JP3744960B2 - 自立性包装袋およびその製造法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、自立性包装袋に関するものであり、更に詳しくは乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を有する自立性包装袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、食品等を包装するために、合成樹脂のフィルムないしシ−トを使用して種々の軟包装袋が提案されている。
それらのうちの一つとして、いわゆる自立性包装袋が知られている。
このものは、対向する2枚の側壁シ−トの間に逆V字形断面の底シ−トを介在させ、その左右両側端部および下端部をヒ−トシ−ルすることによって製造されている。
そしてこの自立性包装袋には、お菓子、粉状物、飲料物等の種々の食品、その他等が充填され、包装されている。
【0003】
ところで、近年、包装される内容物によって、その乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を包装袋の中に保有させて、その保存性を高めて賞味期間等を延長させることがしばしばおこなわれている。
例えば、脱酸素剤等を内容物と同時に包装して、包装体内の酸素を断つことによって内容物の腐敗等を防止してその保存性を向上させて賞味期間を延長させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記においては、補助剤が内容物と一緒に包装されている場合が多く、この場合、内容物と共に補助剤も一緒に取り出されてしまうことがあり、例えば、幼児等は誤ってそれを口にすることがあると言う欠点がある。
或いは側壁シ−トに合成樹脂のフィルムないしシ−ト等を使用して点シ−ル等を行ってポケット部を形成し、その中に補助剤を挿入する場合もあるが、この場合、流通段階等において、包装体に予想外の力が加わって変形等を起こし、それによって包装体のシ−ル部が破壊されて、そのポケット部のシ−ルが剥がれて補助剤が内容物の中に混在することになり、そのまま内容物と共に使用に供されてしまうと言う欠点もある。
また、側壁シ−トに補助剤が入っている小袋を貼着させる場合もあるが、この場合も、内容物を取り出すときに、小袋の貼着部が剥離して内容物と一緒に取り出されてしまうと言う欠点もある。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本発明者は、上記の問題点を解決すべく鋭意研究した結果、水分、酸素等の気体は透過するが粉体等は透過せず、かつヒ−トシ−ル性を有する壁材に着目し、これを自立性包装袋を構成する側壁シ−ト或いは底材と一緒に使用し、かつ側壁シ−ト或いは底材と壁材との間に補助剤を保持させて自立性包装袋を構成したところ、補助剤等が脱落することなく極めて良好な自立性包装袋を製造し得ることを見出して、本発明を完成したものである。
【0006】
すなわち、本発明は、ヒ−トシ−ル性を有する袋形成表基材と、ヒ−トシ−ル性を有する袋形成裏基材と、ヒ−トシ−ル性を有する断面逆V字形底材と、ヒ−トシ−ル性を有し、かつ気体透過性を有する断面逆V字形壁材とからなり、かつ上記の壁材が断面逆V字形に折り込まれて上記の底材の逆V字形のヒ−トシ−ル性面の上に重なり合い、更にその壁材と底材の両者を上記の表基材と裏基材との間で各ヒ−トシ−ル性面が対向するように挟持し、そして上記の表基材と裏基材と底材と壁材との各ヒ−トシ−ル性対向面でその左右両側端部および下端部において熱溶着部を構成し、更に上記の壁材と底材との間で乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を挟持してなることを特徴とする自立性包装袋に関するものである。
【0007】
また、本発明は、 ヒ−トシ−ル性を有する袋形成表基材と、ヒ−トシ−ル性を有する袋形成裏基材と、ヒ−トシ−ル性を有する断面逆V字形底材と、ヒ−トシ−ル性を有し、かつ気体透過性を有する壁材とからなり、まず上記の壁材を断面逆V字形に折り込んで上記の底材の逆V字形のヒ−トシ−ル性面の上に重ね合わせ、次にその壁材と底材の両者を上記の表基材と裏基材との間で各ヒ−トシ−ル性面が対向するように挟持し、しかる後上記の表基材と裏基材と底材と壁材との各ヒ−トシ−ル性対向面であってその左右両側端部をヒ−トシ−ルし、次いで上記の壁材と底材との間に乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を挿入し、,次に表基材と壁材と底材および裏基材と壁材と底材との各ヒ−トシ−ル性対向面であってその下端部をヒ−トシ−ルすることを特徴とする自立性包装袋の製造法に関するものである。
【0008】
【作用】
