより獲得される。実際には、活性炭を酸化雰囲気
で熱処理した後、窒素雰囲気で高温熱処理を行う。こう
して内表面の官能基の構成を酸性基・塩基性基の両イオ
ン性基を有する特定の範囲に調整する。このような球形
炭素質吸着剤がもつ吸着能は、長期間空気中に放置する
と次第に低下する。このため、保存には気密容器が望ま
しい。球形炭素質吸着剤のような粒状物を保存するため
の気密容器の例は、三方シール包装、四方シール包装、
有底袋包装、スティック包装等のような、分包包装であ
る。分包包装は服用に適した単位包装であり、1回に1
包ないし数包を服用する医薬包装形態である。
装体は、温度により膨張あるいは収縮するような現象は
認められないので特に問題はなかった。しかし、気密容
器である分包包装袋に球形炭素質吸着剤を充填した後、
シールして得られる分包包装体は、周囲の温度の変動に
より、体積膨張あるいは体積収縮が行われ大きく変形す
るということを、この出願発明者らは発見した。分包包
装体の体積膨張率は10℃から30℃までにおいて、例
えば、約0.073ml/℃・g(内服用吸着剤)もあ
る。この体積膨張、体積収縮は速く、数秒から数分で、
平衡に達する。このため、比較的空気が自由に流通す
る、上質紙、パラフィン紙、ハトロン紙等のような、紙
材においても、その影響をまぬがれない。これは球形炭
素質吸着剤に内包される空気量が多く、温度によってそ
の量が大きく変化するためであるものと推定される。1
0℃から30℃までの昇温で球形炭素質吸着剤は、例え
ば、1g当たり約1.46mlの空気を放出する。この
ような分包包装体の変形は、箱詰め、保存、運搬等にお
いて不都合である。通常、球形炭素質吸着剤のような散
剤は1包毎に包装した上、何包かまとめて紙箱(外箱)
に詰めて出荷される。予想外の分包包装体の体積膨張に
より、箱詰め時に、一箱あたり所定包数が収まらなくな
ったり、所定包数を収めるために外箱の設計変更を要し
たり、容積増大により、運賃が増加する等の問題を生ず
る。箱詰めがうまくいったとしても、分包包装体の体積
膨張により外箱が変形することもある。あるいは逆に、
分包包装体の体積収縮により、外箱内に大きな空間が生
じ、外箱内で分包包装体がずれる。更に、外気温度が高
温になった場合、分包包装体の体積膨張により、シール
部の破損、破袋、ピンホールの形成等が起きる危険があ
る。こうして、保存、運搬等においても重大な支障を来
す。
包包装体の10℃から30℃までの体積膨張率が0〜
0.064ml/℃・g(内服用吸着剤)である内服用
吸着剤の分包包装体により、上記の問題点を解決するこ
とを見い出した。この出願発明は、分包包装体の10℃
から30℃までの体積膨張率が0〜0.064ml/℃
・g(内服用吸着剤)であることを特徴とする、分包包
装袋に充填した内服用吸着剤に内包される空気量の変化
による変形を抑制するようにした、内服用吸着剤の分包
包装体を提供する。
出願発明で使用される内服用吸着剤は、保存中に、温度
の変化によって空気を吸着したり放出したりする内服用
吸着剤であれば、どのような内服用吸着剤でも良い。例
えば、10℃から30℃までの昇温で1g当たり1.3
〜10mlの空気を放出する内服用吸着剤である。空気
放出量は次のようにして測定する。内服用吸着剤を防湿
包装袋に充填し、ヒートシールして包装体とする。この
包装体をメスシリンダ内壁に固定する。流動パラフィン
を加え、包装体全体が流動パラフィンに浸るようにす
る。このメスシリンダを10℃の恒温槽中に固定し、液
面の目盛りを読みとり、30℃まで昇温して、液面の増
加量を読みとる。流動パラフィン自体の10℃から30
℃までの体積膨張量を差引き、内服用吸着剤重量で除し
て、1g当たりの空気放出量とする。
て使用できる炭、活性炭、球形炭素質吸着剤、アルミニ
ウム・鉄・チタン・珪素等の酸化物や水酸化物、ヒドロ
キシアパタイト等である。好ましい内服用吸着剤は特公
昭62ー11611号(米国特許第4681764号)
に記載する球形炭素質吸着剤である。この球形炭素質吸
着剤は、直径0.05〜1mm、細孔半径80オングス
