JPH08286072A - 光ファイバカプラーとその製造方法及び光通信システム - Google Patents

光ファイバカプラーとその製造方法及び光通信システム

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JPH08286072A
JPH08286072A JP7090559A JP9055995A JPH08286072A JP H08286072 A JPH08286072 A JP H08286072A JP 7090559 A JP7090559 A JP 7090559A JP 9055995 A JP9055995 A JP 9055995A JP H08286072 A JPH08286072 A JP H08286072A
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JP
Japan
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optical fiber
optical
diffraction grating
fiber
type diffraction
Prior art date
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Application number
JP7090559A
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English (en)
Inventor
Yasuji Hattori
保次 服部
Susumu Inoue
享 井上
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイバ型回折格子を付与した光ファイバカ
プラーとその製造方法及びこのカプラーを用いた光通信
システムに関する。 【構成】 光ファイバA:11と、この光ファイバ11
の中間部に分布結合機構3を介して接続された光ファイ
バB:12を備え、光ファイバ11及び光ファイバ12
の各出力側(図1の配置において、分布結合機構3につ
いて右側を出力側、左側を入力側と呼ぶ。)には夫々反
射波長帯域の異なるファイバ型回折格子A:21及びフ
ァイバ型回折格子B:22を付与した光ファイバカプラ
ーである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイバ型回折格子を
付与した光ファイバカプラーとその製造方法及びこのカ
プラーを用いた光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】光信号を分岐あるいは合波する光ファイ
バカプラーは光通信装置あるいは光通信システムを構成
するための重要な要素であり、広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような光ファイバ
カプラーを用いて1本の光線路で多重通信、例えば異な
った波長を用いて双方向通信をする場合、従来のカプラ
ーでは各信号光の分離が十分でないために光信号間で干
渉を起こし、いわゆるクロストークを生ずるという問題
があった。特に、アナログ伝送の場合は、クロストーク
は伝送品質の低下を引き起こす。そこで本発明は、信号
光の干渉が殆ど生じない光ファイバカプラーとその製造
方法及びこのカプラーを用いた光通信システムを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる第1の光
ファイバカプラーは、光ファイバAと、光ファイバAの
中間部に分布結合機構を介して接続された光ファイバB
を備え、前記光ファイバA及び光ファイバBの各出力側
には夫々反射波長帯域の異なるファイバ型回折格子A及
びファイバ型回折格子Bを有することを特徴とする。
【0005】また、本発明に係わる第1の光通信システ
ムは、前記第1の光ファイバカプラーが光線路の両端に
接続され、前記光ファイバカプラーの出力側のポートに
は夫々光送信機及び光受信機が設けられたことを特徴と
する。
【0006】本発明に係わる第2の光ファイバカプラー
は、光ファイバAと、光ファイバAの中間部に分布結合
機構を介して接続された光ファイバBを備え、前記光フ
ァイバA及び光ファイバBの各出力側並びに光ファイバ
Aの入力側には夫々反射波長帯域の異なるファイバ型回
折格子A、ファイバ型回折格子B及びファイバ型回折格
子Cを有することを特徴とする。
【0007】また、本発明に係わる第2の光通信システ
ムは、前記第2の光ファイバカプラーが光線路の両端に
接続され、前記光ファイバカプラーの出力側のポートに
は夫々光送信機及び光受信機が設けられた光通信システ
ムであって、前記光線路と前記光ファイバカプラーの間
