JPH06187737A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH06187737A
JPH06187737A JP4353876A JP35387692A JPH06187737A JP H06187737 A JPH06187737 A JP H06187737A JP 4353876 A JP4353876 A JP 4353876A JP 35387692 A JP35387692 A JP 35387692A JP H06187737 A JPH06187737 A JP H06187737A
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Makoto Hiramatsu
誠 平松
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
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    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/497Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems by correlative coding, e.g. partial response coding or echo modulation coding transmitters and receivers for partial response systems
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力情報に“1”または0が連続した場合で
あっても、所定期間内に少なくとも1回は再生信号がス
ライスレベルを横切るようにする。 【構成】 情報記録媒体から読み出された再生信号をN
個のスライスレベルと比較してN+1値のデジタル信号
として再生すると共に、パーシャルレスポンス波形等化
によって再生信号を生成する情報記録再生装置におい
て、所定データブロックごとにフラッグビットが付加さ
れた入力データの各データブロックごとにDC成分を検
出するためのDSP判定手段と、入力データの全体のD
C成分を検出するためのDSV判定手段とを設け、前記
DSP判定手段及びDSV判定手段の判定結果に基づい
て前記所定データブロックごとに付加されたフラッグビ
ットを変更することにより、所定の期間内に少なくとも
1回は再生信号が前記N個のスライスレベルのうちの1
つを横切るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はN+1値の再生データ列
として情報を再生し、再生データ列から再生クロックを
抽出する情報記録再生装置に関し、特に再生信号をパー
シャルレスポンス波形等化によって生成する情報記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、情報記録再生装置において除法を
記録する場合は、入力情報を所定の変調方式で符号変換
して記録データ列に置き換え、これを記録信号として記
録媒体上に記録される。また、記録を再生する場合は、
再生信号を1つのスライスレベルV0 と比較してデータ
“1”あるいはデータ“0”が判定される。その再生過
程を図4に基づいて説明する。なお、ここでは便宜的に
記録しようとするもとのデータ列を入力情報、それを所
定の符号変換則にしたがって変換しプリコーダあるいは
NRZI変換器に入力しようとするデータ列を入力デー
タ列、NRZI変換した後の記録媒体に実際に記録する
データを記録データ列、記録媒体から再生して波形等化
を行った後の信号を再生信号、それを2値化して再生ク
ロックによって2値のデータとして検知したものを再生
データと呼ぶ。
【0003】図4(a)は記録データ列であり、それに
したがって図4(b)に示すような記録データ波形が作
成され、これが、記録信号として記録媒体に記録され
る。それを再生すると、図4(c)に示すように再生信
号波形が得られ、更にそれをスライスレベルV0 と比較
して2値化することで、図4(d)に示すような再生デ
ータ波形が生成される。また、図4(e)は再生クロッ
クであり、これを用いて図4(f)の再生データ列が検
出される。再生クロックは再生データを用いてPLLを
かけることによって抽出される。したがって、記録デー
タ列にデータビット“0”が続くことがなければ、再生
データにエッジを生じるので再生データ自身からクロッ
クを抽出することが可能である。
【0004】ところで、近年においては情報記録再生装
置に対しては、高密度化、高転送レート化が強く要求さ
れている。しかし、情報記録再生装置において高密度
化、高転送レート化を行うと検出窓幅が狭くなるため
に、符号間干渉が無視できなくなり、それを除去しよう