トローム以下の空隙量0.2〜1.0ml/g、酸性基
と塩基性基の両方を有する多孔性の球形炭素質物質であ
る。酸性基と塩基性基の好ましい範囲は、全酸性基
(A)0.30〜1.20meq/g、全塩基性基
(B)0.20〜0.70meq/g、A/B 0.4
0〜2.5である。全酸性基(A)と全塩基性基(B)
は、以下の常法によって定量される。 (イ)全酸性基(A) 0.05規定のNaOH溶液50ml中に、200メッ
シュ以下に粉砕した球形吸着炭1gを添加し、48時間
振とう後、球形吸着炭を濾別し、中和滴定により求めら
れるNaOHの消費量。 (ロ)全塩基性基(B) 0.05規定のHC1溶液50ml中に、200メッシ
ュ以下に粉砕した球形吸着炭1gを添加し、24時間振
とう後、球形吸着炭を濾別し、中和滴定により求められ
るHC1の消費量。
して用いる場合、その投与量は対象(動物あるいはヒ
ト)、年齢、個人差、病状等に依存する。例えば、ヒト
の場合、経口投与量は、通常、1日当たり1〜10gで
あり、1回で服用されるか、又は2〜4回に分けて服用
されている。場合により、1日量は適宜増減されても良
い。1包の分包包装袋には、1回服用量ないしその整数
分の1量、例えば、0.1〜10gの内服用吸着剤を充
填する。さらにビタミン類や、服用補助剤、他の医薬品
や滑沢剤等を加えて充填することも可能である。服用法
の例は、分包包装袋を開封して、内服用吸着剤を口の中
に入れ、水等と共にのみこむことである。また、内服用
吸着剤を水又はジュース等に懸濁して、飲むこともでき
る。
時、10℃から30℃までの体積膨張率が0〜0.06
4ml/℃・g(内服用吸着剤)になるように分包包装
できれば、その方法は問わないが、繁用可能な方法は次
の(A)(B)の2法が例示できる。 (A)室温より5℃高い温度ないし300℃の内服用吸
着剤を分包包装袋に充填後シールする。下限の温度は、
好ましくは室温より10℃高い温度、より好ましくは室
温より15℃高い温度である。上限の温度は、好ましく
は200℃、より好ましくは130℃である。 (B)内服用吸着剤を分包包装袋に充填した後、大気圧
以下の圧力下でシールする。 他に(A)(B)2法を同時に行うこともできる。例え
ば、室温より高い温度ないし300℃の内服用吸着剤を
分包包装袋に充填して大気圧以下の圧力下でシールする
ことである。この場合は2つの方法を同時に行っている
ので、充填温度を室温より5℃以上高くする必要がな
い。
を意味し、その範囲は日本薬局方の規定にある1〜30
℃である。充填する時の「室温より5℃高い温度ないし
300℃の内服用吸着剤」とは、例えば、充填場所の気
温が15℃の場合、充填時内服用吸着剤の温度が20〜
300℃、充填場所の気温が30℃の場合、充填時内服
用吸着剤の温度が35〜300℃とすることを示す。充
填時内服用吸着剤の温度が、室温より5℃高い温度未満
の場合、分包包装体内の内服用吸着剤が動くことができ
る。そして、外部の温度変動による、内服用吸着剤に内
包される空気量の変化により、分包包装体が大きく変形
する。これに対して、充填時内服用吸着剤の温度が、室
温より5℃高い温度ないし300℃の場合、シール後、
室温に低下するまで、袋内の空気を内服用吸着剤が内包
することにより、袋内の圧力が低下して、分包包装体は
急速にしぼみ、内服用吸着剤が動かなくなる。そして、
室温付近の温度変化で分包包装体はほとんど変形しな
い。充填時内服用吸着剤の温度が、300℃を超える場
合、分包包装袋内層の軟化により、分包包装体の外観が
悪くなる。なお、上記の室温より5℃高い温度ないし3
00℃で充填した分包包装体は、数カ月までの短期保存
に適するものであり、通年保存には30〜300℃で充
填した分包包装体が好ましい。より好ましくは35〜2
00℃、さらに好ましくは40〜130℃である。
て、分包包装体の体積膨張率を用いる。体積膨張率は、
10℃と30℃の間の体積膨張量から算出される値[m
l/℃・g(内服用吸着剤)]である。その値は、0〜
0.064ml/℃・g(内服用吸着剤)であり、好ま
しくは、0〜0.045ml/℃・g(内服用吸着剤)
