JPH0618755U - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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JPH0618755U
JPH0618755U JP5752992U JP5752992U JPH0618755U JP H0618755 U JPH0618755 U JP H0618755U JP 5752992 U JP5752992 U JP 5752992U JP 5752992 U JP5752992 U JP 5752992U JP H0618755 U JPH0618755 U JP H0618755U
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JP
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shift lever
detent
detent pin
rod
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覚 今井
明彦 小田
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフトレバー内のロッドにディテントピンを
打ち込む際の組立作業性向上を図る。 【構成】 シフトレバー12内に往復動自在に設けられ
たロッド46の下端部に嵌合部46Aが形成され、嵌合
部46Aにディテントピン26が嵌合される。ディテン
トピン26はシフトレバー12の長孔24を貫通し、デ
ィテントプレート20のディテント孔22に係合してシ
フトレバー12の誤操作が防止される。組立て時におけ
る嵌合部46Aへのディテントピン26の嵌合に際して
は、長孔24のガイド孔部24Aに連続して形成された
幅広部24Bからディテントピン26が挿入される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の自動変速機を操作するシフトレバーの組立の容易化を図るシ フトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の自動変速機を操作するシフトレバー装置においては、車室内に位置する シフトレバーによって所望のシフト位置を選択する。このシフトレバーは、シフ トレバーに設けられたディテントピンがシフトレバーの軸方向へ移動することに よってディテントプレートとの結合が外れてシフト位置選択の移動が可能となる 構成である。
【0003】 ここで、このようなシフトレバー装置には、ベースプレートに固定されたディ テントプレートにシフト位置規制用の凹溝が形成されたものがあり、この凹溝の 内のいずれかに、ベースプレートに回動可能に支持されたシフトレバーから突出 したディテントピンが嵌まり込んで、シフト位置が規制されるようになっている 。そして、自動変速機とシフトレバーとは、リンク等で連結されていて、シフト レバーの回動操作が自動変速機に伝達されるようになっている。
【0004】 このような従来のシフトレバーにディテントピンを取り付ける際の断面を図7 に示し、このシフトレバーに穿設されてディテントピンのガイド孔となる長孔の 正面図を図8に示す。これらの図に示すように、シフトレバー12内に位置する ロッド46の下端部に、ディテントピン26が2点鎖線Bで示すように嵌合され て固定されるが、このロッド46にディテントピン26を打ち込む際の受け部と なる治具40が右側の長孔44に挿入されてロッド46に接している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このようにシフトレバー12内のロッド46にディテントピン26を打ち込む 場合、ディテントピン26が打ち込まれる部分より下側に2点鎖線で示される治 具42を設置することができない。この為、打ち込む際にロッド46が傾くこと となり、適正にディテントピン26を取り付けることが困難であるばかりでなく 、ロッド46が傾いて変形したり、ロッド46が傾く結果としてシフトレバー1 2の内壁面にロッド46が当たってシフトレバー12が変形する虞を有していた 。
【0006】 本考案は上記事実を考慮し、シフトレバー内のロッドにディテントピンを打ち 込む際のロッドの傾きを防ぎ、作業性を向上すると共にロッド等の変形を防止す るシフトレバー装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るシフトレバー装置は、ディテントプレートの係止位置に合わせる ように移動して自動変速機を操作するシフトレバーと、前記シフトレバーの軸方 向に往復動して前記ディテントプレートの係止位置に前記シフトレバーを固定す るディテントピンと、前記シフトレバー内を往復動し且つ前記ディテントピンが 嵌合して固定されるロッドと、前記シフトレバーに穿設され且つ前記ディテント ピンが貫通すると共に前記ロッドの往復動に合わせて前記ディテントピンを案内 するガイド孔と、前記ガイド孔に連続して穿設され且つ前記ガイド孔より大径と されて組立時に前記ディテントピンが挿入される挿入孔と、前記挿入孔に連続し て穿設され且つ前記ロッドを支持する治具が挿入される治具孔とを有することを 特徴とする。