とすると装置が複雑化し、コストアップを招くという問
題があった。そこで、その問題を解決する手段として最
近パーシャルレスポンスを採用することが提唱されてい
る。このパーシャルレスポンスとは、情報記録再生装置
のもつ記録再生系の伝達特性により生じる符号間干渉を
情報の畳み込みと考え、符号間干渉を除去することなく
情報の再生を試みるという手法である。
【0005】ここで、図面を用いてクラス1のパーシャ
ルレスポンス(PR(1,1))を採用した情報記録再
生装置の再生系について説明する。図5は孤立ピットに
対する再生系の信号波形を示した図である。図5(a)
は記録データ列、図5(b)は記録データ波形で、これ
が記録媒体に記録される。そして、それを再生し、更に
再生信号が図5(c)に示すような再生信号波形となる
ように波形等化が行われる。ここでは、転送データのビ
ット間隔はTb であり、またこの再生信号からみて、1
ビットのデータが“1”に対して2ビット分の再生信号
が1となっている。即ち、デ−タ“1”が直後のビット
に符号間干渉として1を持っていることになる。
【0006】図6はこうした波形等化を行ったときに任
意のデータを記録した場合の再生信号波形を示した図で
ある。なお、図6(a)は入力データで、これをエラー
伝播が起こらないようにプリコードすると図6(b)に
示すような記録データ列になる。図6(c)はこの記録
データ列の記録データ波形であり、記録媒体に記録され
る信号である。そして、それを再生し、前述したような
波形等化を行うと、図6(d)に示すような再生信号が
得られる。この再生信号は図6(d)に示す2つのスラ
イスレベルV1 ,V2 でレベルスライスされ、3値検出
を行うことで図6(f)に示すように3値データ列が生
成される。また、この3値検出の結果、レベル1なら
“1”、レベル0か2ならば“0”というように判定す
ることにより、図6(g)に示すように再生データ列を
生成することができる。なお、図6(e)は再生クロッ
クである。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】ところで、パーシ
ャルレスポンスを行わない符号の場合は、前述のように
再生信号をスライスレベルV0 と比較して得られる再生
データ信号を用いてPLLをかけることによって、再生
用クロックに同期した再生データが生成される。従っ
て、再生信号がスライスレベルを横切る時間間隔、即
ち、記録データが“1”から“0”、或いは“0”から
“1”に変わる点、NRZI符号であればNRZI変換
前にデータの“1”と“1”の間にいくつ“0”がある
かが、PLLのかかりやすさの点で符号の性能を決める
ことになる。
【0008】しかしながら、前述のようなパーシャルレ
スポンスを用いた場合は、入力データに1が続くと再生
信号のレベルがレベル1のままになるために、スライス
レベルV1 もV2 も横切らないことになる。この様子を
図7に基づいて説明する。図7(a)は入力データであ
り、こうした“1”が連続したデータを記録する場合
は、プリコード後の記録データ波形は図7(c)に示す
ようになる。このデータを記録し、更にそれを再生して
波形等化すると、再生信号波形は図7(d)に示すよう
な波形になる。この図からわかるように、再生信号波形
はデータに“1”が続く間はスライスレベルV1 もV2
も横切ることはない。そのため、データのエッジから再
生用のクロックを抽出するというセルフクロック方式で
は、再生用のクロックを抽出できないという問題があっ
た。
【0009】更に、この問題について具体例を挙げて説
明する。ここでは、DCフリーの8−9NRZI符号を
例にして考えることにする。8−9NRZI符号の場
合、入力情報は8ビット毎のブロックXi に分けられ
る。例えば、Xi を01001110とする。そして、
その先頭に“0”或いは、“1”のフラッグビットを付
加して、9ビットのデータブロックの入力データYi
作成される。ここではYiは001001110または
101001110となる。さらに、Yi に対してNR
ZI変換を行って記録データ列Zi とするデータ変換が
行われる。但し、ここでは1つ前のZi の最後尾のビッ
トが“0”であると仮定してある。Zi は001110
100または110001011となる。
【0010】この例から分かるようにフラッグビットが
“0”か“1”かによって、記録データ列Zi がお互い
にビット反転された裏パターンになり、その結果により
NRZI変換後の記録データ列のDSV(Digital Sum
Variation :記録データ列のトータルのデータビット
“0”とデータビット“1”の個数の差)が計算され、
そのDSVが0に近づくようにフラッグビットが“0”
か“1”に決定される。この変換則で入力情報を変換
し、記録しようとすると、従来の再生検出手段であれ
ば、記録データ中にデータビット“0”が続くことはな