である。分包包装体の体積膨張率の測定は、次のように
行う。メスシリンダ内壁にこの出願発明の分包包装体を
セロハンテープで固定する。流動パラフィンを加え、分
包包装体全体が流動パラフィンに浸るようにする。10
℃から30℃までの容積増加量をメスシリンダの目盛り
から読みとる。この容積増加量から、流動パラフィン自
体の体積膨張量を差引き、その値を(内服用吸着剤の重
量)×20で除して分包包装体の体積膨張率[ml/℃
・g(内服用吸着剤)]を算出する。
気排出充填におけるシール時の圧力である。大気圧以下
とは、大気圧における空気排出状態又は大気圧未満のこ
とであり、大気圧とは充填する場所における大気の圧力
である。大気圧未満の場合40〜740mmHgが好ま
しい。より好ましくは120〜680mmHg、さらに
より好ましくは260〜650mmHgである。充填圧
を大気圧以下にしてシールすることにより、分包包装体
の体積膨張率は0〜0.064ml/℃・g(内服用吸
着剤)となる。体積膨張率0〜0.045ml/℃・g
(内服用吸着剤)が好ましい。外部温度変化により分包
包装体はほとんど変形しない。減圧充填の方法は従来の
真空包装法を使用することが出来るが、大気圧以下とな
るような包装方法であれば特に限定されない。大気圧下
においては、空気排出充填により包装することができ
る。これは、分包包装袋内部の空気を機械的に排出し、
直ちにシールする方法である。空気の排出には、機械や
水圧等を用いる。手でしごくか、挟み込んで排出しても
良い。
る内部の圧力は40〜740mmHg、好ましくは12
0〜680mmHg、より好ましくは260〜650m
mHgである。このような内部圧力を有する分包包装体
は、10℃から30℃までの体積膨張率が0〜0.06
4ml/℃・g(内服用吸着剤)になる。
激な大量の空気の流入や、包装体の内部の内服用吸着剤
以外の部分にほとんど空気がなく、しぼんでいる為、切
りさき部分に吸着剤があり、内服用吸着剤が飛び散るこ
とがある。この問題は、引裂開封時に空気流入用の小孔
が最初に生ずるようにシール部を形成することにより解
決される。この構成は必要に応じて適用することができ
る。
ィック状の分包包装袋のシール部を示すが、三方シー
ル、四方シール、有底袋等の場合も、スティック状の分
包包装袋と同様にシール部を形成することができる。図
1でシール部を矢印の方向から引裂開封した時、まず空
気流入用の小孔1が生じて空気が流入する。そして袋内
が常圧に戻ったところで、内服用吸着剤取出口2が形成
されるため、内服用吸着剤が飛び散らない。小孔1の孔
径は任意に選択し得る。図2は図1で小孔形成用のシー
ルのうち外側のシールを省略した場合を示す。図3は2
個の空気流入用の小孔1を生ずるものであり、小孔1の
数は2個以上設けることもできる。図1〜3において
は、孔径は0.1〜2mmが好ましく、孔径0.2〜1
mmがより好ましい。図4はノッチ3とミシン目4をい
れた例を示す。ノッチ3の方向から引裂開封したときに
まず空気流入用の小孔1が生じて空気が流入する。常圧
に戻ったところで、さらにミシン目4の最後まで開封す
ると内服用吸着剤取り出し口2が形成されるため、内服
用吸着剤が飛び散らない。図5と6では空気流入用の小
孔1がそのまま内服用吸着剤取出口2となる。球形炭素
質吸着剤の集合体は流動性が高いため、そのような小孔
からでも取出すことが可能である。
料は、医薬容器に使用可能な材料であれば、任意のもの
を用いることができる。例えば、紙類、プラスチック
類、アルミニウム箔等の金属類、あるいは、これらの材
料を重ねた複合材料等である。医薬品のあるものは、空
気や湿気によって、劣化したり活性が低下する。この出
願発明で用いる内服用吸着剤は、大気中で、経時的に、
吸着能が低下する恐れがあるが、気密包装することによ
り、吸着能が保持される。吸着能の安定保存のため、防
湿性とガスバリア性に優れた気密性包装材料からなる分
包包装袋を用いるのが望ましい。又、空気や湿気を比較
的容易に透過する紙類やセロハン紙を用いて一次包装を
