JPS6182498A - プリント基板の固定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明はプリント基板の固定方法に係り、特にプリント
基板をスペーサを介して筺体底部（以下ベースという）
に固設する固定方法に関する。

［発明の技術的前頭］ プリント基板をベースに固定する方法としては一部３図
及び第４図にそれぞれ斜視図及び一部詳細側面図として
示す如き方法が一般的であった。すなわち該図において
、断面コの字状に折り曲げられたベース１の四隅近くに
それぞれ内径にねじを形成した中空円筒状のスペーサ２
を該ベース１にほぼ直角に固設し、これらのスペーサ２
と一合する位置においてプリント基板３に貫通穴３ａを
形成して、この貫通穴３ａを通しワッシャ４を介してネ
ジ５を前記スペーサ２に螺合してプリント基板３を前記
ベース１に固設し、さらに該プリント基板３を保護する
ためのカバー６の両側面下部をワッシャ７を介してネジ
８により前記ベース１の両側の折り曲げ部に固定してい
た。

［背景技術の問題点］ 上述の如き従来のプリント基板３の固定方法では、プリ
ント基板３をベース１に固定するためにネジ５が必要で
あり、このネジ５をプリント基板３に形成した貫通穴３
ａを通してスペーサ２に螺合させる位置合わせが困難で
あった。

［発明の目的］ 本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、プリ
ント基板をベースに固定するためのネジを必要とせず、
プリント基板に形成された貫通穴とスペーサとの位置合
せが容易にできるプリント基板の固定方法を提供するこ
とを目的とザる。

［発明の概要］ 本発明は、底部とこの底部を覆うカバー部とが分離形成
された筺体に、前記底部の底面より所定の間隔をもって
プリント基板を固定するに際し、前記プリント基板は基
板の固定に必要な位置に貫通穴を有し、前記筺体底部の
前記貫通穴に対応する位置には、前記貫通穴に挿入され
る挿入部と前記プリント基板が前記底部の底面より所定
間隔をもって積載される切り欠き部とを有したスペーサ
が設けられ、前記筺体カバー部の前記スペーサと対応す
る位置には、前記スペーサの前記挿入部と嵌合し、前記
スペーサの前記切り欠き部との間で前記プリント基板を
挟持する押さえ板が設けられ、前記筺体底部のスペーサ
に、前記貫通穴をもって前記プリント基板を積載し、前
記筺体底部に前記筺体カバー部を固定することにより前
記プリント基板の固定を行うことを特徴としたプリント
基板の固定方法である。

［発明の実施例］ 以下本発明に係るプリント基板の固定方法の一実施例を
図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図であり、第２図
は第１図の要部を示す分解斜視図である。

該図において第３図および第４図に示す従来例と同二ま
たはＩｉｌ等の部分は同一符号にて示す。断面コの宇土
に折り曲げられたベース１の四隅近くにそれぞれほぼ直
角に折り曲げられたスペーサ２が固設されており、この
スペーサ２のベース１に対してほぼ直角な一片の上端に
は、両側に′それぞれ切り欠き部２ａが形成されている
。プリント基板３のスペーサ２に整合する位置には、そ
れぞれ該スペーサ２の上端の挿入部２ｂが嵌合する貫通
穴３ａが形成されている。前記プリント基板３を保護す
る断面コの字状のカバー６の両側面で前記スペーサ２に
整合する位置には、内側にほぼ直角に折り曲げられた折
り曲げ部６ａが形成されており、この折り曲げ部６ａの
先端には前記スペーサ２の挿入部２ｂ／）’ｉｉ＆合す
る切り欠き部６ｂが形成されている。

上述の通り形成されたベース２にプリント基板３及びカ
バー６を固定する方法を以下に説明する。

プリント基板３に形成されたスペーサ取り付は用の貫通
穴３ａにスペーサ２の挿入部２ｂを嵌合して、プリント
基板３をベース１に対して下方及び水平方向に固定する
。次にカバー６に形成された切り欠き部６ｂにプリント
基板３の上面に突出したスペーサ２の挿入部２ｂを嵌合
して、カバー６の折り曲げＭ６ａとスペーサ２の切り欠
き部２ａの上端面との間にプリント基板３を挟持したの
ち。

カバー６の両側下部をワッシャ７を介してネジ８により
ベース１の両側に固定する。このようにしてプリント基
板３は上方に対しても固定される。

このようにしてプリント基板３はネジを用いることなく
スペーサ２を介してベース１に容易に固定される。

上記の実施例においてはスペーサ２を別体で形成してベ
ース１に固設した場合についた説明したが、ベース１を
切り欠いてほぼ直角に上方に折り曲げてスペーサ２を形
成してもよい。

［発明の効果］ 上述のとおり本発明によれば、スペーサを嵌合する貫通
穴をプリント基板に形成してスペーサを介してプリント
１ｍとベースとを固定し、カバーとスペーサとの間にプ
リント基板を挟持するようにしたものであるから、プリ
ント基板をベースに固定するネジが不要となり、プリン
ト基板の貫通穴とスペーサの位置合せが容易となるため
組立て作業性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るプリント基板の固定方法の一実施
例により組立てられた状態を示す斜視図第２図は本発明
の一実施例による組立順序を示す一部分解斜視図、第３
図は従来のプリント基板の固定方法を示す斜視図、第４
図は第３図の部分拡大側面図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）底部とこの底部を覆うカバー部とが分離形成され
   た筺体に、前記底部の底面より所定の間隔をもつてプリ
   ント基板を固定するに際し、前記プリント基板は基板の
   固定に必要な位置に貫通穴を有し、前記筺体底部の前記
   貫通穴に対応する位置には、前記貫通穴に挿入される挿
   入部と前記プリント基板が前記底部の底面より所定間隔
   をもつて積載される切り欠き部とを有したスペーサが設
   けられ、前記筺体カバー部の前記スペーサと対応する位
   置には、前記スペーサの前記挿入部と嵌合し、前記スペ
   ーサの前記切り欠き部との間で前記プリント基板を挟持
   する押さえ板が設けられ、前記筺体底部のスペーサに、
   前記貫通穴をもつて前記プリント基板を積載し、前記筺
   体底部に前記筺体カバー部を固定することにより前記プ
   リント基板の固定を行うことを特徴としたプリント基板
   の固定方法。
2. （２）前記プリント基板の貫通穴、及び、前記筺体底部
   のスペーサは周辺部に設けられ、前記筺体カバー部の押
   さえ板は、筺体カバー部の一部を折り曲げて形成される
   ことを特徴とした特許請求の範囲第１項記載のプリント
   基板の固定方法。
3. （３）前記スペーサは前記筺体底部の一部を切り欠き、
   ほぼ直角に折り曲げて形成したことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載のプリント基板の固定方法。