JPH08217086A - 自立性包装袋およびその製造法 - Google Patents
自立性包装袋およびその製造法Info
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Abstract
過しない壁材を使用し、該壁材と底材との間に乾燥剤、
脱酸素剤等の補助剤を保持させてなる自立性包装袋を提
供する。 【構成】 ヒ−トシ−ル性を有する袋形成表基材1と、
ヒ−トシ−ル性を有する袋形成裏基材1′と、ヒ−トシ
−ル性を有する断面逆V字形底材3と、ヒ−トシ−ル性
を有し、かつ気体透過性を有する壁材2とからなり、更
に上記の壁材2が断面逆V字形に折り込まれて上記の底
材3の逆V字形のヒ−トシ−ル性面の上に重なり合い、
そしてその両者を上記の表基材1と裏基材1′との間に
各ヒ−トシ−ル性面が対向するように挟持し、かつその
表基材1と裏基材1′と壁材2と底材3の各ヒ−トシ−
ル性対向面であってその左右両側端部と、上記の表基材
1と壁材2と底材3および裏基材1′と壁材2と底材3
とから構成される各ヒ−トシ−ル性対向面であってその
下端部とにおいてヒ−トシ−ルして熱溶着部を形成し、
更に上記の壁材2と底材3との間に乾燥剤、脱酸素剤等
の補助剤を保持させてなる自立性包装袋である。
Description
ものであり、更に詳しくは乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤
を有する自立性包装袋に関するものである。
脂のフィルムないしシ−トを使用して種々の軟包装袋が
提案されている。それらのうちの一つとして、いわゆる
自立性包装袋が知られている。このものは、対向する2
枚の側壁シ−トの間に逆V字形断面の底シ−トを介在さ
せ、その左右両側端部および下端部をヒ−トシ−ルする
ことによって製造されている。そしてこの自立性包装袋
には、お菓子、粉状物、飲料物等の種々の食品、その他
等が充填され、包装されている。
て、その乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を包装袋の中に保
有させて、その保存性を高めて賞味期間等を延長させる
ことがしばしばおこなわれている。例えば、脱酸素剤等
を内容物と同時に包装して、包装体内の酸素を断つこと
によって内容物の腐敗等を防止してその保存性を向上さ
せて賞味期間を延長させている。
おいては、補助剤が内容物と一緒に包装されている場合
が多く、この場合、内容物と共に補助剤も一緒に取り出
されてしまうことがあり、例えば、幼児等は誤ってそれ
を口にすることがあると言う欠点がある。或いは側壁シ
−トに合成樹脂のフィルムないしシ−ト等を使用して点
シ−ル等を行ってポケット部を形成し、その中に補助剤
を挿入する場合もあるが、この場合、流通段階等におい
て、包装体に予想外の力が加わって変形等を起こし、そ
れによって包装体のシ−ル部が破壊されて、そのポケッ
ト部のシ−ルが剥がれて補助剤が内容物の中に混在する
ことになり、そのまま内容物と共に使用に供されてしま
うと言う欠点もある。また、側壁シ−トに補助剤が入っ
ている小袋を貼着させる場合もあるが、この場合も、内
容物を取り出すときに、小袋の貼着部が剥離して内容物
と一緒に取り出されてしまうと言う欠点もある。
点を解決すべく鋭意研究した結果、水分、酸素等の気体
は透過するが粉体等は透過せず、かつヒ−トシ−ル性を
有する壁材に着目し、これを自立性包装袋を構成する側
壁シ−ト或いは底材と一緒に使用し、かつ側壁シ−ト或
いは底材と壁材との間に補助剤を保持させて自立性包装
袋を構成したところ、補助剤等が脱落することなく極め
て良好な自立性包装袋を製造し得ることを見出して、本
発明を完成したものである。
する袋形成表基材と、ヒ−トシ−ル性を有する袋形成裏
基材と、ヒ−トシ−ル性を有する断面逆V字形底材と、
ヒ−トシ−ル性を有し、かつ気体透過性を有する断面逆
V字形壁材とからなり、かつ上記の壁材が断面逆V字形
に折り込まれて上記の底材の逆V字形のヒ−トシ−ル性
面の上に重なり合い、更にその壁材と底材の両者を上記
の表基材と裏基材との間で各ヒ−トシ−ル性面が対向す
るように挟持し、そして上記の表基材と裏基材と底材と
壁材との各ヒ−トシ−ル性対向面でその左右両側端部お
よび下端部において熱溶着部を構成し、更に上記の壁材
