JPH0618733A - フィルタ付き分岐結合器 - Google Patents

フィルタ付き分岐結合器

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JPH0618733A
JPH0618733A JP17238392A JP17238392A JPH0618733A JP H0618733 A JPH0618733 A JP H0618733A JP 17238392 A JP17238392 A JP 17238392A JP 17238392 A JP17238392 A JP 17238392A JP H0618733 A JPH0618733 A JP H0618733A
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JP
Japan
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optical port
filter
optical
wavelength
port
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Application number
JP17238392A
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English (en)
Inventor
Shiro Nakamura
史朗 中村
Takeo Shimizu
健男 清水
Hisaharu Yanagawa
久治 柳川
Izumi Mikawa
泉 三川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 少なくとも1本の光ポート6と、前記光ポー
トから分岐または結合する複数本の光ポート71 〜78
から成る光ポート群と、前記光ポート群の各光ポート7
1 〜78 と交差して配設された単数または複数の共通の
誘電体多層膜フィルタ8とを備えたフィルタ付き分岐結
合器において、前記誘電体多層膜フィルタ8と前記各光
ポート71 〜78 との交差角がいずれも異なっており、
かつ、その交差点における光ポートの入射角をα、光ポ
ートの比屈折率差をΔとしたとき、αは、sin α≧√
(2Δ)を満足する角度であるフィルタ付き分岐結合
器。 【効果】 各光ポート間におけるフィルタ波長特性が略
一定の波長間隔で並び、1枚の共通フィルタで複数の波
長を分別することができ、各光ポートの損失を独立して
測定することができる。大規模の分岐であっても、各分
岐を伝搬する光はそれぞれの波長で1枚のフィルタを透
過したものであるため、妨害光の影響を受けない。ま
た、反射光が光ポートに結合することは防止される。製
造は容易であり、高生産性の下で製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信や光セ
ンサシステムで使用されるフィルタ付き分岐結合器に関
し、更に詳しくは、構成が簡略化され、高い生産性の下
で製造することができるフィルタ付き分岐結合器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】分岐結合器を組み込んだ光ファイバ通信
システムでは、OTDRからの信号光でシステムにおけ
る障害点を探索することは困難である。例えば、図6で
示したシステムの場合を考える。このシステムは、1本
の入力ポート1aとこれから分岐する4本の出力ポート
1b,1c,1d,1eとから成る1入力・4出力の分
岐結合器1を介して、その入力ポート1aには光ファイ
バ2を接続し、各出力ポートにはそれぞれ光ファイバ3
a,3b,3c,3dを接続して構成されている。
【0003】このシステムにおいて、光ファイバ2の方
から固定波長光発信のOTDR4aによって障害点を探
索した場合、分岐結合器1内の障害点とOTDR4aと
の距離を判定することはできるが、しかし、障害が生じ
た光ポートはどの光ポートであるかを特定することがで
きない。しかも、OTDR4aと障害点との距離が判定
できるとはいえ、それは、この分岐結合器が1入力・2
出力のものや1入力・4出力のもののように、分岐する
光ポートの本数が少ない場合であり、例えば、1入力・
16出力の分岐結合器のように分岐数が多くなると、障