いので、再生データ自身から再生用のクロックを抽出す
ることが可能である。しかし、パーシャルレスポンスを
用いた場合には、入力情報が“1”の連続であると、記
録データ列も“1”の連続となるために、上記の理由に
よって再生信号から再生クロックを抽出することは困難
であった。
【0011】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、その目的は入力情報に“1”また
は“0”が連続した場合であっても所定期間内に少なく
とも1回は再生信号がスライスレベルを横切るように
し、これによってパーシャルレスポンス波形等化を採用
した場合でも再生信号から再生クロックを抽出できるよ
うにした情報記録再生装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、記録媒
体上に記録された情報を再生した再生信号をN個のスラ
イスレベルと比較することによりN+1値のディジタル
情報として検知する情報記録再生装置において、前もっ
て決められた所定期間内に少なくとも1回はN個のスラ
イスレベルの内の1つを再生信号の出力が横切ることを
特徴とする情報記録再生装置によって達成される。
【0013】また、本発明の目的は、記録情報をプリコ
ードして記録データ列に変換した後記録媒体上に記録デ
ータ列を記録し、前記記録媒体からパーシャルレスポン
ス波形等化によって再生信号を得、情報を再生する情報
記録再生装置において、“1”、“0”のデータ列であ
るプリコード前の記録情報が、所定期間内に少なくとも
1回は、“0”から“1”、あるいは“1”から“0”
にデータ変化があることを特徴とする情報記録再生装置
によって達成される。
【0014】更に、本発明の目的は、情報記録媒体から
読み出された再生信号をN個のスライスレベルと比較し
てN+1値のデジタル信号として再生すると共に、パー
シャルレスポンス波形等化によって再生信号を生成する
情報記録再生装置において、所定データブロックごとに
フラッグビットが付加された入力データの各データブロ
ックごとにDC成分を検出するためのDSP判定手段
と、入力データの全体のDC成分を検出するためのDS
V判定手段とを設け、前記DSP判定手段及びDSV判
定手段の判定結果に基づいて前記所定データブロックご
とに付加されたフラッグビットを変更することにより、
所定の期間内に少なくとも1回は再生信号が前記N個の
スライスレベルのうちの1つを横切るようにすることを
特徴とする情報記録再生装置によって達成される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の情報記録再生装置の
一実施例を示したブロック図である。図1では本発明の
要部である記録データの変調処理系の構成のみを示して
いる。なお、本実施例では符号変換として8−9NRZ
I変換が採用されている。
【0016】図1において、1は外部から送られた入力
情報にフラッグビットを付加するためのフラッグビット
付加回路である。ここでは、入力情報は8ビット1ブロ
ックとして入力され、フラッグビット付加回路1により
そのブロックごとにデータの先頭に1ビットのフラッグ
ビットが付加される。付加するフラッグビットはここで
は“0”に固定されている。2はフラッグビット付加回
路1の出力データをNRZI変換するためのNRZI変
換器、3は8ビット1ブロックのデータごとに1ブロッ
クの符号のもつDC成分(DSP;Disparity )を検出
するためのDSP判定回路である。即ち、DSP判定回
路3ではブロックのデータごとにデータの“1”と
“0”の個数の差を判定し、例えば“1”が“0”より
も多いときは正、反対に“0”が“1”よりも多いとき
は負と判定する。
【0017】4はこのDSP判定回路3及び後述するD
SV判定回路6の判定結果に基づいて、フラッグビット
付加回路1で付加されたフラッグビットを変更するため
のビット反転器である。ビット反転器4の構成について
は、詳しく後述する。5はフラッグビット反転器4の出
力データをNRZI変換して記録データを作成するため
のNRZI変換器、6はこのNRZI変換器5の記録デ
ータのトータルのDC成分(DSV)を検出するための
DSV判定回路である。このDSV判定回路6は前述し
たようにトータルの記録データ列のデータビット“1”
と“0”の個数の差を計算し、その結果によりDSVの
判定を行うもので、例えばデータビット“1”が“0”
よりも多いときは正、“0”が“1”よりも多いときは
負、両方が同じであるときは0と判定する。
【0018】図2はフラッグビット反転器4の具体的な
回路構成を示したブロック図で、7は9ビットのシフト
レジスタ、8はDSP判定回路3及びDSV判定回路6
の判定結果を比較して両方の判定結果が一致するのか否
か、即ち2つの判定回路の判定結果が共に正または負で
一致するのか、あるいは一致しないのかを判定するため