にファイバ型回折格子Cの波長帯域で反射する試験光を
発光し、該波長帯域の反射光を受光する試験装置が結合
され、前記光線路について監視機能を具備したことを特
徴とする。
【0008】さらに、本発明に係わる光ファイバカプラ
ーの製造方法は、2本の光ファイバの被覆を除去し、該
光ファイバの中間部を溶融一体化すると同時に延伸して
光ファイバカプラーを形成する工程と、前記光ファイバ
カプラーの出力側の各光ファイバに夫々紫外線の干渉縞
を投影して反射波長帯域の異なるファイバ型回折格子を
形成する工程と、前記光ファイバカプラー及び前記ファ
イバ型回折格子部を被覆・補強する工程とを有すること
を特徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、本発明に係わる光ファイ
バカプラーは、1つの波長帯域の光を反射し、他の波長
帯域の光を通過するファイバ型回折格子部を備えている
ので、各ポート間で信号光の干渉がなくなり、この光フ
ァイバカプラーを用いてクロストークのない光通信シス
テムを構成することができる。信号光が通過するファイ
バ型回折格子の端面に傾斜を付与すると、反射された信
号光は外部へ放出され、戻り光による干渉が生じること
がない。但し、直角に形成しても光源に光アイソレータ
を付加することにより戻り光の影響を除去することがで
きるが、傾斜して形成すると構成が簡単になり、安価と
なる。本発明の光通信システムは、常時光線路を監視し
ているので、回線に事故が発生しても直ちに判断し、対
策をとることができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。図1は本発明に
係わる第1の光ファイバカプラーの構成を示す概略図で
あり、光ファイバA:11と、この光ファイバ11の中
間部に分布結合機構3を介して接続された光ファイバ
B:12を備え、光ファイバ11及び光ファイバ12の
各出力側(図1あるいは図2の配置において、分布結合
機構3の右側を出力側、左側を入力側と呼ぶ。)には夫
々反射波長帯域の異なるファイバ型回折格子A:21及
びファイバ型回折格子B:22を付与して構成される。
【0011】光ファイバ11、12はコアに酸化ゲルマ
ニウムをドープした石英系ガラスの光ファイバである。
2本の光ファイバ11、12の被覆を除去し、この光フ
ァイバの中間部を溶融一体化すると同時に延伸して従来
の光ファイバカプラーを形成する。この光ファイバカプ
ラーの出力側の各光ファイバには例えば、紫外線の干渉
縞を投影して反射波長帯域の異なるファイバ型回折格子
21,22を付与して本発明の光ファイバカプラー30
を形成する。ここで、ファイバ型回折格子21はファイ
バ型回折格子22を通過する光信号の波長帯域f−1を
遮断し、ファイバ型回折格子22はファイバ型回折格子
21を通過する光信号の波長帯域f−2を遮断するよう
に形成する。 このように選択することによって、ポー
ト1とポート2の間で信号光が干渉することがなくなる
ので分離性を向上することができる。
【0012】このようにファイバ型回折格子を付与した
光ファイバカプラーを作成した結果、波長1.55μm
において40dBの遮断特性が得られた。また、分布結
合機構3は、ポート3からの入力信号光のうち、ポート
1にf−1信号光、ポート2にf−2信号光が選択的に
配分するものを用いることが望ましい。
【0013】図3は本発明に係わる第1の光通信システ
ムの構成を示す概略図であり、前記第1の光ファイバカ
プラー30が光線路13の両端に接続され、光ファイバ
カプラー30の出力側のポートには夫々光送信機4及び
光受信機5が設けられる。光送信機4−1から送出され
た波長帯域f−1の信号光は光ファイバカプラ30−
1、光線路13を経て光ファイバカプラ30−2の光受
信機5−2に受光される。この時光ファイバカプラ30
−2のファイバ型回折格子21−2は光送信機4−2か
ら送出された波長帯域f−2の信号光を遮断するので干
渉が生じない。また、光受信機5−1においても同様に
して干渉することなく受光される。
【0014】図2は本発明に係わる第2の光ファイバカ
プラーの構成を示す概略図であり、光ファイバA:11
と、この光ファイバ11の中間部に分布結合機構3を介
して接続された光ファイバB:12を備え、光ファイバ
11及び光ファイバ12の各出力側並びに光ファイバ1
1の入力側には夫々反射波長帯域の異なるファイバ型回
折格子A:21、ファイバ型回折格子B:22及びファ
イバ型回折格子C:23を付与して光ファイバカプラー
31が構成される。この光ファイバカプラー31の構成
は前記光ファイバカプラー30における光ファイバ11
の入力側にファイバ型回折格子21、ファイバ型回折格
子B:22の反射波長帯域と異なる反射波長帯域のファ
