JPH0618782Y2 - 組立治具 - Google Patents

組立治具

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JPH0618782Y2
JPH0618782Y2 JP2849788U JP2849788U JPH0618782Y2 JP H0618782 Y2 JPH0618782 Y2 JP H0618782Y2 JP 2849788 U JP2849788 U JP 2849788U JP 2849788 U JP2849788 U JP 2849788U JP H0618782 Y2 JPH0618782 Y2 JP H0618782Y2
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JP
Japan
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guide
assembly
holes
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assembly jig
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JP2849788U
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耕三 柴田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔概要〕 本考案は、部品を組立る為に使用する組立治具の構造に
関し、 組立作業の能率の向上を目的とし、 複数本のガイドピンを組立部品の複数個のガイド孔に挿
入し、組立部品の位置決めを行う組立治具に於いて、ガ
イド孔に挿入したガイドピンをガイド孔に従って軸と直
角方向に変位するように変位手段を有して基板に取付け
て構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、部品を組立る為に使用する組立治具の構造に
関する。
複数の部品類を正確に組立る為には、各種の組立治具が
使用される。
これら組立治具は、安価にして能率良く使用出来るもの
が要望されている。
〔従来の技術〕
第４図の斜視図に示す如く、例えば複数個のタップ３を
有する板状の第１の組立部品１に、複数個の貫通孔（バ
カ孔）４を有する板状の第２の組立部品２を、ねじ５で
締めつける組立作業を行う場合には、全数のタップ３と
貫通孔４のセンターを一致させる為に、第１と第２の組
立部品１及び２に同径のガイド孔６ａ及び６ｂを同位置
に複数個設け、このガイド孔６ａ及び６ｂに複数本のガ
イドピン７を挿入する位置決め方法がとられる。
斯かる場合、夫々独立したガイドピン７を１本ずつガイ
ド孔６ａ及び６ｂに挿入しても良いが、通常は図示の如
くガイドピン７が基板８の所定位置に固定されているも
のを使用する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の如くガイドピンをガイド孔に挿入する場合、１本
ずつ挿入する方法は手間が掛かる上にガイドピンがばら
ばらで紛失する問題がある。
一方、基板に固定したガイドピンを１度に挿入する方法
は、手間が掛からない反面、部品間でガイド孔のピッチ
がばらつくと、ピン径を若干細くする等の手段を講じて
も挿入困難と言う問題点があった。
本考案は、組立作の業能率の向上を目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点を解決する為に、本考案に於いては、第１
図の斜視図に示す如く、ガイド孔６ａ及び６ｂに挿入し
たガイドピン７がガイド孔６ａ、６ｂに従って軸と直角
方向に変位するように変位手段９を有して基板10に取付
けたものである。
〔作用〕
変位手段に依ってガイドピンは、組立部品のガイド孔に
盲従して変位し、全数のガイドピンがガイド孔に一度に
挿入される。
〔実施例〕
第１図乃至第３図は本考案の一実施例である。
全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。
第１図の斜視図に示す如く、本考案に於ける組立治具
は、第１の組立部品のガイド孔６ａ及び第２の組立部品
２のガイド孔６ｂに挿入したガイドピン７がガイド孔６
ａ、６ｂに従って軸と直角方向に変位するように変位手
段９を有して基板10に取付けたものである。
変位手段９としては、例えば図示の如くばね性を有する
基板10を孔部10aをセンターにして放射状の形状に形成
し、各々の先端部10bにガイドピン７を立設したもので
ある。
斯かる構成である為に、ガイドピン７の位置は変形可能
な基板10に依って変位自在となる。
又、他の変位手段９としては、第２図(a)の部分拡大側
面図、及び同図(b)に示す同図(a)の平面図の如く、基板
11の孔部11aにゴム等の弾性材料で作られたブッシュ12
を介してガイドピン７を取付けたものである。
更に又、第３の変位手段９としては、第３図(a)の部分
拡大側面図、及び同図(b)に示す同図(a)の平面図の如
く、基板13にガイドピン７よりも大径の貫通孔13aを設
け、この貫通孔13aにガイドピン７を挿入し、貫通孔13a
よりも外径の大きいＥリング14を基板13の両面を挟むよ
うにしてガイドピン７に取付けて固定するものである。
斯かる第２及び第３の変位手段９に依って、ガイドピン
７は基板11或いは13に対して変位自在となる。
以上の如く、ガイドピン７を変位自在とすることに依っ
て、第１の組立部品のガイド孔６ａ及び第２の組立部品
２のガイド孔６ｂのピッチが多少ばらついても、ガイド
ピン７はガイド孔６ａ及び６ｂに依って変位し、支承無
く全数が１度に挿入可能となる。
〔考案の効果〕
本考案の組立治具に依って、組立部品のガイド孔に対す
るガイドピンの挿入は、支障無く全数が１度に挿入可能
となり、組立ての作業能率が向上する等、経済上及び産
業上に多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の組立治具の斜視図、 第２図(a)は本考案の組立治具の他の変位手段を示す部
分拡大側面図、 第２図(b)は同図(a)の平面図、 第３図(a)は本考案の組立治具の第３の変位手段を示す
部分拡大側面図、 第３図(b)は同図(a)の平面図、 第４図は従来の組立治具の斜視図である。 図に於いて、 １は第１の組立部品、２は第２の組立部品、 ３はタップ、４、13aは貫通孔、 ５はねじ、６ａ、６ｂはガイド孔、 ７はガイドピン、８、10、11、13は基板、 ９は変位手段、10a、11aは孔部、 10bは先端部、12はブッシュ、 14はＥリングである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】複数本のガイドピン(7)を組立部品(1、2)の
    複数個のガイド孔(6a、6b)に挿入し、該組立部品(1、2)の
    位置決めを行う組立治具に於いて、 前記ガイド孔(6a、6b)に挿入した前記ガイドピン(7)が該
    ガイド孔(6a、6b)に従って軸と直角方向に変位するよう
    に変位手段(9)を有して基板(10)に取付けたことを特徴
    とする組立治具。
JP2849788U 1988-03-03 1988-03-03 組立治具 Expired - Lifetime JPH0618782Y2 (ja)

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JP2849788U JPH0618782Y2 (ja) 1988-03-03 1988-03-03 組立治具

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JP2849788U JPH0618782Y2 (ja) 1988-03-03 1988-03-03 組立治具

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Publication Number Publication Date
JPH01132367U JPH01132367U (ja) 1989-09-08
JPH0618782Y2 true JPH0618782Y2 (ja) 1994-05-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644643Y2 (ja) * 1991-11-20 1994-11-16 宮川工機株式会社 木工用加工機における被加工材の接合治具

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Publication number Publication date
JPH01132367U (ja) 1989-09-08

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