JPH0537500Y2 - - Google Patents

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JPH0537500Y2
JPH0537500Y2 JP3761488U JP3761488U JPH0537500Y2 JP H0537500 Y2 JPH0537500 Y2 JP H0537500Y2 JP 3761488 U JP3761488 U JP 3761488U JP 3761488 U JP3761488 U JP 3761488U JP H0537500 Y2 JPH0537500 Y2 JP H0537500Y2
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circuit board
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、特に円形等のプリント基板を上下方
向に複数枚積み重ねて固定する構造に関する。
〔従来の技術〕
第7図は従来のプリント基板積み重ね固定構造
を示す斜視図、第8図は第7図に用いられるスペ
ーサーの側断面図である。
第7図及び第8図において、1は電子部品等を
実装する円形のプリント基板であり、このプリン
ト基板1にはその円形の面の適宜箇所に例えば3
個の孔2が形成されている。
3はスペーサーであり、このスペーサー3は円
柱状の一端に前記孔2内を貫通可能で、かつ貫通
した時先端が前記プリント基板1の下面側に突出
するように突設したネジ部3aと、他端に前記ネ
ジ部3aと螺合するように穿設したネジ穴3bと
を有している。
4はネジである。
これにより、前記プリント基板1の孔2に前記
スペーサー3のネジ部3aを貫通させ、このネジ
部3aにプリント基板1を介して他のスペーサー
3のネジ孔3bを螺合させて、順次連結すること
により、プリント基板1を上下から締めつけ、こ
れを全ての孔2において行うことにより、複数の
プリント基板1を順次積み重ね、そしてプリント
基板1の最上段及び最下段はネジ4及び図示しな
いがナツト等により締めつけて固定していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上述した従来の技術によれば、プ
リント基板にスペーサーを取り付けるための孔を
形成しなければならず、またこの孔に該孔より径
の太いスペーサーを上下から締めつけて取り付け
なければならないため、その取り付けの区域が必
要となり、そのためプリント基板における部品の
実装密度が著しく悪化してしまうことになる。
さらに、このような構成によるとプリント基板
を積み重ねるために必要な部品の点数が多くな
り、そのため積み重ね作業における工数も多くな
つて作業時間も長くなり、その結果作業性及び生
産性を低下させてしまい、大量生産に際しては有
効な構造であるとは言えなかつた。
そこで、本考案は前記問題点を解決するために
なされたものであり、スペーサーを取り付けるた
めにプリント基板の実装密度を悪化させてしまう
ことなく、また部品点数を削減することにより積
み重ね作業の工数及び時間を短縮して、大量生産
に対応できるように作業性及び生産性を向上する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述した目的を達成するため本考案は、プリン
ト基板の外周縁の適宜な数箇所に開口部を有する
円形状の切欠部を形成し、この切欠部と係合可能
な円柱状の支柱の外周に前記プリント基板の板厚
と同等の間隙を有する水平に張り出した一対のサ
ポート片を所定の間隔に複数設けた支柱サポート
を形成し、かつ前記一対のサポート片の間の間隙
を係合部とし、この係合部の外周面の一部を前記
切欠部の開口部に挿入可能な幅とすると共に他の
部分を該開口部より広い幅に形成したものであ
る。
〔作用〕
前記プリント基板の切欠部に前記支柱サポート
の係合部の開口部に挿入可能な幅の方向で挿入し
た後、切欠部内において支柱サポートを90°回転
させることにより切欠部と係合部の前記開口部よ
り広い幅の部分とを係合させて、サポート片によ
り上下方向を、また切欠部により水平方向の動き
を阻止するようにしてプリント基板を支柱サポー
トに固定し、これによつて複数枚のプリント基板
を上下方向に積み重ねる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を用いて説明す
る。
第1図は本考案のプリント基板積み重ね固定構
造を示す全体斜視図、第2図は本実施例に係わる
支柱サポートの正面図、第3図は同平面図、第4
図は同側面図、第5図は本実施例に係わるプリン
ト基板の平面図である。
第1図〜第5図において、5は電子部品等を実
装する円形のプリント基板であり、このプリント
基板5にはその外周縁の適宜箇所に、円形の一部
を開口部とした切欠部6が複数形成されている。
7は支柱サポートで、この支柱サポート7は円
柱状の支柱8を挟んで対向する2方向の外周面
に、前記プリント基板5を上下から挟持するよう
に水平に張り出した一対のサポート9a,9bが
所定の間隔を有して複数設けられ、このサポート
片9aと9bとの間は前記プリント基板5の板厚
と同等の間隙を有し、前記プリント基板5の切欠
部6と係合するための係合部10となつている。
この係合部10の部分、つまりサポート片9a
と9bとの間の支柱8は、その外周縁の一部を切
欠部6に挿入可能とするために該切欠部6の開口
部の幅aとほぼ同等の幅a′となるように切削等に
より平面に成形し、かつ平面に成形されていない
他の部分を前記開口部の幅より広い円弧状の幅広
部10aとし、この幅広部10aにより前記切欠
部6内に係合するようにしており、またこの支柱
8のサポート片9a,9bが設けられている部分
には、該サポート片9a,9bと直交する方向に
貫通穴11が設けられ、これにより係合部10は
弾性を有するようになつている。
上述した構成により、第6図の本実施例の作用
を示す説明図を用いてその作用を説明する。