イバ型回折格子C:23を付与した点以外は同じであ
る。このような構成をとることによって、次のように使
用することができる。
【0015】図4は本発明に係わる第2の光通信システ
ムの構成を示す概略図であり、前記第2の光ファイバカ
プラー31が光線路13の両端に接続され、光ファイバ
カプラー21の出力側のポートには夫々光送信機4及び
光受信機5が設け、光線路13と光ファイバカプラー3
1との間にファイバ型回折格子Cの波長帯域で反射する
試験光を発光し、この波長帯域の反射光を受光する試験
装置6を結合して光線路13について監視機能をもたせ
たシステムである。
【0016】即ち、光線路13の両端にファイバ型回折
格子A:21、ファイバ型回折格子B:22の反射波長
帯域と異なる第3の反射波長帯域のファイバ型回折格子
C:23を付与し、かつ、この光線路13に第3の反射
波長帯域f−3の試験光を入射し、光線路13を伝搬し
ファイバ型回折格子C:23で反射した試験光を再び試
験装置6で受光することによって、光線路13の状態を
監視することができる。なお、光送信機4−1及び4−
2から送出されるf−1,f−2の信号光については前
記第1の光通信システムの場合と同様に光受信機5−1
及び5−2においては干渉することなく通信することが
できる。第2の光ファイバカプラー31を適用すると光
線路13の状態を監視するという機能を容易に実現でき
る。
【0017】図5は本発明に係わる第3の光通信システ
ムの構成を示す概略図であり、前記第2の光通信システ
ムが複数設けられ、かつ、これらの光線路13と試験装
置6との間の結合は切換器7によって順次行なうシステ
ムである。即ち、第3の光通信システムは複数の光線路
13の状態を監視するという機能を付加したシステムで
ある。
【0018】さらに、上記複数の光線路13について、
図6(a)に示すように、光線路13に屈折率を一定周
期で変化させた縞で反射部を作る。この縞100におけ
る光線路の平均周期をd、反射部100における光線路
の平均屈折率をnとすると、反射光波長λは、λ=2n
dで表される。従って、d及びnを適当に設定すれば、
所望の反射光波長を得ることができる。このようにして
得た反射部100を同図(b)に示すように光線路13
上に複数箇所設け、各反射部100の反射光波長λ1〜
λ5の値を適当に設定して識別標識50とする。屈折率
は紫外線を光線路13に局所的に照射することにより変
化させることができるので、これを利用して所望の波長
のみを反射させる反射部100を形成できる。このよう
な反射部を夫々波長帯域Cで反射するファイバ回折格子
Dを光線路に設けることによって、個々の光線路を識別
する。即ち、複数本の光線路13の状態を識別すると同
時に監視することができる。
【0019】本発明に係わる光ファイバカプラーの製造
方法は、2本の光ファイバの被覆を除去し、この光ファ
イバの中間部を溶融一体化すると同時に延伸して光ファ
イバカプラーを形成する工程と、前記光ファイバカプラ
ーの出力側あるいは前記光ファイバカプラーの出力側と
入力側の各光ファイバに夫々紫外線の干渉縞を投影して
反射波長帯域の異なるファイバ型回折格子を形成する工
程と、前記光ファイバカプラー及び前記ファイバ型回折
格子部を被覆・補強する工程とを有する。
【0020】図2に示した第2の光ファイバカプラーの
場合は、出力側のファイバ型回折格子21、22は光フ
ァイバ軸に対して傾斜方向から紫外線を投射して形成さ
れ、また、光ファイバカプラーの入力側のファイバ回折
格子23は光ファイバ軸に対して直角方向に紫外線を投
射して形成する。前者の場合は、図3に示した光通信シ
ステムにおいて、ファイバ型回折格子21、22で反射
した信号光はこのシステムにとって不要なので外部へ放
出するためである。但し、直角に形成しても光アイソレ
ータを付加することによって除去することができるが、
傾斜して形成すると構成が簡単になり、安価となる。こ
れに対して後者の場合は、図4に示すようにファイバ型
回折格子23で反射した試験光はこれを受光して光線路
13の状態を監視するために必要な反射光であり、外部
へ逃がさないためである。
【0021】酸化ゲルマニウムをド−プした光ファイバ
カプラーあるいは光線路にファイバ回折格子を設ける方
法、例えば図7に示すように、干渉機構40を用いて干
渉空間45を形成する。光源44から出射された紫外光
を干渉させ、この干渉空間45に光ファイバ46を設置
する。光源44は、アルゴンレーザやKrFエキシマレ
ーザ等であり、所定波長を有するコヒーレントな紫外光
を出射する。干渉機構40は、ビームスプリッタ41及
びミラー42、43で構成されている。
【0022】ビームスプリッタ41は、光源44からの
紫外光を2つの分岐光に二分岐させる。ミラー42及び
43は、ビームスプリッタ41からの分岐光を夫々反射
