JP2004013150A - ファブリーペロ光学濾過装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ファブリーペロ干渉計と同じ操作原理を有するファブリーペロ素子と反射器によって構成されるファブリーペロ光学濾過装置を提供する。
【解決手段】光を通過させ、さらに前記光に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うファブリーペロ素子と、前記少なくとも二回の光学濾過処理において、ファブリーペロ素子を通過した後の光を再びファブリーペロ素子に反射する、複数の反射器と、を備えるファブリーペロ光学濾過装置を提供する。
【選択図】 図4
【解決手段】光を通過させ、さらに前記光に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うファブリーペロ素子と、前記少なくとも二回の光学濾過処理において、ファブリーペロ素子を通過した後の光を再びファブリーペロ素子に反射する、複数の反射器と、を備えるファブリーペロ光学濾過装置を提供する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光学濾過装置に関し、特にファブリーペロ干渉計(Fabry−Perot interferometer)と同一の操作原理を有するファブリーペロ素子と反射器によって構成されるファブリーペロ光学濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信システムの発展は近年において重要な技術分野の一つとは言える。光ファイバの発見、半導体プロセス技術の成熟、及びMEMプロセス技術の発展により、光通信システムの開発が絶えず進んでいる。
【0003】
光通信システムの基本原理は光波の行進によりデータ、いわゆる光信号を伝送することである。データ伝送の過程において、データの送信及び受信効率の調子は光波の特性に密接に関わっている。一般に、光波によりデータを伝送する光通信システムは能動素子と受動素子を備える。例えば、光ファイバ通路において、能動素子は光伝送送受信モジュール、オプトエレクトロニック変換器などを含み、受動素子は、例えばファイバ・カプラ、ファイバ減衰器、ファイバ・フィルター、ファイバ・アイソレータ、ファイバ偏波器、波長分割器、ファイバ・コネクタ、光スイッチ、ファイバ・コリメータ、ファイバ・サーキュレータ、ファイバ波長マルチプレクサ、ファイバ回折格子、ファイバ増幅器、ファイバ・ジャンパ及びリードなどを含む。
【0004】
光波とは多色信号であり、各色の光の光特性を利用してデータを伝送すると同時に、各種の光学格子、プリズム又はMach−Zehnder干渉計、ファブリーペロ干渉計のような干渉計の物理メカニズムを利用して光学的濾過し、ビーム分割しなければならない。図1は典型的な光学濾過装置の略図であり、同図に示すように、光学濾過装置1は、光学濾過素子モジュール2を備え、波長がλ1〜λnの光信号が入力され、光学濾過素子モジュール2を通過した後、特定波長λiを有する光信号が出力される。
【0005】
ファブリーペロ干渉計と同一の操作原理を有するファブリーペロ素子を図1に示す光学濾過装置1の光学濾過素子モジュール2とすると、光波がファブリーペロ素子を通過した後の波長分布はガウス分布になる傾向がある。然しながら、ガウス分布のバンドパス(band pass)効果が悪く、光ファイバ通信100GHz波長チャンネルの常用仕様を例にすると、そのストップバンド(stop band)は通常マイナス25dBに定義され、スタートバンド(start band)は通常マイナス3dBに定義されるので、光波がファブリーペロ素子を一回通過する場合、ファブリぺロ素子を通過した後の光波のストップバンドは大きすぎ、隣接のチャンネルの光信号の進入を招きやすく、チャンネル間の大きなクロストーク(crosstalk)を引き起こす。従って、図2に示すように、従来の光学フィルタ方法は、複数のファブリーペロ素子201を直列配置してなる光学濾過素子モジュール2を利用して各光チャンネルのストップバンドを減少させ、これによってチャンネル間のクロストークを減少させる。例えば、図3は二つのファブリーペロ素子を直列配置してなる光学濾過装置を通過した後の特定波長1550nmの光波のガウス分布図であり、横軸は光波の波長を示し、縦軸は光波のエネルギーを示し、マイナス符号は光波が通過した後のエネルギー減衰を示す。図3に示すように、一つ目のファブリーペロ素子(又は、シングルキャビティを言う)を通過した後のストップバンドは7.1nmであり、二つ目のファブリーペロ素子(又は、デュアルキャビティを言う)を通過した後のストップバンドは1.2nmである。この例から分かるように、光信号を複数のファブリーペロ素子に通過させることによって、ストップバンドを明らかに縮小することができ、光チャンネル間のクロストークを減少できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の光学濾過装置では、ファブリーペロ素子は、その二つの反射面の間の光学間隔による光学干渉の原理を利用してフィルタの中心波長を制御するため、図2に示される直列配置された各ファブリーペロ素子201の間隔が同一の中心波長(即ち、望ましい特定波長λi)に基づいて同一に調整される場合を除き、光情報の伝送は直列配置された各ファブリーペロ素子201の間隔の調整誤差によって影響される。ところが、光波長の最小単位がnmであるため、間隔を同一に調整するのは極めて困難である。