【0008】
【作用】
自動変速機を操作すべくディテントプレートの係止位置にシフトレバーが移動 された後、ディテントピンが嵌合されたロッドがシフトレバーの軸方向に往復動 するのに伴ってディテントピンが往復動して、シフトレバーがディテントプレー トの係止位置に固定される。
【0009】 また、組立時において、ロッドにディテントピンを嵌合する際には、ガイド孔 に連続して穿設されている挿入孔を通してシフトレバー内にディテントピンを挿 入してロッドに嵌合させる。この嵌合時には、治具孔から治具を挿入してロッド を支持する。この後、ディテントプレートにシフトレバーから突出したディテン トピンの部分を係合する。
【0010】
【実施例】
本考案に係るシフトレバー装置の一実施例を図1から図5に示し、これらの図 に基づき本実施例を説明する。
【0011】 図1に示すように、ステアリング38を支持するステアリングコラム36左下 側には、筒状のシフトレバー12が取り付けられている。シフトレバー12は、 シフトレバー12の周辺の詳細を表す図2に示すように、べースプレート18の 図示を省略した折り曲げ部分にリテーナ14を介して軸支されている。このシフ トレバー12は、上端部に取り付けられたシフトノブ16の操作でリテーナ14 を中心として図2の矢印A方向へシフト作動可能となっている。
【0012】 一方、ベースプレート18にはディテントプレート20がリテーナ14の軸線 方向に板厚方向を沿わせて立設され、このディテントプレート20には、図2及 び図3に示すように、それぞれ長手方向がシフトレバー12の軸方向となるよう にシフトレバー12に一対穿設された長孔24と対向して、ディテント孔22が 穿設されている。ディテント孔22には、シフトレバー12に配設されて長孔2 4からシフトレバー12の略直角方向へ突出するディテントピン26が貫通して いる。この長孔24は図4に示すように、ディテントピン26が内部で案内され て移動し得るようにディテントピン26の外径とほぼ同一の大きさの幅に形成さ れたガイド孔部24Aを有しており、長孔24の上部寄りに、ガイド孔部24A に連続してディテントピン26の挿入孔であって円弧状に形成された幅広部24 Bが位置している。そして、幅広部24Bのさらに上部側にガイド孔部24Aと 同一幅寸法となる治具孔部24Cが連続して穿設されている。
【0013】 また、図3に示すように、シフトレバー12内には、シフトレバー12に往復 動自在にロッド46が内設されており、ロッド46の下端部に上側部分より大径 となるように形成された嵌合部46Aが形成されている。前述のディテントピン 26は、この嵌合部46Aの貫通孔48内に嵌合されており、ディテントピン2 6の外周に120°の間隔で3か所形成された突部26Aが貫通孔48の内壁面 に強く当接してディテントピン26の抜け出しが防がれている。そして、ロッド 46がシフトノブ16に配設されたディテント解除ボタン28と連結されている 。
【0014】 以上より、ディテントピン26は前記長孔24のガイド孔部24Aに案内され てシフトレバー12の軸線方向に沿って上下方向に往復動可能とされており、シ フトレバー12に内設された図示しない付勢手段により上方へ向けて付勢されて いる。ディテント解除ボタン28が押圧操作されることで下方(リテーナ14へ 接近する方向)へ向けて移動可能となっている。
【0015】 前記ディテント孔22は、「P」、「R」、「N」、「D」、「3」、「2」 、及び「L」の各シフト位置と関係付けられて上部内周壁が凹凸状に屈曲されて おり、上部内周壁の凹凸で係止位置が構成されている。これにより、ディテント ピン26の矢印A方向への移動を制限するようになっている。すなわち、ディテ ント解除ボタン28の押圧操作でディテントピン26を下方へ移動してからでな いと、図2の矢印A方向へのシフトレバー12の揺動操作ができないようなシフ ト動作位置が設けられている。例えば、「P」のシフト位置では図2に示される ように、ディテントピン26がディテント孔22の深溝内へ入り込む構造となっ ており、上記操作を伴わないと他のシフト位置へのシフト操作ができないように なっている。
【0016】 前記リテーナ14(シフトレバー12の下端部)にはコントロールレバー30 が固着されており、常にシフトレバー12と共に回動する。このコントロールレ バー30の先端部にはリンク32の一端側が回動可能に連結され、リンク32を 介して図示しない自動変速機に連結されている。
【0017】 次に、本実施例の組立及び作用を説明する。 予めシフトレバー12内にロッド46を挿入しておき、シフトレバー12に穿 設された長孔24の幅広部24Bに、嵌合部46Aの貫通孔48を対応させる。 この状態で、ディテントピン26を図3上、左側の幅広部24Bを通して貫通孔 48にハンマ等で打ち込んで挿入し、突部26Aの貫通孔48内壁面への当接に よって、ディテントピン26を強固に固定する。