本発明によれば、ヒ−トシ−ル性を有し、かつ気体は透過するが粉体等を透過しない壁材を使用し、これを表基材、裏基材および底材等と一体的に使用して自立性包装袋を構成し、かつその壁材と底材あるいは表基材、裏基材等との間に乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を保持させることから、まず自立性包装袋のヒ−トシ−ル部ないしは壁材が損傷ないし破壊されないかぎり補助剤等は脱落することなく極めて安定した状態で包装体内に補助剤を保有し得るものである。
また本発明においては、壁材が表基材、裏基材および底材と一体的にヒ−トシ−ルされていることから、製造時のシ−ル不良等を除いてシ−ル部におけるシ−ル破壊、シ−ル損傷等の現象が見られず、極めて良好な包装袋を製造することができるものである。
【0009】
【本発明の詳細な説明】
上記の本発明について以下に更に詳細に説明する。
まず上記の本発明について使用する素材について説明する。
本発明において、表基材、裏基材および底材に使用される素材としては、従来公知の合成樹脂のフィルムないしシ−トをその使用目的等に応じて単独ないし任意に組み合わせてラミネ−トして使用することができる。
例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、ポリブテン系樹脂、ポリメチルペンテン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、フッ素系樹脂、ビニロン、セロハン等の合成樹脂を主体とする各種の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
【0010】
これらのフィルムないしシ−トは、未延伸あるいは一ないし二軸方向に延伸されていてもよい。
本発明においては、上記のフィルムないしシ−トとしては、上記の樹脂をビヒクルとした組成物によるコ−ティング膜等であってもよい。
上記の樹脂のフィルムないしシ−トの厚さとしては、包装袋の使用目的等によって任意であるが、約10ないし200μm位が好ましい。
【0011】
また本発明においては、包装袋に、いわゆる腰等を保持させるために、例えば、各種の紙あるいは合成紙等等を使用することもできる。
【0012】
さらに本発明においては、例えば、ガスバリヤ−性等を必要とする場合には、例えば、ポリ塩化ビニリデン系樹脂のフィルム、あるいは、Kコ−トと称されるポリ塩化ビニリデンをコ−トした樹脂のフィルム、延伸ポリアミドのフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エバ−ル)のフィルム、アルミニュウム箔、アルミニュウムを蒸着した樹脂のフィルム、酸化珪素、酸化アルミニュウム等の金属酸化物を蒸着した樹脂のフィルム等も使用することができる。
【0013】
なお本発明においては、上記に挙げた素材を使用して、包装袋の使用目的等によってその素材を任意に選択して組み合わせ、次いで押し出しラミネ−ト、ドライラミネ−ト等によって積層して、表基材、裏基材および底材を製造することができる。
【0014】
上記の表基材、裏基材および底材においては、包装袋を製造するために、その片面、特に、その三者が重なり合って熱溶着部を構成する部分は、ヒ−トシ−ル性を有することが必要である。
上記のヒ−トシ−ル性を構成する素材としては、例えば、上記に挙げた低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、ポリブテン系樹脂、ポリメチルペンテン系樹脂等の合成樹脂のフィルムないしシ−ト、あるいはそのコ−ティング膜等を使用することができる。
なお本発明においては、上記の表基材、裏基材および底材の他方の面は、包装袋を構成するに際して、非ヒ−トシ−ル性であることが必要である。
【0015】
次に本発明において、壁材としては、上記で挙げた表基材、裏基材および底材のヒ−トシ−ル性の面と熱溶着して熱溶着部を構成することができるヒ−トシ−ル性を有することが必要である。
また本発明の壁材としては、水分、酸素等の気体は透過するが、例えば、乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を構成する粉体等を透過しない性質を有することが必要である。
具体的には、例えば、樹脂加工してヒ−トシ−ル性を有する織布、単ないし長繊維等をそれ自信で熱接着性を有する場合はそのまま或いはそのような性質を有していない場合は熱接着性樹脂等を使用してニ−ドルパンチあるいは熱接着してなる不織布、パルプ等を熱接着性樹脂等を使用して抄紙してなる紙製基材またはパルプを抄紙しこれを樹脂加工してヒ−トシ−ル性を持たせた紙製基材、あるいは合成樹脂を基材とした有孔性のフィルムないしシ−トまたはその微多孔膜からなる基材等を使用することができる。