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、特定波長λiの光波を、同一のファブリーペロ素子に複数回通過させることにより、上述した従来のファブリーペロ光学濾過装置において間隔を同一に調整しにくい問題を解決する、ファブリーペロ光学濾過装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明は、特定波長λiの光波を同一のファブリーペロ素子に複数回通過させることにより、各光チャンネルのストップバンドを徐々に且つ有効に減少させて、光チャンネル間のクロストークを減少する、ファブリーペロ光学濾過装置を提供することをもう一つの目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わるファブリーペロ光学濾過装置は、光の通過に供し且つ前記光に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うファブリーペロ素子と、前記少なくとも二回の光学濾過処理において、前記ファブリーペロ素子を通過した後の光を前記ファブリーペロ素子に反射する複数の反射器と、を備える。さらに、前記ファブリーペロ光学濾過装置は、前記光を前記ファブリーペロ素子に導入する入力端子と、前記少なくとも二回の光学濾過処理を経た光を導出する出力端子と、を備える。
【0010】
本発明において、ファブリーペロ素子はファブリーペロ・エタロン(Fabry−Perot etalon)、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、又はファブリーペロ干渉計と同一の操作原理を応用したデバイスである。前記複数の反射器は反射鏡又は反射プリズムであり、前記ファブリーペロ素子の両側に配置され、これによりファブリーペロ素子は前記光に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行う。前記入力端子及び出力端子は、異なる端子若しくは同一端子でもよい。
【0011】
本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置は、選択的に波長がλ1〜λnの光信号における特定波長λiの光信号に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うためのファブリーペロ素子と、前記特定波長λiの光信号を前記ファブリーペロ素子に反射する反射プリズムと、を備える。さらに、本実施の形態のファブリーぺロ光学濾過装置は、前記波長がλ1〜λnの光信号を導入するための入力端子と、前記少なくとも二回の光学濾過処理を経た特定波長λiの光信号を導出するための出力端子を備える。
【0012】
本実施の形態によれば、ファブリーペロ素子はファブリーペロ・エタロン、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、又はファブリーペロ干渉計と同一の操作原理を応用したデバイスである。前記ファブリーペロ素子の両側に配置される前記反射プリズムは、前記ファブリーペロ素子は前記特定波長λiの光信号に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うよう、各種の反射鏡によって置換できる。前記入力端子と出力端子は異なる端子であり、前記入力端子は第一コリメータの一端と位置合わせされ、出力端子は第二コリメータの一端と位置合わせされる。
【0013】
本発明のもう一つの実施形態によるファブリーペロ光学濾過装置は、選択的に波長がλ1〜λnの光信号における特定波長λiの光信号に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うためのファブリーペロ素子と、前記特定波長λiの光信号を前記ファブリーペロ素子に反射する反射プリズムと、を備える。さらに、本実施の形態のファブリーぺロ光学濾過装置は、前記波長がλ1〜λnの光信号を導入し、かつ前記少なくとも二回の光学濾過処理を経た特定波長λiの光信号を導出するための入力/出力共用端子を備える。
【0014】
本実施の形態によれば、ファブリーペロ素子はファブリーペロ・エタロン、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、又はファブリーペロ干渉計と同一の操作原理を応用したデバイスである。前記ファブリーペロ素子の両側に配置される前記反射プリズムは、前記ファブリーペロ素子は前記特定波長λiの光信号に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うよう、各種の反射鏡によって置換できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
【0016】