行い、次に、防湿性の包装材料を用いて、二次包装をす
ることもできる。これは二重包装である。しかし、内服
用吸着剤に吸着されている空気による体積膨張、体積収
縮が速いため、二重包装体の一次包装を空気や湿気が比
較的自由に流通する、紙類等の材料を用いても、気温変
化による一次包装体の変形をまぬがれない。従って、こ
の場合でも、この出願発明の主旨である分包包装体の変
形を抑制するような工夫が必要である。気密性包装材料
は、通常の取扱いにおいて、空気及び湿気を透過しない
材料である。好ましくは、透湿度0〜20g/m2・2
4hの材料である。より好ましくは、透湿度0〜5g/
m2・24hの材料である。透湿度は、JIS Z02
08[防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)]に
より、湿度40℃、相対湿度90%の条件で測定され
る。
開封した切り口と内壁に対する、帯電による内服用吸着
剤付着により、内服用吸着剤を分包包装袋から取り出し
にくいという問題を生ずることがある。しかし、アルミ
ニウム層を含む包装材料からなる分包包装袋を用いた場
合、このような帯電の問題は殆どない。又、外層にグラ
シンやセロハン又は引裂方向性を有するプラスチツクフ
ィルムを積層する場合、開封用のミシン目やノッチなし
で、又ハサミなしで、指で容易に引裂開封し得るという
利点がある。
料のフィルムの厚さは、好ましくは、10〜500μ
m、より好ましくは、20〜300μmである。分包包
装袋の形と大きさは、充填する内服用吸着剤量と任意の
添加剤量に応じて任意に選ぶことができる。1回服用量
ないしその整数分の1量、0.1〜10gの内服用吸着
剤を充填できるスティック状の分包包装袋、三方シール
又は四方シールの分包包装袋、有底袋等が好ましい。分
包包装袋材料の引張強さは、0.1〜30kgf/15
mm幅であることが好ましい。0.2〜15kgf/1
5mm幅であることが、より好ましい。分包包装袋材料
の引張強さは、JIS Z 1707[食品包装用プラ
スチックフィルム]により測定される。
として市販されている種々のフィルムがある。例えば、
単層フィルムでは、紙類、アルミニウム、ヒドロキシ安
息香酸ポリエステル、ポリ−4−メチルペンテン−1、
ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリアリレー
ト、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリクロロト
リフロロエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等がある。積層フィルムでは、紙類の層、アルミニウ
ム層、シリカ層、ポリエステル層、ポリ塩化ビニリデン
層、ポリ塩化ビニリデン共重合体層、ポリクロロトリフ
ロロエチレン層、エチレンビニルアルコール共重合体
層、ポリビニルアルコール層、ポリアクリルニトリル
層、セルロース層、ポリスチレン層、ポリカーボネート
層、ポリエチレン層、ポリプロピレン層、ポリエステル
層、ナイロン層、ポリ塩化ビニル層、ヒドロキシ安息香
酸ポリエステル層、ポリプロピレン層、ポリ−4−メチ
ルペンテン−1層、ポリエーテルイミド層、又はポリア
リレート層等を含むフィルムがある。
防湿性に有利なため、単層フィルムより好ましい。ポリ
塩化ビニリデン層、ポリクロロトリフロロエチレン層、
又はアルミニウム層を含むフィルムが好ましく、特にア
ルミニウム層を含むフィルムがより好ましい。積層フィ
ルムの構成例は次の通りである。(1)弾性率が高く、
寸法安定性の良いプラスチックフィルム、セロハン、紙
等からなる外層、(2)ガスバリア性と防湿性に優れる
アルミニウム層等からなる中間層、及び(3)ヒートシ
ール性や超音波シール性のあるシーラント層等からなる
内層。中間層が弾性率が高く、寸法安定性の良いもので
ある場合、外層はプラスチック塗膜層でもよい。更に、
これらの各層の間に、プラスチックフィルム層やプラス
チック塗膜層、セロハン層、紙層等を形成することもで