の正負判定回路である。また、9はDSV判定回路6の
判定結果の0を検出するための0判定回路である。即
ち、DSV判定回路6はトータルのデータのデータビッ
トの“1”と“0”の個数の差を検出し、両方の数が同
じときはDSVは0と判定するのであるが、0判定回路
9においてはこのDSVの0を検出するものである。
【0019】次に、上記実施例の動作について説明す
る。まず、入力情報はフラッグビット付加回路1へ順次
転送され、8ビット1ブロックのデータごとにその先頭
にフラッグビット“0”が付加される。フラッグビット
付加回路1でフラッグビットが付加されたデータはフラ
ッグビット反転器4へ送られ、1ブロックのデータ(8
ビットのデータ+1ビットのフラッグビット)ごとに9
ビットのシフトレジスタ7へ転送される。一方、フラッ
グビット付加回路1のデータはNRZI変換器2に送ら
れ、ここでNRZI変換された後、DSP判定回路3へ
送られる。DSP判定回路3では、前述のように1ブロ
ックのデータごとにデータビット“1”と“0”の個数
の差を検出してDSPの判定を行い、判定結果をフラッ
グビット反転器4の正負判定回路8へ出力する。また、
この正負判定回路8にはDSV判定回路6の判定結果も
入力される。即ち、フラッグビット反転器4の出力デー
タはNRZI変換器5で変換され、記録データ列として
出力されるのであるが、DSV判定回路6は前述のよう
にトータルのデータのDSVを検出して結果を正負判定
回路8へ出力する。また、DSV6の判定結果はフラッ
グビット反転器4内の0判定回路9にも出力される。
【0020】ここで、フラッグビット反転器4内の正負
判定回路8では、もしDSP判定回路3とDSV判定回
路6の判定結果が一致した場合は、フラッグビットがシ
フトレジスタ7の最終ビットのフリップフロップにシフ
トしてきたときに、そのフリップフロップをセットする
ことにより、フラッグビットを“1”に変更する。一
方、2つの判定回路の判定結果が一致しなかった場合に
は、正負判定回路8はフリップフロップのセット動作は
行わず、従ってこのときはデータはフラッグビットは
“0”のままでNRZI変換器5へ送られる。更に、0
判定回路9においては、DSV判定回路6の判定結果を
監視しており、もしDSV判定回路6のDSVが0であ
ったときは、0判定回路9はフラッグビットを0のまま
とする。即ちこの場合は、0判定回路9は正負判定回路
8によるDSP判定回路3とDSV判定回路6の判定結
果の正負の一致、不一致に拘らず、フラッグビットは
“0”のままとしてデータはNRZI変換器5へ供給さ
れる。こうして入力データは1ブロックごとにフラッグ
ビットがDSP判定回路3、DSV判定回路6の判定結
果に基づいて変更され、この後NRZI変換を行うこと
で記録データ列として次の復調処理回路へ送られる。
【0021】図3は以上のようにフラッグビットの変更
処理を行った場合の各部の信号波形を示した図である。
ここでは、入力情報としてデータビット“1”が連続す
る例を示している。図3(a)はフラッグビット反転器
4の出力データであり、前述のようにフラッグビット反
転器4でDSPとDSVの判定結果に基づいてフラッグ
ビットを変更したことにより、データビット“1”が連
続しても18ビットに1回は“0”がはいっていること
がわかる。従って、この入力データ列をプリコードする
と、記録データ列は図3(b)に示す通りとなり、更に
記録データ波形で示すと図3(c)のような波形とな
る。この記録データは図示しない情報記録媒体に記録さ
れ、それを再生すると図3(d)に示すような再生信号
を得ることができる。ここで、図3(d)から明らかな
ように入力情報が“1”の連続であっても18回に1回
は“0”がはいるために、再生信号は18クロックに1
回はスライスレベルV2 を横切っていることがわかる。
得られた再生信号はスライスレベルV1 及びV2 と比較
され、図3(f)に示すような3値データ列に変換さ
れ、更にこの3値データ列をレベル1なら“1”、レベ
ル0か2なら“0”というように判定することで図3
(g)に示すように再生データ列が生成される。
【0022】このように本実施例では、所定期間以上情
報データ列の“1”が続く場合、DSP及びDSVの判
定結果によりフラッグビットを“0”にすることによ
り、所定期間内に少なくとも1回は情報データ列に
“0”が入るようになり、これによって所定期間内に少
なくとも1回は再生信号がN個のスライスレベルのうち
の1つを横切るようにすることができる。
【0023】なお、以上の実施例では、入力情報に
“1”が連続した場合を例としたが、入力情報に“0”
が連続した場合は、所定期間内に少なくとも1回は
“1”がはいるようにフラッグビットが変更される。従
って、この場合も所定期間内に少なくとも1回は再生信
号がスライスレベルを横切るようになる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力情報