図4は、本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。図4に示すように、本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1の光学濾過素子モジュール2は、少なくとも一つのファブリーペロ素子201とn個の反射器202(n>1)を有する。さらに、本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1は、入力端子203及び出力端子204を有し、それぞれ波長がλ1〜λnの入力光信号を導入するため、及び特定波長λiの出力光信号を導出するために用いられる。
【0017】
ファブリーペロ素子の光学濾過操作原理によると、波長がλ1〜λnの入力光がファブリーペロ素子に導入される際、ファブリーペロ素子内の二つの反射面の間隔を調整することにより特定波長λiの出力光が得られる。このため、本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1では、波長がλ1〜λnの入力光が入力端子203からファブリーペロ素子201に導入されると、ファブリーペロ素子201はその反射面の間隔に基づいて対応する特定波長λiの光を透過させ、その後、ファブリーペロ素子201の両側に配置されたn個の反射器202によってこの透過された特定波長λiの光は逐次そのファブリーペロ素子201に反射され、最後にファブリーペロ素子201を通過して出力端子204から導出される。反射器202の個数nは1以上であるため、出力された特定波長λiの光は、少なくとも2回同一のファブリーペロ素子201を通過するので、従来のファブリーペロ光学濾過装置における反射器の間隔を同一に調整する課題を解決すると共に、ストップバンド減少及びクロストーク減少との望ましい効果を達成することができる。
【0018】
上述のファブリーペロ素子201は従来の光学デバイスにおけるファブリーペロ・エタロン、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、或いはファブリーペロ干渉計と同じ操作原理を応用したデバイスである。また、上述の反射器は各種の反射プリズム、若しくは反射鏡である。なお、特定波長λiの光波は所定回数(2回以上)で同一のファブリーペロ素子201を通過するように、反射器の個数nを決める。
【0019】
図5は、本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。図5に示すように、本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1は、ファブリーペロ素子201と、反射プリズム202と、入力端子203と、出力端子204を備える。このうち、入力端子203と出力端子204は異なる端子であり、入力端子203はコリメータ205の一端と位置合わせされ、出力端子204はコリメータ206の一端と位置合わせされる。なお、コリメータ205とコリメータ206の他端はそれぞれ光送信器207と光受信器208とに接続される。
【0020】
本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1では、波長がλ1〜λnの光は光送信器207からコリメータ205に入力され、そして入力端子203を経てファブリーペロ素子201に導入され、ファブリーペロ素子201を通過してなる特定波長λiの光波は、反射プリズム202の反射によってファブリーペロ素子201に戻り、再びファブリーペロ素子201を通過して出力端子204から導出され、コリメータ206を介して光受信器208に出力される。このため、この特定波長λiの光波は同一のファブリーペロ素子201を二回通過するので、ストップバンドは減少され、光チャンネル間のクロストークは減少される。
【0021】
上述のファブリーペロ素子201は従来の光学デバイスにおけるファブリーペロ・エタロン、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、或いはファブリーペロ干渉計と同じ操作原理を応用したデバイスである。また、上述の反射プリズムは各種の反射鏡で置き換えることができる。なお、特定波長λiの光波は所定回数(2回以上)で同一のファブリーペロ素子201を通過するように、反射プリズムの個数nを決める。
【0022】
図6は、本発明の別の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。図6に示すように、本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1は、ファブリーペロ素子201と、反射プリズム202と、入力端子203とを備える。このうち、入力端子203は出力端子でもあり、即ち入力端子と出力端子は同一端子であり、入力端子203はコリメータ209の一端と位置合わせされ、コリメータ209の他端は光送信器207と光受信器208とに接続される。
【0023】
本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1では、波長がλ1〜λnの入力光は光送信器207に生成されてコリメータ209に伝送され、再び入力端子203からファブリーペロ素子201に導入され、ファブリーペロ素子201を通過してなる特定波長λiの光波は反射プリズム202に反射されてファブリーペロ素子201に戻り、再びファブリーペロ素子201を通過してから出力端子203から導出され、さらにコリメータ209を介して光受信器208に伝送される。このため、この特定波長λiの光波は同一のファブリーペロ素子201を二回通過するので、ストップバンドは減少され、光チャンネル間のクロストークは減少される。