きる。目的に応じて、外層又は中間層を省略することも
できる。シーラント層は内表面全面或いはシール部分の
いずれかに形成され得る。又、多数の小孔を有するシー
ラント層を用いてもよい。シーラント層なしで、通常の
接着剤を用いて分包包装袋を形成することもできる。プ
ラスチックフィルムやプラスチック塗膜層に用いるプラ
スチックの例は、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリ塩化ビニル、エチレン・ビニルアルコール共重合
体、エチレン酢酸ビニル共重合体、延伸ポリプロピレ
ン、ポリプロピレン、延伸ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、低密度ポリエチレン、エチレンアクリルアルキ
レートコポリマー、ポリクロロトリフロロエチレン、テ
フロン、ポリビニルアルコール、ポリアクリロニトリ
ル、セルロース、ポリスチレン、ポリカーボネート、ナ
イロン等である。ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、
各種ポリエチレン、各種ポリプロピレンが好ましい。
又、高温充填には、耐熱性ポリマーが好ましい。耐熱性
ポリマーの例は、ヒドロキシ安息香酸ポリエステル、ポ
リプロピレン、ポリー4ーメチルペンテンー1、ポリエ
ステル、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリ
アリレート等である。
モラント紙、セロハン、ハトロン紙、上質紙、模造紙、
硫酸紙等であり、特にグラシンや乳白グラシン、コーモ
ラント紙、セロハンが好ましい。ガスバリア性と防湿性
に優れる中間層の例は、アルミニウム箔やアルミニウム
蒸着層等のアルミニウム層、ポリクロロトリフロロエチ
レン層、ポリ塩化ビニリデン層、ポリ塩化ビニリデン共
重合体層、エチレンビニルアルコール共重合体層、シリ
カ蒸着層等である。特にアルミニウム層、ポリクロロト
リフロロエチレン層、ポリ塩化ビニリデン層、又はエチ
レンビニルアルコール共重合体層が好ましく、アルミニ
ウム層がより好ましい。シーラント層の例は、各種のオ
レフィンポリマー、オレフィン共重合体、ポリ酢酸ビニ
ル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリ
デン、エチレンアクリルアルキレートコポリマー、ポリ
ブタジエン、コポリエステル系ポリマー等である。特に
ポリ塩化ビニリデン、各種ポリエチレン、エチレンアク
リルアルキレートコポリマーが好ましい。又、高温充填
には、耐熱性ポリマーが好ましい。耐熱性ポリマーの例
は、ヒドロキシ安息香酸ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリー4ーメチルペンテンー1、ポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリアリレート
等であり、特にヒドロキシ安息香酸ポリエステル又はポ
リエーテルイミドが好ましい。以上に示した包装材料
は、多重包装でない場合の包装材料、及び、多重包装の
場合の最外包装袋用包装材料として好ましい。
に好ましい構成例は、以下の通りである。 外層:グラシン、乳白グラシン、コーモラント紙、セロ
ハン、ポリエステル、ポリエチレン、上質紙、又は耐熱
性ポリマー 中間層:アルミニウム層(箔又は蒸着) 内層:ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン、エチレンア
クリルアルキレートコポリマー、又は耐熱性ポリマー 必要に応じて、各層の間に接着層としてエチレン−酢酸
ビニル共重合体層又はポリエチレン層等を設ける。又、
それぞれの層自身の構成も1種の材料を用いた構成に限
定されず、2種以上の材料を組合わせることもできる。
しい例を、表1および表2に示す。
PVDC:ポリ塩化ビリデン、LDPE:低密度ポリエ
チレン、PE:ポリエチレン、OPP:延伸ポリプロピ
レン、HDPE:高密度ポリエチレン、PET:ポリエ