と底材との間で乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を挟持して
なることを特徴とする自立性包装袋に関するものであ
る。
る袋形成表基材と、ヒ−トシ−ル性を有する袋形成裏基
材と、ヒ−トシ−ル性を有する断面逆V字形底材と、ヒ
−トシ−ル性を有し、かつ気体透過性を有する壁材とか
らなり、まず上記の壁材を断面逆V字形に折り込んで上
記の底材の逆V字形のヒ−トシ−ル性面の上に重ね合わ
せ、次にその壁材と底材の両者を上記の表基材と裏基材
との間で各ヒ−トシ−ル性面が対向するように挟持し、
しかる後上記の表基材と裏基材と底材と壁材との各ヒ−
トシ−ル性対向面であってその左右両側端部をヒ−トシ
−ルし、次いで上記の壁材と底材との間に乾燥剤、脱酸
素剤等の補助剤を挿入し、,次に表基材と壁材と底材お
よび裏基材と壁材と底材との各ヒ−トシ−ル性対向面で
あってその下端部をヒ−トシ−ルすることを特徴とする
自立性包装袋の製造法に関するものである。
気体は透過するが粉体等を透過しない壁材を使用し、こ
れを表基材、裏基材および底材等と一体的に使用して自
立性包装袋を構成し、かつその壁材と底材あるいは表基
材、裏基材等との間に乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を保
持させることから、まず自立性包装袋のヒ−トシ−ル部
ないしは壁材が損傷ないし破壊されないかぎり補助剤等
は脱落することなく極めて安定した状態で包装体内に補
助剤を保有し得るものである。また本発明においては、
壁材が表基材、裏基材および底材と一体的にヒ−トシ−
ルされていることから、製造時のシ−ル不良等を除いて
シ−ル部におけるシ−ル破壊、シ−ル損傷等の現象が見
られず、極めて良好な包装袋を製造することができるも
のである。
に詳細に説明する。まず上記の本発明について使用する
素材について説明する。本発明において、表基材、裏基
材および底材に使用される素材としては、従来公知の合
成樹脂のフィルムないしシ−トをその使用目的等に応じ
て単独ないし任意に組み合わせてラミネ−トして使用す
ることができる。例えば、低密度ポリエチレン、中密度
ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エ
チレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エ
チル共重合体、ポリブテン系樹脂、ポリメチルペンテン
系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリス
チレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリ
デン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、
ポリカ−ボネ−ト系樹脂、フッ素系樹脂、ビニロン、セ
ロハン等の合成樹脂を主体とする各種の樹脂のフィルム
ないしシ−トを使用することができる。
あるいは一ないし二軸方向に延伸されていてもよい。本
発明においては、上記のフィルムないしシ−トとして
は、上記の樹脂をビヒクルとした組成物によるコ−ティ
ング膜等であってもよい。上記の樹脂のフィルムないし
シ−トの厚さとしては、包装袋の使用目的等によって任
意であるが、約10ないし200μm位が好ましい。
る腰等を保持させるために、例えば、各種の紙あるいは
合成紙等等を使用することもできる。
リヤ−性等を必要とする場合には、例えば、ポリ塩化ビ
ニリデン系樹脂のフィルム、あるいは、Kコ−トと称さ
れるポリ塩化ビニリデンをコ−トした樹脂のフィルム、
延伸ポリアミドのフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物(エバ−ル)のフィルム、アルミニュウム
箔、アルミニュウムを蒸着した樹脂のフィルム、酸化珪
素、酸化アルミニュウム等の金属酸化物を蒸着した樹脂
のフィルム等も使用することができる。
を使用して、包装袋の使用目的等によってその素材を任
意に選択して組み合わせ、次いで押し出しラミネ−ト、
ドライラミネ−ト等によって積層して、表基材、裏基材
および底材を製造することができる。
は、包装袋を製造するために、その片面、特に、その三
者が重なり合って熱溶着部を構成する部分は、ヒ−トシ