【0024】
本実施の形態において、光は光送信器207から発され、光受信器208に戻り、このうちコリメータ209を経由した入力光と出力光の角度差ψと、反射プリズム202の角度θは反射プリズム202の屈折率及び特定波長λiによって決定され、なお、角度ψとθはともに光学のスネルの法則と反射法則に従う。
【0025】
上述のファブリーペロ素子201は従来の光学デバイスにおけるファブリーペロ・エタロン、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、或いはファブリーペロ干渉計と同じ操作原理を応用したデバイスである。また、上述の反射プリズムは各種の反射鏡で置き換えることができる。なお、特定波長λiの光波は所定回数(2回以上)で同一のファブリーペロ素子201を通過するように、反射プリズムの個数nを決める。
【0026】
以上、本発明の実施の形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光学濾過装置を示す略図である。
【図2】n個のファブリーペロ素子を直列配置した光学濾過素子モジュールを示す略図である。
【図3】二つのファブリーペロ素子を直列配置した光学濾過装置を通過してなる特定波長1550nmの光波のガウス分布を示し、横軸は光波の波長、縦軸は光波のエネルギーを示し、マイナス符号は光波が通過した後のエネルギー減衰を示す。
【図4】本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。
【図5】本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。
【図6】本発明の別の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。
【符号の説明】
1 光学濾過装置
2 光学濾過素子モジュール
201 ファブリーペロ素子
202 反射器
203 入力端子
204 出力端子
205 コリメータ
206 コリメータ
207 光送信器
208 光受信器
209 コリメータ
【発明の属する技術分野】
本発明は光学濾過装置に関し、特にファブリーペロ干渉計(Fabry−Perot interferometer)と同一の操作原理を有するファブリーペロ素子と反射器によって構成されるファブリーペロ光学濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信システムの発展は近年において重要な技術分野の一つとは言える。光ファイバの発見、半導体プロセス技術の成熟、及びMEMプロセス技術の発展により、光通信システムの開発が絶えず進んでいる。
【0003】
光通信システムの基本原理は光波の行進によりデータ、いわゆる光信号を伝送することである。データ伝送の過程において、データの送信及び受信効率の調子は光波の特性に密接に関わっている。一般に、光波によりデータを伝送する光通信システムは能動素子と受動素子を備える。例えば、光ファイバ通路において、能動素子は光伝送送受信モジュール、オプトエレクトロニック変換器などを含み、受動素子は、例えばファイバ・カプラ、ファイバ減衰器、ファイバ・フィルター、ファイバ・アイソレータ、ファイバ偏波器、波長分割器、ファイバ・コネクタ、光スイッチ、ファイバ・コリメータ、ファイバ・サーキュレータ、ファイバ波長マルチプレクサ、ファイバ回折格子、ファイバ増幅器、ファイバ・ジャンパ及びリードなどを含む。
【0004】
光波とは多色信号であり、各色の光の光特性を利用してデータを伝送すると同時に、各種の光学格子、プリズム又はMach−Zehnder干渉計、ファブリーペロ干渉計のような干渉計の物理メカニズムを利用して光学的濾過し、ビーム分割しなければならない。図1は典型的な光学濾過装置の略図であり、同図に示すように、光学濾過装置1は、光学濾過素子モジュール2を備え、波長がλ1〜λnの光信号が入力され、光学濾過素子モジュール2を通過した後、特定波長λiを有する光信号が出力される。
【0005】
ファブリーペロ干渉計と同一の操作原理を有するファブリーペロ素子を図1に示す光学濾過装置1の光学濾過素子モジュール2とすると、光波がファブリーペロ素子を通過した後の波長分布はガウス分布になる傾向がある。然しながら、ガウス分布のバンドパス(band pass)効果が悪く、光ファイバ通信100GHz波長チャンネルの常用仕様を例にすると、そのストップバンド(stop band)は通常マイナス25dBに定義され、スタートバンド(start band)は通常マイナス3dBに定義されるので、光波がファブリーペロ素子を一回通過する場合、ファブリぺロ素子を通過した後の光波のストップバンドは大きすぎ、隣接のチャンネルの光信号の進入を招きやすく、チャンネル間の大きなクロストーク(crosstalk)を引き起こす。従って、図2に示すように、従来の光学フィルタ方法は、複数のファブリーペロ素子201を直列配置してなる光学濾過素子モジュール2を利用して各光チャンネルのストップバンドを減少させ、これによってチャンネル間のクロストークを減少させる。