ステル、CPP:共重合体型ポリプロピレン、OEVA
L:延伸EVAL、OHDPE:延伸HDPE、EV
A:エチレン−酢酸ビニル共重合体、J2:セロハンの
一種(藤森工業の社内規格)、OPE:延伸PE、P
T:プレーンタイプ、PVA:ポリビニルアルコール、
EVAL:エチレン−ビニルアルコール共重合体、M
O:1軸配向、PP:ポリプロピレン、ONylon:
延伸ナイロン、OPVA:延伸ポリビニルアルコールで
ある。
着剤の分包包装体を、更に説明する。 参考例1.内服用吸着剤製造 特公昭62ー11611の実施例1に従い、球形炭素質
吸着剤(試料1;粒径0.05〜1.0mm、細孔半径
80オングストローム以下の空隙量0.70ml/g)
を得た。試料1は、10℃から30℃までの昇温で1g
当たり1.46mlの空気を放出する。JCLーSD系
ラット経口投与による急性毒性試験では、投与可能な最
大量(雌ラット18000mg/Kg、雄ラット160
00mg/Kg)においても異常は観察されなかった。
包包装袋(シール部を除外した長さ8cm、幅2cm)
を用いた。
C:ポリ塩化ビニリデン、PET:ポリエステル、EA
A:エチレンアクリルアルキレートコポリマー。ミシン
目はPET層に付けた。ミシン目の位置は、スティック
分包包装袋の上部シール下方約1cm以内である。()
内は各層の厚さ(μm)を示す。)
MH型((株)小松製作所製)を用いて分包包装体を得
た。各分包包装袋に2gの試料1を充填して、ヒートシ
ールして、分包包装体を得た。室温は15℃であった。
充填時の試料1の温度はそれぞれ0〜10℃、20〜2
5℃、50〜70℃である。シール後、室温に放置し分
包包装体の外観の変化を観察した。又、指で引裂開封し
て切りやすさを調べた。何れの包装材料についても、0
〜10℃で充填後分包包装袋がしぼむことなく内服用吸
着剤が動いた。20〜25℃で充填後3〜4分で分包包
装袋がしぼみ内服用吸着剤が動かなくなった。この場
合、手でさわっていると体温により徐々に膨らみ内服用
吸着剤が動くようになる。50〜70℃で充填後、1分
程度で急速に分包包装袋がしぼみ内服用吸着剤が全く動
かなくなり、体温程度の温度でも変形することはない。
引裂開封は、何れの包装材料についても、容易であっ
た。dとeについては、ミシン目がないものは引裂開封
しにくかった。室温付近での温度変動、10℃から30
℃までにおいて、0〜10℃で充填したものは体積変動
があり、20〜25℃と50〜70℃で充填したものは
体積変動がほとんどなかった。
填時の試料1の温度を130℃にし、ヒートシールして
得た分包包装袋体は、充填後の室温放置で急速に分包包
装袋がしぼんだ。又、耐熱性ポリマー、ヒドロキシ安息
香酸ポリエステルをシーラント層とする積層フィルム
(PET/AL/ヒドロキシ安息香酸ポリエステル)を
用い、充填時の試料1の温度を250℃にし、ヒートシ
ールして分包包装体を得た。充填後の室温放置で急速に
分包包装袋がしぼんだ。更に、耐熱性ポリマー、ポリエ
ーテルイミドをシーラント層とする積層フィルム(ポリ
エーテルイミド/AL/ポリエーテルイミド)を用い、
充填時の試料1の温度を300℃にしてヒートシールし
た。充填後の室温放置で急速に分包包装袋がしぼんだ。
何れの場合も、外観は良好で、開封してみると内層軟化
の状態は認められなかった。また室温付近での温度変
動、例えば10℃から30℃までにおいて、いずれも、
体積変動はほとんどなかった。
10、20〜25、50〜70℃)で充填した、分包包
装体の体積膨張量を、各外部温度において、測定した。
測定法は次の通りである。メスシリンダ(100ml)
内壁に、実施例1において同一条件で得られた分包包装
体3包をセロハンテープで固定する。これに流動パラフ
ィンを加え分包包装体全体が流動パラフィンに浸るよう
にする。10℃における容積(70ml)を基準として
各温度における容積増加量をメスシリンダの目盛りから
読みとる。一方で流動パラフィン(10℃で70ml)
をメスシリンダに入れて各温度における流動パラフィン
の体積膨張量を出す。この体積膨張量を先の容積増加量