し、光ファイバ46の軸方向に対して所定角度θ1 、θ
2 で夫々入射して共面ビームとして相互に干渉させる。
光ファイバ46は、シリカガラスからなるクラッド部4
8及びコア部47で構成されている。コア部47は、上
述したように酸化ゲルマニウムがドープされており、ク
ラッド部48と比較して高屈折率を有する。なお、二つ
の分岐光の入射角度θ1 、θ2 は相互に補角であり、こ
れらの和(θ1 +θ2 )は180°になる。このような
工程によって、コア部47に屈折率の変化が生じ、端面
が光ファイバ軸と直角の端面を有する格子49が得られ
る。ファイバ回折格子49が光ファイバ軸と傾斜させる
場合は、紫外光の照射方向を光ファイバ軸方向と傾斜さ
せて配置すれば良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる光
ファイバカプラーは、1つの波長帯域の光を反射し、他
の波長帯域の光を通過するファイバ型回折格子部を備え
ているので、各ポート間で信号光の干渉がなくなり、こ
の光ファイバカプラーを用いてクロストークのない光通
信システムを構成することができる。信号光が通過する
ファイバ型回折格子の端面に傾斜を付与すると、反射さ
れた信号光は外部へ放出され、干渉が生じることがない
ので光アイソレータを省くことができシステムの構成が
シンプルとなり、安価にできる。本発明の光通信システ
ムは、常時光線路を監視しているので、回線に事故が発
生しても直ちに判断し、対策をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第1の光ファイバカプラーの構
成を示す概略図である。
【図2】本発明に係わる第2の光ファイバカプラーの構
成を示す概略図である。
【図3】本発明に係わる第1の光通信システムの構成を
示す図である。
【図4】本発明に係わる第2の光通信システムの構成を
示す図である。
【図5】本発明に係わる第3の光通信システムの構成を
示す図である。
【図6】(a)は光線路に形成した反射部を拡大して示
す図、(b)は識別標識を拡大して示す図である。
【図7】ファイバ型回折格子の製造方法の工程を示す図
である。
【符号の説明】
3:分布結合機構 4:光送信機 5:光受信機 11:光ファイバA 12:光ファイバB 13:光線路 21:ファイバ型回折格子A 22:ファイバ型回折格子B 23:ファイバ型回折格子C 30、31:光ファイバカプラー 40:干渉機構 41:ビームスプリッタ 42、43:ミラー 44:光源 45:干渉空間 46:光ファイバ 47:コア部 48:クラッド部 49:ファイバ型回折格子 50:識別標識 100:反射部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバAと、光ファイバAの中間部
    に分布結合機構を介して接続された光ファイバBを備
    え、 前記光ファイバA及び光ファイバBの各出力側には夫々
    反射波長帯域の異なるファイバ型回折格子A及びファイ
    バ型回折格子Bを有することを特徴とする光ファイバカ
    プラー。
  2. 【請求項2】 光ファイバAと、光ファイバAの中間部
    に分布結合機構を介して接続された光ファイバBを備
    え、 前記光ファイバA及び光ファイバBの各出力側並びに光
    ファイバAの入力側には夫々反射波長帯域の異なるファ
    イバ型回折格子A、ファイバ型回折格子B及びファイバ
    型回折格子Cを有することを特徴とする光ファイバカプ
    ラー。
  3. 【請求項3】 信号波長帯域を反射するファイバ型回折
    格子A及びファイバ型回折格子Bの端面は光ファイバ軸
    と直角方向に対して傾斜して形成され、また、試験波長
    帯域を反射するファイバ型回折格子Cの端面は光ファイ
    バ軸に対して直角方向に形成されることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の光ファイバカプラー。
  4. 【請求項4】 ファイバ型回折格子Aはファイバ型回折
    格子Bを通過する光信号の波長帯域を遮断し、ファイバ
    型回折格子Bはファイバ型回折格子Aを通過する光信号
    の波長帯域を遮断することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の光ファイバカプラー。
  5. 【請求項5】 光ファイバAと、光ファイバAの中間部
    に分布結合機構を介して接続された光ファイバBを備
    え、前記光ファイバA及び光ファイバBの各出力側には
    夫々反射波長帯域の異なるファイバ型回折格子A及びフ
    ァイバ型回折格子Bを有する光ファイバカプラーが光線
    路の両端に接続され、前記光ファイバカプラーの出力側