例えば、図3は二つのファブリーペロ素子を直列配置してなる光学濾過装置を通過した後の特定波長1550nmの光波のガウス分布図であり、横軸は光波の波長を示し、縦軸は光波のエネルギーを示し、マイナス符号は光波が通過した後のエネルギー減衰を示す。図3に示すように、一つ目のファブリーペロ素子(又は、シングルキャビティを言う)を通過した後のストップバンドは7.1nmであり、二つ目のファブリーペロ素子(又は、デュアルキャビティを言う)を通過した後のストップバンドは1.2nmである。この例から分かるように、光信号を複数のファブリーペロ素子に通過させることによって、ストップバンドを明らかに縮小することができ、光チャンネル間のクロストークを減少できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の光学濾過装置では、ファブリーペロ素子は、その二つの反射面の間の光学間隔による光学干渉の原理を利用してフィルタの中心波長を制御するため、図2に示される直列配置された各ファブリーペロ素子201の間隔が同一の中心波長(即ち、望ましい特定波長λi)に基づいて同一に調整される場合を除き、光情報の伝送は直列配置された各ファブリーペロ素子201の間隔の調整誤差によって影響される。ところが、光波長の最小単位がnmであるため、間隔を同一に調整するのは極めて困難である。
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、特定波長λiの光波を、同一のファブリーペロ素子に複数回通過させることにより、上述した従来のファブリーペロ光学濾過装置において間隔を同一に調整しにくい問題を解決する、ファブリーペロ光学濾過装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明は、特定波長λiの光波を同一のファブリーペロ素子に複数回通過させることにより、各光チャンネルのストップバンドを徐々に且つ有効に減少させて、光チャンネル間のクロストークを減少する、ファブリーペロ光学濾過装置を提供することをもう一つの目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わるファブリーペロ光学濾過装置は、光の通過に供し且つ前記光に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うファブリーペロ素子と、前記少なくとも二回の光学濾過処理において、前記ファブリーペロ素子を通過した後の光を前記ファブリーペロ素子に反射する複数の反射器と、を備える。さらに、前記ファブリーペロ光学濾過装置は、前記光を前記ファブリーペロ素子に導入する入力端子と、前記少なくとも二回の光学濾過処理を経た光を導出する出力端子と、を備える。
【0010】
本発明において、ファブリーペロ素子はファブリーペロ・エタロン(Fabry−Perot etalon)、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、又はファブリーペロ干渉計と同一の操作原理を応用したデバイスである。前記複数の反射器は反射鏡又は反射プリズムであり、前記ファブリーペロ素子の両側に配置され、これによりファブリーペロ素子は前記光に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行う。前記入力端子及び出力端子は、異なる端子若しくは同一端子でもよい。
【0011】
本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置は、選択的に波長がλ1〜λnの光信号における特定波長λiの光信号に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うためのファブリーペロ素子と、前記特定波長λiの光信号を前記ファブリーペロ素子に反射する反射プリズムと、を備える。さらに、本実施の形態のファブリーぺロ光学濾過装置は、前記波長がλ1〜λnの光信号を導入するための入力端子と、前記少なくとも二回の光学濾過処理を経た特定波長λiの光信号を導出するための出力端子を備える。
【0012】
本実施の形態によれば、ファブリーペロ素子はファブリーペロ・エタロン、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、又はファブリーペロ干渉計と同一の操作原理を応用したデバイスである。前記ファブリーペロ素子の両側に配置される前記反射プリズムは、前記ファブリーペロ素子は前記特定波長λiの光信号に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うよう、各種の反射鏡によって置換できる。前記入力端子と出力端子は異なる端子であり、前記入力端子は第一コリメータの一端と位置合わせされ、出力端子は第二コリメータの一端と位置合わせされる。
【0013】
本発明のもう一つの実施形態によるファブリーペロ光学濾過装置は、選択的に波長がλ1〜λnの光信号における特定波長λiの光信号に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うためのファブリーペロ素子と、前記特定波長λiの光信号を前記ファブリーペロ素子に反射する反射プリズムと、を備える。さらに、本実施の形態のファブリーぺロ光学濾過装置は、前記波長がλ1〜λnの光信号を導入し、かつ前記少なくとも二回の光学濾過処理を経た特定波長λiの光信号を導出するための入力/出力共用端子を備える。