例えば、米国、デュポン社で製造してなる商品名「タイベック」等の基材、具体的には、高密度ポリエチレンの細かい交錯した繊維束を紡いだ上で、これを熱と圧とで繊維同志を接合したもので通気性を有するものを使用することができる。
上記の壁材は、包装袋を製造するときに、上記の表基材、裏基材および底材の各ヒ−トシ−ル性面と対向する部分で、少なくとも熱溶着部を構成する部分においてヒ−トシ−ル性を有していることが必要であり、それは片面ないし両面であってもよい。
【0016】
次にまた、本発明において、補助剤等としては、包装袋に包装される内容物の保存性、あるいは腐敗防止性等を向上させるもの、例えば、乾燥剤、脱酸素剤、紫外線吸収剤、腐敗防止剤、その他等の公知のものを使用することができる。
これは、例えば、そのままの化学物質を粉体或いは錠剤等の形で使用することも、またこれらを上記で挙げた壁材で小袋を製造し、その中に充填し、密封したもの等を使用することができる。
【0017】
次に、本発明において、上記に挙げた表基材、裏基材、底材、壁材および補助剤等を使用して、本発明にかかる自立性包装袋を製造する方法について説明する。
図1、図2および図3の(a)および図3の(b)に示すように、まず本発明では、表基材1と、裏基材1´と、壁材2と、底材3とを用意し、次に該表基材1と裏基材1´とをそのヒ−トシ−ル性面A、A´とが対向するように配置する。
他方、両面においてヒ−トシ−ル性面B、B´を有する壁材2を断面逆V字形に折り込み、これを断面逆V字形の底材3の逆V字形のヒ−トシ−ル性面Cの上に重ね合わせる。
そして、上記の表基材1と裏基材1´との間に上記の壁材2を重ね合わせた底材3を介在させ、しかる後該表基材1と裏基材1´と壁材2と底材3の左右両側端部4、5であって、その対向する各ヒ−トシ−ル性面A、A´、B、B´、Cをヒ−トシ−ルして熱溶着部X、X´を形成する。
次に、本発明においては、上記で熱溶着部X、X´を形成した後、包装袋の底部を形成る下端部において、壁材2と底材3との間に乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤6を挿入し、次いで表基材1、壁材2、および底材3で構成する下端部7と、裏基材1´、壁材2、および底材3で構成する下端部7´であってそのヒ−トシ−ル性の対向面A、A´、B、B´、Cをヒ−トシ−ルして、袋の底部を構成する部分に熱溶着部Y、Y´を形成して、本発明にかかる自立性包装袋を製造することができる。
【0018】
なお、本発明においては、上記に挙げた製造法はその一例であって、種々の方法で自立性包装袋を製造し得る。
例えば、上記においては、補助剤6を挿入するに際し、下端部7と下端部7´とをヒ−トシ−ルする前に補助剤6を挿入しているが、下端部7と下端部7´のいずれか一方をヒ−トシ−ルさせてその下端部7に熱溶着部Yを形成し、他方の下端部7´の開口している壁材2と底材3との間に補助剤6を挿入し、しかる後その下端部7´をヒ−トシ−ルして熱溶着部Y´を構成して、本発明の自立性包装袋を製造してもよい。
あるいは、本発明においては、壁材2と底材3とは同じ大きさについて例示したが、壁材2については、横幅は底材3と同じ幅にし縦幅については若干小さい幅にして底材3の表面に帯状にヒ−トシ−ルし、その間に補助剤6を挿入して、而して、下端部7と下端部7´のヒ−トシ−ル部に壁材2を介在させないで、本発明の自立性包装袋を構成してもよい。
【0019】
なお、底材3の両端部に半円形の切り欠き部8がそれぞれ形成されているが、これは、この切り欠き部89を介して表基材1と裏基材1´と壁材2とのヒ−トシ−ル性面A、A´、B、B´をヒ−トシ−ルさせて、熱溶着部をZ、Z´を形成するものである。
これによって、本発明では、自立性包装袋の自立性をより一層良好に保持することができるものである。
【0020】
上記で製造した自立性包装袋は、図3の(a)および図3の(b)に示すように、ヒ−トシ−ル性を有する袋形成表基材1と、ヒ−トシ−ル性を有する袋形成裏基材1´と、ヒ−トシ−ル性を有する断面逆V字形底材3と、ヒ−トシ−ル性を有し、かつ気体透過性を有する壁材2とからなり、かつ上記の壁材2が断面逆V字形に折り込まれて上記の底材3の逆V字形のヒ−トシ−ル性面の上に重なり合い、更にその壁材2と底材3の両者を上記の表基材1と裏基材1´との間で各ヒ−トシ−ル性面A、A´、B、B´、Cが対向するように挟持し、そして上記の表基材1と裏基材1´と底材2と壁材3との各ヒ−トシ−ル性対向面でその左右両側端部4、5および下端部7、7´においてヒ−トシ−ル性面をヒ−トシ−ルして熱溶着部X、X´、Y、Y´を構成し、更に上記の壁材2と底材3との間で乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤6を挟持した構成からなるものである。