として1や0が連続した場合であっても、所定期間内に
少なくとも1回は再生信号がスライスレベルを横切るこ
とにより、再生信号から再生用クロックを抽出すること
ができる。従って、従来困難であったパーシャルレスポ
ンスを採用した際の再生用クロックの抽出を可能とし、
セルフクロック方式によるデータの再生を良好に行える
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生装置の一実施例を示した
ブロック図である。
【図2】図1のフラッグビット反転器を詳細に示したブ
ロック図である。
【図3】図1の実施例の動作を示したタイムチャートで
ある。
【図4】従来の情報記録再生装置の記録、再生過程を説
明するための図である。
【図5】パーシャルレスポンス波形等化の原理を説明す
るための図である。
【図6】パーシャルレスポンス波形等化を採用した場合
の記録、再生過程を説明するための図である。
【図7】パーシャルレスポンス波形等化において入力情
報に“1”が連続したときの記録再生過程の各信号を示
した図である。
【符号の説明】
1 フラッグビット付加回路 2,5 NRZI変換器 3 DSP判定回路 4 フラッグビット反転器 6 DSV判定回路 7 シフトレジスタ 8 正負判定回路 9 O判定回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上に記録された情報を再生した
    再生信号をN個のスライスレベルと比較することにより
    N+1値のディジタル情報信号として検知する情報記録
    再生装置において、前もって決められた所定期間内に少
    なくとも1回はN個のスライスレベルの内の1つを再生
    信号の出力が横切ることを特徴とする情報記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲第1項において、情報記
    録再生装置がパーシャルレスポンスを採用した光磁気記
    録再生装置であることを特徴とする請求項1の情報記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 前もって決められたnビットの情報デー
    タ列の前にフラッグビットを付加し、それをNRZI変
    換することにより記録データ列とする符号変換を採用し
    た特許請求の範囲第2項の情報記録再生装置において、
    所定期間以上情報データ列に“1”が続く場合、フラッ
    グビットを“0”にし、また所定期間以上情報データ列
    に“0”が続く場合は、フラッグビットを“1”にする
    ことを特徴とする請求項2の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 記録情報をプリコードして記録データ列
    に変換した後、記録媒体上に記録テータ列を記録し、前
    記記録媒体からパーシャルレスポンス波形等化によって
    再生信号を得、情報を再生する情報記録再生装置におい
    て、“1”、“0”のデータ列であるプリコード前の記
    録情報が、所定期間内に少なくとも1回は、“0”から
    “1”、あるいは“1”から“0”にデータ変化がある
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 情報記録媒体から読み出された再生信号
    をN個のスライスレベルと比較してN+1値のデジタル
    信号として再生すると共に、パーシャルレスポンス波形
    等化によって再生信号を生成する情報記録再生装置にお
    いて、所定データブロックごとにフラッグビットが付加
    された入力データの各データブロックごとにDC成分を
    検出するためのDSP判定手段と、入力データの全体の
    DC成分を検出するためのDSV判定手段とを設け、前
    記DSP判定手段及びDSV判定手段の判定結果に基づ
    いて前記所定データブロックごとに付加されたフラッグ
    ビットを変更することにより、所定の期間内に少なくと
    も1回は再生信号が前記N個のスライスレベルのうちの
    1つを横切るようにすることを特徴とする情報記録再生
    装置。
JP4353876A 1992-12-16 1992-12-16 情報記録再生装置 Pending JPH06187737A (ja)

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EP (1) EP0602966B1 (ja)
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DE (1) DE69325247T2 (ja)

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