【0014】
本実施の形態によれば、ファブリーペロ素子はファブリーペロ・エタロン、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、又はファブリーペロ干渉計と同一の操作原理を応用したデバイスである。前記ファブリーペロ素子の両側に配置される前記反射プリズムは、前記ファブリーペロ素子は前記特定波長λiの光信号に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うよう、各種の反射鏡によって置換できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
【0016】
図4は、本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。図4に示すように、本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1の光学濾過素子モジュール2は、少なくとも一つのファブリーペロ素子201とn個の反射器202(n>1)を有する。さらに、本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1は、入力端子203及び出力端子204を有し、それぞれ波長がλ1〜λnの入力光信号を導入するため、及び特定波長λiの出力光信号を導出するために用いられる。
【0017】
ファブリーペロ素子の光学濾過操作原理によると、波長がλ1〜λnの入力光がファブリーペロ素子に導入される際、ファブリーペロ素子内の二つの反射面の間隔を調整することにより特定波長λiの出力光が得られる。このため、本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1では、波長がλ1〜λnの入力光が入力端子203からファブリーペロ素子201に導入されると、ファブリーペロ素子201はその反射面の間隔に基づいて対応する特定波長λiの光を透過させ、その後、ファブリーペロ素子201の両側に配置されたn個の反射器202によってこの透過された特定波長λiの光は逐次そのファブリーペロ素子201に反射され、最後にファブリーペロ素子201を通過して出力端子204から導出される。反射器202の個数nは1以上であるため、出力された特定波長λiの光は、少なくとも2回同一のファブリーペロ素子201を通過するので、従来のファブリーペロ光学濾過装置における反射器の間隔を同一に調整する課題を解決すると共に、ストップバンド減少及びクロストーク減少との望ましい効果を達成することができる。
【0018】
上述のファブリーペロ素子201は従来の光学デバイスにおけるファブリーペロ・エタロン、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、或いはファブリーペロ干渉計と同じ操作原理を応用したデバイスである。また、上述の反射器は各種の反射プリズム、若しくは反射鏡である。なお、特定波長λiの光波は所定回数(2回以上)で同一のファブリーペロ素子201を通過するように、反射器の個数nを決める。
【0019】
図5は、本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。図5に示すように、本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1は、ファブリーペロ素子201と、反射プリズム202と、入力端子203と、出力端子204を備える。このうち、入力端子203と出力端子204は異なる端子であり、入力端子203はコリメータ205の一端と位置合わせされ、出力端子204はコリメータ206の一端と位置合わせされる。なお、コリメータ205とコリメータ206の他端はそれぞれ光送信器207と光受信器208とに接続される。
【0020】
本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1では、波長がλ1〜λnの光は光送信器207からコリメータ205に入力され、そして入力端子203を経てファブリーペロ素子201に導入され、ファブリーペロ素子201を通過してなる特定波長λiの光波は、反射プリズム202の反射によってファブリーペロ素子201に戻り、再びファブリーペロ素子201を通過して出力端子204から導出され、コリメータ206を介して光受信器208に出力される。このため、この特定波長λiの光波は同一のファブリーペロ素子201を二回通過するので、ストップバンドは減少され、光チャンネル間のクロストークは減少される。
【0021】
上述のファブリーペロ素子201は従来の光学デバイスにおけるファブリーペロ・エタロン、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、或いはファブリーペロ干渉計と同じ操作原理を応用したデバイスである。また、上述の反射プリズムは各種の反射鏡で置き換えることができる。なお、特定波長λiの光波は所定回数(2回以上)で同一のファブリーペロ素子201を通過するように、反射プリズムの個数nを決める。
【0022】