【0018】 この際、従来の技術と同様にロッド46の嵌合部46Aは、図3上、右側のガ イド孔部24Aより挿入される治具により支持されるが、右側の長孔24に形成 された幅広部24Bの上部には、ガイド孔24Aの部分と同様の幅寸法を有した 治具孔部24Cが穿設されていることから、この部分にも治具を挿入して嵌合部 46Aを支持することが出来る。この結果、ロッド46が傾かずにディテントピ ン26を嵌合部46Aに打ち込むことが可能となる。
【0019】 さらに、ベースプレート18にリテーナ14を介してシフトレバー12を回動 自在に取り付け、シフトレバー12に隣接してディテントプレート20をベース プレート18に固定する。この際ディテントピン26は、ディテント孔22に挿 入されるようにディテント解除ボタン28を押してロッド46を押し下げた状態 で、ディテントプレート20のディテント孔22に挿入される。
【0020】 従って、シフトレバー12の操作時において、ディテントピン26はディテン トプレート20のディテント孔22に係止されることから、幅広部24Bにまで 戻ることはない。
【0021】 次に、本考案に係るシフトレバー装置の別実施例を図6に示し、この図に基づ き本実施例を説明する。尚、上記実施例において説明した部材と同一の部材には 同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0022】 図6に示すように、シフトレバー12には、一対の長孔34が穿設されており 、シフトレバー12の軸方向に沿って、ディテントピン26の外径とほぼ同一の 大きさの幅を有したガイド孔部34Aが形成されている。さらに、ガイド孔部3 4Aの上部には、挿入孔及び治具孔の役目をする大径部34Bがガイド孔部34 Aに連続して形成されている。
【0023】 従って、本実施例においても前記実施例と同様に長孔34の大径部34Bにデ ィテントピン26及び治具が挿入されることとなる。
【0024】
【考案の効果】
本考案は上記構成としたので、シフトレバー内のロッドにディテントピンを打 ち込む際のロッドの傾きを防ぎ、作業性を向上すると共にロッド等の変形を防止 するという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るシフトレバー装置の一実施例が適
用される車両内を示す斜視図である。
【図2】本考案に係るシフトレバー装置の一実施例に適
用されるシフトレバーの周辺部を表す正面図である。
【図3】本考案に係るシフトレバー装置の一実施例に適
用されるシフトレバーの要部断面図である。
【図4】本考案に係るシフトレバー装置の一実施例に適
用される長孔の正面図である。
【図5】本考案に係るシフトレバー装置の一実施例に適
用されるディテントピンの正面図である。
【図6】本考案に係るシフトレバー装置の別実施例に適
用される長孔の正面図である。
【図7】従来技術に係るシフトレバーの要部断面図であ
る。
【図8】従来技術に係る長孔の正面図である。
【符号の説明】
12 シフトレバー 20 ディテントプレート 22 ディテント孔 24 長孔 24A ガイド孔部 24B 幅広部(挿入孔) 24C 治具孔部 26 ディテントピン 26A 突部 32 リンク 34 長孔 34A ガイド孔部 34B 大径部(挿入孔、治具孔) 46 ロッド 46A 嵌合部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディテントプレートの係止位置に合わせ
    るように移動して自動変速機を操作するシフトレバー
    と、前記シフトレバーの軸方向に往復動して前記ディテ
    ントプレートの係止位置に前記シフトレバーを固定する
    ディテントピンと、前記シフトレバー内を往復動し且つ
    前記ディテントピンが嵌合して固定されるロッドと、前
    記シフトレバーに穿設され且つ前記ディテントピンが貫
    通すると共に前記ロッドの往復動に合わせて前記ディテ
    ントピンを案内するガイド孔と、前記ガイド孔に連続し
    て穿設され且つ前記ガイド孔より大径とされて組立時に
    前記ディテントピンが挿入される挿入孔と、前記挿入孔
    に連続して穿設され且つ前記ロッドを支持する治具が挿
    入される治具孔とを有することを特徴とするシフトレバ
    ー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007290661A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Fuji Kiko Co Ltd 自動変速機のシフトレバー装置及びその組付け方法

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