害点を有しないポートのOTDR信号が障害点を有する
ポートのOTDR信号への妨害光として作用し、S/N
比が劣化してしまい、OTDRと障害との距離を判定す
ることは困難になる。
【0004】このような問題に対しては、図7で示した
ようなシステムが提案されている。すなわち、OTDR
を可変波長光源を有するOTDR4bに変え、分岐結合
器1の各出力ポートに、それぞれ、異なる透過波長もし
くは反射波長で感応し、一般的には異なる透過率を有す
るフィルタ5a,5b,5c,5dを配置したものであ
る。
【0005】このシステムによれば、OTDR4bと障
害点との距離を判定することもできるし、また障害点が
生じた出力ポートも特定することができる。しかしなが
ら、図7で示したシステムにおいては、分岐結合器の分
岐側の各出力ポートの全てに、それぞれ異種類のフィル
タを配置することが必要であるため、その製造は極めて
煩雑であり、生産性の点で効率が悪い。
【0006】このような問題を解決するために、例え
ば、特願平3−131165号では次のようなフィルタ
付き分岐結合器が提案されている。この分岐結合器は、
分岐側の各出力ポートの全てを横断して例えば1枚の共
通な誘電体多層膜フィルタを配置したもので、そのとき
の各出力ポートと共通フィルタとの交差角がそれぞれの
出力ポートで異なるようにしたものである。
【0007】この分岐結合器では、図7で示したような
分岐側の各出力ポートにそれぞれ独立してフィルタを配
置することが不要になり、その製作は図6で示した分岐
結合器に比べはるかに簡単になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した分岐結合器に
組み込む誘電体多層膜フィルタにおいては、光の入射角
がαであるときのフィルタの波長特性は、光の入射角が
0°のときの波長特性をある波長量だけシフトさせたも
のと略等価であるということが知られている。しかしな
がら、光ポートの入射角αがα+Δαに変化し、それに
応じてフィルタの波長特性における波長がλαからλα
+Δλへシフトしたとしても、波長のシフト量Δλは必
ずしも入射角αの変化量Δαに比例して変化するわけで
はなく、概ね、ΔλとΔαとは二次曲線的に変化する傾
向を示す。
【0009】ところで、特願平3−131165号で提
案されているフィルタ付き分岐結合器においては、光ポ
ート群のi番目(iは1以上の整数)の光ポートと誘電
体多層膜フィルタとの交差角をθi としたとき、そこに
おける誘電体多層膜フィルタへの入射角αi は90°−
θi となるため、i番目の光ポートにおけるフィルタへ
の入射角αi は上記した交差角θi で規定されることに
なる。
【0010】そして、各光ポートと誘電体多層膜フィル
タとの上記した交差角θi は、θi=θ0 +i・Δθ
(θ0 :最初の光ポートとの交差角)で表されるよう
に、隣あう光ポートの間では等しい微小角Δθの角度差
が生ずるように、共通の誘電体多層膜フィルタと各光ポ
ートとの相互の位置関係が設定されている。なお、この
分岐結合器において、i番目の光ポートにおける共通の
誘電体多層膜フィルタの波長特性をΔλ(θi )とし、
またi+1番目の光ポートにおける共通の誘電体多層膜
フィルタの波長特性をΔλ(θi+1 )で表したとき、i
+1番目とi番目の各光ポート間の誘電体多層膜フィル
タのフィルタ特性の波長間隔はΔλ(θi+1 )−Δλ
(θi )となっている。
【0011】しかしながら、前記したように、フィルタ
の波長特性における波長のシフト量はΔθの増減に比例
して変化するわけではないので、全ての光ポートにおい
て上記したΔλ(θi+1 )−Δλ(θ1 )は必ずしも一
定の値を示さず、むしろ、iの増加とともに(光ポート
群の光ポートの本数が増加するとともに)上記波長間隔
は増大していく。
【0012】また、i番目の光ポートにおいて、そこを
横断する誘電体多層膜フィルタの交差角θi によって
は、その交差点において入射する光が反射し、その反射
光が再び光ポートに結合することもある。このような事
態が生ずると、S/Nが劣化して分岐側光ポートの障害
点を探索することが事実上不可能になる。本発明は、構
成が簡略であり、高い生産性の下で製造することができ
ることは特願平3−131165号の分岐結合器と同じ
であるが、各光ポートのフィルタ波長特性における波長