図6は、本発明の別の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。図6に示すように、本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1は、ファブリーペロ素子201と、反射プリズム202と、入力端子203とを備える。このうち、入力端子203は出力端子でもあり、即ち入力端子と出力端子は同一端子であり、入力端子203はコリメータ209の一端と位置合わせされ、コリメータ209の他端は光送信器207と光受信器208とに接続される。
【0023】
本実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1では、波長がλ1〜λnの入力光は光送信器207に生成されてコリメータ209に伝送され、再び入力端子203からファブリーペロ素子201に導入され、ファブリーペロ素子201を通過してなる特定波長λiの光波は反射プリズム202に反射されてファブリーペロ素子201に戻り、再びファブリーペロ素子201を通過してから出力端子203から導出され、さらにコリメータ209を介して光受信器208に伝送される。このため、この特定波長λiの光波は同一のファブリーペロ素子201を二回通過するので、ストップバンドは減少され、光チャンネル間のクロストークは減少される。
【0024】
本実施の形態において、光は光送信器207から発され、光受信器208に戻り、このうちコリメータ209を経由した入力光と出力光の角度差ψと、反射プリズム202の角度θは反射プリズム202の屈折率及び特定波長λiによって決定され、なお、角度ψとθはともに光学のスネルの法則と反射法則に従う。
【0025】
上述のファブリーペロ素子201は従来の光学デバイスにおけるファブリーペロ・エタロン、MEM技術によって作成された波長調整可能なファブリーペロ共振空胴、或いはファブリーペロ干渉計と同じ操作原理を応用したデバイスである。また、上述の反射プリズムは各種の反射鏡で置き換えることができる。なお、特定波長λiの光波は所定回数(2回以上)で同一のファブリーペロ素子201を通過するように、反射プリズムの個数nを決める。
【0026】
以上、本発明の実施の形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光学濾過装置を示す略図である。
【図2】n個のファブリーペロ素子を直列配置した光学濾過素子モジュールを示す略図である。
【図3】二つのファブリーペロ素子を直列配置した光学濾過装置を通過してなる特定波長1550nmの光波のガウス分布を示し、横軸は光波の波長、縦軸は光波のエネルギーを示し、マイナス符号は光波が通過した後のエネルギー減衰を示す。
【図4】本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。
【図5】本発明の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。
【図6】本発明の別の実施の形態に係わるファブリーペロ光学濾過装置1を示す略図である。
【符号の説明】
1 光学濾過装置
2 光学濾過素子モジュール
201 ファブリーペロ素子
202 反射器
203 入力端子
204 出力端子
205 コリメータ
206 コリメータ
207 光送信器
208 光受信器
209 コリメータ
Claims (8)
- ファブリーペロ光学濾過装置であって、
光を通過させ、さらに前記光に対して少なくとも二回の光学濾過処理を行うファブリーペロ素子と、
前記少なくとも二回の光学濾過処理において、前記ファブリーペロ素子を通過した後の光を再び前記ファブリーペロ素子に反射する、複数の反射器と、
を備えることを特徴とするファブリーペロ光学濾過装置。 - 前記光を前記ファブリーペロ光学濾過装置に導入する入力端子と、
前記少なくとも二回の光学濾過処理を経た光を導出する出力端子と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のファブリーペロ光学濾過装置。 - 前記ファブリーペロ素子がファブリーペロ・エタロンであることを特徴とする請求項1に記載のファブリーペロ光学濾過装置。
- 前記ファブリーペロ素子がMEM技術によって作成されたことを特徴とする請求項1に記載のファブリーペロ光学濾過装置。
- ファブリーペロ光学濾過装置であって、
選択的に波長がλ1〜λnの光信号である特定波長λiの光信号に対し複数回の光学濾過処理を行うファブリーペロ素子と、
前記複数回の光学濾過処理において、各反射器が前記特定波長λIの光学信号を前記ファブリーペロ素子に反射し返す複数の反射器と、
を備えることを特徴とするファブリーペロ光学濾過装置。 - 前記波長がλ1〜λnの光信号を導入する入力端子と、
前記複数回の光学濾過処理を経た後の前記特定波長λiの光信号を導出する出力端子と、
を備えることを特徴とする請求項5に記載のファブリーペロ光学濾過装置。 - 前記ファブリーペロデバイスがファブリーペロ・エタロンであることを特徴とする請求項5に記載のファブリーペロ光学濾過装置。
- 前記ファブリーペロデバイスがMEM技術によって作成されたことを特徴とする請求項5に記載のファブリーペロ光学濾過装置。
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