−ル性を有することが必要である。上記のヒ−トシ−ル
性を構成する素材としては、例えば、上記に挙げた低密
度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等の
ポリオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、ポリブテン
系樹脂、ポリメチルペンテン系樹脂等の合成樹脂のフィ
ルムないしシ−ト、あるいはそのコ−ティング膜等を使
用することができる。なお本発明においては、上記の表
基材、裏基材および底材の他方の面は、包装袋を構成す
るに際して、非ヒ−トシ−ル性であることが必要であ
る。
で挙げた表基材、裏基材および底材のヒ−トシ−ル性の
面と熱溶着して熱溶着部を構成することができるヒ−ト
シ−ル性を有することが必要である。また本発明の壁材
としては、水分、酸素等の気体は透過するが、例えば、
乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を構成する粉体等を透過し
ない性質を有することが必要である。具体的には、例え
ば、樹脂加工してヒ−トシ−ル性を有する織布、単ない
し長繊維等をそれ自信で熱接着性を有する場合はそのま
ま或いはそのような性質を有していない場合は熱接着性
樹脂等を使用してニ−ドルパンチあるいは熱接着してな
る不織布、パルプ等を熱接着性樹脂等を使用して抄紙し
てなる紙製基材またはパルプを抄紙しこれを樹脂加工し
てヒ−トシ−ル性を持たせた紙製基材、あるいは合成樹
脂を基材とした有孔性のフィルムないしシ−トまたはそ
の微多孔膜からなる基材等を使用することができる。例
えば、米国、デュポン社で製造してなる商品名「タイベ
ック」等の基材、具体的には、高密度ポリエチレンの細
かい交錯した繊維束を紡いだ上で、これを熱と圧とで繊
維同志を接合したもので通気性を有するものを使用する
ことができる。上記の壁材は、包装袋を製造するとき
に、上記の表基材、裏基材および底材の各ヒ−トシ−ル
性面と対向する部分で、少なくとも熱溶着部を構成する
部分においてヒ−トシ−ル性を有していることが必要で
あり、それは片面ないし両面であってもよい。
ては、包装袋に包装される内容物の保存性、あるいは腐
敗防止性等を向上させるもの、例えば、乾燥剤、脱酸素
剤、紫外線吸収剤、腐敗防止剤、その他等の公知のもの
を使用することができる。これは、例えば、そのままの
化学物質を粉体或いは錠剤等の形で使用することも、ま
たこれらを上記で挙げた壁材で小袋を製造し、その中に
充填し、密封したもの等を使用することができる。
材、裏基材、底材、壁材および補助剤等を使用して、本
発明にかかる自立性包装袋を製造する方法について説明
する。図1、図2および図3の(a)および図3の
(b)に示すように、まず本発明では、表基材1と、裏
基材1´と、壁材2と、底材3とを用意し、次に該表基
材1と裏基材1´とをそのヒ−トシ−ル性面A、A´と
が対向するように配置する。他方、両面においてヒ−ト
シ−ル性面B、B´を有する壁材2を断面逆V字形に折
り込み、これを断面逆V字形の底材3の逆V字形のヒ−
トシ−ル性面Cの上に重ね合わせる。そして、上記の表
基材1と裏基材1´との間に上記の壁材2を重ね合わせ
た底材3を介在させ、しかる後該表基材1と裏基材1´
と壁材2と底材3の左右両側端部4、5であって、その
対向する各ヒ−トシ−ル性面A、A´、B、B´、Cを
ヒ−トシ−ルして熱溶着部X、X´を形成する。次に、
本発明においては、上記で熱溶着部X、X´を形成した
後、包装袋の底部を形成る下端部において、壁材2と底
材3との間に乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤6を挿入し、
次いで表基材1、壁材2、および底材3で構成する下端
部7と、裏基材1´、壁材2、および底材3で構成する
下端部7´であってそのヒ−トシ−ル性の対向面A、A
´、B、B´、Cをヒ−トシ−ルして、袋の底部を構成
する部分に熱溶着部Y、Y´を形成して、本発明にかか
る自立性包装袋を製造することができる。
造法はその一例であって、種々の方法で自立性包装袋を
製造し得る。例えば、上記においては、補助剤6を挿入
するに際し、下端部7と下端部7´とをヒ−トシ−ルす
る前に補助剤6を挿入しているが、下端部7と下端部7