間隔が略一定となるようにし、また同時に、交差点にお
ける反射光の発生を防止することができるフィルタ付き
分岐結合器の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、少なくとも1本の光ポート
と、前記光ポートから分岐または結合する複数本の光ポ
ートから成る光ポート群と、前記光ポート群の各光ポー
トと交差して配設された単数または複数の共通の誘電体
多層膜フィルタとを備えたフィルタ付き分岐結合器にお
いて、前記誘電体多層膜フィルタと前記各光ポートとの
交差角がいずれも異なっており、かつ、その交差点にお
ける光ポートの入射角をα、光ポートの比屈折率差をΔ
としたとき、αは、sin α≧√(2Δ)を満足する角度
であることを特徴とするフィルタ付き分岐結合器が提供
される。
【0014】
【作用】本発明の分岐結合器においては、誘電体多層膜
フィルタへの光の入射角の変化量は必ずしもフィルタの
波長特性の波長シフト量に比例しないことを勘案し、組
み込む誘電体多層膜フィルタのフィルタ波長特性に対応
させて、i番目とi+1番目の各光ポートとこれらを共
通して交差する誘電体多層膜フィルタとの交差角θi
θi+1 の差:Δθi-(i+1) が全ての光ポートについて異
なるようにする。
【0015】そして、このΔθi-(i+1) はi+1番目の
光ポートとi番目の光ポートとの間における波長特性の
波長間隔が略一定の値になるように設定する。すなわ
ち、光ポート群の各光ポート間における波長間隔は全て
の光ポートで略一定値となる。また、光ポートと誘電体
多層膜フィルタとの交差点では、その入射角αは、sin
α≧√(2Δ)の関係を満足するような角度になってい
るので、この交差点における反射光が光ポートに再び結
合するという問題は解消されるようになる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1で示した分岐結合器は、シリコン基板上
に火炎堆積法によって石英微粒子を層状に堆積したのち
それをガラス化し、更にここにドライエッチングを施し
て、1本の石英系導波路6とそれから順次分岐して最後
は8本の石英系導波路71,72 ,73 ,74 ,75
6 ,77 ,78 から成る光ポート群が形成されている
1入力・8出力ツリースプリッタである。
【0017】これらの各石英系導波路の断面寸法および
比屈折率差Δは、標準単一モードファイバと整合するよ
うに、それぞれ8μm□および0.3%に選定されてい
る。そして、上記した8本の光ポート群には、全ての石
英系導波路71 〜78 を共通に横断して1枚の誘電体多
層膜フィルタ8が配設されている。このとき、光ポート
1 ,光ポート72 ,光ポート73 ,光ポート74 ,光
ポート75 ,光ポート76 ,光ポート77 ,光ポート7
8 と誘電体多層膜フィルタ8との交差角θ1 〜θ8 は、
それぞれ後述するようにして決められたθ1 ,θ2,θ
3 ,θ4 ,θ5 ,θ6 ,θ7 ,θ8 になっていて、いず
れも異なった値になっている。
【0018】この誘電体多層膜フィルタ8は、例えば厚
み20μmのガラス基板の上にTiO2 とSiO2 を交
互に積層して成る短波長域通過型のものであり、入射角
0°の光に対しては、図2で示したような透過率波長特
性を有している。この誘電体多層膜フィルタ8を光ポー
ト群71 〜78 を横断して配設する場合には、光ポート
群に配設すべき箇所に斜めに食刻したスリットを設け、
このスリット内に誘電体多層膜フィルタ8を収納し、こ
のフィルタ8と各石英系導波路の間を光接着剤などで接
続すればよい。
【0019】誘電体多層膜フィルタ8の光ポート群71
〜78 への配設は以下のような態様で行われる。まず、
例えば、用いた誘電体多層膜フィルタ8の透過率が50
%となる波長(λ50)に関し、その波長特性における入
射角依存性を測定する。上記した誘電体多層膜フィルタ
8の場合は、図3で示したように、λ50は入射角αに対
して略放物線を描いて変化する。
【0020】この波長特性図において、λ50を、例えば
1370nmから1335nmまで5nmの間隔で並ぶ
ように選択し、上記特性曲線上において各波長に対応し
ている点A1 ,A2 ,A3 ,A4 ,A5 ,A6 ,A7
8 を読み取り、これら各点における入射角α1 (6.0