而して、上記で得た自立性包装袋は、その上端の開口部から内容物を充填し、しかる後その開口部をヒ−トシ−ル等によって密閉することによって、内容物が充填した包装体を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】
上記で得た自立性包装袋によれば、ヒ−トシ−ル性を有し、かつ気体は透過するが粉体等を透過しない壁材を使用し、これを表基材、裏基材、底材等と一体的に使用して自立性包装袋を構成し、かつその壁材と底材との間に乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を保持させることから、まず自立性包装袋のヒ−トシ−ル部ないしは壁材が損傷ないし破壊されないかぎり補助剤等は脱落することなく極めて安定した状態で包装体内に補助剤を保有し得るものである。
また本発明においては、壁材が表基材、裏基材および底材と一体的にヒ−トシ−ルされていることから、製造時のシ−ル不良等を除いてシ−ル部におけるシ−ル破壊、シ−ル損傷等の現象が見られず、極めて良好な包装袋を製造することができるものである。
従って、本発明では、内容物を充填して自立させたときに、補助剤が自立性包装袋の底部、あるいは底部近くに位置することになり、かつ補助剤と内容物とは壁材で仕切られることになり、このため包装袋の上部から開封して内容物を取り出す場合、補助剤が出てくる恐れはなく、誤食防止、粉体等の内容物に混入等を防止することができるものである。
また本発明では、補助剤の充填は、包装袋の底部から予め包装袋を製造するときに挿入するものであるから、内容物を充填するときに補助剤を触れることがないので、極めて衛生的であると言う利点もある。
【0022】
【実施例】
次に実施例を挙げて更に詳しく本発明を説明する。
実施例1
表基材および裏基材として、ポリエチレンテレフタレ−トフィルム、12μm/アルミニュウム箔、9μm/ポリエチレンフィルム(ヒ−トシ−ル性)、40μmからなる積層材を使用し、これを横×縦を170mm×250mmにカットして、それぞれ用意した。
次に底材として、上記の表基材および裏基材で使用した積層材と同じものを使用して、これを横×縦を170mm×90mmにカットし、更に半折りして横×縦を170mm×45mmとし、また両サイドに半円状の切り欠きを設けた。
更に壁材として、ポリエチレン製のスパンポンド不織布を使用し、これを横×縦を170mm×90mmにカットし、更に半折りして横×縦を170mm×45mmとした。
次に、上記で用意した表基材と、裏基材と、壁材と、底材とを使用し、まず表基材と裏基材とをそのヒ−トシ−ル性面とが対向するように配置した。
他方、上記の壁材を断面逆V字形の底材の逆V字形のヒ−トシ−ル性面の上に重ね合わせた。
次に、上記の表基材と裏基材との間に上記の壁材を重ね合わせた底材を介在させ、しかる後該表基材と裏基材と壁材と底材の左右両側端部であって、その対向する各ヒ−トシ−ル性面をヒ−トシ−ルして熱溶着部を形成した。
このとき、底材の半円状の切り欠き部では、表基材と壁材と裏基材とが対向面でヒ−トシ−ルして熱溶着部を形成した。
次に、上記で左右両端部に熱溶着部を形成した後、包装袋の底部を形成る下端部において、壁材と底材との間に脱酸素剤を挿入し、次いで表基材、壁材、および底材で構成する下端部と、裏基材、壁材および底材で構成する下端部をヒ−トシ−ルして、袋の底部を構成する部分に熱溶着部を形成して、自立性包装袋を製造した。
【図面の簡単な説明】
【図1】表基材1と、裏基材1´と、壁材2と、底材3の概略的構成を説明する斜視図である。
【図2】表基材1と、裏基材1´と、壁材2と、底材3とを対向させたときの状態を示す概略的断面図である。
【図3の(a)】自立性包装袋の概略的構成を示す平面図である。
【図3の(b)】自立性包装袋の概略的構成を示す図3の(a)のI−I’における切断断面図である。
【符号の説明】
1 表基材
1´ 裏基材
2 壁材
3 底材
Claims (1)
- ヒ−トシ−ル性を有する袋形成表基材と、ヒ−トシ−ル性を有する袋形成裏基材と、ヒ−トシ−ル性を有する断面逆V字形底材と、両面においてヒ−トシ−ル性を有し、かつ気体は透過するが、粉体を透過しない性質を有する壁材とからなり、まず上記の壁材を断面逆V字形に折り込んで上記の底材の逆V字形のヒ−トシ−ル性面の上に重ね合わせ、次にその壁材と底材の両者を上記の表基材と裏基材との間で各ヒ−トシ−ル性面が対向するように挟持し、しかる後上記の表基材と裏基材と底材と壁材との各ヒ−トシ−ル性対向面であってその左右両側端部をヒ−トシ−ルし、次いで上記の壁材と底材との間に乾燥剤、脱酸素剤等の補助剤を挿入し、次に表基材と壁材と底材および裏基材と壁材と底材との各ヒ−トシ−ル性対向面であってその下端部をヒ−トシ−ルすることを特徴とする自立性包装袋の製造法。
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