から差し引き、その値を3で除して、1包当たりの分包
包装体体積膨張量(ml/包)を算出した。結果を表4
に示した。充填温度20〜25℃及び50〜70℃の場
合、室温(15℃)付近における体積膨張量は0ないし
0に近いことがわかった。又、10℃から30℃までの
分包包装体体積膨張量より算出した分包包装体の体積膨
張率、即ち、30℃の体積膨張量を2(g)×20
(℃)で除した値は、充填温度20〜25及び50〜7
0℃の場合、0.064ml/℃・g(内服用吸着剤)
以下であった。しかし、充填温度0〜10℃の場合、
0.064ml/℃・g(内服用吸着剤)を越えた。実
施例1で、包装材料aを用い、0〜10℃で、試料1を
充填しないでシールして得た、カラの分包包装体の体積
膨張量を、表4に示す。内服用吸着剤を充填した分包包
装体の変形は、内服用吸着剤に内包される空気量の変化
によることが明らかである。また、室温(15℃)付近
での温度変動、例えば10℃から30℃までにおいて、
20〜25℃と50〜70℃で充填したものは体積変動
がほとんどなかった。
作製し、一方のシール部分をハサミで切り取り開封し、
内服用吸着剤を60℃に加熱し、充填シールして、分包
包装体を得た。その場合、シール部が図1〜6の様にな
る様にそれぞれ対応する金型を用いてヒートシールし
た。室温に放置すると、分包包装袋がしぼんで内服用吸
着剤が全く動かなくなった。これを引裂開封した場合、
切り始めに小孔1が生じたところで空気が流入するた
め、内服用吸着剤の飛び散りは全くなかった。一方、実
施例1の同一条件で充填した小孔のない分包包装体で
は、開封時に、内服用吸着剤が飛び散ることがあった。
また、室温付近での温度変動、例えば、10℃から30
℃までにおいて、体積変動がほとんどなかった。
填を行った。包装材料を20cm四方に切りとり、二つ
折りにした。折り目以外の三辺の内二辺を、ヒートシー
ラーを用いて、ヒートシールして袋とした。この袋に、
球形炭素質吸着剤(試料1)10gを入れた。富士イン
パルス製のガス充填ヒートシーラーFGー400EーN
Gー10W型を使用して、700mmHg及び500m
mHgの圧力下でヒートシールした。比較例は大気圧下
で普通にヒートシールした。これらの分包包装体の体積
膨張率を測定した。測定法は以下の通りである。メスシ
リンダ(200ml)内壁にこの出願発明の分包包装体
をセロハンテープで固定する。そして、流動パラフィン
(150ml)を加え、分包包装体全体が流動パラフィ
ンに浸るようにする。10℃から30℃までの容積増加
量をメスシリンダの目盛りから読みとる。一方、流動パ
ラフィン自体の体積膨張量を出す。この体積膨張量を先
の容積増加量から差引き、その値を10(g)×20
(℃)で除して分包包装体の体積膨張率[ml/℃・g
(内服用吸着剤)]を算出する。結果を表5に示す。7
00mmHgと500mmHgの圧力下でシールした分
包包装体の体積膨張率は0.064ml/℃・g(内服
用吸着剤)以下であった。しかし、比較例の大気圧下で
シールした分包包装体の体積膨張率は0.064ml/
℃・g(内服用吸着剤)を越えた。また、700mmH
gと500mmHgの圧力下でシールした分包包装体は
室温付近での温度変動、例えば、10℃から30℃まで
において、体積変動がほとんどなかった。
得た。実施例1に示した包装材料aでできた分包包装袋
(2×10cm)を用いた。袋に球形炭素質吸着剤(試
料1)2gを入れた。手で挟み込む事により、分包包装
袋内部の空気を排出して、直ちにヒートシール(実施例
5記載のヒートシーラー使用)した。分包包装体の10
℃から30℃までの体積膨張率測定結果を表6に示す。
比較例は、空気排出無しで得た分包包装体である。
部圧力を測定した。実施例1に示した包装材料aを用い
たスティック状分包包装袋に、試料1を各2g充填し
た。充填時の試料温度をそれぞれ、25℃(室温)、3
0℃、35℃、45℃、及び65℃にして、ヒートシー
ルした。なお、対照品として空のスティック状分包包装
体も作製した。同じ充填温度の分包包装体3包を実施例