´のいずれか一方をヒ−トシ−ルさせてその下端部7に
熱溶着部Yを形成し、他方の下端部7´の開口している
壁材2と底材3との間に補助剤6を挿入し、しかる後そ
の下端部7´をヒ−トシ−ルして熱溶着部Y´を構成し
て、本発明の自立性包装袋を製造してもよい。あるい
は、本発明においては、壁材2と底材3とは同じ大きさ
について例示したが、壁材2については、横幅は底材3
と同じ幅にし縦幅については若干小さい幅にして底材3
の表面に帯状にヒ−トシ−ルし、その間に補助剤6を挿
入して、而して、下端部7と下端部7´のヒ−トシ−ル
部に壁材2を介在させないで、本発明の自立性包装袋を
構成してもよい。
部8がそれぞれ形成されているが、これは、この切り欠
き部89を介して表基材1と裏基材1´と壁材2とのヒ
−トシ−ル性面A、A´、B、B´をヒ−トシ−ルさせ
て、熱溶着部をZ、Z´を形成するものである。これに
よって、本発明では、自立性包装袋の自立性をより一層
良好に保持することができるものである。
(a)および図3の(b)に示すように、ヒ−トシ−ル
性を有する袋形成表基材1と、ヒ−トシ−ル性を有する
袋形成裏基材1´と、ヒ−トシ−ル性を有する断面逆V
字形底材3と、ヒ−トシ−ル性を有し、かつ気体透過性
を有する壁材2とからなり、かつ上記の壁材2が断面逆
V字形に折り込まれて上記の底材3の逆V字形のヒ−ト
シ−ル性面の上に重なり合い、更にその壁材2と底材3
の両者を上記の表基材1と裏基材1´との間で各ヒ−ト
シ−ル性面A、A´、B、B´、Cが対向するように挟
持し、そして上記の表基材1と裏基材1´と底材2と壁
材3との各ヒ−トシ−ル性対向面でその左右両側端部
4、5および下端部7、7´においてヒ−トシ−ル性面
をヒ−トシ−ルして熱溶着部X、X´、Y、Y´を構成
し、更に上記の壁材2と底材3との間で乾燥剤、脱酸素
剤等の補助剤6を挟持した構成からなるものである。而
して、上記で得た自立性包装袋は、その上端の開口部か
ら内容物を充填し、しかる後その開口部をヒ−トシ−ル
等によって密閉することによって、内容物が充填した包
装体を得ることができる。
トシ−ル性を有し、かつ気体は透過するが粉体等を透過
しない壁材を使用し、これを表基材、裏基材、底材等と
一体的に使用して自立性包装袋を構成し、かつその壁材
と底材との間に乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を保持させ
ることから、まず自立性包装袋のヒ−トシ−ル部ないし
は壁材が損傷ないし破壊されないかぎり補助剤等は脱落
することなく極めて安定した状態で包装体内に補助剤を
保有し得るものである。また本発明においては、壁材が
表基材、裏基材および底材と一体的にヒ−トシ−ルされ
ていることから、製造時のシ−ル不良等を除いてシ−ル
部におけるシ−ル破壊、シ−ル損傷等の現象が見られ
ず、極めて良好な包装袋を製造することができるもので
ある。従って、本発明では、内容物を充填して自立させ
たときに、補助剤が自立性包装袋の底部、あるいは底部
近くに位置することになり、かつ補助剤と内容物とは壁
材で仕切られることになり、このため包装袋の上部から
開封して内容物を取り出す場合、補助剤が出てくる恐れ
はなく、誤食防止、粉体等の内容物に混入等を防止する
ことができるものである。また本発明では、補助剤の充
填は、包装袋の底部から予め包装袋を製造するときに挿
入するものであるから、内容物を充填するときに補助剤
を触れることがないので、極めて衛生的であると言う利
点もある。
する。 実施例1 表基材および裏基材として、ポリエチレンテレフタレ−
トフィルム、12μm/アルミニュウム箔、9μm/ポ
リエチレンフィルム(ヒ−トシ−ル性)、40μmから
なる積層材を使用し、これを横×縦を170mm×25
0mmにカットして、それぞれ用意した。次に底材とし
て、上記の表基材および裏基材で使用した積層材と同じ
ものを使用して、これを横×縦を170mm×90mm
にカットし、更に半折りして横×縦を170mm×45
mmとし、また両サイドに半円状の切り欠きを設けた。
更に壁材として、ポリエチレン製のスパンポンド不織布
を使用し、これを横×縦を170mm×90mmにカッ
トし、更に半折りして横×縦を170mm×45mmと
した。次に、上記で用意した表基材と、裏基材と、壁材