まず、複数枚のプリント基板5をそれぞれ一枚
ずつ所定の間隔を設け、これら各プリント基板5
のそれぞれの切欠部6の位置を直線上に揃えて、
積層するように支持する。
そして、これら各プリント基板5に前記支柱サ
ポート7を図中矢印方向に移動させ、該支柱サポ
ート7の係合部10の支柱8の幅広部10aを挿
入方向の先端側として、プリント基板5の切欠部
6の開口部から挿入する。
こうして挿入された支柱サポート7を切欠部6
内で90°回転させることにより、切欠部6と係合
部10の幅広部10aを係合させる。
これにより支柱サポート7はサポート片9a,
9bによりプリント基板5の上下方向への移動
を、また円弧部10aにより水平方向への移動を
阻止してプリント基板5を支柱サポート7に固定
する。
この時、係合部10の幅広部10aの径が切欠
部6の内径より広くても係合部10は貫通穴11
によつて内側に撓むため、その復旧力により係合
部10と切欠部6はしつかりと係合され、これに
よりプリント基板5は確実に支持される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、プリント
基板の外周縁の数箇所に開口部を有する円形状の
切欠部を形成し、かつ前記切欠部と係合可能な円
柱状の支柱に基板の板厚と同等の間隔で水平に張
り出した一対のサポート片を複数設けた支柱サポ
ートを形成し、前記サポート片の間の係合部の外
周面を切欠部の開口部と同等の幅とすると共に、
他の部分を開口部より広い幅広部とし、前記プリ
ント基板の切欠部に前記支柱サポートの開口部に
挿入可能な幅で挿入した後、切欠部内において支
柱サポートを回転させることにより切欠部と係合
部の幅広部を係合させ、これによりプリント基板
を支柱サポートに固定して複数枚のプリント基板
を上下方向に積み重ねて固定することとしたもの
である。
このようなことから、従来と比較して部品点数
が削減されることになつたのでプリント基板を積
み重ねる場合は作業は非常に容易となり、このた
め作業工数並びに、作業時間を大幅に削減するこ
とが可能となつた。
またプリント基板面に形成される支柱サポート
取り付け用の切欠部は該プリント基板の外周縁を
切欠いて形成しただけのものであるのでプリント
基板の実装面積を侵害することなく、このため実
装密度を向上させることができ、これにより大量
生産に対応可能な作業性及び生産性を向上したプ
リント基板積み重ね固定構造を得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のプリント基板積み
重ね固定構造を示す全体斜視図、第2図は本実施
例に係わるサポート部材の正面図、第3図は同平
面図、第4図は同側面図、第5図は本実施例に係
わる円形のプリント基板の平面図、第6図は本実
施例の作用を示す説明図、第7図は従来のプリン
ト基板積み重ね固定構造の全体斜視図、第8図は
従来例に用いられるスペーサの側面図である。 5……プリント基板、6……切欠部、7……支
柱サポート、8……支柱、9a,9b……サポー
ト片、10……係合部、10a……幅広部、11
……貫通穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数枚のプリント基板を上下方向に所定の間
    隔を保持して積み重ねて固定するプリント基板
    積み重ね固定構造において、 前記プリント基板の外周縁の適宜な数箇所に
    開口部を有する円形状の切欠部を形成し、 この切欠部と係合可能な円柱状の支柱の外周
    に前記プリント基板の板厚と同等の間隙を有す
    る水平に張り出した一対のサポート片を所定の
    間隔に複数設けた支柱サポートを形成し、 かつ前記一対のサポート片の間の間〓を係合
    部とし、この係合部の外周面の一部を前記切欠
    部の開口部に挿入可能な幅とすると共に他の部
    分を該開口部より広い幅に形成しておき、 前記プリント基板の切欠部に前記支柱サポー
    トの係合部の開口部に挿入可能な幅の方向で挿
    入し前記切欠部内において支柱サポートを回転
    させてプリント基板と支柱サポートとを係合さ
    せることを特徴とするプリント基板積み重ね固
    定構造。 2 一対のサポート片を取りつけた位置の支柱に
    該サポート片と直交する方向に長孔状の貫通穴
    を設けることにより係合部に弾性をもたせた請
    求項1記載のプリント基板積み重ね固定構造。
JP3761488U 1988-03-24 1988-03-24 Expired - Lifetime JPH0537500Y2 (ja)

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JP3761488U JPH0537500Y2 (ja) 1988-03-24 1988-03-24

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JP3761488U JPH0537500Y2 (ja) 1988-03-24 1988-03-24

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JPH01143185U JPH01143185U (ja) 1989-10-02
JPH0537500Y2 true JPH0537500Y2 (ja) 1993-09-22

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JP3761488U Expired - Lifetime JPH0537500Y2 (ja) 1988-03-24 1988-03-24

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JPH01143185U (ja) 1989-10-02

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