°),α2 (8.0°),α3 (9.5°),α4 (10.7
°),α5 (11.8°),α6 (12.7°),α7 (1
3.7°),α8 (14.6°)をそれぞれ読み取る。
【0021】そして、読み取った入射角αを基にして、
θ=90−αを計算する。そして、この計算値から各入
射角αi (iは1〜8の整数)に対応するθi (iは1
〜8の整数)を決定する。上記特性図においては、θ1
=84.0°,θ2 =82.0°,θ3 =80.5°,θ4
79.3°,θ5 =78.2°,θ6 =77.3°,θ7 =7
6.3°,θ8 =75.4°となる。
【0022】この得られたθi は、光ポート群の各光ポ
ート71 〜78 のうちのi番目の光ポート7i と誘電体
多層膜フィルタ8とが形成する交差角となる。すなわ
ち、誘電体多層膜フィルタ8と光ポート71 ,光ポート
2 ,光ポート73 ,光ポート74 ,光ポート75 ,光
ポート76 ,光ポート77 ,光ポート78 との交差角
は、それぞれ、84.0°,82.0°,80.5°,79.3
°,78.2°,77.3°,76.3°,75.4°となるよ
うにする。
【0023】具体的には、誘電体多層膜フィルタ8を配
設する個所の各光ポートを形成するときに、各光ポート
を、誘電体多層膜フィルタ8との交差角θi (iは1〜
8の整数)が上記した値となるように、適宜に曲線化し
て形成すればよい。実施例の分岐結合器においては、1
枚の誘電体多層膜フィルタ8と各光ポート71 〜78
の入射角は上記したようなα1 〜α8 となっているの
で、各光ポートと交差している誘電体多層膜フィルタ8
におけるλ50の波長特性は、図2で示したように、波長
1370nmから1335nmまで5nmの等間隔で並
ぶようになる。
【0024】このとき、√(2Δ)は√(2×0.00
3)≒0.0775であるから、これに相当するsin αの
αは約4.44°になる。すなわち、全ての交差点におけ
る入射角は、反射光が光ポートに再結合する最大の角
度:4.44°より大きい角度になっているので、この実
施例においては、全ての交差点において反射光は光ポー
トに結合することはない。
【0025】図1で示した分岐結合器を図7のシステム
に組み込み、1350μm帯の可変波長レーザダイオー
ド(波長可変範囲:1.3〜1.4μm)を備えたOTDR
で波長1.32μmと波長1.39μmの光を用いて石英系
導波路6と石英系導波路71〜78 に接続した各光ファ
イバの損失を測定した。各光ファイバの損失をそれぞれ
独立して評価することができた。
【0026】なお、光ポートに誘電体多層膜フィルタを
配設するときに、光のフィルタへの入射角広がりのた
め、フィルタの干渉作用が鈍感になることがある。その
ような問題の発生を抑制してフィルタの立ち上がりをシ
ャープにするために、例えば、図4で示したように、フ
ィルタ8を配設する個所の近辺の前後で、その光ポート
7を縮径してモードフィールド径を大きくすることが有
効である。
【0027】以上の説明は1入力・8出力ツリースプリ
ッタに関するものであるが、例えば、分岐側の光ポート
がN本の石英系導波路である1×Nツリースプリッタに
おいても、1枚の誘電体多層膜フィルタを配置する個所
におけるN本の各光ポートを、前記誘電体多層膜フィル
タとの各交差角と入射角が、上記したような関係を満足
するように形成すれば、1枚のフィルタで各光ポートの
障害点を判定することができる。
【0028】また、実施例で示したような1入力・多出
力の導波路型分岐結合器に代えて、2入力・多出力の導
波路型分岐結合器の出力側(分岐側)にも同様の態様を
適用することができる。例えば、図5で示したように、
2入力・8出力の導波路型分岐結合器において、8本の
出力側光ポートに共通して、図1の場合と同じように各
光ポートとの交差角が異なるように誘電体多層膜フィル
タ8を配置し、かつ、一方の光ポート6aを通信光用の
光ファイバに接続し、他方の光ポート6bを監視光用の
光ファイバに接続して、光ポート6aに通信光を、光ポ
ート6bに可変波長OTDRによる監視光を導入すれ
ば、図1のツリースプリッタの場合と同様に出力光ポー
トの識別機能を発揮させることができる。この分岐結合
器の場合は、入力光ポートを通信時と監視時で切り換え
ることなく光線路の監視を行うことができるので好適で
ある。