と、底材とを使用し、まず表基材と裏基材とをそのヒ−
トシ−ル性面とが対向するように配置した。他方、上記
の壁材を断面逆V字形の底材の逆V字形のヒ−トシ−ル
性面の上に重ね合わせた。次に、上記の表基材と裏基材
との間に上記の壁材を重ね合わせた底材を介在させ、し
かる後該表基材と裏基材と壁材と底材の左右両側端部で
あって、その対向する各ヒ−トシ−ル性面をヒ−トシ−
ルして熱溶着部を形成した。このとき、底材の半円状の
切り欠き部では、表基材と壁材と裏基材とが対向面でヒ
−トシ−ルして熱溶着部を形成した。次に、上記で左右
両端部に熱溶着部を形成した後、包装袋の底部を形成る
下端部において、壁材と底材との間に脱酸素剤を挿入
し、次いで表基材、壁材、および底材で構成する下端部
と、裏基材、壁材および底材で構成する下端部をヒ−ト
シ−ルして、袋の底部を構成する部分に熱溶着部を形成
して、自立性包装袋を製造した。
の概略的構成を説明する斜視図である。
とを対向させたときの状態を示す概略的断面図である。
図である。
の(a)のI−I’における切断断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ヒ−トシ−ル性を有する袋形成表基材
と、ヒ−トシ−ル性を有する袋形成裏基材と、ヒ−トシ
−ル性を有する断面逆V字形底材と、ヒ−トシ−ル性を
有し、かつ気体透過性を有する壁材とからなり、かつ上
記の壁材が断面逆V字形に折り込まれて上記の底材の逆
V字形のヒ−トシ−ル性面の上に重なり合い、更にその
壁材と底材の両者を上記の表基材と裏基材との間で各ヒ
−トシ−ル性面が対向するように挟持し、そして上記の
表基材と裏基材と底材と壁材との各ヒ−トシ−ル性対向
面でその左右両側端部および下端部において熱溶着部を
構成し、更に上記の壁材と底材との間で乾燥剤、脱酸素
剤等の補助剤を挟持してなることを特徴とする自立性包
装袋。 - 【請求項2】 ヒ−トシ−ル性を有する袋形成表基材
と、ヒ−トシ−ル性を有する袋形成裏基材と、ヒ−トシ
−ル性を有する断面逆V字形底材と、ヒ−トシ−ル性を
有し、かつ気体透過性を有する壁材とからなり、まず上
記の壁材を断面逆V字形に折り込んで上記の底材の逆V
字形のヒ−トシ−ル性面の上に重ね合わせ、次にその壁
材と底材の両者を上記の表基材と裏基材との間で各ヒ−
トシ−ル性面が対向するように挟持し、しかる後上記の
表基材と裏基材と底材と壁材との各ヒ−トシ−ル性対向
面であってその左右両側端部をヒ−トシ−ルし、次いで
上記の壁材と底材との間に乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤
を挿入し、,次に表基材と壁材と底材および裏基材と壁
材と底材との各ヒ−トシ−ル性対向面であってその下端
部をヒ−トシ−ルすることを特徴とすることを特徴とす
る自立性包装袋の製造法。
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JP04248495A JP3744960B2 (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 自立性包装袋およびその製造法 |
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JP2015000726A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | 凸版印刷株式会社 | 自立性包装袋 |
WO2018092460A1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-24 | 株式会社細川洋行 | 自立袋及びその製造方法 |
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-
1995
- 1995-02-07 JP JP04248495A patent/JP3744960B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2022010025A (ja) * | 2016-11-21 | 2022-01-14 | 株式会社細川洋行 | 自立袋 |
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