    のポートには夫々光送信機及び光受信機が設けられたこ
    とを特徴とする光通信システム。
  6. 【請求項6】 光ファイバAと、光ファイバAの中間部
    に分布結合機構を介して接続された光ファイバBを備
    え、前記光ファイバA及び光ファイバBの各出力側並び
    に光ファイバAの入力側には夫々反射波長帯域の異なる
    ファイバ型回折格子A、ファイバ型回折格子B及びファ
    イバ型回折格子Cを有する光ファイバカプラーが光線路
    の両端に接続され、前記光ファイバカプラーの出力側の
    ポートには夫々光送信機及び光受信機が設けられた光通
    信システムであって、 前記光線路と前記光ファイバカプラーの間にファイバ型
    回折格子Cの波長帯域で反射する試験光を発光し、該波
    長帯域の反射光を受光する試験装置が結合され、前記光
    線路について監視機能を具備したことを特徴とする光通
    信システム。
  7. 【請求項7】 光ファイバAと、光ファイバAの中間部
    に分布結合機構を介して接続された光ファイバBを備
    え、前記光ファイバA及び光ファイバBの各出力側並び
    に光ファイバAの入力側には夫々反射波長帯域の異なる
    ファイバ型回折格子A、ファイバ型回折格子B及びファ
    イバ型回折格子Cを有する光ファイバカプラーが複数本
    の光線路の両端に接続され、前記光ファイバカプラーの
    出力側のポートには夫々光送信機及び光受信機が設けら
    れた光通信システムであって、 前記光線路と前記光ファイバカプラーの間にファイバ型
    回折格子Cの波長帯域で反射する試験光を発光し、該波
    長帯域の反射光を受光する試験装置が切換器を介して結
    合され、各光線路を切換えながら監視する機能を具備し
    たことを特徴とする光通信システム。
  8. 【請求項8】 波長帯域Cで反射するファイバ型回折格
    子Dを光線路に設け、反射波長の異なる反射部を単数あ
    るいは複数組み合わせて、個々の光線路を識別すること
    を特徴とする請求項6又は7に記載の光通信システム。
  9. 【請求項9】 2本の光ファイバの被覆を除去し、該光
    ファイバの中間部を溶融一体化すると同時に延伸して光
    ファイバカプラーを形成する工程と、前記光ファイバカ
    プラーの出力側あるいは前記光ファイバカプラーの出力
    側と入力側の各光ファイバに夫々紫外線の干渉縞を投影
    して反射波長帯域の異なるファイバ型回折格子を形成す
    る工程と、前記光ファイバカプラー及び前記ファイバ型
    回折格子部を被覆・補強する工程とを有することを特徴
    とする光ファイバカプラーの製造方法。
  10. 【請求項10】 光ファイバカプラーの出力側のファイ
    バ型回折格子は光ファイバ軸に対して傾斜方向に紫外線
    を投射して形成され、また、光ファイバカプラーの入力
    側のファイバ型回折格子は光ファイバ軸に対して直角方
    向に紫外線を投射して形成することを特徴とする請求項
    8に記載の光ファイバカプラーの製造方法。
JP7090559A 1995-04-17 1995-04-17 光ファイバカプラーとその製造方法及び光通信システム Pending JPH08286072A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002027876A1 (fr) * 2000-09-28 2002-04-04 Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. Module stabilise en longueur d'onde, dispositif produisant un faisceau laser a longueur d'onde stable, et systeme de communication optique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002027876A1 (fr) * 2000-09-28 2002-04-04 Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. Module stabilise en longueur d'onde, dispositif produisant un faisceau laser a longueur d'onde stable, et systeme de communication optique

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