【0029】更に、多入力・多出力で同様の操作を行っ
てもよい。また、図1の実施例で示したように、1個の
誘電体多層膜フィルタ8を8本の光ポート71 〜78
全てに共通して配置するのではなく、例えば、光ポート
を2群に分け、そのうちの光ポート71 〜74 の群には
共通する1個の誘電体多層膜フィルタ(フィルタa)を
配設し、光ポート75 〜78 の群には別の共通する誘電
体多層膜フィルタ(フィルタb)を配設することもでき
る。このような態様の場合、例えば光ポート71 とフィ
ルタaの交差角,光ポート75 とフィルタbの交差角が
等しいときでも、光ポート71 〜74 ,光ポート75
8 の各群においては、それぞれの光ポートの障害点を
判定することができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
フィルタ付き分岐結合器は、光ポート群の各光ポートに
共通して配設された誘電体多層膜フィルタが1枚であっ
た場合、この1枚の共通する誘電体多層膜フィルタで複
数の波長を分別することができるため、フィルタ付き分
岐結合器としての構成は従来に比べて簡略化される。そ
のため、製造は容易になる。そして、交差点において、
反射光は光ポートに結合することがないので、確実に光
ポートの障害点を探索することができる。
【0031】また、1枚のフィルタだけでそれぞれの波
長の光を透過させることができるので、分岐数が大規模
であったとしても妨害光の影響を受けることなく、それ
ぞれの光ポートの損失を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略平面図である。
【図2】実施例の分岐結合器に用いた誘電体多層膜フィ
ルタの透過率波長特性を示すグラフである。
【図3】用いた誘電体多層膜フィルタにおける波長とそ
の入射角との相関関係を示すグラフである。
【図4】光ポートへの誘電体多層膜フィルタの配設状態
の1例を示す概略平面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す概略平面図である。
【図6】分岐結合器を含む光ファイバ通信システム例を
示す概略図である。
【図7】分岐結合器を含む他の光ファイバ通信システム
例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 分岐結合器 1a 光ポート(入力ポート) 1b,1c,1d,1e 光ポート(出力ポート) 2 光ファイバ 3a,3b,3c,3d 光ファイバ 4a,4b OTDR 5a,5b,5c,5d フィルタ 6 光ポート(石英系導波路) 7,71 ,72 ,73 ,74 ,75 ,76 ,77 ,78
光ポート(石英系導波路) 8 誘電体多層膜フィルタ θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ4 ,θ5 ,θ6 ,θ7 ,θ8
電体多層膜フィルタ8と光ポート71 〜78 の交差角 α1 ,α2 ,α3 ,α4 ,α5 ,α6 ,α7 ,α8
の入射角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳川 久治 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 三川 泉 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1本の光ポートと、前記光ポ
    ートから分岐または結合する複数本の光ポートから成る
    光ポート群と、前記光ポート群の各光ポートと交差して
    配設された単数または複数の共通の誘電体多層膜フィル
    タとを備えたフィルタ付き分岐結合器において、 前記誘電体多層膜フィルタと前記各光ポートとの交差角
    がいずれも異なっており、かつ、その交差点における光
    ポートの入射角をα、光ポートの比屈折率差をΔとした
    とき、αは、sin α≧√(2Δ)を満足する角度である
    ことを特徴とするフィルタ付き分岐結合器。
JP17238392A 1992-06-30 1992-06-30 フィルタ付き分岐結合器 Pending JPH0618733A (ja)

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