3と同様にメスシリンダ(100ml)内壁に固定し
た。これに流動パラフィン(温度:25℃)を加え、7
0ml標線に合わせた。この全体を、テーハー式アナエ
ロボックス(ANX−1型;株式会社ヒラサワ)のエン
トリーボックス内に入れ、流動パラフィン液面をメスシ
リンダで読みとった。この時の圧力を760mmHgと
した。次いで、真空ポンプを稼働し、圧力10mmHg
間隔で、各圧力(750〜430mmHg)における流
動パラフィンの液面目盛りを読みとった。この試験を同
じ充填温度の分包包装体について3回実施し、流動パラ
フィン液面目盛りの平均値を算出した。圧力の低下に対
して、流動パラフィン液面目盛り平均値をプロットし
て、流動パラフィン液面目盛りが増加し始める直前の圧
力をスティック状分包包装体内部圧力とした。結果を表
7に示す。なお、上記圧力下における流動パラフィンの
みの体積増加は認められず、補正の必要はなかった。
張率を比較すると、試料を充填した包装体の値(0.0
56ml/mmHg)は、対照品の値(0.025ml
/mmHg)よりも大きく、試料1がかなりの空気を保
有していた。また、室温付近での温度変動、例えば10
℃から30℃までにおいて、試料温度が30℃、35
℃、45℃及び65℃の場合の分包包装体の体積変化は
0.064ml/℃・g(内服用吸着剤)以下であっ
た。
体は内服用吸着剤に内包される空気量の変化による分包
包装体の変形がほとんどない。こうして、内服用吸着剤
の箱詰め、保存、輸送における分包包装体の体積変化に
基づく不都合が解消される。分包包装袋の材料が、気密
性包装材料である場合は、内服用吸着剤の吸着能が保持
される。
小孔が生ずるようにシール部を形成した一例を示す図で
ある。
小孔が生ずるようにシール部を形成した一例を示す図で
ある。
小孔が生ずるようにシール部を形成した一例を示す図で
ある。
小孔が生ずるようにシール部を形成した一例を示す図で
ある。
小孔が生ずるようにシール部を形成した一例を示す図で
ある。
小孔が生ずるようにシール部を形成した一例を示す図で
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 10℃から30℃までの昇温で1g当た
り1.3〜10mlの空気を放出する内服用吸着剤が包
装されている分包包装体の10℃から30℃までの体積
膨張率が0〜0.064ml/℃・g(内服用吸着剤)
であることを特徴とする内服用吸着剤の分包包装体。 - 【請求項2】 分包包装袋の25℃における内部圧力が
40〜740mmHgであることを特徴とする請求項1
に記載の分包包装体。 - 【請求項3】 分包包装袋が、シール可能なプラスチッ
クフィルムを内層に持つ単層又は多層フィルムで透湿度
0〜20g/m2・24hである材料からなることを特
徴とする請求項1に記載の分包包装体。 - 【請求項4】 次の(A)又は(B)のいずれかの方法
により、内服用吸着剤を分包包装袋に充填することを特
徴とする請求項1に記載の分包包装体の製造方法。 (A)室温より5℃高い温度ないし300℃の内服用吸
着剤を分包包装袋に充填後シールする。 (B)内服用吸着剤を分包包装袋に充填した後、大気圧
以下の圧力下でシールする。 - 【請求項5】 内服用吸着剤を分包包装袋に充填する分
包包装体において、引裂開封時に空気流入用の小孔が最
初に生じるようにシール部を形成することを特徴とする
内服用吸着剤の分包包装体。
Priority Applications (1)
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JP5246036A JP2607422B2 (ja) | 1992-09-08 | 1993-09-08 | 内服用吸着剤の分包包装体及びその製造方法 |
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JP4-264169 | 1992-09-08 | ||
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